11月の日記

11月30日(金)
夕方から鳥羽にあるホテルまで行って、会社の忘年会をする予定であったが、社長が風邪で倒れてしまったので、急遽中止になってしまった。ラッキー♪。先日の銀杏を持って家に帰る。
11月29日(木)
凄いことに気が付いたのだが、今年部屋にストーブを出してから一度も灯油を入れていない。夜に家にいるときにしか使わないので、そのせいでちっとも灯油が減らないんだ、燃費が良いな〜と思っていたら、昨夜2時前になって流石に灯油も切れてしまった。仕方が無いので寒い中クリスマス・ツリーを仕上げてそのまま寝てしまい、朝もそのままで会社に行って今帰って来たところ、何とストーブに灯油がなみなみと入っているではないかっ!。魔法のストーブ!。ポケットを叩くとビスケットが2つになるように、どういう仕掛けかは分からないが、灯油が知らぬ間に泉のように湧き出るようになっているのであろう。・・・んな訳がある筈は無く、きっと今までも人の留守中に執事が補充してくれていたのだろう。70何歳だか又忘れてしまったが、こんな家族を(変換したら「華族を」になってしまった)持ったせいで、可哀相ね、お父さん。
11月28日(水)
夜の8時すぎに家に帰って来て、それからずっと木目込みクリスマス・ツリーを作る。夜中の2時過ぎになって完成。
11月27日(火)
急に冷え込んでしまって、朝から凄く寒かった。これからもっと寒くなっていくのだろう。寒さのせいで会社に出勤するのが10分ほど遅刻してしまった。それにも関わらず、夕方まだ皆が残業してるのに定時で帰ることにする。銀杏を持って帰ることを忘れる。
11月26日(月)
会社の前にある公孫樹に実がたわわになっていて、それを近所の老人達が拾っていたのだが、ここ最近だれも拾いに来なくなった。お蔭で会社の前が銀杏臭くてしょうがないので、お昼ご飯まで少し時間があることだし、自分が拾う。ビニール袋に手を入れて、手袋代わりにせっせと拾ったところ、30粒ほど集まった。それをそのままブチュっと潰すと、果肉の中から種(これが銀杏)が出てくる。果肉を潰す時に銀杏特有の雲古臭い匂いがするので閉口するが、両手ビニール袋を駆使することで、難無く銀杏を手中に収めることが出来た。まだこのままでは果肉のぬるぬるする汁みたいなものが付いているので、家に持って帰ったらバケツに張った水に数日漬けておくか、土の中に埋めてしばらく置いておかないといけない。問題は、このドリアンよりも匂いの強烈な状態の銀杏を、どうやって電車の中まで持ち込んで家まで持って帰るかだ。いらぬ疑惑を電車内で引き起こしそうなので、取り合えず会社の裏庭へ置いておき、後日何とかして持って帰ることにする。
11月25日(日)
早朝6時に起きて、静岡県西部・浜名湖方面に出かける。眠くてしょうがないが、必至になって起き、東名高速を一路東へ。三ケ日インターで高速道路を下りて、引佐町へ。方広寺(半僧坊)へ8時過ぎには到着する。途中のコンビニで朝御飯代わりのものを買って食い、駐車場からてくてく本堂目指して歩いて行く。まだ朝早いので参拝者の姿は少ないが、のんびりお参りしていたらバスで観光客の集団がガヤガヤとやって来た。静かな山寺を楽しんでいたので、ちょっと嫌な感じ。それでもその団体客が引いてしまうと、また静かな雰囲気の中に包まれて、日頃のストレスも解消できそうな落ち着いた時間を楽しめました。浜名湖まで引き返し、鰻を食べる。名物なので流石に美味い。三ケ日町に移動して、大福寺などを回る。どこも観光客が少なくて渋滞や喧騒とは無縁。天気も良かったので、ゆったりとドライブを楽しめるいい休日になりました。帰りに岡崎のスーパー銭湯に寄る。
11月24日(土)
土曜日出勤。っていうか、世間では3連休の会社もあるというのに・・・。どこの取引先も休みなので、出かける外回り先が無いのだ。これじゃ、出勤の意味が無いよなー。ぶつぶつ・・。夕方仕事が終わってから、栄のパルコに行って、歌舞伎座のチケットと、『壇流・きものみち』(壇ふみ著・世界文化社刊)を購入。そのあと「玩具屋」にて雑誌を買い、「ドラム」でやっていた「中島みゆきナイト」に遊びに行く。8時半ぐらいにヒップスに行き、BENちゃんたちと飲む。さすがに明日の予定が早いので、10時には電車に乗って家に帰る。
11月23日(金)
朝6時に起きて、東名高速道路を豊川のインターで下りて、鳳来町へ行く。紅葉狩りで渋滞するので思いっきり朝早く家を出たのが成功して、すいすい鳳来山の上にある鳳来寺に行くことができました。寒くて眠い・・。お寺に着くまでの参道の楓が綺麗に紅葉していて、とてもよろしい。腹が減ったので、山を下りて喫茶店でモーニングを食べ、そこで教えてもらった近くの町営温泉「梅の湯」に朝10時に入りに行く。すっげー気持ち良い♪。そのあと一旦豊橋市まで出てから国道一号線を使って、静岡県の湖西市へ。浜名湖の西側をドライブして、奥浜名湖方面の井伊谷宮と龍たん寺にお参りに行く。ここは大型バスでやって来る観光客で一杯であった。本堂を拝観してから、御書院にてお抹茶を頂く。庭がとても良い。5月の躑躅の頃に来ると尚良いだろう。三ケ日町から山を越えて、新城市〜下山村経由で足助町へ。夜にライトアップされている香嵐渓の紅葉を楽しみに行く。夜8時なのに物凄い人出。夜の紅葉を一時間ほど楽しんで、裏道を使って岡崎を抜けて家まで帰って来たのに、それでも帰り着いたら23時。楽しかったけど疲れた。
11月22日(木)
来年のイベントの打ち合わせで国立名古屋病院まで行く。そのあとヒップスへ。給料が出たので強気だ。ヒップスのママの吾郎さんから、誕生日祝いにプレゼントを頂きました。ありがとうございます。
11月21日(水)
さ来週のお能の為に、図書館で謡曲集をコピーしてくる(仕事中)。愛知県庁から、12月1日の「世界エイズデー」のイベントの事について連絡が入る(仕事中)。東京の歌舞伎座にチケットの値段を聞いたところ(仕事中)、一等席は1万5千円とのこと。更に、名古屋市西部にある甚目寺観音が、50年に一度のご開帳なので、(外回り営業中にも関わらず)お参りに行く。この機会を逃がしたら、次回の御開帳のときには84歳になってしまふ。甚目寺の境内には老人達が大量に集まっていた。50年後にはこの老人たちはこの世にはいないであろう。合掌。本堂の奥の御厨子の扉が開かれていて、何やら黒い物体が見える。あれが観音なのか。千円を払えば本堂の中に入れてもらえて、内陣に安置されている観音の足元まで行って拝むことができるのだが、老人達が蟻の行列のようにズラズラ〜っと並んでいるので、面倒臭くなって諦めることにする。老人達は行儀良く順番を待っているのだが、営業の途中なので自分はそんなには時間が取れないのだ。老人達は涙を流さんばかりの様子で、観音の足元で縋り付くかのようにして拝んでいる。取り合えず賽銭箱の横から拝むことにして、本堂から出て三重の塔を見に行く。この塔の中には愛染明王が祀られていて、良縁に効き目があるそうだ。これも拝んでおく。境内では縁日もやっていて、きっつい名古屋弁をしゃべるオバサンが饅頭を売っていて面白かった。そのあとはちゃんと営業に回る。忙しい一日だった。ちなみに、甚目寺観音のご開帳は、今月の13日から25日までです。
11月20日(火)
欲しい服があるんだけど我慢我慢。読みたい本があるんだけど我慢我慢。美容院に行って髪を切りたいんだけど我慢我慢。何かをしたくても給料日前。もうちょっとの辛抱。っていうか、今月もどうしてお金が残ってないんだろう。
11月19日(月)
文芸春秋の新刊、『サンタのおばさん』(東野圭吾・杉田比呂美による共著)は久しぶりに良い本だ。あらすじ・世界中のサンタクロースの中で、初めて女性のサンタクロースが誕生する。その是非を問うサンタ会議の中で、何故今まで女性はサンタになれなかったのか。サンタという形式に拘るなら、ハワイのアロハ・シャツを着たサンタクロースは何故許されるのか。黒人社会の中でのサンタは、黒人であることでイメージが損なわれないのか等、「サンタクロース」というものを通して、社会に植え付けられた固定観念を根本から見直すことができる、目からウロコが落ちそうになる作品である。子供用の童話(?)なので、そこまで難しく考えなくても、充分に夢を楽しめる小作品だ。なによりこの絵本の絵が、温かくて可愛い。ちと気が早いが、クリスマス・プレゼントにも最適な一冊。ちょっと本屋で立ち読みしただけなので、給料が入ったら自分用に一冊買ってみようと思う。続編として、『オカマのサンタさん』を出しても良いだろう。あらすじ・世界中のサンタクロースが集まるサンタ会議の今年の議題は、女性に続いて、ゲイのサンタを認定するかどうか。人権問題や性差別問題を絡ませながら、とうとう世界初のゲイのサンタが良い子のところにやって来る!。そりを牽くトナカイを操るムチ捌きも慣れたもの。ドラァグ・クイーン・メイクとラメとスパンコールに彩られたサンタクロースが、仲良く慎ましく暮らしていた短髪ガッチリ(髭有り)なゲイのカップルの家へ。「アンタたちにプレゼントだよっ。一列に並びなっ!」・・・すぐに廃刊になるな(苦笑)。
11月18日(日)
渋滞が予想されていたので、朝6時から車で足助町にある香嵐渓へ紅葉を見に行く。朝早かったので道も空いていたが、それでも1時間近く着くまでにかかり、駐車場も既にかなりの車が停まっていた。無理をしてでも早起きをしたのは正解であった。それにしても寒い。紅葉の名所となるくらいだから、かなりの山奥なうえに山で遮られて日がなかなか差してこない。ガタガタ震えながら何か温かい物でも口にしたくなり、早くから店を開けている露店に並んで肉マンと豚汁を買う。温かい♪。冷たくなった耳たぶにでも当ててみたくなるくらいだ。それにしても朝8時なのに、もうかなりの人出が。紅葉はまだ少し早かったみたいで、全山朱に染まるというほどでは無かったが、それでも場所によってはきれいに紅葉していた。見頃はおそらく来週末くらいだろう。10時くらいから裏千家の野点席が始まったので、紅葉を見ながらお抹茶を頂く。なんか毎週末お茶席にいるような気がするのは気のせいだろうか。11時過ぎには名古屋へ向かい、「ゲイの為の勉強会」へ。途中の道筋、反対車線は物凄い大渋滞になっていた。それを見て、朝早く出て良かったと心底思った。勉強会は夕方六時ごろまで。そのあと松坂屋でやってるイタリヤ・フェアに行き、パルマの生ハムを買う。イタリアのパルマ地方で作っている生ハムで、漫画・「美味しんぼ」にも出ていたのを思い出したので、100グラム千円もしたのだが思い切って買うことにする。ところが、勉強会でどうやら風邪を移されてしまったみたいで、今一自分の舌が変な感じがするので、このハムが本当に美味いのかどうか食べてみても自信が無い。もしかして、失敗?。
11月17日(土)
土曜日出勤。疲れたので早く寝る。
11月16日(金)
仕事の隙を突いて、愛知県庁へ用事があって行く。「エンジェル・ライフ・ナゴヤ」が大事か、このご時世仕事が大事か。う〜む。
11月15日(木)
いつも思うのだけど、夕方五時くらいになるとお腹が空いてこない?。会社員をやってて未だに疑問をもっているんだけど、良くみんな腹が減ってるの我慢できると思うよ。自分が残業が何より嫌いな原因のひとつが、この腹が減ってきたから早く家に帰って飯を食いたいっていうことが上げられるのだ。たまに内緒で近くの食堂で食べてから帰社して残業したりしてるけど、他の俺の会社の人たちは、残業が終わって家に帰ってから食べるそうだ。それまで良く我慢できるもんだと感心してしょうがない。五時以降まで仕事をするときは、法律で昼休みと同じように五時から一時間、夕方休みを導入すべきではないかと思うのだけれども如何だろう。そうすれば、家に帰って、それから晩飯の支度とかしなくてもいいのにとつくづく思うんだけどな。
11月14日(水)
名古屋市センチュリーホールにて開催された、中島みゆきのコンサートを見に行く。コンサートの内容については、他にもみゆきファンのサイト等で詳しく書いてあるだろうからここでは書かないが、席も一階の端っこだったわりに隣りが通路だったので、わりと見易かった。舞台のセットも雰囲気があって良かったと思う。会場で来年のカレンダーやポスター等のグッズを買う。Tシャツも買おうかどうか悩んだのだが、着ていくところが無いだろうと思って、今回は見送り。でも、「LOVERS・ONLY」のTシャツはやっぱり買っても良かったかも。プチ後悔。見終わった感想としては、やっぱり素晴らしいの一言に尽きると思う。
11月13日(火)
昨日ニンニクを摂り過ぎたせいか、どうも腹の調子の良くない日であった。本屋にて『双調・平家物語・第8巻(橋本治著・中央公論新社刊)』と、『クイア・ジャパンVOL5「夢見る老後」』を購入する。
11月12日(月)
木目込みで作るクリスマス・ツリーを買ってきたのだが、これが案外難しそう。夜になって、「やすリビング」のサイト・オーナー・やすゆき君と一緒に外食をする。ものすごくニンニクが入っていたので躊躇したけど、わりと美味かった♪。
11月11日(日)
10時には起きて名古屋城へ行き、毎年恒例の菊人形展を見に行く。今年の菊人形は去年に比べて見劣りがする印象を受けた。題材が元寇なので、どうも地味なのだ。菊花展もやっていたので、ゆっくりと見て回る。二の丸にある御茶屋で休憩をして、北の丸で開催している市民大茶会に参加。茶室を使った表千家の席には行列が出来ていて、並ぶのも大変そうだったので、今回は松尾流の野点席の方へ並ぶ。盛況で物凄い人出。自分の後にもまだまだ列が続いているので、お道具なども拝見したかったが、お茶を一服頂いて早々に退出する。名古屋能楽堂にて年末にある、「歳末助け合い協賛能」のチケットを買う。本当は自分が助けて貰いたいぐらいなのだが、特別料金で安くなっていたので、思い切って買うことにした。お能の演目は「葛城」と「野々宮」。どちらも楽しみである。そのあとスパゲテイを食べて家に帰る。
11月10日(土)
ヒップスに飲みに行く。BENちゃん・ペット・大須大助たちと合流。女優さんから中島みゆきのコンサートのチケットを貰う。いろいろとチケットを頼んでいた人の中でキャンセルが出てしまったり、日にちを変更して欲しい人が現れたりしたので、今日最終調整みたいな感じで、結局自分の行く日は14日で決定。代金を支払う。今日はあまりお酒を飲み過ぎないように気を付けていたので、ワイン一本とビール一本だけ。それでも大助の声が大きいので、ペットと二人声が段々と大きくなってしまう。3人は隔離されたような状態。「駄駄」にカラオケを歌いに行く。自分はキャンディーズ・谷山浩子などを歌う。ペットはサカキバライクエの何とかという歌。大助は中島みゆきと、あと変な歌。今回の課題曲だった「やまだかつてないウインク」の「T・インターセクション」は大助がちゃんと練習してこなかったので失敗。「駄駄」では焼酎の水割りを飲む。途中、大助の部屋があまりにも汚いので、掃除するなり客間を準備するなりしろ等の話が話題となる。全員楽しく歌って、解散。大助邸にてビデオ・バディの東京パレードの部分を見たり、ドンタコスやゼリーを食べたりしてから寝る。
11月9日(金)
最近どうも、暑くなったり寒くなったり気温が一定しないので、朝出勤するときに何を着て出たらいいか悩んでしまう。他の人はどうしてるのだろうと思って電車に乗りながら周りの服装をチェックしていると、本当にバラバラだ。薄手だけれどもコートを着ている人がいたのはビックリした。こうやってみると普段、いかに自分が周りを気にしないで電車に乗っていたかが分かる。今日の自分の格好はトレーナーにチノパン。昼間まではちょうど良かったんだけど、夕方帰る時になって少し寒かった。今時期の着るものって難しいね。
11月8日(木)
12月1日の「エイズ・デー」に合わせて、名古屋市が通常の時間外の無料検査会を、中区と千種区の保健所で開いてくれることになった(「エンジェル・ライフ・ナゴヤ」のコンテンツ参照)。かねてより自分も何度か市役所や県庁など行政機関に足を運んで、現在の愛知県内の各保健所での検査制度ではサラリーマンなど昼間に働いている人ではなかなか足を運び難いと陳述したり、実際に「ゲイ・レボリューション」などのイベント活動を実施することによって、利用者の立場に立った検査方式をすれば、利用者は必ず現れるものだという結果を示したりして来た。行政という枠組みの中では、色々な制約や制度上の事情などもあり、現実的な問題として、利用者本位に立った検査をすることはとても現行では難しいものだということも、直接行政の担当官から話も聞いたし、そのことについて話し合ったりもして来た。そして今、少し山が動いた気がする。今年度は行政の中でも大きな動きがあって、今回の運びとなりました。これはエンジェル・ライフ・ナゴヤがどうしたというだけでは無く、他にも多くのボランティア団体や医療従事者の方々が、前々から地道に粘り強く、どうすれば検査に人が来てもらえるだろうかと日々各方面に対して努力された結果だと思います。ゲイだノンケだを問わず、小さな努力を積み重て来たことが、12月の検査会に結びついたのだと思います。各ボランティア団体・各医療関係者を始め、行政担当者の方々、一緒にまだまだこれからも頑張っていきましょう。
11月7日(水)
誕生日です。34歳になってしまいました。とは言え今日は平日なので、ケーキもシャンパンも何も無い誕生日。うう(涙)。去年の日記を見てみることにする。「・・・ヒップスでシャンパンを飲む」。今日はヒップス定休日なんだよおおおおおお!(号泣)。ひーとーり、ぼっちの・たんじょおびぃ♪。ちょっと今てきとーに口ずさんでみました。何か浜田省吾っぽいな(笑)。DONさんを始め、いろんな人からメールやBBSへお祝いの書き込みを頂きました。とても嬉しかったです。みなさんありがとうございます♪。
11月6日(火)
今日は上司と同行で営業に回ったのだが、この上司が鬱陶しい上司で、直ぐに自分の意見ばかり言い始める。昼の1時から夕方6時までびったり一緒。延々5時間、車内で説教をされる。もともと自分はその上司とは考え方が180度違うので、どれだけその説教に対して言い返しても、却って火に油をそそぐように説教が長くなってしまうだけだと分かっている。「はい」・「そうですね」・「その通りです」の3パターンしかしゃべらず、前を向いて運転することに専念する。彼の言いたいことを要約すると、ひと昔前のモーレツ社員のようにガムシャラに働いて、ちゃんとした生活(これが意味不明)をするべきだと言いたいらしい。言いたいことは分かるのだが、仕事に対してのポリシーややり方・考え方は人それぞれ。上司の価値観と自分の価値観は全く一致しない。それを理解してもらうことは、向こうに理解する気が無い以上無駄だし、自分も上司の考え方を受け入れる気はサラサラ無い。そういう訳で、すべて聞き流すことに決定。生活習慣については、他人様のプライバシーに口出ししてこようとは言語道断。下司な人間の言うことは取り上げる気もおきない。本当に部下を育てる才能の無い上司がいると、下の者が困ってしょうがない。物も言いようで、頭ごなしに愚痴愚痴と積極をするのではなく、要点を簡潔に、尚且つ相手に徐々に取り入れれるように余裕のある話し方や、9誉めて、ひとつ叱るとか、そういう風にすれば少しは耳を傾けてやろうかなという気にもなるのに。『上司になったときに読む本』というハウツー本を、本屋で買ってきて進呈せねばなるまい。言いたい事を言って満足したのか、上司も最後の方は機嫌良さそうだったが、運転中全然違う事をずっと考えていたので、結局のところ、何の為に同行したのか少しも身にならない営業になってしまいました。でも日記のネタになったので良かった♪。
11月5日(月)
今日も雨降り。何故か昼間、道がやたらと渋滞していたせいか、家に帰って来てみて、どうにも運転疲れがひどい一日でした。お蔭さまで、アクセス数が9万ヒットしました。ありがとうございます。晩御飯に今日も漬物を食べる。
11月4日(日)
朝10時にホテルをチェック・アウトして、堂山にある太融寺にお参り。淀君のお墓にてお願い事をする。大阪駅を11時くらいに出て、京都駅にて乗り換え、JR山陰線・花園駅にて降りる。上西門院の御陵の前を通り、妙心寺の境内を抜けて、仁和寺へ行く。仁和寺門前の茶店にて着物に着替えさせてもらって、仁和寺宮様のおられた御所を拝観する(「写真」参照)。その後タクシーを拾い、足利将軍家ゆかりの等持院を拝観。お庭を散策して書院でお茶を頂き、3時ぐらいには花園駅へと向かう。途中で着物を着替える。最後に京都駅の伊勢丹にてお土産を物色。京漬物売り場にて大勢の人が、先を争うようにして漬物を買っているので、自分も「タケノコ」・「みようが」・「茄子」などの漬物を買う。あと、お茶売り場にて「上林春松本店」のお茶(「翔雲」20g1500円)を購入。夜8時前には家に帰って来ました。漬物で簡単に晩御飯を食べたあと、買ってきたお茶を早速点てて飲んでみたところ、「これがお茶か」と思うくらい本当に甘味があって美味しかったです。目からウロコが落ちたような感動。
11月3日(土)
明治節は決まって晴れるというジンクスが有るのだが、天気予報が大いに外れて朝から雨がパラついている。本日は京都へ旅行に行ってきました。詳しい内容は「写真」のコンテンツに入れておいたので、そちらを参照のこと。補足事項として、泉涌寺には楊貴妃観音があり、若い女たちがわらわらと集まって一心にお参りをしていた。お願い事が書かれた絵馬には「きれいになれますように」とか「美人になりますように」とか書かれてあって、ちょっと怖かった。自分もローソクを一本上げてお参りをする。Suzuki・Rizinと午後3時に烏丸通一条にある「虎屋菓寮」にて待ち合わせして、そこで一緒に美味しい和菓子とお茶で楽しい時間を過ごす。その後、Rizinの好意で自宅にお呼ばれ。その道すがら、出町通今出川にある「ふたば」で豆餅を買ってもらい、Rizin邸にて画家の有田君も交えて又お茶(「一保堂」謹製)を飲んで、まったりとする。四方山話に花を咲かせて、夕方5時半にはRizin邸を退出。京都駅に6時過ぎには着き、着物を着替えたりして、そこからJRで大阪へと向かう。大阪市内にあるホテルに着いたのは結局8時近く。着物を風通ししたり、何やかんやしてる間に11時になってしまったので、ゲイ・ナイト「BATLLE」に出席する。そこで屋良朝友と飲んだり踊ったりして楽しむ。さすがに今朝出発が早かったのと、雨に打たれて疲れが出てきたので、2時前には「BATLLE」から出てホテルに戻る。それにしても「BATLLE」は物凄い人出で大盛況であった。残念だったのは、堂山に新しく出来たお店「RISE・CAFE」に遊びに行けなかったことである。次回の大阪行きでは是非顔を出してみたい。明日も早いので、これで寝ることにする。
11月2日(金)
大須大助に「小林麻美のベスト」と「やまかつウインク」のCDを焼いてもらったので、それを聞きながらテディベア「ぎんた」を完成させる。更に着物の半襟も、何とか良さげな品を見つけてきたので襦袢に縫い付ける作業をする。明日から2日間関西に行ってくるので準備でドタバタしてしまうが、結局散らかしてしまっただけで終わる。中島みゆきのコンサートは女優さんに取ってもらったチケットで、14日の分とのこと。
11月1日(木)
11月に入ってお茶の世界では「炉開き」も行われることなので、仕舞っていた電気ストーブを出すことにする。最近少し夜になると肌寒くなって来たので丁度良い。これからは温かい食べ物が何よりだ。雑誌『演劇界』を見ると、12月の歌舞伎座で「末摘花」をやるらしい。坂東玉三郎の「ひかる源氏の君」も素晴らしいが、市川団十郎の「末摘花の姫君」が見てみたい。団十郎は前に勘九郎と「釣り女房」をやったときに醜女役をやって、それが大層面白かったと聞くが、今回もブスだけど純粋無垢な姫君役をどのように演じるのだろうか。源氏の君という立ち役を女形の玉三郎が勤め、荒事がお家芸の団十郎が女形を勤めるという逆説的な芝居。見に行きたいが、きっと人気があるだろうからチケットが手に入らないだろうなぁ。12月に一度、東京へ行きたい。

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