東京から新幹線で1時間の、高崎駅に到着。
郷土の鍋を求め、まずは沼田へ。群馬県は江戸時代から小麦の生産が盛んで、粉食文化が発達し、冬季はご飯代わりにすいとんで作る"だんご汁"を、地元の人は今でもよく食べていると言う。沼田市には20軒以上のだんご汁を出す店があり、その中で、沼田市主催のだんご汁コンテストで、2年連続人気投票第一位に輝いた「たきもと」で頂くことに。650円のだんご汁は、注文を聞いてから、小麦粉を水で溶いて作るという拘りぶり。
鴨とキノコでとった、コクのある醤油ベースのダシ汁に、筍としいたけ・しめじ・くりたけなどのキノコ類を入れ、最後に薄くスライスした鴨肉を入れる。地元産の山の幸を味わえる絶品の鍋を堪能する。
そして、次なる鍋を求めて山の奥にある片品村を目指す。宿泊する宿は、江戸時代末期、弘化年代の古民家を利用した民宿「かしや」。こちらの名物"豆乳しゃぶしゃぶ鍋"は、赤城牛・群馬もち豚・自家栽培の野菜を味わえる。翌日は、さらに山奥へ。宿のご主人に紹介してもらった猟師さんと、熊・鹿・イノシシの狩に同行。珍しいマタギ鍋と、熊の脂の刺身など、貴重な珍味もご馳走になる。究極の山の幸に大興奮!!
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