教団本部が奈良県天理市に置かれている。その下に、大教会、分教会、布教所などという組織があり、階層を形成している。教会は信者からお供え(金)を集め、その一部を教会運営の他、自らの報酬として受取り、さらに上の教会へ上納するシステムになっている(全ての教会がこのシステムで動いているわけではない)。近年信者の数が減っているが、集めるお供えの金額は変わっていない。教会が信者に求めるお供えの金額は年ごとに高くなっている。信者の中には少ない年金やアルバイト代からお供えを捻出している。お供えの額は、教会によって様々である。多くは、志として金額は定められていない。月に数千円をお供えするのが相場である。しかし、教会によっては、教会長から月に10万円〜70万円要求されるところもある。
教会の中にも上下関係がある。大教会の下に、幾つかの教会が所属している。そして、さらにその教会に、幾つかの教会が所属している。このように布教所まで階層を形成している。上級教会の命令に、下級教会は逆らうことが出来ない。そして有力な大教会ごとに「系列」「系統」と呼ばれる派閥を形成している 教会の中にも上下関係がある。大教会の下に、幾つかの教会が所属している。そして、さらにその教会に、幾つかの教会が所属している。このように布教所まで階層を形成している。上級教会の命令に、下級教会は逆らうことが出来ない。そして有力な大教会ごとに「系列」「系統」と呼ばれる派閥を形成している。山名系・八島系?・赤峰系?・飾東系・愛町系?などがある。系列が違えば、教えがかなり異なる。悪質な系列もあれば正しく信仰している系列もある。系列同士は対立し、信者の奪い合いが起きている。
天理教本部だけでなく、歴史が長く有力な教会も独自に宗教法人格を持っている。宗教法人格のある教会では、法律に基づき会計報告を行っている。しかし、法人格を持たない教会では、お金の流れがどうなっているのか分からない。お供えとして教会に集められたお金が、教会長によって私的に流用されている。教会長が裕福な暮らしをしているのはこの為である。
組織の中の身分の上下関係は厳しい。下の身分のものは上の身分の言うことに従わなければならないし、逆らうことが出来ない。末端信者は、教会長の言うことに従わなければならない。上の人間を敬い従うことを天理教では「理を立てる」という。しかし、このようなことは、原典にはない。後から勝手に作られた教えなのである。
真柱など幹部が道を通られる時は、信者は道を空け最敬礼しなければならない。車椅子の人も、車椅子を畳まれて地面に座らされる。
また「理の親」制度があり、理の親のいうことは、本当の親よりも優先して、その言うことを聞かなくてはならない。本来「理の親」は親神のみである。しかし、現在の組織では、所属する教会長も「理の親」としている。そして所属する信者は教会長の言うことに従わなければならない。これを濫用して、教会長は信者にお供えをたくさんしなさいと言う。そして信者はそのいうとおりに盲目的にお金を納めている。
教会本部では、真柱や幹部が通る時は、信者など下の身分のものは、彼等が通り過ぎるまで最敬礼をしなければならない。車椅子の老人も、幹部お付きの者が車椅子を畳んで、最敬礼させるほどである。天理教が封建社会だといわれるゆえんである。
ちなみに本来の天理教の教えは、「世界一れつみな兄弟」といって立場は違っても身分の上下はないというものである。指導者は信者と同じ目線に立って教えを説くというものだ。如何に今の天理教が本来の教えと逆のことをやっているかが分かる。
天理教組織は縦割り社会である。所属する上級教会ごとに教えやしきたりが異なる。これを「系統」または「系列」と呼んでいる。天理教内には幾つかの系統・系列が存在する。系統には、山名系・八島系?・愛町系?・飾東系・赤峰系?などがある。大教会の名前を付することが多いようだ。お供えは基本的には本人の志でいいのだが、ある系列では、教会長がその額を指定してくる。ひどい教会だと、月10万円以上要求される系列もあるくらいだ。
このような、金権・腐敗体質の天理教団に嫌気をさして、天理教をやめる人が増えている。また教祖の教えに沿った宗教活動を行おうと、本部から離脱した教会もいくつかある。離脱した教会は天理教と名乗って活動。しかし本部側は「天理教」の名称は天理教団の商標であるから使用差し止めの民事裁判をおこしたが、敗訴した。つまり、教祖の教えに沿った天理教の信仰をする組織は「天理教」の名称を使ってもよいと認められたことになる。
昨今の信者減少に伴い、教会を維持することが出来なくなりつつある。事情教会が増えてきた。
天理教本部の会計報告は毎年なされている。しかし各教会の会計報告はなされておらず不透明である。いくら信者からお供えを集め、いくら自らの収入とし、いくら教会の運営に使い、いくら上級教会に上納したのか把握することが出来ない。つまり信者から集めたお供えが何に使われているのか分からない。私的に流用されている可能性がある。教会長が高級車に乗り、大きな邸宅を持ち、贅沢三昧なのはこれによるものと推測できる。
最近、真柱が信者がほとんどいなくて、教会の実体を伴わない、事情教会の大幅な削減を打ち出した。これに反応したのが上級の教会長。教会に属している教会数で、今の教会のステイタスが決まっているので、事情教会が削除されるとそれに満たなくなり格下げされるからだ。事情教会を解消するために、配下の信者に無理矢理事情教会の会長にさせたり、新規信者を獲得させたりと躍起になっている。
様々な被害を信者及び一般市民に及ぼしている今の組織はカルトの定義に当てはまる。但し、天理教の元来の教えはカルトではない。腐敗しているのは天理教の教えを無視している組織と幹部・信者なのである。
信者が去るのを食い止めようと教会長達は「天理教をやめたら死ぬ」と信者に脅しをかけている。しかし、それを乗り越えて元信者は天理教組織から解放され、幸せに暮らしているものが多い。また、教会から離れても天理教を信仰している人もいる。
天理教組織の腐敗体質に疑問を持ち、何とかしなければ天理教がなくなってしまうという危機感を持っている信者は少なくない。しかし、天理教本部が言論統制をしている。そのため、公に組織の改革を訴えることが出来ない。もしそのようなことをすれば、「理の親」である教会長から弾圧を受け、家族・親戚にも迷惑がかかってしまう。組織はこのような状態なので自浄能力がない。
今の天理教組織は、天理教の教えとは逆のことを行っている。
教えに背き、金儲けに奔走している。それが天理教衰退の原因とも知らずに。
系列?・系統?
戦前、天理教の主要勢力となった系統。天皇崇拝・戦争賛成を推し進め、政府からの弾圧から天理教を守った。しかし、これは天理教の「陽気暮らし」(世界平和)の教えに背く行為である。当時は90%の支持を得た。
但し現在の山名大教会?とは直接関係ない。
中央集権型組織。初代会長紺谷久平?。「播州一円に神名?を流します」を目標に布教活動を行う。兵庫県・大阪府・岡山県の90%の天理教教会を支配。
愛町系?
初代会長?関根豊松。愛町分教会?と、分教会であるが、上級の教会より所属信者数が多い有力教会。鼓笛隊などに熱心に取り組んでいる。関根豊松氏は「初代会長様は神様である」といわれるくらいあがめられていた。しかし、原理主義者からは、「原典・教祖の教えにないことを説いている」と批判されている。
天理教でよく使われる概念として、「因縁」というものがある。意味は言葉どおりである。悪い「因縁」を良い「因縁」に変えることが、信者の目標である。「因縁」は生きている間にも増える。これを「埃がつもる?」という。一方で生まれつき悪い「因縁」を持っている人もいるらしい。しかし、その根拠は謎である。宗教法人天理教?では、悪い「因縁」を良い「因縁」に変えるために、天理教にひのきしんし、お供えをたくさんして欲を落とす。
障害者を、前世に身体に無理をしたり、悪いことをして、悪い「因縁」を抱えて、現世で障害者として生まれてきたのだと主張している(但し、中山みき自身が障害者であったことに留意すること。単純な障害者差別とは言えない)。
天理教では、「おさづけ」を取り次いでもらうことによって何でも病気が治るらしい。しかし、天理教だけで癌が治ると信じて、病院に行かなかったところ癌が進行して、再び病院に行った時には手遅れになったなどの被害が多い。その宗教行為自体にはどこの宗教でもあるようなものなので、問題はない。だが、天理教だけで治ると言うことを信じさせられ、病院に行かないことが間違っている。これはとても危険なことである。
もし、「おさづけ」だけで病気が治るのなら、病院や医者は必要ない。しかし、その天理教が天理よろず病院・憩の家という正規の医療機関を持っている。矛盾しているのである。
これは今の天理教の考え方が間違っている。天理教本来の教えは医者の手に余った時は「おさづけ」に頼るというものである。本来の教えを守らない信者が増えたせいで、被害を受ける人がでてしまったのだ。「おさづけ」を取り次げばお金になることもあるのだろう。
この宗教行為は、天理教が「教祖」としている中山みきが、病気を治す力を持っていたことに由来する。中山みきは自身が認めた何人かに、その力を分けていたと言われている。つまりその人達に「おさづけ」していたのである。
しかし、今の幹部や教会長にその力はない。
■にをいがけ?(布教活動)
効率よく信者を集めるため、占い師に化け、悪い運勢をよくするために依頼者を天理教に入信させるという手法を用いている系統?がある。主に九州地方でよく見られる。
怪我や病気。
天理教にはまっている信者は独善的な気質のある人が多い。自分の考えが全て正しいと思いこみ、それを他人にまで押しつける傾向にある。しかも、それは執拗に行われる。非常に粘着質の性格。
話のすり替えがかなり上手い。話をしていて都合が悪くなった時、話をすり替えて、あなたに悪いところがあるのではと思い込ませるのが得意。相手も、そうだと思ってしまう。いつの間にか信者のペースに乗せられてしまう。その技量は誰か話術の指南をしているのではと疑うほどである。信者は口が上手い人が多いので、気をつけることをお勧めする。
幹部や教会長や住み込みを中心に非常に柄の悪い人が多い。
親戚・友人・隣人などに「にをいがけ」と称して天理教を執拗に勧誘してくる。
トイレに行ったら病気になるなど、理解できないことを命令してくる。理由を聞くと、彼等曰く、成人病(生活習慣病)になるからだそうだ。このような医学的根拠のないことを行ってくるので注意。信者は、病院に行かずとも天理教で病気が治ると信じている。しかし、癌などでも病院に行かず、悪化して、再度病院に行った時には手遅れだったという場合があったほどだ。本来の天理教の教えでは、医者の手に余った時は、天理教に助けて貰うというものである。間違った教えを信じているのだ。
偽善者が多い。人助けと困っている人に近寄るが、その目的は、天理教への勧誘とその人の財産なのである。騙されてはいけない。
とにかく天理教に関わらないこと。いくら友人や親戚でも関わってはいけません。彼等は善人を装って、カモに近づいてきます。特に悩みを抱えている人、病気の人、精神的に弱っている人が狙われます。一度近づけば、あらゆる手段を使って、天理教に入信させようとします。その勧誘は極めて執拗。いくら断っても諦めようとはしないのが天理教信者の特徴。全ての天理教信者が悪いわけではないが、その区別は外見だけでは見分けがつかない。ですから、天理教被害に遭わないためには、関わらないことが唯一の手段。
決して、軽い気持ちで、信者に誘われて行事や修養科に参加してはいけません。
勧誘はあなたを救うことではなく、あなたの財産や給与なのである。彼等は、教会に課せられたお供え金のノルマを達成するために、あなたを狙っている。修養科参加人数、新規獲得信者のノルマを達成するために、あなたを狙っている。
ご飯と漬け物だけの質素な食事を提供する。しかも大勢の人が待っているためすぐに食べなければいけない。
- 修養科
- 詰所,親里やかた?,天理よろず相談所?,天理図書館
- 親里?,甘露台?
- 直属?,部属?
- 豊田山
- 天理時報
- 道専務?
- 教人?
- たんのう?,堪能?
- 事情働き?
- 心定め?
- 出直し?
- 道一条?
- 地場の理?
- おさづけの理?
- いんねん切り?
- 千筋?
- 思案?
- ほこり?
- お諭し?,神の道教せ?,神の急き込み?
- おつとめ?
- 青年つとめ?
- おたすけ?
- おてふり?
- なりもの?,男鳴り物?,拍子木?,女鳴り物?,琴,地方?,立ちづとめ?
- 少年会?,学生会,青年会?,女子青年会?,婦人会,育成会?
- 天理教平和の会?
- 関根豊松
- 愛町?,玉島?,愛実町?,飾東?
- 高山
- ひな形?
- 前期課程?,後期課程?,後継者講習,専修科?,第二専修科?
- 理立て
- 境内掛?
- 事情
- 身上
- 教区?
- 鳥取教区学生会 天理教の異端組織
- 分講社
- 道具衆?
- お道?
- 部員
- 本部員?
- 局員? 天理教本部勤務
- 大講社?
- 月次祭
- 普請?
- 天理王命,神名?
- 初代様?
- 立教
- ひな型?
- しゅうり肥え?,修理肥え?
- こどもおぢばがえり
- お泊まり会
- 分派 ほんみちほんぶしん
- 天理教学研究?
- 名古屋製酪
天理教へ入信される方へ
ここにあげたように、天理教組織は腐っています。しかし、中には天理教の教えを忠実に守り、信仰している教会もあります。そのような教会であれば、高額なお供えを求められることはありません。自らの志をお供えすればいいのです。ここにあげた様々な被害に遭うこともありません。もし、入信されるならば、このような正しい教会に所属されることをお勧めします。天理教の教えそのものは素晴らしいものです。入信を希望される方も、正しい天理教を信仰して欲しいです。これが被害者の私の思いです。
決して、悪質な教会の誘いには乗らないこと。だまされないこと。そして、洗脳されれば、今度はあなたが、加害者になります。
参考
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-04-09/2007040914_01_0.html