第4回 「復讐の鬼」 1月28日放送
勘助の思い人・ミツが武田信虎に惨殺された。ミツに惚れていた村の男・平蔵(佐藤隆太)は武田を倒すと叫ぶが勘助は冷静になれと諭す。しかし武田の重臣・板垣信方が村にやってくると抑えていた復讐心がはじけ、勘助は板垣に斬りかかる。勘助をねじ伏せた板垣だがその面構えを見て殺すことを思いとどまる。板垣から話を聞いた晴信は密かに勘助を呼ぶように命じる。晴信も父・信虎の蛮行に衝撃を受けていたのだった。勘助と晴信の初対面がこうして実現した。武田への恨みを秘める勘助の心のうちを見抜いた晴信は恨みを捨て、大望を抱けと勘助を説きふせる。晴信の器量を知った勘助に板垣は間者として駿河に赴くよう命じる。今川家の内紛の実情を探るのが目的だった。駿河で勘助は今川家当主・氏輝の命を狙う陰謀が兄・山本貞久も巻き込んで進行していると今川家重臣・庵原忠胤に告げる。しかし庵原の答えは意外なものだった・・・。駿河に戦乱の風雲急が迫りつつあった。 |