|
ページ更新時間:2007年12月29日(土) 00時25分
|
|
|
|
|
|
|
|
Windows Media Player |
|
220k |
|
|
|
|
|
■妊婦受け入れ拒否 遺族が医学生に講演
患者の受け入れ拒否の問題では、去年、奈良県で妊婦が19の病院から受け入れを断られて死亡するというケースがありました。28日、その遺族が医療の道を目指す学生を前に講演しました。
高崎晋輔さん(25)の妻・実香さん(当時32歳)は去年8月、奈良県大淀町の病院で分娩中に脳内出血を起こしましたが、19の病院に受け入れを断られ、帝王切開で息子の奏太ちゃんを出産したあと、亡くなりました。
高崎さんは、医師が意識不明の実香さんをおいて1時間半、仮眠していたとして「医療の技術よりも、1人1人の患者を大切にする医師になってほしい」と話しました。
「病気を見るわけではなく、病気を持ったその人を見て接していかなければ」(看護師志望の学生) 「人と人の付き合い、互いの距離感、信頼関係が求められている」(医師志望の学生)
学生からは「患者や家族の痛みがわかる医療者になりたい」などの意見が出されました。 (12/28 19:30)
|
|
|