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... 岡山のＮＰＯ　700万円不正受給　介護給付費　県、指定取り消し

12/26-13:22--岡山のＮＰＯ　700万円不正受給　介護給付費　県、指定取り消し

　岡山県は２６日、ＮＰＯ法人「民間子育て・家族サポートハウス　たいむ・カプセル」（石黒悠理事長）が運営する児童福祉デイサービス事業所「地域支援センターたいむ・カプセル」（岡山市東花尻）に対し、障害者自立支援法に基づき障害福祉サービス事業者の指定を来年１月３１日付で取り消すと発表した。不正受給していた介護給付費に加算金４０％を加えた１０１６万９千円の返還も求める。 　県障害福祉課によると、同事業所は０６年１０月〜０７年７月の間、通所者が実際には通っていないのに、通ったように書類を偽造するなどして、岡山市、倉敷市、総社市、早島町の通所者１０人分の介護給付費計３８万９千円の支給を受けた。 　このほか、０７年８月２５日に廃止された指定居宅介護事業で、０６年１０月〜０７年８月の間、同様に岡山市、倉敷市、玉野市、総社市の利用者２２人分の介護給付費計６４５万３千円を不正に受給。０７年９月１日に廃止された指定短期入所事業でも、同年３〜８月の間、岡山市、倉敷市の利用者５人分で計４２万２千円を受け取っていた。 　通所者の家族が「負担額が高い」と倉敷市に相談したのを受け、県は今年７月から監査に入っていた。介護給付費を支払う立場の市町村のうち、岡山市と倉敷市は刑事告訴を検討しているという。 　同法人は「ずさんな調査に基づく処分。不服を申し立てる方針」としている。

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