5月の日記
5月31日(木) |
蚕・24日目。梅酒の瓶を見てみたら、浮きも沈みもしないで中間でふわふわしている梅の実があって面白く、暫く部屋に持っていって見とれる。 |
5月30日(水) |
蚕・23日目。スーパーで海老を買ったらまだ生きていて、家でラップを剥がしたらビョンビョン飛び跳ねだして焦る。唐揚げにしようにも飛び跳ねるのが恐ろしくて、結局フライパンで炒めることに。やはり入れた瞬間は跳ね上がっていたが、やがて大人しくなって安心。地場の魚を買うのは新鮮で良い物が手に入るけれど、こういうことがある。 |
5月29日(火) |
蚕・22日目。『昭和史発掘2』(松本清張著・文春文庫)を読み始める。18年後には日本の人口は減少へ向かうらしい。こういう記事を見ると、「もう一口くらい個人年金を掛けておいた方が安心だろうか」と気になる。執着は良くないとは分かっていても長生きしたいものだし、「死ぬ時節には、死ぬがよく候」と良寛禅師のようにいかないのが難しい。 |
5月28日(月) |
蚕・21日目。注文していた沢田聖子のCDが届く。良寛禅師について調べていたら「白雪こう」という菓子を見つけたので、早速取り寄せてみる事にする。製造法などを見てみても、ちょっとこれは食感が思い浮かばない。良寛禅師のように老いたいものだ。 |
5月27日(日) |
蚕・20日目。お昼くらいに起きる。午後はお茶の予習復習。夕方から名古屋に出て、「見海堂俊&座・笑泰夢」の公演を見る為に鈴蘭南座へ。今日のお外題は、「いじわる婆さん・パート2」。お婆さんの扮装で飛び蹴りをする座長の演技が面白かった。踊りのショーでは、都あさと君の踊りが気合が入っていて良かった。最後はお客さんを舞台に上げて福引とか、最後まで盛り上げる工夫が、この劇団の魅力だ。 |
5月26日(土) |
蚕・19日目。朝起きて喫茶店に行き、珈琲とモーニング。午前中から昼過ぎにかけて図書館へ行き、読書。夕食は蕎麦。家に戻って、借りてきた本を読みながら飲酒。気がついたら寝ていた。 |
5月25日(金) |
蚕・18日目。名古屋に出張。夕方5時過ぎに終わる。すぐに戻っても夕方の渋滞に巻き込まれる事だし、車でそのまま大曽根に向かい、鈴蘭南座で大衆演劇を見る。今日のお外題は、『望郷浪花節』。座長演じる意地悪な兄は、最初笑わせてくれて後半泣かせてくれた。見る方も笑ったり泣いたり大忙し。満足満足。踊りのショーでは、見海堂獅子(レオ)君の踊りと副座長の踊りが良かった。最後は全員で「なかよし音頭」。座長も女形姿のまま踊りの輪に加わって豪華。蚕の餌の取替えもある事だし、家に戻る。さすがに名古屋高速もガラガラ。 |
5月24日(木) |
蚕・17日目。梅酒の仕込が終わったあと、ホワイトリカーについて調べてみたら少し怖くなったので、泡盛を買ってきて再度仕込み直し。 |
5月23日(水) |
蚕・16日目。仕事帰りにジムでトレーニング。家に戻ってから、梅酒の仕込み作業。 |
5月22日(火) |
蚕・15日目。スーパーに青梅が並び始めた。今年は梅ジュースは作らないつもりでいたが、ついふらふらと2キロ購入。梅ジュースを作る代わりに、梅酒を作る事にする。水を張った桶に梅の実を入れてアク抜き。そのまま作業は明日に持ち越し。 |
5月21日(月) |
蚕・14日目。『昭和史発掘1』(松本清張著・文春文庫)を読み始める。 |
5月20日(日) |
蚕・13日目。朝8時に起きる。珈琲を飲みに行って、それから名古屋へ。カルチャー教室の手続きをして、12時半からの教室だと思ってたら、先生から受付に「10時からの教室ですよ」と伝言が有り、慌てて茶室へ。早速お菓子の頂き方と袱紗さばきを教わる。少し割り稽古をやって終了。面白かった。予定が前倒しになってしまったので、鈴蘭南座で大衆演劇を見る。見海堂駿の公演。お芝居のお外題は『仇討ち桜音頭』。ショーではあっぱれ真之介君の踊りが良かった。人気のある劇団だから大入り満員で、おでんを食べようと思ったら既に売り切れ。やたらとトイレが近いオバサンたちが途中で何度も席を立ったり座り直したりするのも、ちょっと難有りだった。夜の部の方がじっくり見れるし、いいかもしれない。終わって家に戻り、蕎麦を食べに行く。帰ってきて袱紗さばきの練習。 |
5月19日(土) |
蚕・12日目。喫茶店でお茶。それから市立図書館へ行って午前中を過ごす。お昼を食べてから家に戻り、蚕を見ながらごろんごろんとしていたら、気が付けば夕方。ホットケーキを作って食べる。 |
5月18日(金) |
蚕・11日目。仕事帰りにジムでトレーニング。家に戻って、餌を食べている蚕を眺めていたら、時間がどんどん過ぎて23時。まだ夕食も食べていないのに。見ていて全然飽きない。 |
5月17日(木) |
蚕・10日目。家に帰ってきてから飲酒の結果、21時くらいに寝てしまい、今日は蚕の写真も撮れず。 |
5月16日(水) |
蚕・9日目。『西遊記』を読み終わる。沢田聖子を聞きながら何気なしにネットで調べていたら、新しいアルバムが出ているではないか。迂闊。 |
5月15日(火) |
蚕・8日目。午後から代休を貰って休み。これは黄金週間に仕事をした分。結局は半休ということでごまかされたような気もする。ジムでトレーニング。今日は殆ど人がいなくて、ゆっくりやることが出来た。家に帰る前に喫茶店で珈琲を飲む。茶扇子等の最初に必要なものは、当日までに先生が揃えておいてくれるとの事。 |
5月14日(月) |
蚕・7日目。名古屋のカルチャー教室で今週末よりお茶を習うので、先生から今日その入会の資料が届く。 |
5月13日(日) |
蚕・6日目。午前中は知立の八橋まで出掛けて、カキツバタを見る。向こうで食事。家に戻ってから近所の喫茶店に行って珈琲。再び家に戻って、新茶を飲みながら、『西遊記』(平岩弓枝訳・毎日新聞社刊)を読み始める。挿絵が素晴らしい。悟空の健気さといい、読んで優しい気持ちになれる物語。人参果の話が好き。これは食べてみたくなる空想の食べ物だ。 |
5月12日(土) |
蚕・5日目。夕方まで寝続ける。『よくわかる茶道の歴史』(淡交社刊)を購入。本を読んで寝て終わった1日。 |
5月11日(金) |
蚕・4日目。上林春松から新茶が届く。風が強くて寒かった。 |
5月10日(木) |
蚕・3日目。一気に気温が下がる。鮒鮨について得た情報・臭いものよりも、あまり臭くないものの方が美味しいらしい。これは滋賀県在住の人に聞いた話だから間違いあるまい。やはり地元の人が一番良く知っている。来年の為に記しておく。 |
5月9日(水) |
蚕・2日目。 仕事での移動中に東名高速道路のサービスエリアで休んでいて、通りすがりに、ベンチに3人で座っていた老人たちが鳩にパン屑を与えながら、「鳩は良い人と悪い人と見抜く目を持っていて、悪い人には決して近づかない」と話し合っていたのが聞こえた。 |
5月8日(火) |
蚕の孵化後1日目。もう夏が来たかのように暑い。営業者のエアコンが効かず、汗だくになって仕事。家の周りの田んぼにも水が入り、田植えもされている。夜になってやっと涼しくなる。 |
5月7日(月) |
蚕の孵化が始まる。人工飼料を冷蔵庫から出して、1センチくらいの厚さに切って、飼育箱の中に入れておく。なかなか食いついていかないところをみると、常温になるまでは冷たくて食べないようだ。今度から与える前に、常温で暫く置いておかないといけない。「掃立(はきたて)」と言って、習字用の細筆で孵化したばかりの幼虫を餌の上に移動させるが、まだ孵化していない卵もあるし、確実に空になった卵以外は、結局餌の上に乗せておいた。完全に全部孵化してから掃除し直せばいいだろう。 |
5月6日(日) |
蚕が孵化しないので心配になり、もしかしてシーモンキーなみに騙されているのではないかとSNSで相談したところ、気温が低いと予定日に孵化しないとの回答を頂く。それでも黒ゴマのようなものだったのが、段々と灰色になってきたので、進んでいるのであろう。消毒用アルコールやルーペなど買いに行ったり、知立の八橋にカキツバタを見に行こうと思っていたが、一日中雨が降っていて、煙草を買いに行く以外に家から出ずに終わってしまった。部屋の温度を上げる為にストーブを出してきてつけてみたが、暑くて服が着ていられない。彦根で買ってきた鮎の缶詰を食べる。 |
5月5日(土) |
六番に起こされて、喫茶店で珈琲を飲んでランチを食べて、電車に乗って家に戻る。菖蒲湯に入り、柏餅と粽を食べる。100万ヒットを迎える。蚕の卵に変化無し。上林春松に新茶を注文。 |
5月4日(金) |
仕事が終わってから名古屋に出て、名古屋駅前の鰯専門料理屋で知人と打ち合わせ。それから居酒屋にも出掛ける。遅い時間になってしまい、六番に迎えに来て貰って、六番邸で寝る。 |
5月3日(木) |
孵化予定日は5日だし、蚕の卵にはまだ何の変化も無し。 |
5月2日(水) |
仕事が終わってから、ジムでトレーニング。家に帰ってからも腹筋をやる。『新釈・走れメロス』(森見登美彦著・祥伝社刊)を読み終わる。そのなかでも表題作の「走れメロス」は絶品。またもや詭弁論部員たちの活躍が読めるとは。部屋においておいたバナナが数本なくなっているが、老人が勝手に食べたのであろう。 |
5月1日(火) |
ふと気が付いてみれば、今の高校生とかは通学鞄を持たずに、プーマのスポーツ・バックをその代わりに持っているようだ。何故プーマなのだろうか。一時期、マディソン・スクエア・ガーデンのスポーツバックをやたらと皆、通学用に持っていた時代があったが、あれの代替りみたいなものか?。『後巷説百物語』を読み終える。 |