新華社東京(日本):国務院の温家宝・総理は11日、東京で、安倍晋三・首相と会談を行い、歴史認識や台湾問題について意見交換を行った。
歴史認識問題について双方は、中日共同声明など「3つの政治文書(共同声明、平和友好条約、共同宣言)」の原則を遵守し、両国関係の発展に努めることで一致した。
また、台湾問題について温家宝氏は、「台湾問題は、中国の利益に関わる重要な問題であり、我々は、この問題の平和的解決に力を注いでいる。台湾当局の中国からのいかなる独立・分離活動にも反対する」と述べ、安部氏は、「日本は、中日共同声明など3つの政治文書で表明した立場を堅持する。『2つの中国』、『一中一台』を支持せず、台湾の独立を支持しない」と述べた。
また、東シナ海ガス田問題については、双方が受け入れ可能な解決方法をできるだけ早期に導き出し、東シナ海を「平和・友好・協力の海」にすることで一致した。
温家宝・総理は11日から3日間、日本に滞在する。
【翻訳編集:JCBB(HA)/G-SEARCH】