大分放送局

2007年12月30日 17時32分更新

医療センター産婦人科休診


医師不足が深刻となる中大分市の国立病院機構大分医療センターの産婦人科が常勤の医師がいなくなることから来年3月いっぱいで休診することが明らかになりました。

大分医療センターによりますと大分大学医学部産婦人科から派遣されている産婦人科の医師3人が来年3月いっぱいで大学に戻ることになり4月からは常勤の産婦人科医がいなくなることになりました。このため大分医療センターでは来年4月から産婦人科を休診せざるを得なくなりました。

病院側では受診中の患者には近隣の産婦人科の病院などを紹介することにしています。
大分医療センターに医師を派遣していた大分大学医学部産婦人科でも海外留学や国内研修などで人員が足りなくなったため医師を引きあげることにしたもので産婦人科の医師不足は深刻になっています。

大分医療センターでは「医師の確保に努力したがどこも不足しており無理だった。今後は大学から週に数回医師を派遣してもらい婦人科の外来診療ができないか交渉している」と話しています。