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Mar. 5, 1997 count started.
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12月27日(木) デジタルコンテンツの流通の促進等に関する検討委員会 (第30回)

傍聴してきた。まず日経新聞の記事で気になっていただろう人も多い機器認証に関して。機器認証は話題にすら上りませんでした。技術ワーキンググループで検討されてる制度的エンフォースメント (こーゆー政治的用語って実態が判りづらいからやだよね) の検討状況についての報告が主な議題だったようなのだけど、まだワーキンググループ内部でも詰め切れてないらしくアレも検討中、コレも検討中、ソレも検討中との報告。まさか今更エンフォースメントを行うことの経済的効果云々を話し合ってる段階だとは思いませんでしたよ。

で、技術的エンフォースメントのおさらいとアメリカのブロードキャストフラグに関するおさらいがあったあとで、影の主役と思われる某 USB チューナについての報告が行われましたとさ。非常に表現に気をつかって発言してるのがうかがえるものっすごく遠まわしな表現でどーいったものなのか報告していたのだけど……どんな説明だったか書いとくか。

なんつーか、B-CAS がザルだということを極力言わずに済ませながら問題点を伝えようと苦慮してるのが判ってしまう表現だったりするので聞いてて笑い声をこらえるのが大変だった。

◆◇◆

で報告事項が済んだら議論に入るわけだけど、まー話題は最後に報告されたものに集中するわな。口火を切ったのは河村さん。やりとりが面白かったので、ここは紹介せねばなるまい。

河村委員: 最後の報告に関して、大変衝撃的内容だったわけなのですが、現在のコピーワンスですか、スクランブルになるのですか、詳しくは判りませんが、これは簡単にやぶられてしまうものだったのでしょうか?
回答者失念: 暗号は破られていない。正規の手段でスクランブルを解除している。

いやー回答者を尊敬してしまう。なかなかこう言い切ることのできる逸材は少ない。本当に尊敬してしまう。

まー当然ながら、何千万枚とカードを発行して、こんなザルにいくらつぎ込んだのだ、そのコストはどーなるんだ、これからまたエンフォースメント強化でさらに金をかけるのか、誰がそのコスト負担するんだという話の流れになってしまうわなぁ。

◆◇◆

でこれを受けての各立場の方々の発言。最初は椎名さんから。

次に堀さん。

次に長谷川さん。

最後メーカ側担当者 (発言者名失念)

◆◇◆

なんつーか制度的エンフォースメントって結局「補償金」のことなのかなーと邪推してしまったりもする。権利者としては一銭の得にもならない無料放送スクランブルを犠牲にすることで、崩壊が迫ってる補償金制度を復活させるつもりなのかしらんというのが基本的な感想。

あと、無料放送を暗号化している世界で唯一の国という (梯子を登ったけど、誰もついてきてくれない) 孤高の存在でありつづけるのはそれなりに不安なのかなーとゆー感想ももった。だって「本質的にはそもそもなんでこんなことをやってるんだという疑問があがっている」とかゆー発言がこーゆー席で主査だったか主査代理だったかの口から出てくるくらいなんだもの。

とりあえず次回は 1 月 29 日らしいから、忘れずに傍聴希望申し込むようにしないとな。

◆◇◆

肝心なことを忘れていた。河村さんの「使った人は捕まるのですか?」という質問に対しての回答が「B-CAS カードの所有権は Dpa 側にあるので、不正使用ということでカードを没収できる……そもそも不正使用してるかどうか調べる方法はないですが」とのこと。

タイーホ云々で騒いでる人もいるみたいだけど、現実はこんなものらしい。

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