2007年12月22日
「京都・同和『裏』行政」
「同和行政を市長選の争点として取り上げ、みんなに考えてもらいたい」私の発言ではありません。京都市議の村山祥栄さん(無所属)が20日、これまでの調査をもとに「京都『裏』行政 現役市会議員が見た『虚構』と『真実』」講談社(800円)を出版した際の記者会見での発言です。村山議員は同和政策によって建設された居住のための市営住宅に建設会社の看板が建てられている実態や市民に開放されているはずのコミュニティーセンターの部屋がボクシングジムに造り替えられていたりする実態を調査し、「市議の間でも温度差があり、踏み込んでいない。市議では限界があり、市長の決断が必要だ」と強調したとのことです。今も続く京都市の不正常な同和行政の実態が理解できる内容となっているものです。私らが書いた「さらば同和中毒都市」(かもがわ出版)と合わせて読めば京都市の同和行政の滅茶苦茶な実態が良く理解できると思います。同和行政の完全終結が市長選挙の重要争点であることが市民的にもはっきりしてきました。
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「自分の方が同和問題に頑張って取組んでいる」と
彼のホームページの掲示板に
「で、市長選挙はどういう態度で考えているのか?」と聞いたところ、
回答は、
「市長選挙に対する憤り、ご意見ありがとうございます。私の元には、連日、メール、電話、また直接お逢いする中で、様々なお声を頂いております。村山はどう思っているのかとの件でございますが、正直なところ、私の中で結論がまとまっておりません。頭の中が整理が出来ておりません。従って、本市長選挙に対する姿勢も現在保留のままです。中途半端なお答えはしたくありません。まとまり次第しっかりとこのHPでもご報告させて頂きます。しばしの沈黙をお許し下さい。」
(ホームページ引用)
http://www.shoei25.com/bbs/light.cgi
彼のバックには京都財界がついていますから、おそらく
「総合的に判断して、門川氏を推す」
ことになると思います。
左京区で圧倒的トップ当選の彼の言動に注目しています。
しかし、その根元を明らかにし、根本的に刷新する方向が明らかでありません。「市職員一体となって」のみで、はたして可能でしょうか。私は、市長と市議会、管理職、労働組合、そして住民の力に依拠しなければならないし、メディアも傍観していてはいけないでしょう。村山議員の努力をさらに推し進めるために、自らの政治的背景(神奈川県知事の松沢氏に師事)、支持基盤などに顧慮することなく、真の市政刷新に取り組む市民の流れに合流されることが「深い闇」を抉り出す、最善の道だと思いつつ読了したところです。
また、今回の市長選挙では、相手候補もこのことについて明確に政策を示し、公に論争すべきでしょう。