2007年 12月 30日
男性がバスにひかれ死亡
岡山市のバスステーションで、50歳代の男性が路線バスにひかれ、死亡する事故がありました。事故があったのは、岡山市中山下の天満屋バスステーションです。午後1時50分ごろ、バス専用の道路を渡ろうとしていた岡山市下伊福西町の松重常郎さん(53)が路線バスにひかれました。この事故で松重さんは頭を強く打ち、病院に運ばれましたが間もなく死亡しました。バスには、乗員乗客合わせて約40人が乗っていましたが、けがをした人はいませんでした。警察では、バスの運転手から話を聞くなどして、事故の原因を調べています。

動物園でえとの引継ぎ式
今年も残りわずか。岡山市の動物園では毎年恒例のえとの引継ぎ式が行われました。引継ぎ式では、今年のえと、イノシシの仲間でミニブタのカスミちゃんとボタン君が登場。来年のえと、ネズミを代表して世界最大のネズミと言われるカピバラに、サツマイモや果物で「子年がんばれ」と書かれた委嘱状が贈られました。この後、好物のバナナを贈られ1年の労をねぎらわれたミニブタたちは、今年1年の締めくくりとして、お座りやお手など得意の芸を披露し、観客を沸かせていました。

帰省ラッシュ続く
お正月をふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュが続いています。JR岡山駅のホームでは列車が到着するたびに大きなバッグやお土産を持った家族連れなどが、改札や乗換えに足早に向かっていました。JRによりますと下り新幹線の自由席の乗車率は、午後2時50分・岡山着のひかり467号で160%となったのを最高に、100%を超える列車が相次いでいます。一方、在来線では、四国方面に向かう瀬戸大橋線の乗車率が、160%から60%となっています。JRでは、帰省ラッシュのピークは30日まで、Uターンのピークは来月3日と予想しています。

津山市の国道で横断中のお年寄りが死亡
29日夜、津山市で国道を歩いて渡っていたお年寄りが、軽乗用車にはねられ死亡する事故がありました。事故があったのは、津山市高尾の国道53号線です。29日午後8時ごろ、近くに住む藤原三男さん(84)が自宅前の道路を、歩いて渡っていたところ、横から来た軽乗用車にはねられました。この事故で、藤原さんは車のフロントガラスで頭を強く打つなどして、間もなく死亡しました。亡くなった藤原さんは、横断歩道がない所を歩いていて、軽乗用車を運転していた37歳の男性の話によりますと、助手席に乗っていた友人の声で人影に気付き、急ブレーキを掛けたものの、間に合わなかったということです。警察で、事故の原因を調べています。

庵治漁協年末得市
漁港に水揚げされたばかりの新鮮な魚を販売する年末市が、高松市庵治町で開かれました。この市は、年末のこの時期に毎年開かれているもので、今年で9回目になります。庵治漁港近くの会場には、大勢の客が訪れ、正月用のハマチなどを買い求めていました。新鮮な魚介類が、市価の2割から3割ほど安く販売され、午前8時の開始からわずか15分ほどで、鮮魚のいけすが、空になる人気ぶりでした。この他、庵治漁協女性部のメンバーによる天ぷらの実演販売や、海鮮汁の無料サービス、イイダコの釣り堀などもあり、子供たちが楽しむ姿も見られました。

正月前にデパート賑わう
新年を間近に控え、岡山市のデパートは、迎春準備の買い物客で賑わいました。岡山市の天満屋岡山店の食料品売り場では、威勢の良い声が飛び交う中、正月用品を買い求める客で、終日、にぎわいました。特に、海産物売り場が盛況で、雑煮やお節料理に使われるブリの切り身は、普段の5倍から6倍近く売れているということです。また、お節料理を彩るいくらや黒豆などの色鮮やかな食材も人気で、買い物客は、目当ての品を熱心に選んでいました。天満屋岡山店では、このにぎわいは、大晦日のあすも続くだろうと話しています。