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【岐阜】

瑞浪で市民が交流パーティー いじめの悲劇、二度と…

2007年12月26日

ヒップホップダンスを披露する子どもたち=瑞浪市の地域交流センター「ときわ」で

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 昨秋、中学2年の女子生徒=当時(14)=がいじめを苦に自殺した瑞浪市で、地域を明るくしようと活動する市民団体「スマイルコミュニケーションズ」が、同市寺河戸町の地域交流センター「ときわ」で交流パーティーを開いた。

 同グループは、3月に市内でコンサートを開いた音楽教室講師、間瀬妃佐美さんに賛同して集まった市民が結成。8月には女子生徒の同級生らと一緒に、市民に夢を描いてもらったハンカチ約7400枚をつなぎ、校庭に並べた。

 この日のパーティーには水野光二市長をはじめ、市民ら約70人が参加。間瀬さんや多治見市の歌手Azuさんの歌、子どもたちのヒップホップダンスなどを楽しんだ。会場には亡くなった女子生徒の家に届けられた千羽鶴も飾られた。

 同グループ事務局の本田美和子さん(45)は「自分が辛い時は人に冷たくしたりと、嫌な気持ちは連鎖する。人々が笑顔になれる場を発信したい」と話していた。

 (田村あずみ)

 

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