民主ばら撒き法案
テーマ:ブログ■民主参院躍進の隠れた原動力始動^^
実際に、こういった直接支給型のばら撒きというのは
選挙民の脳髄に直撃するわけで
なんだかんだと言いながら、この民主の
「子ども一人につき26000円支給公約」は
かなりの票を集めたものと思われます。
一時支給ではありません。
月額一人あたり26000円です。
我が家なら、78000円/月のお手当てです。
・・・・って全員中学なんかとうに終わっとるわい!
しかし、該当していたなら、私でさえも投票用紙を前に
3秒ほど悩んだかもしれない^^
↓
民主、子ども手当法案を提出
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20071226008.html
(スポニチ)
|
児童手当廃止ってことで、平均21000円程度ってことが基準です。
「税金の無駄遣い一掃」というところがアバウトで怖いのですが
それよりも、これって
対象以外増税
ではないですか。
で一人っ子家庭とかなら「たんと生め」で良いかもしれないですが
税控除廃止を原資にするんですと。
フェミニストが暗躍する
配偶者控除廃止
に便乗ですか。
現代の平均的価値観からすると増税です。
(子ども一人増やすより、リッチな一人っ子の方が良いらしい)
つまり、一見少子化問題に貢献しそうでもある本法案ですが
冷静に考えると、負担の増える世帯が増える。
しかしながら、ぱっと見、該当世帯などにおいて
「26000円/月」の”増収”は釣られても仕方が無い。
と言いながら、一番金のかかる高校生以降世帯においては
やはり増税でありまして、
専業主婦の希少化がますます促進されると思われます。
我が家なんぞ、どんなに低所得でも
家内には「月2日以上のパート」は認めませんでした。
いくら外で何十万稼いでこようと、
それ以上に主婦・母親業というものが、重要で、重労働であると思っています。
だから、15年落ちの車に乗り続けようと、家族旅行が5年に一度であろうが、
教育や家庭の有り方と天秤に掛けようものなら、
即座に専業に傾く我が家の価値観からして
配偶者控除の廃止は、無理にでも女性を外で働かせようという目的にしか
写らないわけです。
でもちろん女性の就労を頭から否定しているわけではなく、
もし家内が働くなら、私は家庭を守る・・・という価値観なのですが。
で、
「未来を担う子どもたちを社会全体で応援する」
というなら、
国公立教育機関への補助に直接充てろ・・・です。
昨今論争のある給食費や施設名目費などなんでもいい。
それこそ修学旅行積み立てにも充てる。
そして、国公立中高の教育カリキュラムや設備を
充実させる方向に財源をあてろ!
本来、親の子に対する養育負担感などと言うものは
社会責務の放棄でしかありませんが
それでも、子どもたちの未来を考えるなら、
社会保障としての教育機会の完全確保が必要な時代です。
どうせ26000円ばら撒いても
携帯代とかに消えるのでありましょう。
ってそんだけあれば、もっと色々出来る。
だいたい、直接支給なんぞというものは
昔でいうなら親父の酒代に消えるもんでして、
目的活用されることは少数派であります。
でも世論は喝采で応じるんでしょうねぇ。
・・・以上、非該当世帯の僻みでした。
■無題
政治家がアホ法を提出するのは日常茶飯事としても、問題はちょっと考えればすぐ駄目だとわかることがわからなくなってしまった日本人の数が増えてしまったということではないでしょうか。
そもそも「考える」「分析する」「比べてみる」など、そのような選択肢が頭に存在していないとも言える状態。少し譲歩すれば、それほど考える余裕すら無い状況に追い込まれているとも言えるかもしれません。
学生ローンなどに頼っている日本人大学生がいる中で、韓国、中国の留学生が授業料を免除され、尚且つ月々生活費まで宛がわれる、それも日本人の税金で。不公平ですね。