発生責任・・・・
テーマ:ブログ■本音は「感染経緯を問わない」?
少々情緒的な関連エントリー↓
薬害肝炎訴訟・・一律同条件救済せよ■というのは物理的に無理です。
http://ameblo.jp/disclo/entry-10061530314.html
結局、今回の和解交渉というのは
和解における、今後の際限なき国家責任へ向けた
和解文言と言質の攻防なのではないかと。
問題なのは、明確な国家「謝罪」と明文化、それと責任の明言でしょう。
それが、訴外感染者も含む、なし崩し的な「何でも救済」に拡大します。
願わくば、全ての感染・患者を救いたいというのは、
一般の感情だとは思いますが、
発生責任という言葉の持つ意味、
つまり、どのような感染経路かを問わず・・・という
いささか暴論めいた言葉が
「一律救済」に被さってきたようです。
薬害肝炎、「国の責任」調整難航か…政府・与党
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20071225-OYT8T00181.htm
(読売)
|
ポイントは
↓
「被害者認定は裁判所」法案盛り込みで一致 薬害肝炎救済
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071226/stt0712261252004-n1.htm
(産経)
|
被害者認定は裁判所・・・というのは理解できるとしても
発生責任について曖昧な文言や、責任明文してしまうと
医師法24条(診療録保存5年)に対する現実問題とも関係して
なし崩し的な裁判所判断が基準になる可能性もあります。
確かに、あらゆる薬害起因被害者が救済されて
あらゆる無過失罹患なんかで苦しんでいる人が
全て救われるというのは理想でありますが、
そんなことは不可能なわけで、
財源的にも、他の医療補助なんかが皺寄せをうけることも。
こういう問題もある。
↓
口先で終わりか和解の意欲
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=329372&log=20071221
(泥酔論説委員の日経の読み方さん)
|
私の親友にも患者がいるんですが、
治療の為にかなり無理して働いていました。
誤解があるとあれなんですが、家族でもタオルとか別々にしたり。
彼は、色々な治療も効果無いようで、それでも
新薬等に期待している。
ただ、薬害問題でこれだけこじれると
関連新薬の承認なんて、インターフェロン以上に難しいだろうなと。
で、なら、全員一律救済に理解があるはずだ・・といわれそうですが
感情論と現実問題は別であります。
前例主義から脱皮出来ない行政の仕組みと
マスコミに流されて予算偏重になる風潮。
感染者には、投与証明など出来ようもなく
そして、既存治療に期待できない対象者は五万といます。
政府与党PTとしては
「肝炎救済法案」として議員立法に向かっているようですが
"薬害"肝炎救済法案としての運用から逸脱しないようにしなければ
他の薬事行政の混乱は必至です。
-------------------
インターフェロン治療により、陰性化明言されていますが
薬害C型肝炎被害者として先頭に立っておられる以上、
こういった内容は誤解を生むだろうし、注意されたほうがいい。
(飲むなとは言いませんが、公言はよくない)
初段階の補償対象には恐らく該当せず、
且つ既存療法の道を閉ざされている人は
たくさんいてますので。
↓
■馬鹿馬鹿しい
これ、詐欺ですよね。私、この手の被害者を装って実は加害者という人権団体って大嫌いです。彼女達はプロパガンダとして利用されているのでしょうが、悲劇のヒロインを演じている以上、同じ穴の狢だと思います。何とか法案の通過を止めることは出来ないのでしょうか。