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ブット元首相の死因は事故死、パキスタン内務省

  • 2007年12月29日 02:19 発信地:イスラマバード/パキスタン
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2007年12月27日、パキスタンのラワルピンディ(Rawalpindi)で選挙集会を行う、自爆攻撃直前のベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相。(c)AFP/Aamir QURESHI

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【12月29日 AFP】パキスタン内務省は28日、前日死亡したベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相の死因について、自爆テロ発生時に伏せようとした際、車両のサンルーフに頭をぶつけたことによるものとし、銃弾や爆弾の破片は遺体から発見されなかったと発表した。

 同省のBrigadier Javed Cheema報道官によると、車から身を乗り出して支持者らに手を振っていたブット元首相は、自爆テロ発生時、車内に身を隠そうとした際にサンルーフのレバーに右耳付近をぶつけて頭蓋骨を損傷し、それが原因で死亡したという。

 同報道官は一方、情報当局がブット元首相に対する自爆テロ後に、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のパキスタン最高幹部とみられる男が戦闘員の1人に祝辞を述べている内容の電話を盗聴していたことを明らかにし、「アルカイダとそのネットワークや戦闘員がパキスタンを不安定化させようとしている動かぬ証拠がある」と述べた。(c)AFP

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