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政治

道立7病院 看護職を副院長に 来年度 経営改善へ意識改革(12/27 06:43)

 道は二十六日、赤字が続く江差など道立七病院の経営改革の一環として、来年度から副院長に看護職を登用することを決めた。医師が独占してきたポストに看護職をあてることで看護職全体の責任意識を高め、これまで診療科ごとに分かれていた病床の管理を一括して任せるなどして、効率的な運営に役立てる機構改革だ。

 道によると、看護職の副院長登用を都道府県立の複数の病院で一斉に実施するのは、全国で初めて。

 各病院に副院長を一−二人置いている道立七病院で副院長のポストを一増し、現在の総看護師長が兼務する。同時に副総看護師長や副看護師長も配置する。

 看護職のトップが病院経営にかかわることで、病院職員の六割以上を占める看護職のコスト意識向上や離職防止に役立てる。看護職のやる気が高まれば、患者中心のサービス向上と利用増も期待できる。

 また、診療科や病棟ごとに分かれている病床管理体制を、新たな副院長が一括管理する体制も期待され、実現すれば空床の有効活用で病床利用率の向上が図られそうだ。

 北海道看護協会などによると、看護職が副院長に登用されている病院は、全国約八千の病院のうち約2%。経営改善に役立ったとする病院も多く、道内では札医大など八病院が実施している。同協会の若山登美子会長は「道立病院の取り組みが、全道の市町村病院や民間病院に広がる可能性もある」と評価している。

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