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太平洋精機、中国で中小型建機用ローラーを月産6万5000個に増強
太平洋精機(東京都千代田区、鈴木宏明社長、03・3862・8502)は08年2月までに、中国工場(江蘇省昆山市)の中小型建設機械用ローラーの月産能力を5000台上乗せし6万5000個とする。中国工場に7000万円超を投じ設備を増強する。足回り部品のローラーは、国内では大型建機向けの受注を強化する。日系大手建機メーカーの国内外での増産に対応し、供給能力を高める。
太平洋はコマツ、日立建機、住友建機など主要建機メーカーにローラーを納入している。中国では日系建機大手各社が工場の新増設に向け投資を加速している。このため太平洋は中国工場で08年2月の増産体制構築以降も、月産7万個体制の確保を迫られる可能性が高い。
同社の中国工場は、現地日系建機メーカーと国内向けに、油圧ショベルやクローラー(無限軌道式)クレーンなど、建設機械の足回りであるクローラー構成部品であるトラックローラーを生産している。
(更新日 2007年12月29日)
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