アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
姿なき天使たち
今年、流した涙はどれくらいだっただろう・・・

広島DPレスキューで新しい家族に迎えられ、普通の家庭で、普通の犬の幸せを掴んだ子が、2頭星になった。
ヨーキーレスキューから迎えられた子も、悪性リンパ腫と戦いながら頑張ったが、お母さんの腕の中で安らかに眠った。

神戸疥癬症レスキューに着手した、8月。
凄まじく忙しい日を送っていた時期、デールが倒れた。
最愛の我が子のライブも倒れた。
「9月は嫌いだ・・・早く過ぎて欲しい・・・」と毎日思っていた時、あっけなくティムが「さよなら〜」と星になった。

なんで?
9月はあまりにも衝撃的な事が多かった。
声を掛けてもらう度に、思い出しては涙涙で語り、時間がぽっかり空いた時に「空でどうしてるんかなぁ〜?」と思うと自然に涙が流れ落ちる。
こうやって、思い出しながら日誌を書いている今も、涙が零れ落ちる。

その後、友人宅の長寿犬も空に戻った。

ともに癌と戦っていた、「まさこ」「ミック」も本当に最後まで病魔と闘った。
皆、家族に安らかな顔を残して、空に向かった。

ライブが無くなった時に、1枚の絵を頂いた。
「百年天使」
k450.jpg

空に帰って行った子が、ラッパを吹きながら前に前に進んでいる。
下界にいるワンと飼い主に、幸せをばら撒きながら飛んでいる。
この絵に載っているのは、天使と一緒に羽が付いたデールとライブがラッパを吹いて飛んでいる。
そして、下界では事務所に居る子が座って空を見上げているのが、描かれている。

この絵に救われた。
立ち直れた・・・。
辛い時期に泣きながら、神戸の現場に薬浴に走った。
何かをしていれば、その瞬間は、思い出さなくてすんだ。
デールやライブ、ティム等・・・が
「僕らは見てるよ。。。ずっと見てるよ・・・いつも側にいるよ・・・頑張って他の子たちを幸せにしてあげて・・・」
そう、言ってるのかもしれない。

現場から戻ると、写真の笑顔が向かえてくれる。
姿はないけど、いつもそばに居る天使。
沢山の幸せを私たちももらった。
ありがとう・・・
生涯、忘れる事はない天使たち。。。
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2007/12/30(日) 06:43:46 | | #[ 編集]
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