●更新日 12/27●


恫喝社長スレから新造語「エリーツ(笑)」誕生!


ニュースウォッチで2007年12月23日、24日、25日と3回にわたって取り上げた「恫喝社長」問題。
現在、この件に関してネット上では各サイトや掲示板で大きな話題になっている。
SGソリューションズの脇保修司社長は、今やすっかり「時の人」だ。



2ちゃんねるではニュース速報に続き、ニュース速報+にも関連スレッドが立った。すると、
「【ネット】 「病院に乗り込むでぇ!」 東大卒エリート社長、“病院の順番待ちトラブルに立腹。職員を正座させ恫喝”話をブログに★2」のスレッド番号「954」に、「エリーツ(笑)」と一言だけ書き込まれた。当初はこれといった反応もなかったのだが、じわじわと浸透していき、同スレッド「3」では「ワッキー」、「洋ナシ」などと並んで脇保氏の愛称として定着してしまったようだ。



「エリーツ(笑)」というのは、今年のネット流行語大賞にも選ばれた「スイーツ(笑)」から派生した造語だ。「スイーツ(笑)」とは、流行の最先端を気取っているが、実際にはメディアが発信する情報に踊らされているだけの女性を揶揄した表現。そういう女性は概して、デザートや洋菓子を「スイーツ」と表現する、というのがその理由らしい。

「エリーツ(笑)」という表現は、ここのところ立て続けに起きている、東大出身の人物のブログの炎上を念頭に置いたものと思われる。学歴や高度な知識を持ちながら、迂闊で非常識な発言や行動に及ぶことが、「エリーツ(笑)」と呼ばれる条件だ。ちなみに、この造語は上記スレッドが初出というわけではなく、過去にもごく一部に同様の表現が見られたようだが、全く浸透していなかった。

今回は、脇保氏の恫喝行為以外の「エリーツ(笑)」な発言と行動の一部を紹介しよう。2007年2月23日の日記では、「もっとも、もし私が将来、夢のランボルギーニを手に入れることができたら、たとえ子供の夏休みの開放プールであろうともランボで行って、プールの入り口に座っている先生の目の前で、ドアを横ではなく上に開いて、「出席」のはんこを押してもらいます」と発言。脇保氏曰く、「世間の噂など気にせず目立ちまくることが全て」という境地」なのだという。

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同年2月27日の日記では、高速道路で結果としてタダ乗りできたことを自慢している。永福パーキングエリア付近の料金所の一番手前のゲートは、ETC車両とそうでない車両との兼用だという。脇保氏の車にはETCがついているため、そのまま加速して通過したのだが、なぜか料金所のスタッフが手を出してきたのがバックミラーを通して見えた。どうもおかしいと思っていると、ゲートを通過してから「ETCカードを認証しました」となったそうだ。脇保氏は、「もう走ってしまった以上、仕方ないのでそのまま走行。まあ、期せずして700円(ETC割引で630円)得しちゃったかなぁ」と書いている。こういうことをブログで得意気に語るのが「エリーツ(笑)」の特徴だ。

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ETCの不正利用をネット上で自慢する人々は多い。この点について、首都高速道路株式会社に問い合わせてみたところ、以下のような回答が得られた。料金所や高速道路の各地点での車両の通過は記録・撮影されているので、不正行為に及んだ人物、当該の車両、料金所の通過時刻等を特定できた場合には、しかるべき対応をとるという。もちろん、ブログ等で自慢しているというだけでは虚言の可能性もあるため、それだけを根拠に対応することはしない。しかし、具体的な情報や多くの人々からの意見が寄せられた事例に関しては、警察との相談の上で対応する用意があるという。

多忙で「エリーツ(笑)」な脇保氏は、消去された謝罪文の通りならば、現在は謹慎中のはず。復帰後に「用ナシ」になっていないことを祈りつつ、一層の活躍を期待したい。




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