高橋大輔が圧勝の3連覇
フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・イエーテボリ=スウェーデン)代表選考会を兼ねた全日本選手権第2日は27日、大阪なみはやドームで行われ、男子はショートプログラム(SP)首位の高橋大輔(関大)がフリーも1位となって合計254・58点で3連覇を飾った。男子の3連覇達成は鍵山正和以来で15季ぶり。
高橋はフリーで2度の4回転ジャンプを成功する内容で圧勝。昨年の世界ジュニア王者の小塚崇彦(トヨタ自動車)が219・34点の2位で、3位の南里康晴(中村学園大)までが世界選手権代表に決まった。
女子SPは2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)がSPで今季初の2連続3回転を着氷して72・92点で首位。世界選手権女王の安藤美姫(トヨタ自動車)も2連続3回転を決めて68・68点で2位につけた。村主章枝(avex)が3位、中野友加里(早大)が4位。最終日の28日に女子のフリーを行う。
アイスダンス(出場1組)はオリジナルダンス(OD)を終了し、キャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)は合計81・35点。
[共同通信社]