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救急隊員への暴力行為が増加

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東京消防庁によりますと、救急隊員が通報を受けて駆けつけた現場で相手から暴力を受けるなどの被害は、ことしに入ってから49件に上っています。件数としてはこれまでで最も多く、5年前に比べるとほぼ倍に増えています。8月には、江戸川区の駅で酒に酔って転倒し、けがをした男を運ぼうとした救急隊員が男に顔を殴られてけがをしたほか、先月は新宿で病気の妻を希望する病院に搬送しないことに腹を立てた男が救急隊員の腹をけったうえ、救急車の窓ガラスを割ったとして逮捕されました。こうした行為は、けがや病気で救急搬送の対象となった本人が行うことが多く、半数以上は酒に酔ったケースだということです。東京消防庁は、救急隊員に強化プラスチック製の顔を覆うカバーが付いたヘルメットや、鉄板が入ったチョッキを配備するとともに、悪質なものについては刑事告訴するなどの対応をとっています。東京消防庁救急指導課の竹内栄一課長補佐は「世の中にたまっている不満がこうした形で出ているのかもしれない。暴力には屈しないという強い姿勢で臨みたい」と話しています。
もどる12月30日 17時16分
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