2007年12月31日

大事な友達のこと

今日は今年最後の日、この日を区切りにしなければと決めたので、大事な友達のことについて日記を書こうと思います。

去る10月12日、友達の漫画家・東城麻美さんがご逝去されました。

ご家族から知らせを受けたのは13日の朝。亡くなった日の前日まで、日に何度も携帯でメールを彼女と交わしていたので、突然のことに言葉を失いました。

ご葬儀はご親族のみで執り行われたのですが、生前彼女と親しくしていたことをご親族の方がご存知だったので、特別に友人という立場ではありましたがご親族のご配慮により参列することができました。

知らせを受けてからご葬儀の会場に着くまで…何度も、何度も泣いて…どれだけ泣いても涙は尽きず、会場で彼女の遺影を見た時にはこらえ切れず子供のように泣きじゃくっていました。

お歳を召された方の葬儀にしか参列したことのなかった私にとって、遺影の中にまだ若い、それも親しい友達の見慣れたいつもの笑顔があるという場面は、自分の中でありえないことで、今まで経験したこともないくらいの大きなショックを受けました。

東城さんとは、私が集英社・マーガレットで連載をしていた頃にアシスタントに入って頂いたのが知り合ったきっかけで、彼女が漫画家になって活躍するようになっても友達として親しくさせてもらっていました。

仕事や趣味のことをたくさん話せる友達です。彼女も私も漫画がすごく好きで、漫画の話をたくさんしてたし、きっと彼女自身もまだまだたくさん描きたい作品があったと思います。彼女の漫画が読めなくなってしまったのが本当に残念です。

東城麻美さんのご冥福をお祈り致します。

shokoconami at 10:53  この記事をクリップ!
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