11月の日記
11月30日(金) |
雨が降るかと思ってたら、曇っているだけで終わる。論語で止まってしまったので、もう少し軽い読み物をと思い、古本屋で『幼学綱要』を注文。家に戻ってきて日本酒を飲む。 |
11月29日(木) |
『論語』がちっとも面白くなくて、なかなか読み進まない。 |
11月28日(水) |
犬がちっとも懐かず、いまだに人の顔を見ると吠えまくっている。先日には、ひとの部屋の前のドアにマーキングしようとおしっこをしたので、念入りにその場所に塗香を撒いておいたら流石にしなくなった。とにかく、ひとの顔を見ると毛を逆立てて嫌がる。餌も与えているし撫でてもいるのに、何故懐かないのだろうか。 |
11月27日(火) |
災難そのA・駅から家までの帰り道、自転車を無灯火のまま走っていたら、道の窪んだところに自転車の前輪が嵌り、自分でも何が起きたか分からないまま、そのまま大回転。キャット空中三回転という訳にはいかず、手を少しすりむいてしまった。多少打撲。自転車は無傷であったが、前輪が少しキシキシ言うようになった。まだ買って間もないというのに。夜道はライトをつけて走らないと危ないぞなもし(←ニャンコ先生)。 |
11月26日(月) |
災難その@・夕食後に足の爪を切っていたら、左足の薬指の爪を切り過ぎてしまい出血。絆創膏で保護することに。夜に爪を切ってはいけない。 |
11月25日(日) |
起きたら10時。喫茶店に行ってから、電車乗って春日井へ。更に普通電車に乗り換えて、JR中央線の定光寺駅へ。そこからは歩いて、2人で紅葉狩りへ定光寺まで行く。健康遊歩道という整備された山道を1キロほど登ったが、意外と起伏が激しく汗をかいてしまった。途中には沢があったり、やはり紅葉があったり。寺の近くの食堂で遅めの昼飯を食べて、石段を登って本堂まで。途中よりも、登りつめた本堂近辺に楓の木が多く、そこが1番の紅葉を見るポイントであった。徳川義直公の廟まで上がってから、またてくてく歩いて駅まで戻る。途中の茶店で味噌田楽を食べる。電車に乗ってすぐくらいに六番が寝てしまい、降りる駅のひとつ前くらいに起こす。家に帰って干し柿を食べる。 |
11月24日(土) |
起きてから喫茶店に行き、そこで六番と分かれて、大衆演劇を見に行く為に大曽根に移動。鈴蘭南座で紅大介の公演。第一部はミニ・ショーで、第二部のお芝居のお外題は、『瞼の母〜番場の忠太郎〜』。第三部は歌と踊りのグランド・ショーで、あきらさんが2曲歌って、大介も最後のチア・ガール・ショーまで熱演。終わって、きしめんを食べに行く。それから18時から20時まで坐禅。22時頃に六番邸に戻り、ビールを飲んでから寝る。 |
11月23日(金) |
仕事が終わってから六番邸に行き、すき焼きを食べて日本酒を飲みながら、『化粧台の美女』を見る。六番邸泊。 |
11月22日(木) |
寒さに耐えきれなくなって、ストーブを使い始める。 |
11月21日(水) |
『論語』の頭休めへと、『仏音』(広瀬広居著・朝日文庫)を読む。が、これも厳しい。だけども読んでいて、「よく寺にいってみてごらんなさい。いや自分の家の仏壇でもええ。みんな花の尻を仏さんに向けとるでしょう。こりゃどういうわけや。どうしてこんな間違いをおかすのか。花を見て笑えるのは人間である自分だからだ。仏さまは花みやせん。花の尻みても花の美が分かるのが仏さま。だから尻むけてよい。花は人間の方へ向ける。きれいだなあ。喜ぶ、その心を仏さまに捧げとるんだ。花を、ではない。花をみて笑う心を仏さまに差し上げとるのです」(山田無文)など、今まで分からなかったものなどが、ハッと分かったりする。 |
11月20日(火) |
『大学を読む』を読み終わる。明日からは『論語』。読むだけで疲れる。四書読破の道は遠い。でも、読むだけでは駄目だ。当たり前のことをする事。当たり前だと分かっていながら、実行すること。それが難しい。 |
11月19日(月) |
お昼を食べているときに、近くの席に子供が2人座っていて、「口を横に引っ張って、学級文庫って言ってみ」とか、くどいくらいに同じ話でケラケラ笑っていた。うるさいのもアレだったが、こういうネタは滅びることが無いものだなぁと思った。シュークリームを餌にして、甥に自転車を組み立てて貰う。 |
11月18日(日) |
朝8時に起きる。名古屋へ出て、10時から2時間お茶の稽古。お免状の申請料とか年会費とかを納める。来年正月の初釜の話など。終わって栄の地下街で散らし寿司を食べる。13時から鈴蘭南座で大衆演劇。紅大介の公演。お芝居のお外題は、『沓掛半次郎』。大介のお父さんのアキラさんの年季の入った演技が上手い。子役の、「オジちゃんが死んじゃったら、オイラひとりぼっちになっちゃうよぅ!」という台詞が泣かせる。情愛がよく出ていた。大介も「第2部の歌と踊りのショー」では、太鼓を叩いたり女形も見せたり大活躍であった。家に戻ると、注文していた自転車が届いていた。 |
11月17日(土) |
休日出勤。昼過ぎまで仕事をして、15時から名古屋へ。18時から20時まで坐禅。禅堂の入り口も窓も全開で、座っていて足の先からジンジン冷たくなってくる。終わってから忘年会の話。家に戻って、日本酒を飲む。 |
11月16日(金) |
急に寒くなる。夕食は鮭のちゃんちゃん焼き。犬がまた吠えている。 |
11月15日(木) |
干し柿が少し小さくなってきたような気がする。今のところカビの心配は無し。だが、ストーブをつけると部屋が乾燥するし、それだと朝起きて喉が痛くなるから、ストーブの上に鍋を乗せて湿度を上げたいのだけれども、柿にカビが出るかもしれないし、ストーブが使えない。糠床は強めに塩をして、冷蔵庫に収納。これで来年の春までは大丈夫な筈。 |
11月14日(水) |
自転車をネットで注文。『大学を読む』の続き。 |
11月13日(火) |
干し柿にあまり変化無し。夕食は納豆入りオムレツ。 |
11月12日(月) |
姉と甥が連れてきた犬が、暫くの間は毎晩吠えていたが、ここ最近は環境に慣れたせいか、だいぶ大人しくなってきた。 |
11月11日(日) |
注文していた蜂屋柿(渋柿)が届いた(16個)ので、さっそく甥にも手伝わせて皮をむき、干し柿になるように軒下に吊るす。風通しが良くてカビさえ生えなければ大丈夫らしい。『大学』を一応読み終わるが、訳が古過ぎて訳の意味が掴めない部分も有り、更に現代語で理解する為に結局、『大学を読む』(守屋洋著・致知出版社)を購入。値段につられずに、こっちを先に買っておけば良かった。二度手間と損。 |
11月10日(土) |
10時ごろ起きる。喫茶店でお昼を食べて、六番は仕事に。自分は徳川美術館へ。夕方から坐禅2時間。家に帰って、『大学』の続きを読む。 |
11月9日(金) |
六番邸にて、2人で夕食を食べる。日本酒を飲みながら、『天国と地獄の美女』を見る。パノラマ島が秘法館並みに安い。だが、その安さがとてもいい。これでもか!と出てくるオッパイ。微妙に動いている彫像役の女性達。突っ込み所満載である。二段落ちというか、最後の人間花火まできちんと映像化されていて、満腹。 |
11月8日(木) |
『大学』(宇野哲人訳・講談社学術文庫)を読み始める。貰い物の柿を食べる。 |
11月7日(水) |
報恩大接心最終日。とりあえず無事に終わる。が、足が怒れてくるくらい痛い。終わってからも股関節に違和感を感じるくらい痛い。40歳の誕生日。 |
11月6日(火) |
接心。終わってから雨が降る。 |
11月5日(月) |
接心。今日も3時間坐禅。帰宅してビール。 |
11月4日(日) |
起きたら時間ギリギリだったので、慌てて10時からのお茶の稽古に飛び込む。お免状等についての話。終わって名古屋城に行き、菊人形の展示と名古屋市民茶会に参加。今年の菊人形のテーマは「春姫と義直公」だったけれど、ここ最近はこのテーマばかりのような。茶会は表千家の野点を拝服。二の丸庭園に櫓が組まれていて、大勢の人たちがずっと盆踊りを踊っていた。菊花展も見る。夕方から接心。終わって帰宅。『アウトドア般若心経』(みうらじゅん著・幻冬舎刊)を読む。ビールを飲む。 |
11月3日(土) |
明治節。庭の手入れ。頼んでおいた業者が玉砂利をトラックで運んで来たけれど、立米数をこちらが間違えていたせいか、庭に広げてみると少し足りない。本当はもう1立米くらい必要だったかも。嵯峨菊が少し咲き始める。近所の人が茄子を沢山持ってきたので、甥に麻婆茄子を作って食べさせる。夕方から名古屋に出て、接心。坐禅3時間。終わって六番と合流して、誕生日のお祝いをして貰う。「鏡地獄の美女」を見る。香港ロケまでやっておきながら、物凄く安い。見ていて安い。明智先生のスーツが相変わらず凄い事になっているが、当時のダンディってのは、きっとあんな感じだったのだろう。六番と2人でケーキを食べたりシャンパンを飲んだり、プレゼントを貰ったり。六番邸泊。 |
11月2日(金) |
仮設トイレも撤去され、やっと家のトイレが使えるようになった。今度の便器は、入り口のドアを開けると自動的に蓋が開くしくみになっているけれど、それは必要なものなのだろうか。夜には名古屋へ行って接心。味噌が着物に飛ぶといけないので、絹物の着物から木綿の着物に替える。袴も絹物から化繊の物。坐禅がやはりつらい。柿を食べる。 |
11月1日(木) |
トイレの床にタイルが貼られて、壁も内装が貼られた。明日にはトイレが使えるようになる予定。仕事が終わってから名古屋へ行き、報恩大接心。今まで30分座っていたものが45分に延長になって、4柱×45分で、合計3時間坐禅をすることになる。油汗が出るくらい膝と股関節が痛い。茶礼のうどんが、冷たいうどんから温かい味噌煮込みうどんに変わる。 |