3月の日記
3月31日(土) |
六番と鈴蘭南座に大衆演劇を見に行こうとしたのだけれど、いざ着いてみると、今日は劇団の入れ替え日で休業。来月の看板を組み立ててるオジサンに、明日からのチラシを貰う。来月は沢竜二。仕方なく、2人でぶらぶらと大曽根から徳川園まで歩き、その途中の片山八幡宮近くの喫茶店で珈琲を飲んだりする。色んな場所で桜を見る。更に徳川園から歩いて、東区役所前を通り、栄に出る。栄ではアネックスビルの丸源でお茶。名古屋市科学館でプラネタリウムを見てから、大須の御幸亭でエビフライ等を食べる。金山のグランコートホテルのバーで桜カクテルを飲んで、それから家に戻る。 |
3月30日(金) |
ジムに行ってから、電車に乗って名古屋へ。六番邸にて、『浴室の美女』を2人で日本酒を飲みながら見る。生首を小板に乗せて川へ流す「獄門舟」の趣向が効いていたが、あとの殺害方法は割と雑。処刑時計台は明智の邪魔が入り失敗。魔術師役の西村晃が、水戸黄門のイメージを覆す悪役振りで良かった。 |
3月29日(木) |
通勤途中で読む用に、『モルヒネ』(安達千夏著・祥伝社文庫)を購入。これは読み終えるのに時間が掛かりそう。 |
3月28日(水) |
桜が咲き始める。仕事の忙しさにかまけて今日はトレーニングは休み。 |
3月27日(火) |
結局、『禽獣の門』と『花夜叉殺し』も購入してしまう。未読だったものは、「卯月恋殺し」・「空華の森」・「恋牛賦」・「光悦殺し」の四作。いっそのこと全集が出てくれれば良いのに。『海神別荘』の資料に『演劇界』の去年9月号を取り寄せる。 |
3月26日(月) |
「朝とり三河地鶏」の看板が気になってしょうがない。朝取りってことは、毎朝鶏を締めてるという事か。新鮮というよりも、妙に生々しいような気がする。何だか、「朝、殺したばっかりの新鮮なお肉ですよ」と言われているようで、少し嫌だ。 |
3月25日(日) |
午前中に地震。家が揺れて驚く。お昼はハンバーグ。喫茶店に珈琲を飲みに行き、また家に戻る。庭の枝垂れ桜のつぼみが膨らんできた。窓を開けたら、ヒヨドリと2メートルくらいの距離でご対面。かなり慣れてきたのか、こちらがじっとして動かなければ逃げていかない。餌の蜜柑を食べている姿を暫く眺める。本を読んだりしてごろんごろんと過ごす。 |
3月24日(土) |
お昼から休日出勤。3時間ほどで切り上げて、家で野菜タップリのラーメンを作って食べる。夕方からジム。太腿を中心にトレーニング。無性に鯉が食べたくなって、ネットの通販で色々と探す。しかし、バナナを食べてたら空腹がおさまり、満たされてしまって注文するまでには至らず。最近はエクアドル産のものより台湾バナナをよく店頭で見かけるが、巻き返しを図っているのだろうか。 |
3月23日(金) |
珍しく17時に退社。疲れもあって、すぐに寝てしまう。 |
3月22日(木) |
寝違えてしまって、右肩から首にかけてが痛い。 |
3月21日(水) |
今週の『ツバサ』。サクラが優勝し、次元を渡るオートマータ・「黒ちぃ(フレイヤ)」が、白ちぃ(エルダ)と共鳴を起こし、三つの世界がひとつに繋がる・・・で、引き。そういう複線だったのか〜!。見開きページで2体がユ二ゾンしている演出が素晴らし過ぎて憎い。『ちょびっツ』と繋がるとしても、まさか「黒ちぃ」まで出してくるとは思わなかった。油断。 |
3月20日(火) |
仕事が終わり家に戻ってきて、貰い物のシャンパンを開ける。思ったよりぐでぐで。 |
3月19日(月) |
朝から会社指定の病院にて健康診断。昨日から絶食しているので辛い。採血されたり尿を取られたり、バリウムを飲んで台の上をぐるぐる回ったり、発泡剤を飲んでゲップを堪えて台の上でぐるぐる回ったり逆さにされたり、レントゲンを取られたり。やっと終わって、お昼に釜揚げうどんを食べる。血液中のコルステロールが高いらしい。狭心症や動脈硬化になると脅される。詳しくは一週間後に書類が届くとの事。夕食は鰻。読んでない作品も収録されているので、『灯籠爛死行』(赤江瀑著・光文社文庫刊)を読む。 |
3月18日(日) |
夕方から、明日の健康診断に備えて絶食。バリウムを飲むので何も食べられない。 |
3月17日(土) |
午後に休日出勤。夕方から買い物へ行き、帰りに珈琲を飲んで家に戻る。明後日には健康診断もあるので、暫くは禁酒。「味まろしぼり」を飲む。 |
3月16日(金) |
今日はジムには行かず。キャベジンを飲んだら胸焼けがおさまった。バナナを垣根に挿してみたが、野鳥は食べないことが判明。 |
3月15日(木) |
『乱烏の島』(有栖川有栖著・新潮社刊)を読む。火村シリーズとしては初の孤島モノだが、別シリーズの『孤島パズル』の方が推理の密度が高かったような気がする。謎解きとして犯人に至るまでの過程は論理的なのだが、雰囲気としてはクリスティの『白昼の悪魔』に似ている。何故かアリスと火村の会話がほのぼのとしていて良い。 |
3月14日(水) |
前に牡丹餅を買ってきて、それを忘れたまま、また牡丹餅をかってしまい、それも忘れたまま、また牡丹餅を買うところだった。冷蔵庫にある大量の牡丹餅をどうしたらよいだろう。 |
3月13日(火) |
星雲賞受賞作・『太陽の簒奪者』(野尻抱介著・ハヤカワ文庫)を読み終わる。大原まり子ほど硬質な文体ではなくて、読み易かったと思う。異星人とのファースト・コンタクトという王道モノだけれど、切り口に優しさがあって、主人公に感情移入し易いのだけれども、主人公の同級生の少女とか、「人の業」というのもキチンと書き切っている。未知のものに対する不安感からくるデマ・憶測。使い古されたようなネタで、よく書ききれたと思う。だからこそ、読んでて新鮮に思えた。 |
3月12日(月) |
『朱の絶筆』(鮎川哲也著・光文社文庫)を読み終わる。最初にアガサ・クリスティーの『鏡は横にひび割れて』を引用して読者をニヤリとさせて、そこから殺人に次ぐ殺人。その割りに緊迫感に欠けるのは、事件の第三者たる人物によって語られる事件なのだから仕方ないとしても、「読者に挑戦状」を出す本格推理ながら、有栖川有栖に『月光ゲーム』とかと比べて質が低いような気がする。それでも登場人物のキャラクターが生きていて、読んでいて面白い。すれた推理マニアからしてみれば、何となく犯人が絞られてしまうのが勿体無い。 |
3月11日(日) |
午前中のうちに休日出勤。お昼を食べて、半ドンで家に戻る。『撲殺天使・ドクロちゃん』の原作の9巻(おかゆまさき著・電撃文庫)を読む。相変わらずネタの百貨店状態で笑える。10巻で完結とのことで、その前フリ的な内容もあった。ライトノベルだし、3時間余で読み終わる。「ビューティフルドリーマーだよ!ドクロちゃん!」というのは、アレから来ているのだろう。ストレート果汁のりんごジュースとフランスパン工房・シュガーバター味でおやつ。雀の餌台を庭に作ろうかと思ったが、鳩も来るとの話で止める。庭の菱唐糸椿が咲き出す。夕食は中華料理。UDは300リザルト・82000ポイント・合計時間161日を達成。 |
3月10日(土) |
11時から名古屋駅前で、映画・『パヒューム』を見る。ミッドランドスクエアの前に大行列が出来ていた。が、並んでまで入りたい程のものだろうか。映画は原作のイメージも壊さずによく纏められていて、出来の良い作品であった。松坂屋のレストラン街で食事をして、コロンバンでケーキと珈琲。ノリタケの森で大倉陶園の食器類を見る。夕方には大曽根に移動して、18時半より鈴蘭南座で大衆演劇。津川竜劇団の舞台を見る.お芝居のお外題は『片腕の伊太郎』。歌のショーでは座長が舞台から下りて、観客一人一人と握手をするサービス。立役の踊りでは、津川隼君が元気があって良かった。 |
3月9日(金) |
六番の誕生日祝い。六番邸にて、『氷柱の美女』のDVDを見ながら料理を食べ、伊勢で購入した白鷹を飲む。明智先生が、最後のどんでん返し用に、予め「アレ」を準備していたということは、実はそうなる以前に阻止出来たのではないかと、後からいらぬ突っ込みが思い浮かんだ。相変わらずこのシリーズは秀逸。日本酒だけでやめておけば良かったが、その後で焼酎まで飲んでしまい、2人ともべろんべろんに酔っ払う。 |
3月8日(木) |
『クジラの彼』(有川浩著・角川書店刊行)を読む。短編集だけに、一気に読めた。読後感はそれぞれに爽やかで温かなものなんだけれども、堀田あけみの一連の作品と比べると、登場人物の心理描写が弱い。もう少し内面を掘り下げると読み応えのある仕上がりになっていただろう。それでも、このジャンルで恋愛というテーマを書き上げた力量は凄いと思う。表装が女性受けを狙ってか、意味不明に軽いイラストなのが惜しい。 |
3月7日(水) |
やっと『中村雅楽(なかむらがらく)探偵全集』の一巻を読み終わる。肩が痛いのでジムは休み。家で腹筋だけやる。 |
3月6日(火) |
眠い。それでも仕事。家に帰ってから、また『中村雅楽探偵全集』の続きを読んでしまう。止まらない。ネット・ラジオの放送を終えて、倒れるように寝てしまう。完全熟睡。ゴールデン・ウィークに宿泊する延暦寺会館の宿泊日程を変更する。ネットで雀の餌について調べる。 |
3月5日(月) |
東京創元社から刊行された『中村雅楽探偵全集』(戸板康二著)の第一巻を読み始める。凄いぞ東京創元社!。文庫とは言え、この値段で中村雅楽(がらく)シリーズが読めるなんて、何てお買い得なんだ。幸せだぁー幸せだぁ〜。一部講談社文庫からの再録もあったけれど、読み直してみると、やはり何度読んでも面白い。演劇出版社から出ている『新歌舞伎俳優名鑑』と照らし合わせながら読むと、更に面白い。読んでいてワクワクする。で、あまりに読んで面白くて、朝まで読み続けてしまった。徹夜だ。 |
3月4日(日) |
休日出勤。まさに春のような陽気。と言うか、温か過ぎて怖いくらい。色々と大丈夫なのか?。途中で御飯を食べに行ったりしつつも、書類を何点か仕上げる。夕方には終了。家に戻って、撤饌のアタリメをつまみに飲酒。噛むと顎が疲れる。 |
3月3日(土) |
庭の手入れ。ヤブランなどの葉を刈り取る。梅は紅白両方とも殆ど散ってしまった。白侘介や白玉椿の種を今のうちから摘み取る。町内の下水道工事が始まる。神宮からの撤饌の昆布で出汁をとった蛤の吸い物と、姉が持ってきた散らし寿司で夕食。22時には寝てしまった。 |
3月2日(金) |
ジムでトレーニング。けんちん汁と、豚とピーマンの味噌炒めで夕食。 |
3月1日(木) |
仕事の合間に通りがかって堤防の土手にて、土筆を探そうとしたけれど、もう胞子が飛んでいて、あらかた駄目であった。有ったとしても、茎が短かったり、水分が抜けたようなものだったり、不作。どうも良くない。ヒヨドリがエサを食べに来るのはいいが、椿の葉の上にどっさり糞をしていくので困る。羽衣椿が開花。やはり今年は全般的に開花のペースが速い。 |
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