ゼロ


「なぜ中国全土を旅するのか?」と、中国もNHKも驚いたこの旅。その成功の可能性は、実は
極めて0(ゼロ)に近い。体力的に過酷すぎるし、番組制作からしても前例が全くない。
それでもこの旅の企画が通ってしまったことに、旅人である僕自身が驚いているほどだ。
一体なぜこの旅が現実のものになったのか。一体この旅は、何をもって成功とすべきなのか。
その答えは“神のみぞ知る”だけど、1つだけ成功のヒントがある。
それは10年前、僕が不思議な理由で知った、ある中国語。僕は夢の中で、
“Yi ge ren de xinsheng”
と聞いたのだった。後にそれは“一个人的新生”(一人の人間の新たなる人生)という意味だと
知ったが、旅の直前にもう1つ別の意味があることを知った。
それは、“一个人的心声”(一人の人間の心の声)というものだった。
“心声”に従う時、人は“新生”することができる.....それがこの旅に意味することとは、一体
何なのだろうか。
投稿者:関口知宏 | カテゴリ:関口知宏の絵日記 | 固定リンク
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ラサ


かつて命がけで海を渡った遣唐使たちが現代を知ったら、一体何と言うのだろうか。
「ナニ、遣唐使が空を!?唐の都まで数時間!?一般市民が行ける!?唐ばかりか、
世界中に行ける!?テレビでも見える!?そんなに進んだ時代なら、世界は既に平和
を実現し終えているのであろう。なぜなら役人や学者などの特別な人だけではなくて、
一般の人々が直接外国の一般の人々と触れ合えるのだから。」
これから世界の平和を実現しなくてはならないのは、僕たち一般人。
今その機会に恵まれたことと、この時代に生まれたことに感謝します。
投稿者:関口知宏 | カテゴリ:関口知宏の絵日記 | 固定リンク
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我第一次来中国!
桜が咲いた翌日、我々は中国へ飛んだ。
スタッフ、総勢13名。
荷物1.5トン。
中国から中継を出すための機材は最低限。
どうしても減らせない量でこれだけある。
関口さんも「おはようございます」
という前に「多いね~」と驚いていた。
さてさて。
飛行機はそれだけのヒトとモノを乗せて一路北京へ。
北京空港では、中国人スタッフが迎えに来てくれていた。
ニイハオニイハオ…穏やかな空気が流れる。
これから2か月半を共にする人たちである。
その中に通訳の陳さんもいた。
30とウン歳(正確に書くと怒られる…、
美人で、チャキチャキの上海っ子である。
空港からホテルに向かう途中。
「あれはなんて読むの?あの字は…?」
この旅の目標に留学を掲げている関口さん、
陳さんを質問攻め。
中国語にことのほか興味があるようで…。
そんな中で、最初に関口さんが覚えたのは
「我第一次来中国」(私は初めて中国に来ました)。
「ウォー、ディーイーツライ、チュングォ…」
その言葉を繰り返しつぶやきつつ、
外を見る関口さんの視線の先には、
自転車に乗る人々、鮮やかな看板、背の高いビル…
これからの長い長い「第一次」の中国で、
どんなことに出会うのか。
はじめまして、中国。
投稿者:ディレクター 河合 | カテゴリ:舞台裏よもやま話 | 固定リンク
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