JIS規格ですべての洋服が作られているわけではなく、各々のメーカーの設定サイズにより生産されます。「〜号」や「〜サイズ」というのはあくまで目安であり、絶対的な共通のサイズ表記ではありません。例えば、ティーンをメインターゲットにしたブランドであれば、Mサイズと謳っていても細身のサイズ設定になっているかもしれませんし、30代を中心としたブランドであれば、年齢とともに気になってくる腕周りに配慮して、アームホールだけはゆとりをもたせて作っているかもしれません。
「大きいサイズ表記だとお客さんが嫌がるから、うちのブランドのサイズ表記は小さめにしちゃおう」とオンナゴコロを考えてメーカーが設定することも考えられます。
あとはデザインでも違ってきますね。ぴったりフィットさせて着るイメージでデザインされた商品だったのに、お客さんはキツいと感じてワンサイズあげて着てしまうかもしれませんし。シャープなシルエットにするために、わざと少しインにして肩幅が狭くデザインされてるジャケットなどありますが、これを肩幅が狭いなあと思って大きいサイズを選んでしまっている人もいるでしょうね。
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