北海道

いじめ自殺を受け日教組が緊急アピール

　滝川市や福岡県筑前町で起きたいじめによる子どもの自殺を受け、日教組は１８日、東京都内で開かれた中央委員会で「子どもたちがいきいきと活動できる学校や社会をめざして取り組んでいく」とする緊急アピールを採択した。

　アピールでは、筑前町で教員がいじめを誘発する言動をしたことについて「事実とすれば許されない」とした上で、「教職員が子どもたちとしっかり向き合い、子どもたちの中で起きている差別やいじめの現実を見極めようとしているのかが問われている」とした。

　森越康雄委員長は冒頭あいさつで「子どもを守るために必要なのは、競争の激化ではなく、子どもたちが主人公の学校の再構築だ」と述べた。

［2006年10月18日11時31分］

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