編集部より:
音声合成ソフト「初音ミク」を使った着うたの配信に関して、楽曲の著作権を管理するドワンゴ・ミュージックパブリッシングと初音ミクの発売元であるクリプトン・フューチャー・メディアとが和解し、一件落着となった今回の「初音ミク問題」(参考:「初音ミ[続きを読む]
私、じつはこの記事を見る前には、次のブログとしてこの件(フューチャーとドワンゴの争い)について、「これがWeb2.0時代の争いと解決だ!」という題で書こうと思っていたのです。 内容としては、事の是非や、どちらが正しいとかは別にして、お互いの主張が全てネットで公にされ、記録も残る。 この問題に関心のある人は”自分で”それらを読んで、”自分の”判断を下す事ができる。 これこそWeb2.0時代の民主主義だ! とまあ、こんな感じで書こうと思っていたのです。
それが、ドワンゴ側がその記録を、”こそこそ”と消そうとするなんて、やり方がせこいし、これじゃ”痛くない腹”を探られてもしょうがない。 私もどちらかと言えば フューチャーを応援したい方なので、こっそり消したと聞いた時は「やっぱりドワンゴが悪かったのか」と思いましたよ。 ”反論の反論の反論”当たりでは ひろゆきさんお提案なんかも無視してたし。
しかし、フューチャー側にも問題(自分で処理できず代理店に頼んで、そこが頼りにならなかった)があったのも事実だし、紳士的解決でもそれは良かったので、お互いを非難するのは辞めて正解だと思う。 ただ記録としては、上の記事でも言っているように、この件は今後の指針にもなる問題なので、全て明らかに残しておくのが業界の為にもなる。 なにより消すならちゃんと理由を説明して”どうどうと”消すべきです。 こそこそやるのは一番良くない。 恐らく、この件はもう解決した事なので、「へたに記録を残して今後のフューチャーとの関係に悪い影響でも与えたら」とか考えたのかもしれないが、それは考え過ぎでしょう。 正しい記録は将来決してマイナスにはならないもんです。 10年後には”あんな事もありましたねー”と両者で笑ってますよ。 又、日本のWeb2.0黎明期の出来事として、初音ミク関係の一出来事として歴史に(大げさかな?)残っているかも。
誤解しないで欲しいのは、私はドワンゴを攻撃したい訳ではないのです。 このブログにもセカンドライフと比較して、初音ミクとニコニコ動画が日本のCGMの夜明けと書いてぐらいですから、ニコニコには期待しているのです。 そこがこんな”せこい”ことをやるのは悲しいです。 ぜひ今後のために削除した分は復活させて、堂々と仕事して下さい。
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