民主党の小沢一郎代表は28日、衛星放送「BS11デジタル」の討論番組「フェイス」の収録で、自民党との大連立構想について「民主党は政権の側にいたことがない。政権とはこういうものだという訓練にもなり、一石三鳥。民主党本格政権につながるのは間違いないと思った」と改めて正当性を主張した。
小沢氏は「政策が全然実現できないならやめればいい。民主党の政策が実現できる前提なら、(連立を組んだ方が)政権を取る近道」と強調。参院を通過しながら、衆院で審議が止まっている民主党提出の農業、年金関連法案を例に挙げ、「政策協議で合意していれば、今ごろ実現している」と述べた。【渡辺創】
毎日新聞 2007年12月28日 19時18分