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 いま、ゴルフのブリヂストンオープンが行われています。その思い出話を一つ。

 昭和58年10月でした。10月最後の日曜日、初めて親父とプロゴルフトーナメントの観戦に行ったのが、ブリヂストンオープンでした。婚約していた家内が前夜から泊まり込み、早朝からお弁当を作り、親父と家内と三人でトーナメント観戦です。

 親父はゴルフだけが趣味と言うような生活をしていましたが、足の動脈硬化で、間欠性跛行と言う症状( 足の痛み ) が出ていて、ゴルフは無理な状態でした。でも日常生活に不自由はなく現役で働いていました。

 親父にとっては初めてのプロゴルフ観戦であり、大変喜んでいました。長くは歩けないので、18番グリーン横にある観客席で観戦です。

 わたしは家内と一緒に、当時ファンだった、新井規矩雄プロに付いて歩きました。

 そして、18番に戻ると親父が待っていて、18番で行われた数々の名プレーを説明してくれたものでした。

 そんな親父を見ていて、初めて親孝行が出来たなと思いました。

 それから9日後、親父は急性心筋梗塞であっという間に死んでしまいました。

 あれから24年。家族を養うために必死に働きましたが、本当にあっという間のような気がします。

 ブリヂストンオープンという報道を見ると思い出す、親父との思い出です。
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» 我が父
我が父は、少年の頃は画家を目指していました。院展に入賞したこともありますが、その生活を心配した祖父が反対したそうです。「ちちばんど」の会社を定年退職したときには画材を贈るつもりでした。しかし、定年退職の前日に網膜剥離であることが判りました。画家を諦めてからは絵筆を持ったことはないのですが、定年退職後は絵を描くつもりでいたことは知っていましたので残念無念としか言いようがありません。
まったけ URL 2007/10/20(Sat)14:59:04 編集
» Re:我が父
 まったけさん、いつもコメントありがとうございます。
 
 お父上様がご健在とは羨ましいです。ぜひお父様の夢を少しでも叶えて差し上げてはいかがですか?何枚かの絵を描いていただきどこかで個展を開くのです。

 きっと喜んだいただけると思います。夢は目標にすることによって実現することが出来ます。目に無理が掛からない程度にやってみてはいかがですか?

   いわれひこ
2007/10/21 07:53
» こんにちは
親孝行できてよかったですね。
私も両親とはずっと離れて暮らしているので、親孝行らしい事は何もしていません。一年に1回だけでも孫の顔を見せたいと思っているのですが、直行便がなくなり、移動に丸一日かかるため、来年からは難しいかもしれません。
いわれひこさんのお父様、ご病気とはいえ早すぎる死でしたね。大黒柱として家族を守ってきたいわれひこさんのご苦労をお察しします。
白カニ URL 2007/10/20(Sat)16:21:21 編集
» Re:こんにちは
 白カニさん、いつもコメントありがとうございます。

 苦労なんてありません。子供が育ってくれること。家内が喜んでくれること。これが生きがいでしたから何の苦労も感じません。人に言えない苦労は自分の心の中にしまってあります。

 白カニさんも親御さんに会いに行けないのは辛いですね。でも電話するとかでみんなが元気で居ることを伝えてください。親は子供が孫が幸せなのが一番幸せなんです。

   いわれひこ
2007/10/21 07:57
» 良いお話ですね!
思い出とは嬉しかったこと、悲しかったこと、辛かったことが同時にこみ上げてきます。
 人はいつお別れになるか分かりません。
24年があっと言う間なんですね!6年前に大切な人を、2年前に母を亡くした私はまだまだ悔いが残っています。
拝見して、いつか良い思い出になるように努めていかなければと思いました。
ありがとうございました。
きのこ URL 2007/10/20(Sat)23:51:52 編集
» Re:良いお話ですね!
 きのこさん、いつもコメントありがとうございます。

 大切な方を亡くしてまだ時間が経っていないんですね。きのこさんの記事を読んでなんとなくわかりました。大切な人はいつも見守ってくれています。わたしも父親の思い出話をすると、お線香の匂いを感じることがあります。

 24年経ちましたが、思い出にはなり切っていません。まだこの記事を書くときには涙がこぼれます。思い出にはなり得ないのかもしれませんが、良い思い出だけになっていくことはあります。

 きのこさんが大切は人やお母様のことを想い出すだけで天国からすぐに身近に来てくれると思います。

 ですから一人になったらいつでも想い出し、人知れず涙をこぼしてください。それが故人のご供養になると思います。親を亡くした人は、だれもがそんな涙を流しています。恥ずかいことではありません。子供を亡くされた方も一緒です。忘れることは絶対に出来ませんから。想い出し、泣くことが供養と思えば毎日泣くことが出来ます。

   いわれひこ
2007/10/21 08:07
» 無題
ブログURLいれたら入れ方が違っているとでてしまいました

私の母は兄弟でお金を出し合って父と温泉旅行に行ってもらって半年後くらいに悪性腫瘍でなくなりました。
したいときには親はなし、よくいったものですね。
村長 2007/10/21(Sun)12:46:58 編集
» Re:無題
 村長さん、いつもコメントありがとうございます。

 それでも最後に親孝行が出来たのは良かったですね。親を亡くした悲しみは消えることは無いでしょう。でも良いことだけを思い出すようには変わってきます。

 親を亡くしてみてわかることがたくさんあるんですね。

   いわれひこ
2007/10/22 09:40
» 無題
いわれひこさん20代くらいの若い方だとおもってました。ビックリです。
村長 2007/10/21(Sun)12:48:31 編集
» Re:無題
 村長さん、いつもコメントありがとうございます。

 もうすぐ50才のおじさんです。親を早く亡くしたのは、親が年を取ってから産まれた子供だったからなんです。

 親は成人するまで生きられるかと思ったようですが、父親が亡くなったのが25の時ですから親の希望は叶ったんですね。

   いわれひこ
2007/10/22 09:43
» ステキな思い出ですね
家族を思う気持ち。素晴らしいプロ選手の戦い。とても素晴らしい経験をされていますね。
堀端 勤 2007/10/21(Sun)20:53:02 編集
» Re:ステキな思い出ですね
 堀端さん、いつもコメントありがとうございます。

 親を亡くすと、自分が大人に成らざるを得ないってことがあるんです。両親を亡くして一回り大人になりました。

 親孝行とは、自分が幸せになること。それを親に知らせること。親は子供が幸せならなんでもいいんです。子供が喜ぶ姿が一番なんです。

   いわれひこ
2007/10/22 09:48
» 無題
辛いながらも良い思い出をお作りになられました。
父が63歳、母が88歳でなくなりました。私の父は早い死に方でした。輸血が必要だと言う事で、男一人女3人の子供のなかで、私が一番血液を出しました。助かるかと期待しましたが、駄目でした。主冶医が残念がり、解剖させてほしいと言うのです。死因が判らないのでだそうです。結果は大動みゃくりゅう破裂でした。私はすでに父の年を越えました。
パソコンの漢字変換が機能しません、読みづらいですがお許し下さい。
仲村あきら 2007/10/24(Wed)14:35:39 編集
» Re:無題
 仲村さん、いつもコメントありがとうございます。

 身内を亡くされるのは本当に辛いですね。仲村さんは奥様を亡くされています。その悲しさはわたしはまだ未体験であり、想像できません。なんとお悔やみ申し上げて良いかもわかりません。本当に残念ですね。

 お父様の様子、やはり心残りがありますね。わたしも父親の事を思い出すと今でも涙が出ます。いきなり死なれたんでこころの準備が出来ないまま、今に至っています。母嫌は充分に看病したり病院に連れていったり出来たので、納得できました。

 突然死なれるのは、本当に辛かったです。

   いわれひこ
2007/10/25 08:49
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