2007.11.24
「電車犬」を知りませんか?
2007年11月14日(水)、母(84)が知人(85)とふたりで、総武線直通千葉行の電車に乗っていると、高円寺のあたりで小学校3~4年生とおぼしき女の子が3人、車両から車両へのかけ抜けていった。行儀が悪いと今にも叱ろうかとしたその時、後からなんと黒い大きな犬が走ってきたという。
そう、女の子たちは好きで走っていたわけではなく、犬に追いかけられて必死だったのだ。これでは叱るわけにもいかない。
あっという間の出来事で、母たちは興味はあるものの隣の車両まで見にいくともなかった。代々木駅で降り際に見たところ、子どもたちはいたが、犬の姿はなかった。
見るからに飼い犬だったが、いったいどこからどうやって乗ってきたのか。
電車からは降りたとすれば、ホームでは何が起こったのか。
入りも出も気になるところだが、どちらもわからないまま。
ご存じの方がいらしたら教えていただきたい。
都市伝説のような話で、ふたりとも「もし自分ひとりだったら、誰に話しても信じてもらえなかっただろう」とのこと。
November 24, 2007 at 01:09 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.11.08
母の誕生日
日曜日(11/4)に母の誕生日を祝って家族が集まった。ぼくが末っ子で兄と姉がいて、それぞれ息子3人と娘3人、うちには息子1人と娘2人いるので、母にとっては孫が9人。子ども3人の配偶者も含めて全員が揃ったのは初めてか、かなり久しぶり。
孫は上が30歳、いちばん下が20歳。
母は84歳。
母の世代だと子ども3人というのは、ふつうだったと思うが、子どもたちも3人づつ生んだのできれいに9人揃ってなかなか荘観。
はたして、ぼくと妻には孫が9人できるのだろうか。
会場は、
京・仏旬菜料理 GREENSPOT
京風フレンチで野菜をふんだんに使っているのがうれしい。
代々木駅からすぐ
http://www.green-spot.jp/
November 8, 2007 at 12:47 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.11.03
体重変化をみる
「50gまで計れる体重計」を買ったので、うれしく毎朝晩体重を計っている。
紙にメモしていた時には上下が激しくてよくわからなかったのだが、グラフにしてみたらかなりよくわかる。
もちろん体重計を買って毎日計るだけでこうなったわけではない。
岡田斗司夫さんの『いつまでもデブと思うなよ』に触発されて、といっても「食べる量を減らせばやせる」という部分だけを真似しただけ。これまでどうも食べすぎだろうなと感じていたので、「ゆっくりよく噛んで食べる」ようにして、「腹八分目」でやめておく、という感じ。
このまま落ち続けたらコワイが、食べる量と体重の相関があることかわかったから、まあ適当にコントロールしよう。
実は、体重を減らすことが目的ではなくて、腹まわりのぜい肉を何とかしたかったのだか、そちらは数値データがわからない。でも、ふと気がついたらズボンがよくずり落ちるのでたぶん細くはなっているのだろう。体脂肪も計っているので変化がでてきたらグラフにしてみよう。
November 3, 2007 at 05:39 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.10.19
結婚記念日も「よろず萬べえ」
つい5日前に行ったばかりのこの店に、また来てしまいました。今日は27回目のアニバーサリー。

店の入口はこんな感じ

この黒板の出ていない日は帰った方がいい、と店主に言われてます。
もずく酢 480円
シャキシャキしておいしいっ。
 | 秋なすのガーリックバターいため。 480円 今日は妻は生ビール(400円)から、私は日本酒から。 |
| お酒は千葉の「東灘」一銘柄だけ。種類はいろいろあって、今日は、 ・蔵元 推奨酒 360円 ・とびっきり 380円 ・朝市娘(純米吟醸) 680円 |
刺身は、ノドグロ(550円)、真鯛(580円)、スズキ(550円)。 写真の撮り方がヘタですみません。 白身ばかりだけど、どれもおいしかったぁ。 |  |
タコのからあげおろしポン酢あえ 550円
やわらかく てびっくり。パクパクいきます。

カマス焼き 680円。これまたおいしい。(表現ヘタすぎ)
これが、皿からはみだす太刀魚の天ぷら。二人でこんな大きいのどうする、と思いきやカルーくいただきました。880円
シメは茶そば(500円)と、ミニしらす丼(450円)
ゆっくり食べて、ゆっくり飲んで、酔わないつもりだったけど、家に帰ったらすぐにぐっすり寝てしまった。
October 19, 2007 at 06:15 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.10.13
代々木・「よろず萬べぇ」
家から歩いて3分のところに、こんな店があったとは。
ついこの間「代々木の刺身のおいしい店」と紹介された「よろず萬べぇ』」という店。
店に入ってすぐに「これはいいぞ」と感じたそのまま「いい店」だった。
すばり「刺身と日本酒」。さかなは新潟の能生(のお)から仕入れた近海もの。お酒は、千葉の酒蔵の「東灘」だけという徹底ぶり。銘柄はひとつだけど、10種類以上のタイプがあって十分選択の余地あり。いちばん安い「推奨品」が1合360円ながら、十分おいしい。
さしみは、めじまぐろ、平目、かんぱちをいただいたけど、どれもほんとにおいしい。特に平目が絶品だった。
1年半前までは代々木東口(ドコモビルの側)にいたそうで、その頃も何度か看板だけは見たことがあった。
日本酒と刺身が絶対のおすすめではあるけれども、焼とりや豚肉、ふろふき大根どれもおいしい。
代々木に住んでいてよかった、と10回くらい思った。
October 13, 2007 at 08:46 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.08.21
この穴はなんだろう
マンション1階の小さな庭で、数日前発見したこの「穴」。
まるで人が杭を差して抜いたような感じ。
これまでになかったことなので、不思議に思っていたがふとまわりを見回して、たぶんこれだと納得。
マンションの外壁に… (クリックして拡大)
別の壁にも
そして、木の枝にも
街なかでもセミはいつも鳴いているし、たまに抜けがらを見ることはあったけれど、抜けがらがあるということは地中から出てきたってことなので、穴もあろうというもの。
今年生まれたセミは(たぶん)7年前に産卵されたもの。これまでは見たことがなかったけれども、7年前以来このあたりに産んでいるのなら、来年もまた見られることになる。
深夜か早朝に起きて見ていれば羽化する瞬間も見られるのかもしれない。
August 21, 2007 at 01:20 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.08.20
とうとうエアコンを使う
猛暑の中、先週の木曜あたりからようやく仕事場でエアコンを使っている。とりたてて何かの信念に基づいているわけでもないのだが、エアコンに頼りたくない事情が少しある。
このエアコンは、このマンシヨンが建てられた時に設置されたものだから満25年にならんとするもの。5年ほど前に何だか調子が悪くなったので買い換えるべくヨドバシに注文して、工事の日程も決めて来てもらったのだが、来てみたらば今の配管は、新しい冷媒では使えないということで結局持って帰ってもらって、キャンセルしたという経緯がある。
新しく設置するには露出で配管するか、窓際の部屋の壁をぶち抜くしかないということで、すっかりやる気を失くしてそのままになっていたのである。
いつ壊れるかわからない今のエアコンを使っていて、壊れたらその次どうするかを考えると使いたくなかったのだ。
それでつい先日「この仕事部屋ではエアコン無しで乗り切ると決めている。」なんて書いたりもしていたのだ。
自宅で仕事をするようになって、去年の夏も乗り切れたので今年も大丈夫というつもりだったが、ひとつ落とし穴があった。コンスタントに仕事が来るようになっったのは、去年の夏が過ぎてからだったのだ。仕事のない時は仕事場にはあまりいなかったに違いない。
それでも扇風機を活用し、風通しを良くして自分ではそんなに無理もなくやってきたつもりだったのだが、先週の水曜だったか、どうにも仕事が進まなくなって、うとうとしては起きて麦茶を飲んでということを繰り返して、家族から「そりゃ暑さのせいではないか」と言われ、世間では熱中症の人もでてきていることを考えてエアコンのスイッチを入れてみた。
がちゃがちゃとスイッチを入れると大きな音をたてて動きだした。冬もいっさい使っていなかったから、一度だけ試運転した去年の夏以来だ。暑くなり切った部屋を冷やすのにどれほどかかるかと思ったら、これがたちまち涼しくなった。扇風機でかきまぜながら、風量を弱にしても体に当たり風が冷たい。風の温度計は30℃あたりで、風を通していた時と変わりはないのだが快適そのもの。今まで何をやっていたのやら。
それにしてもよく効く。8畳くらいの部屋だがちょっとつけるとすぐに寒くなるので調整に困るほど。25年前の禁止フロン機種。省エネなど考えないエアコンの方がよく冷えるのだろうか。 大して長時間つけなくてよいので電気代もあまり心配ない。
夜はエアコンはつけずに、窓とドアを開けて風を通してしのげるので、そもそも4階建て3階のこの部屋が案外涼しいのかもしれない。
August 20, 2007 at 03:44 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.08.13
1日1枚顔写真
2か月ほど前からこのブログのタイトル部分にテレビみたいなものが表示されて、中にぼくの顔が写っているはずです。
いま初めてやってみたら、ブログ本文にも貼りつけることができました。
"Flick A Day" というサービスで、毎日1枚写真を撮ってアップロードすると、こうやって表示してくれます。右上の「My Flick」というところをクリックすると、これまでに撮った写真がパラパラと連続で表示されます。
去年の8月にNoah Kalinaという人がYouTubeに「6年分」の毎日の顔写真のビデオを載せたところ、600万回以上再生されたそうで、それを自動的にやってくれるのがこのFlickadayというサービス。
パソコンに付けてあるQuickCamで毎日パソコンをスタートするたびに撮影しています。
August 13, 2007 at 06:04 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.07.27
カラーレーザープリンターは紙が命
買ったばかりレーザープリンターの調子がおかしくなった。「A3、カラー、片面」に限って激しくかすれるのだ。
一部分が、というのではなく全体的に起きている。が、A4では起きない。さらに不可解なのは「両面印刷」の時にはきれいに出ること。両面とはいっても、実際に印刷するのは1ページだけなのだが、このプリンターは片面が白紙であっても律儀に両面とも印刷するふりをしてくれる。
両面指定で印刷したのがこれ。(印刷したものを同じ機械でスキャンしてるのもヘンだな)
デフォルトが両面になっていたもんで、はじめは気付かなかったのだが、片面指定したら発覚したというわけ。
EPSONのサポートに連絡したら、予想外に早く7/24火曜の午後来てくれることになった。
いろいろ調べてくれて、

こんな大がかりなことになってしまった。不具合の可能性のある部品をあれこれ取り寄せてくれて(その場でバイク便で持ってくるのだ!)、さあ交換しようかというところで、同じく持ってきた用紙(A3のはずが「A3ノビ」だったので、ハサミて切っていた)を使ってみたところ、きれいに印刷されてしまった。「これは紙のせいだろう」ということになって、(やや嬉しそうに)、ウチにあった包みから新しい紙を出してやってみたらこれもOK。トレイに入っていたのと同じ包みなんだけど。
結局「紙の湿気」が問題だったらしい。実は、サービスマンが来る前にも、ふとそれが気になって、白紙ページを印刷した(つまり、ローラーを通って熱くなった)紙に印刷したら、片面でも大丈夫だったのだ。
原因はわかったものの対処法が難しい。「ダメ」となった紙も、モノクロの文字等なら問題ないし、写真でも大丈夫。昔のコピー機などと違って、この機械は「紙を選ばない」ことになっている。湿気についても、それほど神経質になるべきというようなことはどこにも書いていない。
A4ならうまくいくと思っていたのも、たまたまA4用紙が湿っていなかっただけの話のようだ。
ふだんはあまり気にすることもないけど、カラーでベタの多いのを打つ時には気を付けよう。あと、湿っていると印刷された後の「カール」もひどいので、保管には気をつけましょう。といっても、機械のトレイの中がダメなのだから始末に悪いけど。
July 27, 2007 at 01:18 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.07.21
今更電卓 HP-35S

知人に触発されてこんなオモチャを買いました。
なんで今更電卓、と言われそうですが、30年前の「電卓マニア」で、かつ「HP電卓オタク」だったぼくとしては、捨ておけない新機種だったのです。
HP-35s といいますが、30年以上前のHP-35という機種のリメークとでも言えるものです。
HP電卓の特徴は、
1.RPN(逆ポーランド記法)
2.キーのクリック感
でしょうか。
ある程度のコンピュータ専門家にとってはRPNは親しみがあるでしょうが、当時FORTRANくらいしか知らなかったぼくにとっては新鮮な驚きでした。(RPNの説明はしないので、興味のある方はこちらなどへ)
一日中パソコンの前にいても電卓が便利なことは体験済みだったし、出先でも携帯の電卓機能は悲しいので、持ち歩くことにしました。
July 21, 2007 at 12:27 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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プリンター使用記―モノクロ高速両面編-
『数学』 - 物理を学び楽しむために -
という本があります。ただし、まだ印刷物にはなっておらず、物理学者、田崎晴明さんのウェブに置かれています。
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/mathbook/index.html
物理学専攻の大学生向けに書かれているもので、ぼくにはかなり荷が重いのだけど、チラッチラッとくらいは理解できるところもあるのです。
で、まだ完成していないということですが、すでに512ページもあります。画面で読むのもつらいが、こんな大量ページを印刷するのも容易でない。
ん?大量ページだって。
いえ、実はね。せっかくのレーザープリンターの力を試したくて、久しぶりにこの本をダウンロードしたってわけです。
A3でもカラーでもなくスキャンでもコピーでもないけど、
・高速
・両面
を生かす絶好のチャンス。
どうせなら一気に512ページ打てばいいのだけど、紙が足りなくなりそう(情ない)ので、まずは第3章まで72ページ。
は、はやいっ。
両面なので全速力とはいかないのだけど、それでもみるまに印刷された紙が重なっていく。
このごろの両面印刷でよくみる、「紙が出てくるフリをしてから、引っ込めて裏面を印刷する」という方式なのだけど、ちょっと面白いのは、表裏表裏
表裏とやるのではなく、表表表裏裏裏という順番になること。つまり、「出て引っ込んで、また出た」から1枚終ったかと思ったら、次の表だけを印刷してまた
引っ込む。
2枚づつの時もあったのだけど、さっきは3枚づつだった。データ量とかメモリによるのだろうか。
こうして、ペーパーレスからはどんどん遠ざかるのだ。
さて、
第2バッチで183ページまで印刷したのだが、なんかページがおかしいことに気がついた。見開きの右側は奇数ページにならなくてはいけないのに、偶数になっているところがある。うーむ。原本はちゃんと空白ページをいれて、章の始まりが右側に来るようにしているのに…。
どうやらプリンターが妙に気を利かせて「白紙ページをスキップする」ということをやってくれてしまったようだ。
残念だが、これ以上紙を無駄にはできないのでこのままでいこう。全部打ってからでなくてよかった。プリンターの設定を調べて、スキップしないようにしないと。
July 21, 2007 at 12:25 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.07.18
プリンター選びがエスカレートした時: EPSON LP-M5600Z
きのうわが家に「カラーレーザープリンター複合機」が来た。
カラーレーザープリンターにスキャナーが付いていてコピーもできるというもの。
レーザーでなくインクジェットなら、ウチにもあるし今や2万円台で買えるのだが、これは何が違うかというと、レーザープリンターであることに加えて「A3対応」だということ。
3週間ほど前に、「A3モノクロレーザープリンター」を買った人がいて、聞けばLANカードもついて6万円足らずだという。 A3もうれしいし、レーザーで高速にどんどん印刷する魅力を感じて、すぐに欲しくなった。
買う寸前になってよく調べてみたら「両面印刷」はオプションとのこと。しかも5万円くらいする。ほとんど本体と同じではないか。大量ページを打つ時には両面が必須なのでここは譲れない。別の機種を調べたら10万円以下で ,
レーザー
A3
両面
LAN
が買えることがわかった。
ところで、インクジェットプリンターがあるのに、なぜ欲しいのかと言われると、
・大量に打ちたいことがある(だろう)
・A3で打ちたくなるだろう
というくらいのことで、要するに「欲しい最大の理由」は「欲しいから」である。
カタログや、店頭で見ていると「カラー」がチラチラと気になる。A3カラーレーザーも10万以下で買えるのだ。「買わなくてもいいもの」だけに、「あっちにしておけばよかった」と後悔はしたくない。ここはカラーで行くしかないだろう。カラーレーザーでもモノクロは速いし。
A3カラーレーザーを買った後のことを想像してみた。どんなデータを打つかな。うーむ。
そもそも「いちばんA3が欲しい時」っていつだろう。ひょっとして「コピー」じゃないのか。母が絵をスキャンする時もA4より大きいものは、一度コピー屋で縮小してからスキャンしている。
A3、カラー、レーザー、LAN、両面、スキャナー(コピー)
これを「カラーレーザープリンター複合機」と呼ぶ。インクジェットは、プリンターにスキャナーがついても1万円高くなるかならないかで、大きさも大して変わらないが、レーザーで、それもA3となると話は違う。スキャナーなしで10~15万円くらいのところが、スキャナー(コピー)付は定価で30万円。
うーん。(何回目だ)
しかし、「無くてもいいもの」としては、もうこれしかないのではないか。
というわけで、EPSON LP-M5600Z というのを購入した。
何のオプションも無しだと、プリンター部とスキャナー部が分かれた状態で、それはあんまりなのでラックは付けることにした。しばらく考えるうちに、用紙カセットが1つだけだと、A3打つたびに手差しかよ、と思い、第2カセットも付けることにした。これで定価356,800円。 さらに上に行くとADF(自動原稿送り)がつくとあと10万円、FAXつけるとまた10万円。どちらもあって悪いことはないが、なくても「後悔する」類のものではないので、やめ。
通販で一番安いあたりを見て、配達条件を見て決めた。大きいものは「玄関前まで」というのが多いのだ。さすがに3階まで持ち上げる気はしない(プリンターが40kg、スキャナーが10kg)ので、追加料金を払うのは構わないが、それが画面でうまく指定できなかったりして、結局奈良県のショップに注文。3階への搬入込みで、251,475円。実際の配達はEPSONの専属みたいな業者がやるので、安心。
かくして、きのう(2007/7/17)にやってきました。

でかい。
コピー、プリントなどひととおり使ってみたがいい調子。LAN接続なので息子のパソコンや、1階のパソコンからも印刷できる。A3機はA4が横向きに出てくるので速くてうれしい。
というわけで、わが家に「やってきた」ところで今日はおしまい。使用レポートはボチボチと。
July 18, 2007 at 11:50 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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病院を「受診する」について
「病院を受診する」という表現があることを今日まで知らなかった。
「受診する」という言い方自体、日常ではあまり使わないのではないかと思うが、強いてあげれば、
「内科で受診する」
のように「で」を使うものかと思っていたが、Google的には、「を受診する」の方が1桁多い。
『明鏡国語辞典』には、
成人病検査を受診する
という例文があった。そう、これはよくわかる。
『新明解』には例文がなくて「診察を受けること」としか書いていない。『広辞苑第5版』も同じようなもの。
Googleで
"病院を受診する" を検索すると、約36000件
"病院で受診する" を検索すると、約900件
ただし「を」の方は、ほとんどか病院などの医療関係のページ。
業界用語みたいなものなら、一般人には思いもよらない表現があるものだが、なんだこの中途半端さは。
みなさん「病院を受診する」って言いますか。
July 18, 2007 at 11:04 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.07.12
コブクロとはしだのりひこ
コブクロの『君という名の翼』という曲で(たぶん)小渕健太郎が歌っているであろう、大サビ の「♪君~と~いう~名~の~」というところの声が、はしだのりひこに似ていると思った人はお知らせください。「そうは思わない」という意見でもいいけど。
キーワード:コブクロ、小渕健太郎、はしだのりひこ、端田宣彦、シューベルツ、フォーククルセダーズ
July 12, 2007 at 12:00 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.06.20
コンポスト日記 - パラゾールの威力
コンポスト復活
生ゴミの処理にはいつも頭を悩ましていたので、コンポストを使うようになった。マンション1階のわずかな庭には、10年以上前に区のモニター制度でもらったコンポストが半分埋まったまま放置されていた。設置はしたものの、面倒くさくて捨てにいかなかったのだ。何年かたって邪魔なので徹去しようとしたけれども、容易には外せなかったが結果的には吉。

底のないポリバケツのようなものが土に半分埋まっていて、フタを開けてゴミを捨てる。お好みで「促進剤」をふりかけると具合良く分解するとのこと。
ムシがわく
使い始めてしばらくしたら、ムシが住みつくようになった。ウジがハエになり、ユスリカか何かもいる。ウジが「わく」とはいうものの、実際には成虫のハエが卵を産まない限り生まれないはずなのだが、フタに隙間があるのか、いつのまにか産まれてしまうらしい。
ちょっとヘんなのは、ハエがやたらにノロマなこと。フタを開けても逃げないのがたくさんいるし、ゴミを捨てても逃げないのでそのまま押すつぶされる奴がいる。安住の地にいて危険を察知しないのだろうか。とはいえ外に出ていくのもいるし、このままにしておくのは衛生上よろしくない。
ある雨の日、フタの上に何かの幼虫が無数にうごめいていた。
気の弱い方はクリック禁止
殺虫剤
いろいろと薬品は出ているのだが、あまり強力なものを使うのは気が引ける。コンポストといいながら、そこでできた土や堆肥を使う予定はないのだが、地中にクスリをまき散らすのは申し訳ない。 ウェブを調べてみたら「脱皮阻害剤」というものがあった。虫を直接殺すのではなく、幼虫が「脱皮」しようとするとうまくいかなくて死ぬ、というちょいと残酷な薬品。そういう特殊に効果なので、他の動物や植への害がほとんどないらしい。これはちょっと面白いので、使ってみようかと思ったが、やたらに値段が高いのと、どちらかというと水槽などに使うもので、生ゴミには向かないようなので断念。
ガス責めに挑戦
消防設備の二酸化炭素で人が死ぬことがある、というのを思いだして、虫を二酸化炭素責めすることを思いたった。ドライアイスを買ってきて放り込む。フタは気密ではなくスカスカだが、二酸化炭素は空気より(わずかに)重いのでいいか。全然効果なかった模様。虫は大した量の空気がなくても生きていられるだろうからなぁ。人間が死ぬのも、窒息だけではなく、二酸化炭素自体が「有毒」という説もある。
コンポスト用殺虫剤「パラコンポ」
上の脱皮阻害剤も「コンポスト用」として紹介されていることもあるのだが、もっとお手軽なのが見つかった。「パラコンポ」というもの。ゴミ箱やコンポストのフタの裏につけておくと薬剤が拡散する方式。成分は「パラジクロロベンゼン」。ん、これは聞き覚えがあるぞ。そう、その名もよく似た防虫剤「パラゾール」の主成分ではないか。さらには学校や公共トイレの防臭剤に使われているアレ。「防虫剤」というくらいだから虫は嫌がるに違いない。体に良いわけではないが、洋服ダンスやトイレに置くくらいだから危険もなかろう(危険を訴える人もいる)。お値段も700円くらいで安い。詰め替えもある。これだ!
パラゾールでいいじゃないか
というわけでパラコンポを買おうかと思っていたが、そこいらには売っていない。しかし「パラジクロロベンゼン」なら「パラゾール」でいいじゃないか。主成分、というより「純成分」だろうから、製品が違っても関係ない。パラゾールなら、雑貨屋で200円ちょっとで買える。
コンポストのフタに裏に両面ガムテープでパラゾールを貼り付けた。さらに、この際気密を高めるために、フタのヘリに自転車の古チューブでパッキングを付けた。
大成功!
数日後、フタを開けてみると見事に小バエが死んでいた。成虫さえ死んでくれれば幼虫には効かなくてもいいや、と思っていたのだが、よく見るとウジも動かなくなっていた。大成功、効果絶大。両面テープが効かなくて、落っこちてしまったが、縁にひっかけたらいい具合。どのくらい持つか気になったが、2ヶ月くらいたってもまだ残っているし、詰め替えは1コ100円くらいなので問題なし。
ゴミは腐ってくれるのだろうか
パラゾールのおかげで虫がでなくなった。フタを開けるとほのかなトイレの香りがするだけで、「ゴミ臭」すらない。果してゴミは腐っているのだろうか。あちこちで野菜が原形をとどめている。ウジはゴミの分解にも一役買っていただろうし、土壌再生エキスパートのミミズもパラゾールが追い払ってしまっている可能性がある。堆肥ができなくてもいいけど、ゴミが減ってくれないと満杯になってしまうのが心配たったが、掘り起こしてみるとどうやらボチボチ腐ってくれているようだった。
パラコンポの正体
「コンポスト専用防虫剤」であるパラコンポの実物は見たことがないが、「詰め替え用」を見つけた。
なんだ、パラゾールと同じじゃないか。
形状という110gという重さといい、同じものである可能性大。パラゾールのOEMだろう。しかし、値段は「2コで735円」だって?
そんなわけで、わが家の生ゴミ処理はいい感じである。そのうち満杯になる時が来るだろうが、その時どこかに埋めるか、コンポストを移設すればよい。
わずかな心残りは「パッキング」と「パラゾール」を同時に使ってしまったこと。もしかしたら、パッキングで密封するだけでハエの侵入を防げたのかもしれない。今からパラゾールを外して実験することは可能だけれども、その気にはなれない。あの「学校トイレ臭」も捨てがたいし。
June 20, 2007 at 10:36 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.05.23
アマゾンはコワイ

なんとなく捨てそびれていた箱を積み上げてみたらこんなになりました。たぶん、今年になってからの分。1冊だけでも箱に入ってくることが多いので、大した数ではないのだけど1万円以上の本も2冊あるなぁ。
リアルの書店(紀伊国屋)も近くにあるので、アマゾンで買うのは洋書中心だったのだけど、この頃は何でも構わず「カチッ」してしまう。で、さらに紀伊国屋でも買っちゃうし、フロア拡大したジュンク堂新宿店に行けば、また買ってしまう。
通勤しなくなって読む時間がないというのに。
板倉聖宣さんによる、「本は買うものにして、読むものにあらず」「買うのにお金を使ったのに、さらに読むのに時間まで取られたら『盗人に追い銭』だ」などという無茶な名言に救われています。
May 23, 2007 at 11:19 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.05.22
コメントスパムには困ったもんだ
【追記】 2007.5.25
コメントには「必ずキャプチャを入力」という設定にしたのだけど、またひとつスパムが来ていた。イタチごっこなんだろうが…。
このところ、いわゆる「コメントスパム」にやられて、ひどいことになってます。
さきほど、一括して削除しましたがまだまだ続くでしょう。
ブログにコメントがついた時には、すぐに読んで返事をしたいと思って携帯にメールが来るようにしているのですが、これがスパムばっかりになってしまいました。止むを得ずメール転送は断念。
人間が見れば一目でスパムとわかるのですが、「メールを転送するかどうか」のフィルターに、それを教えるのは難しそうなので、とりあえず全部やめました。
このごろは、コメントを書くためには「人間にしか読めないはずの」画像文字(キャップチャ)をタイプしないといけなくなっているのですが、それを解読してまでコメントするツールを使っているのでしょう。
mixiで日記を書くようになってから、こちらの更新がおろそかになっているので、それを防ぐ意味でも毎日しっかりチェックして、スパムは消すようにします。
May 22, 2007 at 12:31 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.04.25
パルスオキシメーターを買った

2007年3月、妻がぜん息の発作を起こしたのをきっかけに、「パルスオキシメーター」を買いました。これは、「血中酸素濃度」を測る器械なのですが、写真のように「指を狭む」だけです。
原理は、「血の赤さ」を測るということ。「手のひらを太陽にかざして」見れば、「真赤に流れるぼくの血潮」だから、血の赤さが外からでもわかるこ
とは理解できる。人体の図などで「動脈を赤、静脈を青」で表すように、血液中に酸素が多い方が赤い、というのも言われてみればそうだなと思う。
静脈は酸素
を使い終って帰ってくるだけだから、測りたいのは動脈。
しかし、指先にあるのは動脈ばかりではなく、静脈も毛細血管も通っている。その中から、どうやって動脈の色だけを抜き出して測るのだろうか。
動脈は「脈打って」いる。他の血管は脈打たない。よって、脈によって変化の大きい部分だけに注目すれば動脈の血液を測ることができる。すばらしい。
1974年に日本光電株式会社の青柳卓雄博士が発明したそうである。大したもんだ。
ぜん息患者といえでも、ふだんからそうそう酸素濃度が減るわけではないのだが、ちょっと調子が悪いかなという時の目安になる。他の用途としては、高い山に登る人が使うらしい。
ぜん息などではないぼくも時々測るが当然いつも正常値(94~99%)しか示さない。しかし、しばらく息を止めているとグングン下がっていくのがわか
る。ただし、すぐには変化せず、時間がかかる。息を止めて肺から酸素が行かなくなっても、それまでに体を循環している血液の濃度は前のままだから、これも
当然ではある。逆に、止めるのをやめて息を吸っても指先まで行き渡るまでには時間がかかるので、すぐには回復しない。
かつては、血液を抜いて測定したそうで、動脈から抜くのはエライことで結構大変だったらしい。
お求めはこちらから
http://www.rakuten.co.jp/seastar/926888/1315804/
(アフィリエートではありません)
April 25, 2007 at 10:50 AM in 日記・コラム・つぶやき, 科学 | Permalink
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2007.02.28
タミフルと異常行動
薬の問題は環境問題と同じく、「後手に回ってはいけない」ので、因果関係が不明であっても「ある程度」の手を打つべきである、ということは理解したうえで…。
ワイドショーでは
「タミフルを飲んだら、飛び降りた」
かのような表現が使われるが、現実は
「飛び降りた人の中には、タミフルを飲んでいた人もいた」
というのことである。
これだけだったら「飛び降りた人の中には、トマトを食べた人がいる」と同じだが、「脳障害を引き起こす疑いがある」という前提があるから騒ぎになっている。
純粋に確率だけで考えると、因果関係以前に「相関」があることをいうためには、
A . [飛び降りて、かつタミフルを飲んでいた人の数]
B . [飛び降りた人全体の数]
C.[タミフルを飲んだ人全体の数]
D.[(タミフルを飲む可能性のある)全人口]
とした時に、
A/C が B/D よりも大きくならなければならない。
B/D とは「(タミフルに関係なく)人が飛び降りる割合」であり
A/C とは「タミフルを飲んだ人の中で、飛び降りる人の割合」
「タミフルのせいに違いない」と考える人のいちばんの理由は、「これまでそんな発作的な行動をしたことかない」ということなのだが、タミフルに関係なく「突然ヘンな行動を起こす」割合というはどの程度あるのか。ゼロでないことは明らか。
不幸にも死んでしまった例ばかりがニュースになるが、タミフルにそういう副作用があるのだとすれば、「死ななかったけどヘンなことをした」という例が大量に(死亡例よりはるかに多く)報告されてもいいのではないか。(報告はあるにはある)
最初に書いたことに関していえば、タミフルを出す際に「異常行動を起こすかもしれません」と説明することは可能だが、果してそれがよい結果に結び
つくのか。飛び降りた中学生を例にとれば、防ぐには監禁するとか、ずっと監視するとかなど、〈それまで異常を見せたことのない子ども〉に対して行うには問
題の大きい対処方法である。
「因果関係はない」と言い張るつもりはないが、せめて「相関があるのかどうか」を知りたい。
【参考】
タミフルの医療従事者向け添付文書。
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/PDF/450045_6250021M1027_1_11.pdf
February 28, 2007 at 11:58 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.02.08
「アクセス解析エンジニア」という職業
突然柄にもないタイトルですが、「アクセス解析エンジニア」などという職種があるんですね。SEOとか何とかで、どうやって自社のウェブに来てもらうかを考えている人がたくさんいることは想像がつくけれども、専門のエンジニアを置こうということなのでしょう。
というわけで、その「アクセス解析エンジニア」のためのセミナーがあるそうです。ぼくは直接は全く関係ありませんが、知人の紹介なので興味のある方はどうぞ。
キャリアセミナー ~ITエンジニアに、必ず求められるスキルとは?
経営を握る新しいWeb系の仕事 ”アクセス解析エンジニア”
世界で注目されている技術を駆使した製品を自社開発している㈱デジタルフォレストがアクセス解析に興味があるエンジニアを対象に『アクセス解析エンジニア』という新しい仕事について皆様にお話する機会を企画しました。まだ日本ではあまり知られていない、しかし今後必ず必要となってくる新しい技術です。アクセス解析の先駆者として、この業界をリードするエンジニアの方々の参加をお待ちしております。是非、この機会に有意義な情報をお持ち帰りください。
■ 日時: 2007年2月25日(日曜日) 14:00 - 16:20(受付13:30~)
■ 場所: 秋葉原UDX カンファレンス南ウイング6F
■ 参加費: 無料
□ 主催 株式会社デジタルフォレスト
東京本社 〒102-0074
東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル4階
■ アジェンダ
○ 13:30 - 14:00 受付
○ 14:00 - 15:00 [アクセス解析技術最新の動向と海外のエンジニア達]
《講師》マーケティング ディレクター 嶋田 貴夫
《講師》取締役 高野 元
○ 15:00 - 15:10 休憩
○ 15:10 - 15:40 [アクセス解析エンジニアという仕事と将来性]
《講師》製品開発・運用グループ ディレクター 林 經正
○ 15:40 - 16:10 [企業がITエンジニアを採用する時のポイント]
《講師》代表取締役 猪塚 武
○ 16:10 - 16:20 抽選会
詳しくは、こちらから
こんな本を監修している会社だそうです。
February 8, 2007 at 09:36 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.02.07
無差別検索テロ
あるところ(mixiですが)で、「検索エンジンは、何でもわかってしまって『身もフタもない』」という話を書きました。誰しもそんな感覚はあると思うのだけど、ある時「身もフタもない」という表現をあてはめたのが妙に気に入って時々使ってます。
その時に思いつきで書いた"無差別検索テロ"ということばが面白いという話になったので、それこそ無差別検索してみたら、いま(2007-02-07朝)のところGoogleではヒットしません。(引用符でくくらないと、あれこれ出ます)
"無差別検索"だといろいろ出るのですが、これは「大文字小文字を区別しない検索」などの意味で使われている模様。
仕事で初めて会う人のことを事前に検索しておく、というのはいまや常套手段となっていますが、ここまで一般化してくると「ウェブで拝見しましたが」なんていうのも照れくさいし、「あれこれ調べるのは失礼」という面もあるかもしれません。そのあたりがまさに「テロ」っぽい。
以下は、mixiの日記に書いた記事です。
今さら「Googleはすごい」なんて書くのも恥かしいけど、何でもかんでも調べられるようになると便利の他に面白くなくなっちゃうところがある。
「ザ・ぼんち」のおさむ君じゃない方の名前は何だっけ、とか「ドーハの悲劇」の時の監督は、とか以前なら長いこと悩むか、誰かに電話して聞いてあきれられるようなことも、今では検索一発。
泉麻人がジャージー牛乳の名前の由来かなにか長年探し続けていたことを、ある時講演の聴衆に教えてもらって感激した、というような話があった。これも当然今なら一発。
まさに「身もフタもない」という感じ。
だから、もちろん、「googleしない」という選択もできるのだが、そこまでゲーム化したいわけでもない時には困る。
親戚に詰将棋を解くプログラムを書いた人がいて、そのプログラムがかなり能力が高いので、「うかつに人には言えない」と言ってました。新聞や雑誌に載る詰将棋の問題が成立しなくなってしまうかもしれないからだそうです。
googleはどんなにくだらないことでもちゃんと検索してくれるので、無差別検索テロです。
February 7, 2007 at 08:57 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.01.28
オープンこたつ
寒くなるにつれて、仕事環境が悪くなってきたのですが、エアコンは使う気がしないので、厚着をしたり、デロンギヒーターをつけたり。しかしデロンギは部屋ごと暖めるには弱いし、かといって一点集中で暖めるのも苦手。アルミ箔でこんなことしたら、たしかに効果はあるのだけど、足は寒いし、なんだかエネルギーの無駄って感じ。
外部の力にばかり頼らないで「内部から暖めろ」という声もあって、ストレッチなどもしていますが、先日小型のハロゲンヒーターを買ったらこれが実に調子が良い。
ヨドバシの冬物一掃セールで2980円。300Wだから、電気代も大したことないでしょう。
それでも、ヒーターの熱がすり抜けていくのがくやしいので、ダンボールにアルミホイルを貼ったものを置いて反射させて、さらには古いテーブルクロスでテーブルの下に幕を吊って3面を閉じてみました。
放射熱を捕らえるのが目的で、密閉しようというわけではないので手前はスキスキ。左側だけアルミ箔なのでよく熱が反射するはず。全面アルミ箔にすればもっといいのだろうがカシャカシャうるさそう。
本来の目的ではなかったけれども、結果的にはこの中の空気も暖まっているのかもしれない。
こうしてみると、「赤外線コタツ」ですな、これは。
ところでこのヒーター、残念なことに「マイナスイオン発生器付」です。
説明書によると…
電源ON時は、常時マイナスイオンを発生させます。
マイナスイオンとは、工場や化学合成物質から発生し、めまいや頭痛などの原因と言われるプラスイオンと異なり、海のそばや森林の中のようなすがすがしい空気に多く含まれ、リフレッシュなどの効果があると言われています。
とのこと。うーん、残念。しかし、ここまでプラスイオンを悪くいう人も珍しい。文章がまずいので、途中まではマイナスイオンがすごく悪い奴のように読めますが。
January 28, 2007 at 11:11 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2007.01.24
こりゃひどい
下の記事はマヌケなことになっています。
そのまた下にあると思っている記事はもう消えているから。
そのことを書き足そうとしたら、またまたエラー
当然この記事がアップされる可能性も低いのだけどやってみるしかない。
きのう、いちおうサポートにはメールしたが。
January 24, 2007 at 09:11 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.10.01
日本心理学会創立80周年記念講演・式典
今日、2006年10月1日、表記の会に行ってきた。心理学とは何の縁もないはずのぼくが行くことになった理由はただひとつ。日本の心理学のパイオニア、元良勇次郎(もとら ゆうじろう)が、ぼくの曾祖父、つまり「ひいじいさん」だということがわかったから。当然ぼくが生まれた時から、ずっとひいじいさんたったし、名前くらいは聞いたことはあったのだが、「そういう人」だと知ったのはほんの2年前のこと。そうと知ったからといって、「80周年に呼んでください」などと言うわけもないが、たまたま心理学の先生にそんな話をする機会があったら招待していただいたというわけ。しかも祝辞まで述べさせていただくことに。
会場の赤坂プリンスホテル別館の受付に行くと、「来賓」「一般」と分かれていたのでとりあえず一般のところで受付ハガキを出す、名前を探すがなかなか見つからない。「ご招待いただいたので、もしかしたら」と「来賓」の方を指したら、そちらに名札がみつかった。花のついたリボンとともに。 名札は自分でつけたが、リボンはつけていただく。懇親会の司会をするという木村さんが来てスピーチの確認。「どうご紹介したらいちばん座りがいいですかね」というので「勤め先もないので、勇次郎のひ孫とだけお願いします」とお願いする。
第1部は記念講演。アメリカ心理学会会長の Bruce Overmierさんと、中国心理学会会長の張侃(チャン・カン)さん。それぞれ、英語と中国語の逐次通訳付き。どちらも心理学会の組織の話で、やや退屈だったがまるっきりの専門外の話としてはちゃんと聞けた方か。
休憩時間に、Japan Skepticsの知りあいで今回ぼくが招待していただくきっかけとなった中島定彦さんが、学会の人に紹介してくれる。日本の心理学ワールドでは知らない人はいないという感じの「元良勇次郎」のひ孫ですというと、どなたも「おーっ」といってくれるから楽。その後何の話をするのか、という問題もあるのだが実はそれなりにネタはある。大山正さんは、祖父のことも父のことも知っていて、大そう喜んでくださった。放送大学の西川泰夫さん、東京国際大学の高砂(たかすな)美樹さんは、ぼくが見た放送大学の講座を担当していた人たち。もうひとりの担当者でぼくがテレビで見た佐藤達哉さんが来ていなかったのは残念。
パーティーは立食だが、ステージ前に少しだけテーブル席があって、来賓はそこに座れる。心理学会はお年寄り多くて、ぼくなどは若憎もいいところなのだが、何しろパイオニアの子孫として招待されているのでこれでも「来賓」なのだ。テーブルに行くと東洋(あずま ひろし)さんがいた。おお、この方ならぼくも名前は知っている。自己紹介するだけで30秒くらいは話ができる。さらに同じテーブルには市川伸一さんがいる。この人の書いた本は5冊くらい読んでいて、ちょっとしたファンで、しかも妻が研修で市川さんの講義を聞いて気に入っているという人。このチャンスを逃がすはずもなく、いろいろと話をする。立食だから食べ物を取りにいこうか、と思っているうちにコンパニオンさんが次々と持ってきてくれる。「おお、これが来賓というものか」。
さて、いよいよスピーチの時間だ。パーティーでの「ご歓談中ではございますが」というタイミングのスピーチは、みんな聞いていないので実はかなり嫌なのであるが、そうも言ってられないので構わずしっかりしゃべる。これまでになく準備を重ねて、前日妻の前でリハーハルまでやっただけあって、問題なく終了。内容は《心理学には縁がなかったが、放送大学で勇次郎の業績を知り、Japan Skepticsで心理学会の人と知あったおかげで、今日ここに来ました》というもの。《会社を辞めた「変化の年」に、80周年に呼ばれるとは、「勇次郎が引き合わせた」…とはSkepticの私には言えませんが》というのが唯一のウケ狙いだったが、会場が騒がしかったからか、通じなかったからか、反応不明。それでも、席に戻るやいなや何人かの人が来てくれた。中でも大喜びしてくれたのが血液型研究でおなじみの大村政男さん。スピーチが良かった良かったと、何度も言ってくれた。去年だったかサイエンス・サイトークの収録でお会いしたことがあるのだ。持っていっていた古いアルバムを取り出して、勇次郎の写真をみんなで見た。せっかくなのでアメリカ、中国からのゲストにもごあいさつ。Overmierさんとはニセ科学の話もしたら「心理学にもニセ科学的な人たちがいる」という話をされる。「うるさくてみんな食べたり話したりしていて、スピーチやりにくかっただろう」と言ってくれたのが印象的だった。
理事長の織田正美さんなどから「珍らしい人に来てもらってよかった」と言ってもらえたのは喜しかった。どう見ても「異色」だったけれども、それなりに楽しんでもらえるようなふるまいはできたのかな。そうそう、「どこでも吸盤
」と「トンでも吸盤」も持っていたのだが、出すタイミングがなかった。
思いがけず、楽しく有意義なひとときを過ごすことができた。ご招待いただきありがとうございました。
October 1, 2006 at 11:54 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.09.28
定休日はいつ?
きのう(2006/9/7水)、代々木のカタログハウスのショールームに「油濾し」を買いに行った。 いや、正確には「行こうとした」のだけれども、入れなかった。なんと「定休日」だったのだ。
ああ、そういえば水曜日が休みのようなことは聞いていたのだがうっかりしていた。
しかし、これはひどい看板である。いったい定休日がどんな日なのかわからない。したがって、いつ「又のご来店」したらよいのかわからない。
まあ、祝日でもない水曜日が「定休日」だというのだから、たぶん水曜日が定休日なのだろうとは想像できるが、実はこの店、「祝日」も休みなのだ。おそらく祝日に来ても「本日は定休日です」というこの看板がでているのだろうが、その日に知らずに来た人は、水曜日も休みなどとは思わないだろうな。
この看板、紙や板を貼りつけたのではなく、ステンレスの大きな台車付きの看板に「本日は定休日です」と、しっかりと印刷(エッチングか)してある。 もしかしたら「定休日は水曜日と祝日です」とでも書いた紙が貼ってあったのが風で飛ばされたのかもしれない。(きっと違う)
カタログハウスは『通販生活』でおなじみ。ちょっとこだわりの家庭用品を扱っていて、リサイクルとか環境とかにはかなりうるさい。接客ふつうよりは良い方だと思うけれども、この看板はどうしたことか。
September 28, 2006 at 11:29 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.09.21
webカメラ、Qcam Connect で大苦戦
キーワード: Logicool ロジクール ウェブカメラ webcam Qcam Connect DELL デル 青画面 ブルースクリーン blue screen BSOD lvckap.sys エラー 死
ロジクールのwebカメラを買ってきた。さあインストールだ、と張り切ってソフトを入れ、「カメラを接続してください」というからUSBに差し込んだら、しばらくぐずぐずしているので「ハブじゃあだめかな」と思っていたらいきなり「バチン」といって「真っ青」な画面がでてしまった。おいおい。Windows 3.0の仕事をしていた頃、この青いのが怖くてしかたなかったのたが、XPの時代にもまだあったのかい、こんなもの。
まあ、そんなこともあるさと、リスタートして今度はPCの後面のポートに差してトライ。
「バチン」
他のUSBを外してトライ
「バチン」
ソフトをアンインストールしてから再度トライ。
「バチン」
うーむ、アンインストールしても起きるということは、何かハードの問題なのだろうか。
途方に暮れつつ、ロジクールのwebに行ってFAQなどを見るが情報はない。いちおうサポート宛のメッセージを入れておいた。
「ウェブカメラ DELL エラー」などとして検索していたら「ブルースクリーンがでた」という書き込みがちらほら。そうか、「ブルースクリーン」というのか。同じ症状だ。しかし、解決した報告がない! これはどういうことか。
そういえば、青画面には Lvckap.sys というファイル名がでていた。
lvkcap.sys で検索したら……
でたでた、山のように。webcamだのblue screenだのDellだの。
中を見ると、まさに同じ症状。そこはLogitech(Logicool/ロジクールは、Logitechの日本名)のユーザBBSのようなところらしく、メーカーの人ではないがguruが親切に答えている。読んでいくと、どうやらLogitechからの正式回答があるらしい。それによると、カメラに内蔵されているマイク用のAEC(Advanced Echo Cancellation)というソフトが、何かとコンフリクトしているのが原因とのこと。
修正中だが、とりあえずの回避方法として、
Method 1 AEC機能を無効にする
Method 2 手動でファイルをリネームする
というのが出ていた。
(詳細はこちら)
リネームもひどいので、Method 1でいきたかったが、カメラが接続されていないとそもそもこの設定画面が出ないので、ぼくのように「カメラを繋いだだけで死ぬ」場合にはダメ。
で、Method 2をやることにした。
フォルダーと、ファイルをひとつづつリネームするだけなので作業はどうということはない。
しかし、これをやると「内蔵マイクが使えなくなる」というのである。カメラを使いたい人にとっては大したことはないかもしれないが、実はぼくはこのマイクの方に期待しているのだ。ふつうのヘッドセットを2つも試したが、オーディオボードの性能の問題なのかまともに音を拾ってくれない。土曜日にはアメリカと電話会議をしようというのにこれでは困る。ウェブカメラのマイクが使えると思って喜んでインストールしているのだぁ。
それでもとりあえずカメラだけでもと思って、リネームしてからリスタートしてカメラを差し込んだら……、無事に映像が表示されているではないか。しかも、なんと、なんとマイクも動いている様子。おお、これはラッキー! Skypeの音声テストやサウンドレコーダーで試したところ、感度良好で万事うまくいった。
あらためてLogitechのBBSを見たら、ぼくと同じようにマイクが使えている人の書き込みがあった。AECを無効にするだけだからマイクは使えるのだ、という人もいたがメーカーが「マイクは使えなくなる」と言っているのだがなぁ。とにかく動けば文句はない。翌日になったらダメ、という恐怖もあったが、ちゃんとSkype電話ができた。
それにしても、珍らしいPCやボードとのコンフリクトならともかくDELLのふつうのPCでこんなことが起きるとはLogitechはテストしているのだろうか、という声多し。実はこのカメラ、売れていないの?
日本のロジクールからの回答には何と書いてあるのだろう。この情報をFAQに書くように勧めておこう。
なお、ブルースクリーンのことは、英語で当然 blue scren なのだが、さらにはBlue Screen Of Death、略して BSOD と呼ばれていた。
今(2006-09-21 10:09:36)現在Googleで lvckap.sys を引くと、日本のサイトは出てこないようなので、他に困っている人のご参考のためにこれを書いてみた。キーワードもいろいろ入れておきました。ご質問があればコメント欄にどうぞ。
September 21, 2006 at 10:27 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.07.31
バネ指
2週間くらい前から右手中指が調子が悪くて「突き指」だとばかり思っていたのだが、なかなか治らないので金曜日に医者に行ったところ「バネ指」だと言われた。「腱鞘炎」だともいわれた。正確には「狭窄性腱鞘炎」というのがバネ指のことだそうで、赤ちゃんをだっこしているお母さんや、キーボード叩きすぎでなる腱鞘炎とはちょっと違うけれど、これも腱鞘炎。
バネ指は,英語では snapping finger というと書いてあったので検索するとドイツ語のページばかり。 trigger fingerで引いたら、たくさんでてきた。たしかにバネというよりもトリガー(引き金)の感じである。医学用語では"stenosing tenosynovitis" というそうだ。和名の「狭窄性腱鞘炎」も難しい言葉ではあるが、読めばなんとなく意味はわかる。これが漢字の便利なところ。というような話もいつか書きたいけれども、今日のところはここまで。
「けんしょうえん」というのを、これまでなんとなく「けん+しょうえん」だと思っていたのだが、「腱鞘+炎」なのであった。筋肉と骨を繋ぐのが「腱」なのだが、その腱を包むような「鞘(さや)」が「腱鞘」。これって、みんな知ってること?
指を90度くらいまで曲げるとブレーキがかかって、無理に曲げると「ポコッ」という感じ(音がすることもある)に乗り越える。それを戻して伸ばそうとすると、また「ポコッ」なのだが、その時が激しく痛い。
構造はストロー(腱鞘)の中をひも(腱)が通っているような感じなので、腱鞘が腫れたりして狭くなると、中を通る腱が通りにくくなるということらしい。触ったみると、腱の方にも瘤のようなものができていて、「こりゃいかにも通りにくいな」という感じ。あるサイトの説明によると、針に糸を通そうとして、失敗しているうちに糸にタマができちゃうような状態だそうだが,うまいことを言う。
さて、肝心の治療方法であるが、
1.安静→自然治癒
2.注射
3.手術
と、症状の重さによって変わってくる。
ぼくはとりあえず指は自力で曲げられるので「自然治癒」を目指すことになったのだが、指を「安静」させるわけにもいかないので「曲げたり引っぱったりしてもいいですか?」と聞いたら、「はい、何をやっても悪くも良くもなりません」と言われた。いちおうインドメタシンの軟こうをもらった。
家に帰ってあちこち調べたところ「安静」の方法として「副木をあてる」というのがあった。なるほど。指のことだから、別に寝ていなくても安静にはできる。しかし、中指が曲がらないとキーを打てないので、ゴム包帯を緩めに巻いて、120度くらいまでは曲がるようにした。
キーを打ってみると、案外曲げていないもので、問題の第2関節は150度くらいまで曲がれば十分で、あとは第1関接が120度くらい曲がってキーを押すことがわかった。(包帯があると打ちにくいのはたしかだけどね)
寝る時の効果が絶大。これまでは朝起きると指が曲った状態になっていて、伸ばそうとすると、かなり痛かった。寝ている間に手を握って、そのまま戻らずに長時間おかれるからだろう。固定しておくことで、寝ている間には曲がることなく朝を迎える。指をピンと伸ばしているのはつらいが、少し曲げたくらいの状態であれば長いことそのままでも問題ないようである。
そんな調子で一週間ほどやっているが、うっかり曲げることがなくなったので不便は減った。こうして「安静」している間に炎症や瘤が治って「元の鞘に収まる」とよいのだが、まだまだ曲げるとやっぱり痛む。
医者のいう通り「何をやっても同じ」なのか、この方が良いのかは実験できないのでわからないが、少なくとも日常生活はずっと楽である。整形外科の先生だから、バネ指のことはぼくの1000倍くらい知っているのだろうが、「どう不便」で「どう痛い」かは必ずしもわかっていないのだろうな。これは全ての医者にあり得ることだけど。
July 31, 2006 at 09:44 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.07.02
ブログを続ける難しさ
とうとう最後に書いてから一ヶ月以上空いてしまった。mixiという「なかばクローズド」な世界で日記を書くようになってから、どうしてもこちらのブログの敷居が高くなってしまう。同じものを両方に書いていたこともあるのだが、「外に書くほどのこともないか」とついつい思ってしまう。3年前くらいまでは、ほんとにどうでもいいようなことを「外のHP」に書いていたのだけど、ブログになったらかえって構えてしまっている気がする。
こうして書いている、この文章も「載せる意味あるかなぁ」なんて考えながら書いているけど、これも何かのきっかけだからとにかく載せる。
もっと、ものを書かなくては。
(久しぶりに書き込もうとしたら、ココログの反応が遅い遅い。もしかして、まだ不調が続いているの?)
July 2, 2006 at 09:05 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.04.24
母のマウス画
退職記念にいただいた花束の絵を母が描いてくれた。
パソコンの「マウス」だけで描いたもの。タブレットなども使ってみたことがあるが、どうやらマウスが一番いいらしい。お絵描きソフトもいろいろ試したけれどめ、ごく限られた機能のものがいいらしい。(Photo Studio使用)

・花の種類がわかりやすいように描いたそうです
・花びんは、実際とは違います。(でも、copy&pasteじゃないよ)
April 24, 2006 at 10:26 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.04.21
勤めを辞めた日
4月20日(木)、勤めていた会社を正式に退職しました。
辞めると決めてから1月半、さらには〈休暇+新生活モード〉に入って3週間になるので「退職日」そのものには大して意味はない……と思っていましたが、同僚たちに挨拶をした後、思いがけず花束をもらい、それを持って会社のビルを出た時には、ほんのちょっとシンミリとしてしまいました。 半年前にここに来た時には何を考えていたんだっけなぁ、などと思い出しながら駅に向かいました。たまたま妻の勤め先と近くて、時々一緒に帰っていたのですが、今日も品川駅で「最後の待ち合わせ」をしました。
この会社ではほとんど仕事で貢献することができなかったのですが、いい人たちに囲まれて心地良いところでした。
いただいた花束はこれです。
特別に立派なユリの花。添えてある他の草花も上品で素適です。選んでくれたのはおそらくFさん。本当にありがとうございました。
翻訳はまだまだ勉強中。家事も見習い中。
でも、ずいぶんいろいろな料理ができるようになりました。スーパーでの買い物も上手になりました。
さあ、明日からますます楽しくなるぞ!
April 21, 2006 at 12:41 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.04.11
水栓交換悲話、そしてちょっといい話
台所の水栓(蛇口)から水が漏るようになった。昔の蛇口なら100円もしないパッキンを取り換えれば良かったのだが、最近のオシャレな水栓はそうはいかない。実は、今の水栓にしてから3~4年目に漏れるようになって業者を呼んだら1万円以上もかかってブッ飛んだ。 MOEN(モーエン)という外国製。それから何年かしてまた漏れだしたので、webを探したら森野商会という会社が、自分で交換するためのカートリッジを売ってくれた。レンチも付けてくれて修理のやり方も書いてあったので、何とか交換できた。7000~8000円くらいだっただろうか。値段の問題だけではなくて、業者に来てもらうのは昼間人がいない家にとっては面倒なことなので、自分でできるのは有難いのだ。2001年2月頃のこと。
そして2006年3月、またまた漏れだした。またカートリッジを交換するか、これを機会にもっとメンテナンスの楽な水栓に交換するか……。 そういえば、4年くらい前、個人の掲示板に「MOENの器具を扱っているのでよろしく」という書き込みがあったっけ。あの時は、交換したばかりだったので用がなかったが、今こそ役に立つかも。探し出して会社のwebを見て、電話してみた。こういう時は、平日の昼間に家にいられる仕事は有難い(仕事してないじゃないか)。 MOEN 7250用のカートリッジ1250は4300円だという。「安い」と思って、注文した。森野商会にも聞いてみた方がよかったかな、とも思いつつ。
交換方法は5年前に森野商会から送ってもらった時の説明書に書いてある。さらにはwebにも写真入りで、詳しくでていた。
土曜日、カートリッジが届いたので早速水栓を分解。ところが、外れるはずのカバーが外れない。「外側を叩くとよい」とあるが、うんともすんともいわない。説明書には「わからないことがあれば電話してください」と携帯電話の番号が書いてある。しかし、今回カートリッジを買ったのは、ここ(森野商会)ではなくて、別の会社なのだ。それでもかけてみようか…。夜も遅かったし、土曜日だったので電話はやめて、webからメール問い合わせで聞いてみることにした。分解したままでは困るので、とりあえず元に戻した。新しいカートリッジは、まだ開封していない。
翌日メールで回答が届いた。「外側を叩いてみてください」とのことである。月曜日、再度分解して、「思い切リ」叩いてみたが、結果は同じ。それでもしつこくあの手この手を使って強引に回しているうちに、ギィーっ、グャィーっとイヤな音とともに部品は外れた。ただし、本来「3つの部品」のはずのものが癒着して一体化している。
もうダメダ。恥をしのんで森野商会にHELPを求める。「いつお買い上げになりましたか?」と聞かれて、「買ったのは5年前で、今回は別のところから買いました」と正直に告白。今回買った神戸の会社とも取引きがあるとのこと。ますますバツが悪いが「ひとごとでは済ませられない」と、親切に対応してくれる。しかし、「一体化した部品」はどうにもならず、「この際、日本製の水栓と交換してはどうか」送料込みで1万2000円だそうだ。「自分で取付けるということですか?」と聞くと、そうだという。実は、それをやった人(シロウト)がいることはブログで知っているが、工具がなくて苦労したようだし、今回の失敗のあとで、自分で全取っかえはコワすぎる。というわけで、来てもらうことにして、東京担当の加藤さんという人に連絡をしてくれた。買ってしまったカートリッジは返品しようかというと「それでは先方の手間ばかりかかって申し訳ないから引き取ります」という。おお、そこまで考えているのか。
「今日来てもらえる」のだろうか? 何しろ、水栓は裸の状態で、このままでは水が使えない。しかし、もう午後3時を回っているし…。
加藤さんに電話がつながると、今日と明日はダメで明後日になるという。それまでどうしたらよいのか心配だが、「現状復帰」の方法を必死で教えてくれた。古いカートリッジを戻して部品を付けようとしたがうまくいかない。結局部品を抜いた状態で無理矢理把手を付けたら、「真上に上げる」と水がでて、「真下に押す」と止まるようになった。とりあえずこれでいいかなと思ったが、何かを洗いながら水を出そうとすると、これが片手でできない。少し考えて、サランラップの芯のボール紙の筒を輪切りにしてかませたら、「出」は復旧。「止める」ためには下に押し込む。おっ、意外と使える。しばらくしたらボール紙がぐちゃぐちゃになったので、フィルムケースを切って入れてみた。これがまたいい。
水曜の予定が火曜の午後に来てくれることになった。カートリッジを戻せたかどうかを心配してくれていたそうで、夜に電話をくれたのだ。少しでも作業をしやすいようにと、流し台の下をカラッポにした。なあに、これを機会に掃除しただけだが。
作業はいたってスムーズ(プロだから当たり前か)。加藤ホームセンターの加藤さんは、とても良い人で、「自営業者同志」ということで、仕事をしながらも話しっぱなしだった。「好きなことをするのが一番」。森野商会は仕事を紹介してもらっている、頼りになる先輩だそうだ。以前は道路清掃車の運転をしていたことがあって、今の仕事になってからも、新しいタイプの清掃車を見ると見入ってしまうとか。「自営になって見えてきたことは何ですか」と聞かれたり、「独立を奥様が支えてくれるのは、それまでもいい関係だったからでしょう」とか、初対面で工事に来た人とは思えない会話もした。
新しい水栓がうれしい。
こうして、平日に工事に来てもらって立ち会えるのも、自営業になって有難いことのひとつだ。
P.S.
結局、MOENの新品カートリッジは神戸に返品した。送料分を切手で払って、こちらからの送料と合わせて1300円ほどの出費。
April 11, 2006 at 03:03 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.04.03
自由を得た「のぶ」
4月20日をもって、勤め先を退社することになりました。
永年の…ではなく、ここ8ヶ月の夢だった翻訳業をやります。
当分は、自宅にて作業。いつかは事務所を借りられるようになるかな。ならなくてもいいけど。
とにかく「好きなこと、やりたいことができる」というのがこの上なく嬉しくて、毎日起きるのが楽しみです。それだけ、これまでは「好きでもないことをやってきた」ということなのですが、幸いなことに、あまりそのことには気付かずに過ごしてきたようです。
翻訳、といってもいろいろですが「英→日」専門です。 いわゆる「産業翻訳」が中心になると思いますが、いつかは好きな本を訳してみたいものです。
まずは、家の中を片付けるところから始めよう。
April 3, 2006 at 11:28 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.03.02
「大切な文字を赤で印刷するのはやめて欲しいバトン」
楽しいブログを書いているsatoshiさんが、「大切な文字を赤で印刷するのはやめて欲しいバトン」というテーマで書いています。
ふだんは「バトン」は無視していますが、これには参加します。
(以前mixiには書いたものです)
所沢市の狭山湖畔霊園の駐車場トイレ前の看板。
あまりに見事に消えているので、クイズになってしまいました。
蛇足ながら正解は……(カーソルでなぞってみてください)
犬のフンでみんなが
迷惑しています。
犬のフンは必ず
持ち帰りましょう。
最後の4文字はマジでわからなくなってしまった。
(06-03-06 現地で確認しようとしましたが、実物を見ても全く読めませんでした。息子に教えてもらって上を書きました)
こんな答えも寄せられました。
愛犬家のフンでみんなが
迷惑しています。
愛犬家のフンは必ず
犬が始末しましょう。
March 2, 2006 at 10:28 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.02.22
Visicalc Revisited
ma2さんのはてな日記に wikicalcというweb用のスプレッドシートの話がでている。wikicalcの話というよりも、作者のDan Bricklinがスプレッドシートの元祖 Visicalcの開発者である、というのが主題。
ところで、考えてみたら「スプレッドシート(表計算)」という言葉自体このごろは使われることもなくなってしまった。「エクセル」のことである、乱暴に言えば。少し前までは「ロータス123」とか「Epocalc」とか「○○Calc」というソフトがいろいろあったのだが、その元祖である「Visical」を1979年に作ったのがこのDan Bricklinという人。
当時のパソコン、といってもIBM PCも出る前のこと。ワープロソフトはタイプラーターの延長として誰しも思いついただろうが、Visicalcは、概念自体が全く新しいものだった。
さて、Dan Bricklinのページを見ていたら、「IBM PC版初代Visicalcの実行ファイルがダウンロードできる」ということがわかった。(1999年頃からあったらしい)
ファイルサイズは 27KB。そこいらのGIFファイルより小さい。
ちなみに今のExcel 2003の実行ファイルは8950KB.
早速ダウンロードしてWindowsのDOS窓で動かしてみた。残念ながら、データの入力ができなくて使えないが、まさにVisicalである(あたり前)。
数式やコピー、移動、相対アドレス、絶対アドレスなどスプレッドシートの基本機能はこの時からあったのだ。
Visicalを見ていると、昔のソフトのことをいろいろ思い出す。Bricklinが「Visicalcをダウンロードできるようにしたことへの反響」を書いている。
http://www.bricklin.com/history/vcpostingreactions.htm
Visicalcの権利はロータス社が持っているが、Dave Winerの協力で公開することができたという。Daveはさらに他のソフトについても探しはじめ、BorlandのTurbo Pascal、SymantecからはThink Tank, MORE(Mac用)などのソフトも公開しているらしい。パソコンだけでなく、Dennis Richieによる初期のCコンパイラーも。
会社との交渉は大変だったとBricklinが書いているが、Borlandのように、自社のサイトで Antique Softwareとして公開しているところもある。
クラシックソフトウェア試用記
□Visicalc
表示されて動作するが入力した数や文字が残らない。
□Turbo Pascal
たぶんフルに正常に動作している。サンプルの mini-calcも動いた
□Think Tank(アウトラインプロセッサー)
DOS窓を英語モードにすると(usコマンド)動いた。
【注意】プログラムを開始すると「今日の日付を入れろ」と言われるが、
ここで06年02月22日と入れたら、システム日付が 1906年になってしまった。
ああ、こんなところに2000年問題が。
February 22, 2006 at 04:23 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.02.12
50年前に予測した50年後
2年前の5月に、「オートメーションの時代 --50年後の夢--」というタイトルの記事を書きました。
父、高橋秀俊が1956年2月に書いた同じタイトルの文章を再録したものです。「実際にほぼ50年たってみて、驚くほど当たっていることがある」ということで紹介しました。が、あの時はちょっとフライングで、今2006年2月が本当の「50年後」ですので、改めて紹介します。
本文は、元の記事↓↓をご参照ください。
オートメーションの時代 --50年後の夢--
二○○六年の東京の家々は、他のことはさておき、電話のない家は一軒もないのに感心する。
という件、2006年に読むと迫力を感じます。
February 12, 2006 at 10:49 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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マンション部屋間LAN工事
マンションの1階から3階にLANを通す工事をしました。
「マンションLAN」を敷こう、というわけではなくて、101号室と304号室を持っているので101に入れた「光」を上でも使えるようにしたいという話です。
【歴史】
10年ほど前に304号室を買った時に電話の簡易交換機を導入して3階と内線電話ができるようにしました。当時、ネットはアナログ回線でモデムを使っていたので3階でも通信はできました。
5年前にISDNにした時にルーター(MN128 SOHO Slot In)を入れてパソコンとの接続がLANになりました。が、3階はLANが繋がらないのでアナログのまま。MN128の無線LANが届かないかと実験してみましたが、鉄の扉を越えることができませんでした。
ADSLにしてからはアナログで繋ぐ気にもならないので3階はいよいよ「ネットのない世界」になりました。
「何とか3階にLANを」という思いはずっとあって、窓からケーブルをぶらさげようか、とか無線の延長アンテナを立てようかなどといろいろ考えていましたが、去年の9月に「電話線に無理矢理LANケーブルの代用にする」とうことをやりました。
これは画期的ではあったもののハブを通すとおかしくなったり、パソコンのLANの設定を10Mbpsにしないと動かなかったりとか、気に入らないことがいろいろ。
で、今年1月、突然思い立って光を入れたのですが、その時に「どうやら3階までLANケーブルを通せそうだ」という見込みが立ちました。
とはいえ、道具もないし、やるとなったら大仕事になりそうなので当分やるつもりはなかったのですが、光にしてLANボードを100Mにしたら結構なスピードがでるようになって、〈3階にまともなLANを繋ぎたい〉という思いがつのりはじめました。
そして先週の月曜、会社が創立記念日で半ドンになって、他の予定のアテが外れたので、ふと思い立って秋葉原へ。
そしてそこで「通線ワイヤー」を買ったのです。
マンションの部屋の中や、部屋と部屋の間には「管」が通っていて、電話線やケーブルTVの線などを通すようになっているのですが、その「線を通すための道具」です。電話工事の人はもちろん、ちょっとマニアックで自分で電話やLANの工事をする人は持っています。5000円足らずのものですから、バカ高いわけではありませんが、「めったに使わない」ので前々から興味はありつつも買えなかったのです。
しかしこれを買っただけでは工事はできません。検索してみたら都合のいいことに「LAN工事ドットコム」というページかあるではありませんか。実に親切なページで、ケーブルの配線のしかたから道具や部品の買い方までこと細かに書かれていました。
かくして、以下のものを揃えることにしました。
■ケーブル
コネクターの付いていない「ケーブルだけ」のもの。いろいろ種類があるのですが、とくにこだわったのは「単線タイプ」にしたこと。「より線」の方が曲げやすいのですが、長いケーブルになると性能が落ちるという。今回は30メートルくらいにはなるので「単線」に決定。
50メートルでいいんだけどなぁと思いながらヨドバシに行ったら100メートルが最短だったので買いました。6500円ほど。一生LANケーブルには困らない。
■圧着工具
ケーブルにコネクターをくっつけるのに使います。「ラチェット付にしなさい」ということで、高いけどラチェット付に。
■LANコンセントのモジュール
壁の電気のコンセントや電話の口と同じようなやつ。内線電話用に2本あった口をひとつLAN用に交換。
■LANケーブルテスター
ケーブルがちゃんと繋がっているかどうか調べる機械。何度も工事するわけでもないのだけど、必要かなぁ、と思って手に取ったけれども、パソコン繋いで試せばいいか、と考えて買うのをやめた。
【工事開始】
やることといえば、
・1階から3階までケーブルを通す
・ケーブルの終端を処理して壁にコンセント形式にする
・LANに繋ぐ
というところ。もちろんメインは「ケーブル通し」
どういうところを通すのかというと、こんな感じ。
(クリックすると拡大されます)

101号室から2階の2A端子盤行って、そこから2B端子盤、さらに3階の3A端子盤に行って、304号室へいきます。すべて配管されているので理屈上は難しいことはないはず。
1.予備作業
いきなりケーブルを引いてもいいのですが、助手(息子)がいなかったのと、通線初体験ということで304から3Aに「ヒモ」(呼び線ともいいます)を通してみました。まずワイヤーを送り込んで、先が出てきたらそこにヒモを結んでからワイヤーを引き戻します。届いたと思って見に行ったらまだだったり、行ってみたら2メートルくらいワイヤーが飛び出していたり。結局全部の「区間」にヒモを通しました。区間ごとにヒモは切っては次の区間に引き直しました。
2.いよいよケーブル
息子が帰ってきたので共同作業です。引っぱるのはひとりでもできるのですが、送り出す側にも人がいないと、ちょっと引っかかったり、からまったりするといけないので助手は必須です。ケーブルの端を少しほどいてヒモを結びつけて、ビニールテープで巻きます。これを引っぱってケーブルを導くのですが、ダイソーで買った80メートル100円のポリエチレンのヒモで果して大丈夫か? ダメならもう一度ワイヤーを通して引っぱればいいと思っていましたが、すんなりと通りました。
3.区間ごとの「ため」
304から101まで1本のワイヤーを通すので、「304--3A」の区間はケーブルのほほ全体が通過することになります。ケーブルの元は304に置いてあるので、次々と先の区間で引っぱればケーブルは送り出されていくはずですが、距離が長いので摩擦も多いし、端子盤を通過するところでは他のケーブルとひっかかる危険も大きいので、端子盤ごとにケーブルを「ため」てから次に送り込むようにしました。
2B(MDF)から2Aを経て101号室に行くところは、先日入れたばかりの「光」のファイバーと一緒に通ります。万が一にもこのファイバーのケーブルを痛めると大変なので慎重に。304号室からスタートした理由もこの「ファイバー同居」の部分を通す長さをできるだけ減らしたかったからです。
共同作業のおかげで、トラブルもなく無事に全線開通となりました。
4.いよいよ接続
両端にモジュラージャックを接続します。
《MJ3》
壁から出ているケーブルに直接作業をしなければならないのでちょっとやりにくい。こんなところにケーブルの内の線を押し込みます。
息子にやってもらう。
101と304両側で終ったところでいよいよLANに接続して開通テストです。
息子のPowerbookを繋いでGO! と思ったら「接続できません」。いろいろやってみたがだめ。
ジャックの配線に間違いがないか、押し込みが足りないのではないかチェックするが解決せず。途中で変な接続をしているのと違って「全線1本ケーブル」なのでケーブルに原因があるとは考えにくい。長いから減衰? このくらいでそんなわけはない。「やっぱりテスターいるんじゃない」と息子に言われた。たしかにテスターがあれば「どこがダメなのか」もわかる。今朝ドタン場で買うのをやめたことが見事に裏目。でも、こうしてすぐに買いにいけるのだから有難い。
5.原因がわからない!
テスターは、親機と子機が分かれるようになっているので、
1階の端に子機をつけて、3階に親機を繋いでスイッチオン。正常ならばLEDが次々と点灯するはずですが、何もつきません。ガーン。
あらためてモジュラージャックを点検しても状況は変わらず。
がっくり。
一番の難関だと思っていたケーブルは張れたのに、どうしてこんなところで。横になりながらじっと考える。いくら考えてもわからないのだけど「ケーブル自体に問題があるとは考えられない」という点には確信がありました。途中で接続したり、無理な配線をしたりせずに買ってきたままのケーブルがそのまま通っているのだから。
モジュラーの接続方法に根本的な間違いがあるのか、はたまた結線しているうちに壊してしまったか、とにかく問題点を絞るために一旦モジュラーを切り離してコネクターを繋いでみることにした。せっかく圧着工具も買ったことだし。両端をコネクターにしてテスターを繋ぐと、果してLEDが次々と点灯してテストOKだった。LAN接続ももちろんOK。
このままにして使い続ければ良いようなものだけども、原因がわからないのが気にいらないし、せっかくの壁埋め込みの計画が狂うのも気に入らない。かといって、ここでコネクターを外してモジュラーを付けるのには勇気がいる。"Don't fix it if it ain't broke."(壊れてるんじゃなきゃ直すな)ということわざを思いだす。
モジュラーの結線のやり方を間違えていないかどうかを調べるために、テスト用にケーブルを繋いでLANテスターで調べたところ、テストOKだったので、勇気を奮ってコネクターを外してモジュラーを取り付けようとケーブルを切る時に「アッ」と気付いた。ニッパーではなく圧着工具の「カット」という部分で切ったのだが、ケーブルの通し方によっては切って残った部分にも切れ目が入ってしまうではないか。反対側の「皮むき機能」のための刃があたってしまうのだった。どうやらモジュラーを繋ぐためにケーブルを切った時に肝心のケーブルの一部を切ってしまっていたらしい。本当にそれだけが原因なのかどうかはわからないが、圧着工具をニッパーがわりにるのはもうやめます。
6.最後のミス
こうして再度ケーブルの両端をモジュラージャックにして、念のためにテスターを繋いだところ、何と8つのLEDのうち1から4までしか点かない。これまたショック。結線を確かめたり押し込んだりするとLEDの点き方が変わる。時に暗くなることもある。いよいよわけがわからなくなった。
いじっているうちにジャックに差し込んであったコネクターがグラグラしていることに気がついた。なんとなく頼りない。さらに押したら「カチッ」と入るではないか。意外に強く差し込まないといけないのだ。そうか、普段は壁に固定されているものだから、自然に強く押すところが、工事中だったので押し方が足りなかったのか。これで解決。
もしかしたら、はじめに繋がらなかったのもこのせいだったのだろうか?
7.ともあれ開通
そんなこんなで、無事、じゃないけど最終的にはしっかり開通しました。速度テストはfletsのテストページで50~60Mbpsでるので「1階と同じレベル」になったようです。電話線を流用した「ニセLAN」ではうまく動かなかったハブも復活するかな。
そうそう、ケーブルの全長は、約39メートルでした。結構あったなぁ。50メートルでも間に合ったわけだけど、ハラハラしたかもしれません。100メートルで正解。あとの60メートルは使うことはあるのかなぁ。必要な方には小分けしましょうか。ぼくの自作でよければコネクターも付けます。
P.S.
マンション内(自室より外)での配線については管理組合等と事前に相談してからにしてください。
February 12, 2006 at 06:38 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.02.10
本を検索できる喜び
紀伊国屋書店には Kino Naviという検索端末が置いてあって、本を探すことができる。在庫の有無と棚番号がわかるのでとても便利。
同じような端末がBook 1st大森店(はい、あるんです大森にも)にもあるが、何と「在庫がわからない」。棚を探したけれども見つからなかったので、印刷された紙をカウンターに持っていったらそこのパソコンをチャチャッと叩いて「在庫ありません」とのこと。一般用のとは別のシステムなんだな。
ぼくにとって「書店の検索システム」がものすごく嬉しいのには理由がある。
・棚で本を探すのは非常に困難
・店員に聞くのがイヤ
前者は「ジャンルが特定しにくい本」で顕著。「料理」とか「Java」なら、探すのは簡単だが『ネジとネジまわしの文化』なんて本は探しようがない。
ブルーバックスとか文庫、新書はその点探しやすい。
後者は別に「店員と話したくない」というわけではないのだが、「書名をはっきり覚えていない時」に、どうにもバツが悪くて聞けないのだ。
「山田×○が、少し前に書いた『構造のナントカ』いう本」などということを店員には言いたくない。それでもそれを理解して探すなりしてれればよいのだが、要領を得ない店員だとイヤな思いをするので決して聞かないことにしている。
自分で検索すると、こうした問題がほとんど解決されるので大変有難いのである。
しかし、問題はある。
1.待たされる
紀伊国屋は新宿店、新宿南店ともにフロアに2台づつくらい端末(古いな表現が。パソコンというべきか、キオスクというべきか)があるのだが、空いていることは少なく、時には人が並んで待っていることもある。それは仕方のないことなのだが、問題は「操作の遅い人が多い」こと。50音配列のタッチキーボードが使いにくいのは確かだけれども、書名を「コウゾウケイサンニオケルケンショウホウホウ」みないに長く入れて、「見つかりません」となって、やり直したりされるとかなりつらい。
何種類もの本を探されるのもかなわない。
最近は入力画面で「携帯電話方式」も選べるようになった。たしかにその方が楽という人は多いだろう。
2.タッチパネルがおかしい
かつて「タッチが認識されなかった時にもピッと鳴る」という苦情を書いたことがあるが、それは直った。ところが、きのうは「小内一(おないはじめ)」という著書名を入れたつもりなのに「エナア」になっている。タッチパネルと画面が激しくずれていたのだ。銀行ATMでもよくミスタッチするのだが、それは自分の立つ位置が悪くて「視差」のためだった。しかしこれはそういうレベルではなかった。他の人は平気だったのだろうか?ぼくが背が高いから?
3.実際に書棚に行ってみる
「棚番号」が「31-05」などと書かれているのて、その棚にはせいぜい100冊くらいしかないので探すのはかなり楽。のはずだがそれでも見つからないことがある。「在庫は前日閉店時のもの」なので、今日売れてしまったという可能性はゼロではないが、ベストセラーとか、テレビで話題になったのならともかく、誰かが1年前にブログに書いた記事で知ったマイナーな本を、たまたま他の人も今日買うなどということはそうそうあることではない。
ひとつわかったこどがある。棚の下にある引き出し。棚には出ていなくても、この引き出しの中にはあるということがままあるのである。店員に探してもらうと、そこを開けて見つけてくれることがあるので、この頃は店員の目を盗んで自分で開けて探すこともある。
amazonでやたらに本を買うようになったのは、通販であるということと同じくらい「検索できるから」ということがあると思う。amazonで見つけてからでも、一日も早く手にしたいからと思って紀伊国屋に行くことがあるが、事前にwebで在庫を確認してから行く。webで棚番号もわかるので一直線にたどりつけるし、webで注文して「取り置き」してもらうこともできる。
こうして「決めうち」的な買い方をする一方で「本屋でブラブラして見つけて買う」ことも後を絶たないので、本がたまり続けるのだな。
February 10, 2006 at 08:27 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.02.03
「代々木 今半」でしゃぶしゃぶ
この日記には珍らしく、ちょっとぜいたくな食報告。
妻とふたりで外食ということになった。ジンギスカンに行こうか、と言っていたのだが「ゆっくりしたい」と思案した結果、前から行きたかった「代々木 今半」でしゃぶしゃぶを食べることにした。
「今半」といえば、しゃぶしゃぶ、すき焼きでよく名前を聞くのが「人形町 今半」新宿サザンテラスなどあちこちにあるが、ここ「代々木 今半」はちょっと異色。「牛タンしゃぶしゃぶ」が珍らしい、とテレビで紹介されていたのを見たら、家のすぐ近所とわかって一度行こうとしたら予約とれずに、新宿の今半に行った過去がある。
メニューの先頭に「牛タン」があるので、迷わず「牛タン 2人前」と言ったら、いきなり主人に「2つは多すぎます」と言われた。そうか、2種類とって分ければいいのか。豚、ラムもあるが、やっぱり「牛」。3段階の真ん中を選ぶ。
前菜は、牛タタキと舞茸。「他の店は前菜多すぎて、肉が来たころにはイヤになっちゃうでしょ」。
肉が運ばれてくると主人が食べ方を説明してくれる。2~3回しゃぶしゃぶさせて湯切りして器にとった後、豆苗(えんどう豆の若芽)を湯にくぐらせて肉に載せたところに「オリジナルの塩」を8種から選んでたっぷりかけて食べる。うーんおいしい(以降「おいしい」としか表現できないけどご容赦ください)肉は16枚あったので2人で8種類の塩を全部試した。
「前菜みたいなものです」とのこと。
次は牛。大きなのが5枚。タレは、ゴマとポン酢だが、ゴマだれが自慢。「甘くないから、ゴマ嫌いの人も好きになります、と。たしかに、ぼくもたいていゴマが余る。隠し味にトウバンジャンをちょっと入れてくれて、よく混ぜたところをなめてみると確かにおいしい。
肉の食べ方もちょっと変わっている。クルクルと巻いてから湯に入れる。「中まで熱が通りすぎないように」だそうだ。こうすると食べやすくもある。
野菜がまたまた良い。ネギと豆腐と人参だけ先に入れて、あとはひとつづつしゃぶしゃぶしていただく。肉に負けずに野菜も楽しめる。
この店の珍らしい特徴が「肉のおかわりを少量単位でできる」こと。牛は1枚づつ、豚は50g(3枚)毎。というわけで豚を50g注文。これもまたいいんだな。あらためて牛と豚の違いを楽しむ。
最後はラーメン。ごまだれまたは、塩スープに「つけ緬」風にして食べる。ごまだれにトウバンジャンを多めに入れればタンタンメン風。
デザートは、自家製イチゴアイスクリームとコーヒー。
主人がよくしゃべる。ほくも妻もこういうタイプは好き。代々木八幡に住んでいるということで、子どもの学校の話などが身近でついつい話し込む。ラーメンの途中で話が長くなったので、のびたのはちょっと残念。
近所にいい店があると「トクした」気になるのがわが家の常。食べ始めた直後に「もう一度来よう」と決めた。
牛タン、牛(真ん中のクラス)、ビール(モルツプレミアム)×2,天狗舞(2合)で1万7000円ほど。カードは使えません。
紹介ページ(あ、ライブドアだ。消えませんように)
http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/12644.html
February 3, 2006 at 11:16 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.02.02
C-NETのブログに中島聡さんが連載
先日「最近よく見るブログ」として紹介したsatoshiさんこと中島聡さんが、C-NETでブログの連載を始めました。
初めて写真を拝見しましたが、どこでもお会いしたことはない方でした。
(ふつうはそうです)
C-NETの連載を引き受けることになった経緯というか言い訳は自分のブログに書いています。
C-NETのこのコーナーには、前に「はてな」の社長の近藤さんが書いていて、なかなか面白かったのですが、中島さんは「はてな」のファンだそうなので、そのあたりのつながりがあったのかもしれません。
ぼくは自らトラックバックを受付けない設定にしていて、トラックバックというものの価値をあまり理解していないのですが、C-NETのブログはコメントは受け付けずにトラックバックだけ受け付けているので、設定してみました。
February 2, 2006 at 11:09 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.01.25
Free Horiemon!
Anil Dashという人のブログを時々読んでます。Six Apartという、ブログのシステムを作っている会社の人。
最近気付いたのですが、このブログのタイトルのところに、副題のように
Free Horiemon!
と書いてあるのです。
今なら、この名前をアメリカの人が知っていても不思議はありませんが、ブログの本文で、ホリエモンのことを書いた気配はありません。
そのうち書くか、誰か聞くかなと思っていたけど何も起こらないので、コメント欄で聞いてみたけど返事はありません。
ところでこの "Free Horiemon!" は、「ホリエモン無料」ということかと思っていたけど、もしかしたら、「ホリエモンを解放せよ」なのかも。
January 25, 2006 at 10:03 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.01.23
ドメイン名をとってみました
ふとした衝動で「独自ドメイン名」をとってみました。
http://www.nobuotakahashi.com
これ↑↑で、このブログに来られるようになったはずです。
やたらに長いけれども、名前そのまんまなので知っている人には覚えやすいかな。
.jp というのもとることはできたけれたけど、値段が高い!うえに、「ドットコム」と比べると、まだまだ馴じみがないからね。そのうち別の人がとるかもしれないな。
およそ芸のないドメイン名だけど他にいいアイディアもなかった。
ハイフンなども付けずに、こうして名前を連ねただけのドメイン名というのは他にどのくらいあるものだろうか。
http://www.johnsmith.com/
はありました。
このブログのプロフィールには名前は書いていなかったのだけど、これからは実名ブログにります。
January 23, 2006 at 10:42 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.01.19
"Life is beautiful" by Satoshiさん
Life is beautifulというブログを読むようになりました。
オーナーはアメリカのレッドモンド在住の中島聡さん(satoshiさん)。
NTT通研からマイクロソフトKK、米マイクロソフトを経て現在は
CEO, UIEvolution Inc.
という肩書き。 マイコン創成期から雑誌などで活躍していた人だそうです。
ぼくはこういう経歴に弱い(=敬意を表する)。
もちろん経歴とは関係なく、今書いていること、やっていることが面白いから読むのですけどね。
「科学うんちく」とか「英語うんちく」(数あるジャンルの中ではマイナーなものふたつだった)とかいろいろ面白い話があるのですが、このエントリーを書いたのは、ここの右のサイドバーに「今日のひとこと」を付けたからです。これを作ったのがsatoshiさんで、「自分のブログに貼り付けた人は、コメントかトラックバックで報告を」ということなので、ぼくには珍らしくトラックバックするために、この記事を書いています。いえ、報告するだけならコメントでもよかったわけですから、やっぱり、Life is beautifulを紹介したかったから書いたのですね。
satoshiさんは、プログラムの神様みたいな人だと思いますが、Perlは使ったことがなかったそうで、今年の1月3日に勉強を始めて1月11日にできたのが、このプログラムだそうです。
【追記】
肝心のトラックバックをつけ忘れてました。今付けます。2006-01-19 23:04:23
January 19, 2006 at 04:13 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2006.01.10
野洲のサッカーが面白い
高校サッカーの決勝戦を、いつになく熱心にTV観戦したら、2度と見られないような鮮やかなゴールを見られて満足した。今年の正月は、駅伝に続いてスポーツが面白い。
下馬評では鹿児島実業の2連覇濃厚という感じであったが、野洲が先制して、後半鹿実が追い付いて延長戦。どちらが勝ってもいいけど、つまらないゴールで決まったらイヤだし、PK戦はもっとイヤだと思っていたら、すばらしい結末でありました。
野洲は「セクシーなサッカー」とか「テクニック重視」とか言われているのだけど、シロウト目にも他と違うなとすぐに思ったのが、ディフェンスがボールを大きく蹴り返さないこと。自陣ゴール近くでボールを取ると、近くに相手がいてもパスを繋ごうとする。これが危なっかしいこともあるのだけど、とにかく「安全のために大きく蹴る」ということをめったにやらない。で、決勝点がまさにそこから生まれた。
自陣左サイドで2人がパスをやりとりしながらゆっくり上がったと思ったら、ドーンと右に40メートルくらいのロングパス。いわゆるサイドチェンジというやつ。これが、空中ではなくグラウンダーで敵の合間を縫うようにピタっと通って、それをドリブルで中央に持ち込んでからヒールパスで……、とあとはニュースで何度も流れたとおりの鮮やかなゴール。
で、最後の方ももちろんすごいのだけど、そこにいたるまでのパス回しとサイドチェンジは、サッカー通でもないぼくや、むしろサッカー嫌いの息子でさえ息を飲むすごさだったのに、その後全くテレビで流れない。ゴールシーンだけ映すニュースならともかく、外したシュートなどもいろいろ流す番組でも映していなかったのがとても残念。 ネット上でもそういう声があったので、動画がいくつかアップされていた。 一般ウケはしないと思ったのかなぁ、TV屋さんは。
野洲はファールが少なかったのも特徴。記憶の限りではキーパーチャージ以外の接触プレーによるファールはひとつもなかったかもしれない。鹿実がイエローカード続出したのが対象的。鹿実はエースがイエロー累積2枚で決勝に出られなかった、というのが何とも象徴的。ついでに書くけどファールはともかくイエローカードって、ほとんどは「避けられるもの」なのではないだろうか。審判に対する暴言は論外(でも結構ある)として、プレー中のイエローも必然性を感じるものはめったにない。いや、そもそも「必然性のあるイエロー」なんてあってはならないのだけどね。「イエロー覚悟に止めに言ったプレー」なんていうことがあるけど、あれに価値があるのかどうかは大いに疑問。人としてもね。
カズや中田はものすごくイエローが少ないのはディフェンスをさぼっているわけではないと思う。
ところで「野洲」は「やす」と読みます。日本IBMの工場があるところなので、同業者としては昔から地名は知っていたけど、滋賀県にあることを知らなかったくらいのいい加減なもの。今回の優勝でぐっと知名度が上がることでしょう。
January 10, 2006 at 11:29 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.12.21
クリスマスソングの分析する
子どもが大きくなってからは、クリスマスツリーも立てなくなってしまいましたが、クリスマスの歌は今も好きです。 といっても、単に歌うだけというよりは何だかんだ理屈をつけて楽しむのですけど。例によって。
ここ数年の話題は「赤鼻のトナカイ」。
トナカイの名前が「ルドルフ」だというのは、わりと知られているけれども、原詞では他のトナカイの名前も出てくる、という話について、前にブログに書きました。
その後、「トリビアの泉」で、「トナカイに名前がついていた」というのが取り上げられたそうで、娘から「お父さん応募すればよかったのに」と言われました。
"Deck the Hall" という歌があります。題名を知らなくても、「♪ファララララーララーラ」という歌なら聞いたことがあると思います。日本語題名は「ひいらぎ飾ろう」だそうです。
Deck the hall with boughs of holly,
Fa la la la la la, la la la la.
'Tis the season to by jolly,
Fa la la la la la, la la la la.
Don we now our gay apparel,
Fa la la, la la la, la la la.
Troll the ancient Yuletide carol,
Fa la la la la la, la la la la.
1985年頃アメリカに駐在していた時に、英会話の先生(アメリカ人)が、この歌詞を解説してくれました。「簡単そうなのに、馴じみのない単語」が続出するので、印象に残っています。
deck : 「飾る」てっきりdecorateから来た言葉だと思っていたら違うらしい。
bough : 「バウ」と発音。「枝」のこと
holly : 柊(ひいらぎ) holy(= 聖なる)と紛らわしくて、Hollywoodを「聖林」と書いたりすることあり。(書くなら「柊林」ですな)
'Tis : It is の略。ふつうは It's だけど、詩では時々使われる形。'Twas(=it was)というのもある。
jolly : 陽気な。これは何となくわかる。
don : (服を)着る。
gay : 陽気な、色鮮やかな。同性愛の意味で使うようになってからは、元の意味で使われることは少ないらしい。
apparel : 「アパレル」は日本語になっているけど、アパレル業界、アパレルショップとはいっても、服そのものについてはあまり言わないだろうな。
troll : 歌う
Yuletide : クリスマス。 Yuletide carolでクリスマスキャロル
というわけで、
ホールを柊で飾りましょう
さあ楽しい時が来た
派手に着かざって
昔ながらのクリスマスソングを歌いましょう
てなところでしょうか。
日本語版には、こんなのがありました。
ひいらぎ飾ろう ファララララーララララ
晴着に着替えて ファララララーララララ
カロルを歌おう ファーラ ラーラ ラララ
楽しいこの時 ファララララーララララ
【出典:http://www.ylw.mmtr.or.jp/~johnkoji/hymn/xmas/Deckhall-j.html】
元歌は結構「あわただしい」感じで歌うのが似合うのだけど、訳はノンビリしてます。
順番が入れ替わっている(1-3-4-2)のはなぜだろう。
December 21, 2005 at 10:07 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.12.16
「自分が書き込んだレビュー」とは
アマゾンにある本には「レビュー」がついている。出版社からのものに加えて、読者、というかアマゾンのアカウントがあれば誰でもレビューを書くことができる。
レビューは「おすすめ」とは限らないので、酷評が載ることもある。投稿してもすぐには反映されないので、何らかのチェックをしているようではあるが、悪口を書いたからといってハジかれるわけではなさそう。
レビューはそこそこ参考にさせてもらっているし、自分でも書いたことがある。
さて、本題。
レビュー毎にレビュアーの名前(ハンドル名のこともある)が表示されるのだけど、その横に、「自分が書き込んだレビューをすべて見る」というリンクがある。
こんな↓感じ
レビュアー: なごなご3世 -自分が書き込んだレビューをすべて見る
ぼくは、この本のレビューを書いたわけでもないのに、なんでここにこんなリンクが出るのだろう、と思いつつクリックすると、はたしてなごなご3世さんの書いたレビューが全部表示される。
うん、これなら納得。でも、表示には納得できない。
何でこんなことになっているのだろう?
英語版のamazon.comを見てみたら、
Reviewer:Midwest Book Review (Oregon, WI USA) - See all my reviews
となっていた。なーるほど。これを訳したのか。"my reviews"をぼくが書いたレビューことだとは思わないが、「自分が書き込んだレビュー」と言われたらなぁ。
ふつうに考えれば「このレビュアーが書き込んだレビューをすべて見る」だろうが、直訳風に「私が書込んだレビュー…」でもいいかもしれない。
December 16, 2005 at 03:57 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.12.05
自分のブログ内を高速に検索する
Tigerさんのところで紹介されていたブログ検索のツールを入れてみました。
右のサイドバーの一番上に出ているはずです。
このブログ内を検索して表示するのですが、それが「とにかく速い」。
これは便利です。「オマエのブログ内検索することなんてないよ」と言われそうですが、はいそのとおり、これは「自分で使う」ために付けたのです。
「暴想」さんという方が作ったスクリプトで、このバージョンはココログでは「ココログプロ」専用です。TypePadやMovable Typeをいじれる環境の方であれば使えるそうです。
「ココログプロ」にしてからも、アクセス解析くらいしか「プロ仕様」は使っていなかったのですが、今回初めて「上級者向テンプレート」をいじってみました。スタイルシートもJava Scriptもわかっていないので、ドキドキ。
流行りの"Ajax"は、ここでも使われているそうです。
暴想さんに、あらためて感謝いたします。
December 5, 2005 at 11:23 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.12.02
突然 "Hi Nobuo" と言われて
初めて行ったページの中に、こんな画像が表示されていました。
"Hi Nobuo"って、ぼくはあなたからNobuoを呼ばれる筋合いではないのだけど。
と思って、よくみると amazonチックなロゴではないか。たしかに、amazon.comには名前を登録しているから、きのうも a9.com(amazon系)に名前が出たけど驚かなかった。しかし、このページは、amazonとは何の関係もないはず。amazonは、名前を横流しているのか?
と、さらによくみると "How do we know you?" というリンクがあったのでクリックしてみたら、これは「amazon honor system」という集金システムの一種で、寄付を集めるために置かれていたことがわかった。
で、肝心の"Hi, Nobuo"は、cookie情報をもとにamazonが表示しているのだけど、「画像」としてパソコンに飛んできて表示されていて、上記サイトには名前が伝わるわけではないとのこと。なるほど、なるほど、単にamazonのアフィリエートプログラムで本の画像が表示されるのと同じことだ。
とはいえ、気持ち悪い人もいるだろうから、これを表示しない設定にもできるそうです。
amazon.com( co.jpではない)に登録している人は、上記ページに行くと、同じものが名前入りで表示されると思います。
December 2, 2005 at 01:36 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.11.28
トラックバック受付け中止しました
トラックバックスパムがひどくなってきて、今日の早朝には10個くらい来ていました。これは許容範囲外なので、トラックバックを全面的に受け付けない設定にしました。過去の記事に対してちゃんと働いているのかどうかよくわからないのですが、全ページに対して更新をかけていたようなので多分大丈夫でしょう。
結果として、当然のことながら「まともなトラックバック」も受け付けられなくなってしまいましたが、この際仕方がありません。元々ぼくにはトラックバックの価値がよくわかっていなくて、ぼくの記事を紹介してくれるのであれば、ふつうにリンクしてもらった上で、こちらにコメントを書いてその中に先方の記事へのリンクを書いていただくのが良いのではと思っています。
そういうことを便利にできるのがトラックバックというものなのかもしれませんが、こちらのことを何も書かず、リンクも貼らないトラックバックという、あまり嬉しくないのもあったりするので、まだよくわかっていません。
あとは、コメントスパムが来ないことを祈るだけです。
November 28, 2005 at 09:10 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.11.27
「0.001差」の疑惑。世界体操選手権
2005年11月の世界体操選手権、女子個人総合の1位と2位の得点差は、たったの「0.001」だったそうです。負けたリューキン選手は、さぞかし悔しかったことでしょう。
が、新聞の「金 0.001差 銀」という見出しを見て、「ん?」と思いました。
スキーやボブスレーで「0.001秒差」で勝負が決まるのと違って、体操の得点は、そもそもそんな細かい単位では採点していないはずなのです。
両選手の種目ごとの得点を見てください。
9.325とか9.425というのはともかく、 9.137とか9.587という数字にどこか怪しいものを感じませんか?
体操競技の採点法を調べたところ、最終的には「4人」の審判の得点を平均しているということです。(※1)
9.325 というと 4倍すると 37.3になるので、例えば[9.35 9.30 9.25 9.40]という感じの得点分布が考えられます。ところが、9.537はどうでしょう。
4倍すると、38.148 いかにも半端でおかしくはないか。ちょっと先回りしてしまえば、「9.537」は、実は「9.5375」を切り捨てたものなのではないか。それであれば、4倍すれば、38.15 となって、例えば[9.50 9.55 9.60 9.50]というところ。
つまり、4人の合計が xx.x0 で終った時はよいが、xx.x5になると、4で割ると x.xxx5と小数点以下4桁まで必要になるにもかかわらず、それを3桁までで切り捨てているに違いない。
あらためて、種目別の得点を見てみると、優勝したメンメルは、「切り捨て疑惑」が2種目、2位のリューキンは4種目とも切り捨てられている。切り捨てひとつにつき「0.0005」損をするので、2種目で「0.001」の差になったというわけ。
切り捨てせずに小数点4位まで残した場合の種目別の得点は以下の通り。
ところで、実際には0.001差で順位が決まったわけですが、それはルール通りに計算されたものなので、インチキでもエコひいきでもありません。ただ、審判の採点自体には差がなかったにもかかわらず、「丸め誤差」によって、差がついてしまったことを知っても選手たちは納得するのでしょうか。
では、どうすればよいのか?
種目ごとの得点をあと1桁取ればいいのですが、そうすると表示が大変だというのなら、今のまま 9.537 と表示するにしても、内部では 9.5375 を保持しておけば済むことでしょう。あるいは、合計点は小数点2位まで残して切り捨ててから順位を決めてもいいかもしれません。
水泳では「100分の1秒」までで順位を決めています。「1000分の1秒」まで測ることはできるのですが、そんな「爪の長さ」ほどの差で順位を決めるべきではない、という考えで100分の1秒で差がつかないものは「同着」にすることにしたのだそうです。良い判断だと思います。
体操は、採点方法そのものに大きなゆれがあるので、それに対する疑問や批判も多いでしょうが、せめて集計方式くらいはまともにやればいいのに。女子の体操の採点は、かつては3人の平均を取っていたために「9.333」というように点が出ていました。その結果、9.333×3= 27.999 となって、28.000に負けるということが起き得たそうです。このことを子どもの頃に兄から聞いていたので、今回「ああ、とうとうやっちまったか」と思ったのでした。
「丸め誤差」のために泣き笑いが起きることは、場合によっては仕方のないことですが、このケースは何がいけないのでしょうか?「切り捨てるべきではない」ことは確かだと思うのだけど、
・平均した値を丸めて、その合計をとること自体がおかしいのか?
・「測定誤差」のない、平均操作で生じた数字を切り捨てたからいけないのか?
・審判が2桁しか点をつけていないのに3桁使って順位をつけているからか
・別におかしくないのか?
どうもまだよくわからいので、教えてください>わかりそうな人
0.001差で優勝を逃がしたリューキン選手とその関係者は、このことに気付いているのでしょうか? 気付いたら何か言うのでしょうか? ぼくは秘かに。このことかきっかけなって、得点計算の方法を変えるのではないかと、予想(期待)しています。
ところで、この話をした相手の主な反応は
・体操の採点なんて、そもそもあやしい
・0.001どころか 0.1の差だってわからないじゃないか
・ルールで決まっているのだから仕方ない
などなど、ぼくの期待とは違うものでした。(3つともぼくも同意見ですけどね)
誰もが自分と同じような興味・関心があるわけはないのに、ついついそれを期待してしまうからいけないのですね。
(※1)実際の採点では個々の審判が「9.5」などを付けるのではなく「減点分」を「0.5」などと出して、それを4人分平均して、満点(演技の難易度によるので10点とは限らない)から引くのだそうです。
November 27, 2005 at 03:57 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.11.16
トラックバックスパム
このブログにコメントやトラックバックがあると、携帯にメールが来るようになっています。夜中に携帯が鳴ることもあるのだけど、大した数ではないので問題はありません。
ところが、このところトラックバックがたくさん来る。それも、大昔の記事に対して付いているので、珍らしいなと思ったら、いわゆる「トラックバックスパム」なのですね。URLをクリックしたことはありませaが、"free erotic story"とか、"nudist erotic mother"とか、ロクでもないタイトルがついているのでわかります。これを削除するのが面倒。
ココログには、トラックバックスパムを止める仕掛けは今のところはないみたい。
コメントスパムは来たことがないのだけど。
あまりひどければトラックバックは全面禁止にしてもいいかな。まともなトラックバックは月に1件もないし、コメントに書いてもらえればいいし。
とりあえず、この記事は「トラックバックを受付けない」設定にしてみました。
(記事毎にできるんだ!)
November 16, 2005 at 09:27 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.10.25
桜色の歩道橋
大森にあるピンク色の歩道橋。「桜新道(さくらしんみち)」という交差点の名前にちなんでピンク塗ってさらに桜の花びらの絵がかいてあります。
が、ぼくが注目したのはむしろこと形態でした。「ロの字」ではなく「X」型に橋が渡されています。したがって、対角線に渡るのも隣に行くのも同じ距離。さらには、階段もふつうとはちょっと違って、ゆるいカーブがついたものです。ひょっとして上空から見ると「桜の花びら」に見えるのかな、と思ったけど4弁じゃだめですね。
なにしろこの色だから、初めて見るとかなりビックリします。
【おまけ】
これは上とは全く関係なくて、東京駅近くの店の前に置いてあった2色牛くんたち。
October 25, 2005 at 12:02 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.08.16
靖国神社について書いた
夕刊フジBLOGに
8/15 緊急リサーチ「靖国参拝」―小泉首相は意固地になりすぎ
という記事がでています。
夕刊フジ本誌には8/8に掲載されたもので、夕刊フジと、iMi(いみ)ネットというネット調査サービスの共同企画で、全国3381人にアンケートした結果をもとに書かれています。紙面では署名記事だったので、書いちゃいますが記事を書いたのはぼくです。
靖国神社に関しては、もうあちこちの新聞、雑誌に出ることはわかっていたので、どうやって特徴を出そうか悩んだ末に「回答者がどれほど靖国のことを知っているか(知らないか)」を調べて、さらには、回答していくうちに知識が身につく、ということを考えました。そのネタとして、最適だったのが、参考文献として挙げられているこの本です。
板倉聖宣・重弘忠晴『靖国神社・そこに祀られている人びと』(仮説社)
この中から4つの問題をそのまま出題しました。「アンケート」の答えには「正答」はありませんが、これはクイズのようなものなので、回答する都度、正答と解説を表示しました。
アンケートの最初と最後に「小泉首相の参拝をどう思うか」という同じ質問をしています。解説(教育?)の効果で変化がでるか、というのが狙いでしたが、「無関心派」の半分は、賛否どちらかに移行しました。
思想を操作するためにやっているのではないので、質問や解説は極力「中立」なものにしましたが、それでも「何でこんな誘導するような調査をするのだ」という意見もいただきました。
この記事を書くために、あれこれ靖国のことを読んだおかげで、今年はテレビや新聞の靖国報道をいつになく、よく見たり読んだりしました。
紙面の記事(スキャン)はこちら↓をクリック
iMiネットとしての記事と集計データはこちら↓
http://www.imi.ne.jp/imi/cgi/cap.cgi?1+pr050808.tpl
結局、小泉さんは8月15日には行かなかったんですねえ。
August 16, 2005 at 05:04 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.08.11
学習意欲逓減の法則
2005-08-11現在Googleで「"学習意欲逓減の法則"」を(ダブルクォートで囲んで)引くと、1件も見つからなかったので、タイトルにしてみました。2日後くらいには、ここがひっかかるようになるでしょう。
「学習意欲逓減の法則」とは、板倉聖宣氏が提唱したもので、自ら編集代表をつとめる雑誌『たのしい授業』(仮説社)の創刊号(1973)の中に、
「学習意欲逓減(ていげん)の法則=教育が普及すればするほど学習意欲は低下する」
と書いています。
もともと学習意欲というものは先駆者意識,エリート意識によって大きく左右されざるを得ないのです。ですから,「学習意欲というものは、その事柄についての教育が普及し,学習の物質的条件がととのえばととのうほど〈必然的に〉低下する」という法則性に支配されているのです。(略)
そのことを忘れて,ただやたらに昔のエリート教育の内容を大衆化しようとしても,それは学習意欲をおとろえさせ,授業を無気力なものにさせ,ついには生徒の反抗をよびおこすものにもなってしまうのです。(板倉聖宣『たのしい授業の思想』仮説社, 1988に収録)
以上は、中一夫『「学力低下」の真相(下)』『たのしい授業』2005.08から再引用したものです。中さんは東京の公立中学校の理科の教員ですが、様々な研究をしている中のひとつとして「学力」の問題を深く研究しています。
中さん、板倉さんが研究している「学力問題」は、大きな話なのでここでぼくが解説できるようなことではありませんが、「学習意欲逓減の法則」の部分だけについては、以前に板倉さんの本で知って以来,注目していたのです。
かつては、
・勉強して上の学校に行けばお金持ちになれる
・友人や親も知らない知識を得ることができる
などが「学習意欲」の元になっていたけれども、今は「親は大学を出ているけれども、そこで学んだことが役に立っているとは思えない」と子どもが感じているとすれば、単に勉強をすることやランクの高い学校に行くことが、学習意欲を高める要因にはなりそうもありません。
「学校で習ったことがたいして実生活の役に立たないらしい」という話は、子どもの頃から,おそらく誰でもが感じていたことだと思いますが、キチンと説明されたことはありません。「いつかは役に立つかもしれない」とか「とりえあず受験/単位取得に必要」ということでごまかされていたような気がします。
この法則で考えれば、「誰もが役に立つと思っていた頃のやり方」を、今でも続けているからそうなっている、ということかわかります。
「じゃあどうするんだ」といわれると、簡単にはいかないのだけど、
・あとで興味がでてきた時に勉強できるための
-基礎知識
-意欲
-相談できる人
を持つことではないでしょうか。はい、それをまた「どうやって」なのだけど、一般人のほくとしては、こんなことを考えているだけで気持ちはラクになってきます。
August 11, 2005 at 02:44 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.07.22
2005/0711~17の検索ランキング
検索ランキング
ブログに検索から飛んできた人の「検索ワード」のランキング
対象日: 2005年07月11日(月)~ 2005年07月17日(日)
合計数:463
順位 検索ワード 件数
1 オオグチボヤ 51
2 ペッパーミル 9
3 電動ペッパーミル 9
4 復氷 6
5 透明な氷の作り方 6
6 放射率 6
7 電池 5
8 液漏れ 5
9 ファイテン 5
10 非平衡 4
11 ヤコフォーム 4
12 ケーク濾過 4
13 KO 4
14 電動 4
15 無線ルーター 4
16 SAISEI 4
17 freaknomics 4
18 放射冷却 3
19 放射熱 3
20 なぜ占いを信じる 3
「オオグチボヤ」は『へんないきもの』という本を紹介してから、毎週上位に名を連らねてはいたけれども、「51件」はすごすぎる。いったいとこで何かあったのやら。翌週(今週)は10件程度なので、先週だけの現象らしい。
「透明な氷の作り方」という「ワード」というより「フレーズ」で来てくれた人が6件もあるのはなかなか嬉しい。実際「作り方」は書いてないんだけどね。
「ケーク濾過」には全く記憶がないのでGoogってみたら、日本酒のビンのフタの話題のところがでてきた。しかし、その中にも見つからない。よくよくみたら、271828さんが書いてくれたコメントの中に出てきたのであった。
《今、気付いたら「オオグチボヤ」も、温泉カワセミさんのコメントの中にしか出てこなかったのである。みなさんのおかげです。》
「ファイテン」で5件来ているけど、これはきのう書く前の話だから、また増えるかもしれない。…と思ったけど、タイトルには入れなかったからなぁ。
July 22, 2005 at 01:17 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.07.20
一度試さなければいけない
ファイテンという会社がRAKUWA(ラクワ)などの、いわゆる「チタンを使った健康グッズ」を出しています。TVでは「物干ざをを持ち上げる」CM(この頃みないな)で有名。
この「効果を示すデモンストレーション」というのがあります。
中身の入った2リットルのペットボトルを紙袋に入れる。
椅子にこしかてたままで、その紙袋を人差し指1本で持ち上げる。
感想:「重い」
次に、ファイテン製品を首に巻いてから同じことをする
感想:「軽くなった」
かくしてこれが「ファイテンの効果」となって、みなさんが買っていくそうです。
同じものが「軽くなる」という場合、とりあえず次の3つの可能性があります。
1.実際にモノが軽くなった
2.持つ人が力持ちになった(例:ファイテンの効果によって)
3.軽くなったような気がした
「1」は測ればすぐわかるし、さすがにこれを主張する人は少ないでしょう。
「2」か「3」かを決めるのはとっても難しい。
〈ファイテンを外してからもう一度持ってみる〉という方法もあるけど、どうなんでしょう。
やってみる価値のある実験としては、まだこれをやったことのない人に、
・まず、ふつうに持ってもらう
・次に「特製リング(自作)」をつけて、持ってもらう
これで軽くなれば「特製リング」の効果はすごいのか。
何も変えずに、単に「もう一度やってみてください」もやってみるべきでしょう。
ペットボトルの中身を減らして本当に軽くしたふりして実はそのままにして持たせるのもいいかもしれません。
要は「3.軽くなった気がした」に違いないと思っているわけですが、かりに「何もしなくても軽くなった」としても、それは決して「RAKUWAには効果がない」という証明にはなりません。麻原が「空中浮遊」した時に、江頭2:50などが「こうすればオレたちだって浮遊できる」ということを示したけれども、オウム側は「それは、麻原の空中浮遊を否定したことにはならない」と言ったそうです。「他にも同じことをする方法かあるとしても、超能力でないとは言えない」ということ。(ファイテンか超能力だという意味ではありません)
先走ってしまいました。
まだ私は、ペットボトルを持ち上げる実験をしていないのです。これ以上何か言うのは、やってからにします。
【参考にしたページ】
http://www.alook21.co.jp/html/phiten1.htm
http://blog.so-net.ne.jp/nabechin/2005-06-15
July 20, 2005 at 12:52 PM in スケプティクス, 日記・コラム・つぶやき, 科学 | Permalink
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2005.07.08
生きている証し
ブログ書いたくらいで「生きている証し」にはならないか。
「この頃ブログ更新してないけど大丈夫ですか」と聞かれることがあるんです。
ありがたいことですね。
マホービンにセンサーと携帯電話がくっついていて、しばらく使わないと「おじいちゃん、どうしたんだろう」ということで電話がかかるようなのがあるそうです。今なら、携帯メールでブログに自動書き込みすれば、いいか。あれ、それじゃ生きているかどうかわからないからダメだ。
みやこださんのブログの1年くらい前の記事で紹介されていた、この本。
America’s Role in Nation-Building
From Germany to Iraq
アメリカのランドコーポレーションの人たちが書いたれっきとした「本」なのですが、
http://www.rand.org/publications/MR/MR1753/
↑ここで全文ダウンロードできちゃいます。
第2次大戦のドイツ、日本にはじまって、イラク復興までアメリカがどうやってきたか、ということがわかりやすく書いてあります。
敗戦後占領軍がどうやって何をしたか、そもそも何も知らなかったので、この本に特別なことが書いてあるのか、誰でも知っていることなのかわかりませんが、たぶん日本人にとっては「へぇー」なのではないでしょうか。
日本をいかに早く復興させ、かつ軍国主義が決して再発しないためにマッカーサーがどうやったか、という話。
July 8, 2005 at 01:09 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.06.15
後藤英一さんとパラメトロン
後藤英一さんが亡くなった。
http://www.asahi.com/obituaries/update/0613/003.html
私と後藤さんは直接は関係はないのだが、父の教え子でもあったので、私が子どもの頃からよく知っている。
後藤さんの最も有名な発明は「パラメトロン」。真空管の時代に、安価で故障の少ない画期的な素子であるパラメトロンを考案して、パラメトロン計算機PC-1を作った。富士通などが商品化もしたが、トランジスターの台頭により、徐々に使われなくなった。当時の東大の研究者たちは、順番待ちして使ったそうである。
なかなかの変わり者だったとかで、そんな後藤さんを見出したことを父は自慢していたそうである。
後藤さんは、パラメトロン以外にも秀れた実績があるが、次の逸話が素晴らしい。
(情報処理学会、コンピューターミュージアムのページより)
外国人研究者:「俺は後藤という日本人を3人知っている.パラメトロンの後藤,ゴトー・ペアの後藤,磁気単極子の後藤.お前はそのどれかか」
後藤英一:「俺はそのすべてだ」
母が葬儀の時に聞いてきた話によると、何らかの集積回路に関しても大きな発明をしているそうなのであるが、残念ながら詳細はわからなかった。
パラメトロンは、誰でも知っているというものではないが、コンサイス英和辞典や広辞苑にも載っている。
Oxford English Dictionary(OED)を調べてみたら、ちゃんと載っていた。
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Parametron
A digital storage element consisting of a parametric oscillator in which the digit is represented by the phase (0ー or 180ー, corresponding to 1 or 0) of the output signal relative to that of an applied reference signal of the same frequency.
【引用】
1956 ETJ of Japan June 64 A new type of electronic computer component called the paraarametron・was invented by Ei-ichi Goto of the Faculty of Science, University of Tokyo, in spring of 1954.
1957 Jrnl. Sci. Res. Inst. (Tokyo) LI. 59 (caption) A parametron unit; an exciting current is supplied from 1, causing an oscillation in the L-Lエ-C circuit. Input and output lines are 2 and 3 respectively.
1960 T. E. Ivall Electronic Computers (ed. 2) xiii. 234 The parametron requires no valves or transistors, only passive reactive elements, and being therefore extremely stable, reliable and long-lived, is ideally suited for use in digital computers. The main limitation is that because several cycles of oscillation are required to establish a binary digit,+the digit rate is necessarily low.
1967 R. K. Richards Electronic Digital Components & Circuits vi. 337 Parametrons quickly became very popular with Japanese computer manufacturers.+ However, not one computer employing parametrons is known to have been built or designed in the United States.
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June 15, 2005 at 11:24 AM in 日記・コラム・つぶやき, 科学 | Permalink
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2005.06.13
やっぱり猫がいる生活
6月10日(金)
姿を見かけなくなってから5日目の今朝、妻が「声がする」といって、寝室の窓を外をみたら、クロス君が来ていました。ちょっと大きくなって、壁のぼりも上達してました。
庭では遊んでくれませんでしたが、塀の上を2往復くらいしてから、どこかへ去っていきました。
もしかして迷い子になったのかとも思いましたが、その後、ママ猫が近くを通ったので、おそらくクロスのことは見守っているでしょう。
ヤンチャ、ゼンチャ、ノンクロスの3匹はどこ行ったんだよぉ。
10分後くらいに、ママ猫が、庭を通っていきました。遊び場として再び採用してくれるのだろうか。
6月12日(日)
昼寝からさめると、庭に来ている子どもたち。そぉっと写真をと撮っていたら、急に走りだしたので「逃げられたか」と思ったら、ママのところへ。デジカメで動画、静止画撮りまくりました。
75枚も撮った中から何枚か。
またおいで~。

動画は9MBもある上に、QuickTimeの .mov 形式ってやつなので見られない人もいるかも。ある程度以上新しいQuickTimeなら大丈夫のはず。
http://nob.cocolog-nifty.com/movie/4kittens.MOV
もうひとつ動画、こちらはAVI。6/4(日)。 ダウンロード imgp0581.AVI (4876.2K)
June 13, 2005 at 11:31 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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検索ワードランキング
先週(2005-06-06~06-12)間に、どんな検索ワードでこの日記に飛んできたかのランキングです。
順位 検索ワード 件数
1 放射率 21
2 ペッパーミル 11
3 放射熱 11
4 水酸化ナトリウム 11
5 放射温度計 10
6 電動ペッパーミル 9
7 jword 8
8 オオグチボヤ 8
9 電池 8
10 アルミ 7
11 液漏れ 7
12 ブラウン運動 6
13 仕組み 6
14 16 5
15 MS-DOS 5
16 Windows 5
17 freaknomics 5
18 アメリカ 5
19 ストロー 5
20 ファイテン 5
「放射率」の21件はうれしいなぁ。いや、ホントにこれはうれしい。
「放射熱」や「放射温度計」も上位にいます。ペッパーミルとオオグチボヤ(『へんなどうぶつ』より)が根強い。
17位で5件ながら「freakonomics」が入っているのもいいなぁ。
そして20位の「ファイテン」。さぁ、早く体験してこいつを上位にするぞ。
続いて、「検索フレーズ」のランキング。
1 電池 液漏れ 6 …みなさん苦労してますね。
2 アルミ 放射率 4 …業界の方でしょうか
3 ファイテン 詐欺 3 …すばらしい
4 ブラウン運動 ピンポン球 3 …こんなこと書いたかぁ。
5 一升瓶 栓 理由 3 …マニアック
6 放射率 一覧 3 …研究熱心な方
7 放射率 表 3 …同じく
8 熱力学 田崎晴明 古書 3
「ファイテン 詐欺」がうれしい3件。(自分じゃないだろうな)
田崎さ~ん、学生さんが3人ほど、熱力学の本を古本で買おうとしますよぉ。
June 13, 2005 at 11:14 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.06.07
猫のいる生活
先週くらいから、寝室の窓の外で何やら音がすると思っていら、ある時、窓ガラス越しに、小さな子猫がこちらを向いて、ガラスをひっかいています。 塀と建物の隙間の軒下で、猫が子どもを四匹産んで育てていたのです。ガラス越しのせいか、人間を怖がることもあまりありません。 わが家では動物は飼っていないし、犬も猫も特別好きでもないのですが、これはカワいい、カワいすぎる。
土曜の朝、居間のカーテンを開けたら、マンションの小さな庭を子猫たちが走りまわっているではありませんか。それを母親がじっと見守っています。ガラス戸のこちらから見ている人間たちも、じっとにらみながら。
子猫はホントに「ジャレる」のですねぇ。ケンカしているのかと思ってしまうほど。
4匹は「猫シロウト」のぼくにでも判別できるような色違いです。名前もつけました。
黒のまだら…………………………ヤンチャ(やんちゃで、ひとりで別行動をするので)
ほぼ全体が茶色……………………ゼンチャ(全茶)
茶色のまだらで背中に十字模様…クロス
同上、ただし十字なし……………ノンクロス
母猫は、黒と茶の入ったいわゆる「三毛猫」。遺伝の法則の教材になりそうな色あいです。
ところで、マンションの、この庭の部分は、猫たちか寝場所にしている窓側(土盛りされている)ところよりも、1メートルあまり低くなっていますので、その1メートルほどのコンクリートの壁を飛び降りてきたに違いありません。ところが、そこを登って上に戻るのがさあ大変。母猫は当然簡単に登りますが、子どもたちは、半分くらいまでよじ登っては落ち、助走をつけてもまだだめ。横の方からやっても登れません。母猫が子を口にくわえてジャンプしようとしたこともありました。ハシゴでもかけてやりたい気持ちにかられますが、じっとこらえます。
そのうち、ヤンチャとノンクロスの2匹は練習の甲斐あってか、登れるようになりました。上からきょうだいたちを見ていたり、また飛び降りてきたり。母が下りてくると、すぐにまとわりつく子猫たち。
土曜の午後の大雨の中、母と2匹は寝場所に上がって雨やどりしているのに、クロスとゼンチャは上がれません。そのうち、あきらめて、たまたま立てかけてあった大きなタライの下にもぐり込ん雨やどり。心配して母が降りてきたりしていたようですが、最終的に夜をどうやって越したのかはわかりません。
日曜の朝、またみんなで遊んでいます。木に登ったり、植木鉢に乗ったり。
そして、また寝場所に「登る」時が来ます。ヤンチャとノンクロスはさっさと登ります。といっても、母のようにサッと行けるわけではなくて、ややデコボコの多いヘリの部分にしがみつくように、ジワジワとやっとのことで登っていくのです。上から「早くおいでよ」と言わんばかりに下を見ていますが、あとの2匹はまだ登れません。もうあきらめてしまったのか、あまりチャレンジもしません。
母と2匹は上で昼寝でしょうか、残りの2匹はしばらく遊んでいましたが、ある時、クロスが、ツツジの繁みを登りはじめました。しかし、子猫といえどもツツジの枝は細すぎるのか、何度も途中で落ちてしまいます。それでも、繰り返しているうちに、上に方に顔を出して「ジャンプ!」。ちょうどぼくからは死角になって見えませんでしたが、次の瞬間クロスは「上」を歩いていました。「やったぁ」。 しかし、今度は残されたゼンチャが心配です。これまでは「登れない仲間」がいたのに、ついにひとりだけ取り残されてしまったのですから。
と思って、ツツジを見ると、さっきとは違う奥の方でガサガサやっています。ツツジを足がかりに、塀に前足をかけているようにも見えます。ぼくが寝室から居間にまわって見た時には、ゼンチャはすでに塀の上をスタスタと歩いていました。そしてすぐに、みんなのいる寝場所へのたどりつきました。結局ほんの1分ほどのあいだに2匹とも、登れるようになったのです。
なんとドラマチックなことよ。
さあ、これからは、もういつでも庭と寝場所を行き来できる。
と思っていたのですが、その後2~3度見かけた後、月曜、火曜ともうこの子たちを見かけることはありません。
警戒されてしまったのか、はたまた巣立っていったのか。
わが家にとっては、つかのまの幸せでしたが、いつかはこの時はやってくるのですね。
動画くらいとっておけばなぁ。
関連ページ:「テツブログ」
June 7, 2005 at 02:44 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.06.01
アインシュタインのつぶやき
朝日新聞の日曜be(5/29号)の「アインシュタインのつぶやき」というコラム。
「物理学の最初の授業は実験ができて、見て面白いことだけにすべきです。……若い精神を、数式などに決して近づけないことが特に大切です」
こういうことも言っていたのかアインシュタインは。
本文を読んでみると、
実験とはみえないものを見えるようにすることだ。学習院大学の田崎晴明教授(統計物理)は「初期の関心は、ミクロの世界を目に見える世界につなぐことだった」と指摘する。
おおお、たざきさんだぁ。そうか、意外なところで発見した。いえ、アインシュタインと田崎さんは十分に関係があるから意外ではないのだけど、ぼくはそもそも朝日新聞は読んでいない(1日遅れで母からもらうけどあまり見ていない)のに、なぜ今回は気付いたかというと、「be」だけを別刷でもらったからなのである。どうしてもらったかというと、同じページの「あっと!@デ~タ」というコラムの「地元球団は好きですか?」というプロ野球の「好きな球団」の調査をウチの会社でやっているから。(ぼくの名前は出ないけどね)
田崎さんと同じページに登場しながらも、内容がまるで違うところがネット仲間たるゆえんでしょうか。
June 1, 2005 at 03:46 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.05.24
〈ゆるく〉締めよう
水道の蛇口、最近増えてきたレバー式ではなくて、ひねって開け閉めするタイプの昔からの蛇口の話です。 これをやたらにキツく締める人がいて困ります。 使おうとひねった時に「うっ」となる。 「決して漏れないように」という気持ちからだろうし、もしかしたら子どもの頃から「水道の蛇口はギュッと締めるものよ」と教わってきた人もいるかもしれない。でも、「強く締めすぎ」なのです。
本来この蛇口は「そっと」締めればピタッと水は止まるのです。特に新しい蛇口なら、まさかと思うくらい軽~く締めただけでもう水はでてきません。
使っているうちに、段々とゆるんではくるけれども「強く締めなければ止まらない」とすれば、それはもう寿命なのです。
実は「強く締める必要がない」ばかりでなく「強く締めてはいけない」のです。 この蛇口は「コマ」と呼ばれるゴムのパッキングのようなもので水を止めるのですが、強く締めるとゴムがつぶれて、段々と元に戻りにくくなる。そうすると、さらに強く締めないと止まらなくなる、という悪循環で、どんどんと締まりは悪くなっていくわけです。学校の実験室などにある大量の蛇口のいくつかは、ひねっても(水が出ないことがありますが、あれはゴムがつぶれて固まってしまったためです。
てなわけで、このタイプの蛇口をお使いの方は、ためしに「ゆる~く」締めてみてください。調子がよければ「ポタポタ」することなく、ピタっと止まるはず。ポタポタする時でもあとほんの少しひねれば止まります。 締め足りなくて、その場を離れた後で漏れ始めたらイヤだ、という気持ちから、ついつい締め付けすぎるのでしょうが、「ゆるく止める」というのは、なかなかいいものです。
May 24, 2005 at 01:52 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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無料配送はじめました
先日OEDのCD-ROMを買った話を嬉しく書きました。
新宿の紀伊国屋新宿南店で買ったのですが、レジでパッケージを差し出して、5万何がし!かを払うと、店員がこう言いました。
「送料無料でお送りさせていただくことができますが、いかがいたしますか?」
念のため付け加えますと、
・パッケージはパソコンソフトのパッケージくらいの大きさで、中身はCDと紙っぺらだけ
・他には何も買わず、このCDだけを買った
ので、よもやこれを別送することなど(金をもらっても)想像もしていなかったので、一瞬答えにつまりながらも「結構です」と丁重に答えました。
後から思ったのですが、おそらく「1万円以上は送料無料」とかのルールがあるのでしょうね。「たくさん買ってくれたから送料をサービスする」ということに加えて「1万円も買えば重くて大変だろうから」ということもあるでしょう。
てなわけで、ぼくが買ったものは「5万円」もしますので、店員さんは「失礼があってはいけない」と「無料配送」のことを言ってくれたのだと思います。
「タダなら送ってもらわないと損」と思う人や
「ジョギングしながら帰るからジャマ」とかいう人もいるだろうから、オプションを提示するのは正しいことなのでしょう。「結構です」と断わればすむことなのだから。
マクドナルドでハンバーガー20個買っても「こちらで召し上がりますか?」と聞くとかいう話があったなぁ。
May 24, 2005 at 10:49 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.05.20
"仮想デバイス ドライバの形式が無効です"と"実行するのに適していません"
トラブル解決ってうれしいですね
パソコンのソフトの話です。
OEDをWindows 2000のマシン(6年モノ)にインストールして、さあ実行、とクリックしたら、こんなメッセージがでました。
Windows 16 ビットサブシステム
SYSTEM \CurrentControlSet \Control \VirtualDeviceDrivers.VDD. レジストリの仮想デバイスドライバの形式が無効です。
アプリケーションを終了するには、「閉じる」を選んでください。
前にも似たようなのが出たことがあるけど、「無視」を押して進めていたので同じようにすると、今度は
16ビット MS-DOS サブシステム:autoexec.nt は MS-DOS および Microsoft Windows アプリケーションを実行するのに適していません」
というのが出るじゃありませんか。これまた「無視」したら、そのまま何もしなくなって、タスクマネージャーを見たら、何も動いていなかった。要するに終了したのね。
こりゃ参ったなぁ、と少し悩んだあと、Googleで
"仮想デバイス ドライバの形式が無効です"
を探してみた。(ダイアログのメッセージの文字列はコピーできないので、手打ちだよ)
すると、あるはあるは。こりゃ期待できそうだ、と
[win2k] トラブル
というページを見にいく。
どうやらレジストリーをいじれば直るらしくてやり方が書いてある。
regeditではなくregedt32を使えというのでその通りやって、何とかキーの中の中の中の
VDDというのを削除しろ、といわれたが、VDDが見当たらない。「あちゃー」と思って、説明を読み進むと、ちゃんと書いてあるんですねぇ
注意:regedt32 で VDD 値が表示されないことがあります。この場合 regedit から VDD 値を削除してください
その通りrededitで削除して、rededt32で追加してOK! 気持ちがよい。
これでひとつめのエラーは出なくなったけど、2つ目は同じように出続ける。
それでは、とこちらも「実行するのに適していません」で検索すると、MSのサポートページがでてきました。autoexec.ntというファイルが、こわれたか、なくなっているか、という。そんなもの消した覚えはないのだが。
解決方法はWindows2000のCD-ROMからexpandコマンドでコピーし直せという。うーん、CDどこにやっただろう。…と思いながら、別のページを見たら「winnt\repair」フォルダーの中にあるというではないか。はたして、その通りだったのでそいつを単に\winnt\wint32にコピーしたら、しっかりとOEDは動きはじめたのです。
16ビットアプリケーションを動かす時に「よくある話」のようで、情報ページもたくさんありましたが、実にそのものズバリのQ&Aがあって、助かりました。VDDがなかったら、「その時は」というのがあるし「CDからコピーかぁ」と思ったら「repairフォルダー」の中に入っていたし、こんなにうまくいくことは珍らしいなぁ。
ここ↓にはお世話になりました。
http://homepage2.nifty.com/winfaq/w2k/trouble.html
May 20, 2005 at 02:00 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.05.17
「と学会」の例会に行ってきました
5月14日(土)、あの「と学会」の例会に初めてゲストとして参加しました。
『トンデモ本の世界』など、「と学会」編の本はいろいろでていますが、会としての活動は、年4回の例会と「トンデモ本大賞2005」(6月4日に千代田公開堂にて)があります。
(「と学会」については、公式ホームページをご覧ください)
例会では会員およびゲスト参加者(ぼくもそうなんだけど、「ゲスト」というのは英語のguest、というかコンピューターのguest accountのイメージであって、テレビ番組のゲストではない)の有志が「発表」をします。発表の形式は様々ですが、内容は「と学会」の趣旨であるところの、
「作者の意図していない楽しみ方をする」
ということのようで、おかしなコミック、「ピーマー焼酎(ひどくマズイらしい)」とか、トンデモ本などが次々と紹介されます。この日は30人くらいの発表があって、1人7分間(かなり厳しく守られる)づつ、休憩を挟んで4時間以上も続きましたが、飽きることはありませんでした。
マンガはぼくの不得意分野なのですが、あまりにトンデモなものは、前提知識なしに笑えます。(馬がしゃべるのとかね)
ぼくは、ちゃんと準備をしていかなかったのですが、せっかくの機会なので、先日の東急ハンズでの「フリオンシャワー」と「ICアルファ」デモとのやりとりを報告しました。また、多くの発表者が本にたくさん付箋を付けていてジャマそうだったので、「スリムミニ」を紹介してきました。
2次会にも参加して、「名前しか知らなかった人」とお話ができて楽しいひとときでした。
「ニセ科学批判」は、この会の主目的ではありませんが、大きな部分であることは間違いありません。ただし、単に批判するだけでなく「やっている人たちの気持になって」考えるところが、すぐれていると思いました。一般に、ニセ科学批判は「こいつらは絶対に許せない」的なスタンスになりがちで、そのことが、対象者だけでなく第3者の反発を買うことにもなることが多いのではないかと思うので、ぼくも柔軟な発想でいきたいものです。
May 17, 2005 at 10:12 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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OEDのCD-ROM買ったぞぉ!
OED(Oxford English Dictionary)のCD-ROMを買いました。
10年くらい前から欲しかったんだけど、当時は10万以上して、その後安くなったんだけど、こんどはあまり使い道がなくて縁がなかったのだけど、このところ1800年代の本を訳したりしているので、古い文例がでているのOEDが便利そう、というわけでおねだりして買ってもらいました。
5万1450円@紀伊国屋。
たぶん、前のバージョンではCDを入れていないと使えなかったのだと思うけど、こいつ(Version 3.1)はfull installすればHDにコピーしてそこから使える。HDが大きくなったからできることなんですねぇ。
コピープロテクトのためにCDをを要求するんだけど、これが「90日ごと」でいいので、あまり面倒ではない。それでもCDイカれちゃったらいやだから、バックアップとれないかなぁ、などと思っているけどまだやってません。
肝心の使い心地はもちろんすばらしい。Tyndall先生を検索すると、熱の本や氷河の本からの引用がバシバシでてくる。
ちゃんと使うのはこれからだけど、買ってよかったぁ。
May 17, 2005 at 10:04 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.05.05
「付箋紙」のススメ(ポスト・イット スリム見出し(ミニ)
付箋紙というと、ぼくの記憶にある一番古いタイプは、「ぬらすとくっつく」ノリが付いてて、端が赤くなったタイプ。紙はかなり薄かった。
ポスト・イットが出現した当時は「高価」だったので、なかなかこれを付箋紙に使おうとは思わなかったけれども、どんどん安くなって、製品としても「ポスト・イット付箋紙」として売られるようになってきた。中でも気に入っていたのは「透明タイプ」で、これを「しおり」として使っていたのだけど、結構高い(といったって大したことないんだけど)ので、ついついケチケチして使ってしまうので、なかなか「付箋紙」として使うことはありませんでした。
さて、この頃ある付箋紙にハマッています。ぼくが付箋紙を使うのは、本や雑誌を読んでいて、後で見返すためとか、しおりとしてですが、その目的にベストと思っているのが、
『ポスト・イット スリム見出し(ミニ)』
です。
7.5×25ミリほどでほんとうに「ミニ」です。
100枚づつの束が10入って220円。
作家・ジャーナリストの日垣隆さんに教えてもらいました。(使い方も)
その特徴は
1.小ささ
2.安さ
「1」。小さいのでページの端に貼った時に文字を隠してしまう心配があまりありません。「付箋紙に字を書きたい」という人には向きませんが、書けないわけでもありません。
「2」の安さなんですが、これは単に「サイフが嬉しい」とか、〈ドンドン使える〉というだけではなく、〈安さゆえの使い方〉があるのです。
実は「小さい」故の欠点として、この付箋紙の「束」は、置いておくのにはあまり便利ではありません。では、どうするかといえば、本を読みはじめた時に、「束」から20枚くらいを〈剥ぎとって〉本の表紙の裏などに貼り付けておくのです。
こうしておけば、電車の中で読んでいる時にでも、いつでもすぐに取り出せるというわけです。「出かける時用」のやり方として教わりましたが、ぼくは家の中でもいつもこうしています。
この方法は、別にこれでなくてもできることですが、「安い」ために、心おきなくできるところが大きな特徴です。1枚約22銭ですので、20枚でも5円以下です。「量が質を変える」という話がありますが、「安さが使い方を変える」ということですね。
応用としては,キーボードの空いたところにも小さな束を貼りつけておくと、探さずにすみます。
「そもそも、なんでそんなに付箋紙を使うことがあるのだ」
と思う人には関係のないことかもしれませんが、「文房具好き」の人は、なんとなく嬉しくなっちゃいませんか。
そうそう「安い」ことによる「変化」のひとつは、「人にあげちゃえる」こともありました。「これ、いいでしょ」と誰かに自慢した時には束単位でどんどんあけちゃいます。
ポスト・イットの売り場にはおびただしい種類の商品がありますが、これはあまり「売れ筋」ではないようで、どこにでも置いてあるわけではないようです。これよりちょっと大き目のとかもありますが、「安さと小ささ」に徹するならば、この「ポスト・イット スリム見出し(ミニ)」に限ります。
May 5, 2005 at 01:44 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.04.25
ふたたび 「ふざけるな!!! JWord」
何ヶ月か前に「JWord」の暴力的インストールの話を書きました。
いくつかコメントやトラックバックをいただいた他、その後のアクセス集計によると、「JWord」で検索してやってきた人がたくさんいることがわかりました。
ぼくはといえば、めでたくアンインストールしたものの、その後も「さるさる日記」などを見るたびにインストールされてしまい、怒りはおさまっておりません。
もはや「JWordをインストールされない」ための唯一の対策は「JWordをインストールしておく」しかないようです。
検索機能を止めることもできるようなので、そりあえずそうしてありますが、そもそもはじめにJWordがイヤになったのは、「更新しますか?」とちょろちょろ言ってくることだったのです。この頃は見かけないから、もしかしたらやめたのか、いや、むしろ「勝手に更新している」のかもしれない。
つまりは目に見える実害はないのかもしれないけど、「勝手にインストール」がどうしても許せないのです。海外エロサイトの電話かけるやつなんかだって、いちおうクリックくらいさせるでしょう。「インストールしました」と堂々と表示するのは、黙ってやるよりはマシなのかもしれないが、気に障る分怒りは増加。
まだよくわからないのは、同じページ、例えば「勝谷誠彦の××な日々。」(URLは下記)を見にいくと、ぼくはまず間違いなくインストールされるのだけど、どうもそうでない人もいるらしいこと。もし、その人たちは「すでにインストール済み」だとしたら、恐ろしい話であるが。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/ ←JWord地雷のあるページ
「こわい物見たさ」で試される方は上のURLをクリックしてみてください。
April 25, 2005 at 11:37 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.04.06
アルコール禁止の花見@新宿御苑

正確には「アルコール〈持ち込み〉禁止」ですね。
ご存じでしたか? 都内有数の桜の名所「新宿御苑」は「アルコール類の持ち込み禁止」なのです。それも「書いてあるだけ」ではなくて、入口で何人もの係員かスピーカーを持って「持ち込みできませ~ん」と叫んでます。
たしかに、上野公園などとは違って夜は閉園してしまうようなところなので、本格的な「飲めや歌えやの花見」には向いていませんが、それにしても「禁止」とはね。
で、ぼくは今日(4/3日曜)は、「花を見る」のが目的だったので、気にせず、いや、気になりつつ入場。自動販売機で200円の入場券を買うと、それはプリペイドカード風のカード。ゲートの自動改札に入れるとそのまま回収されるので、ほんの10秒ほどしか使わない。でも、1回限りで捨てられるキップよりいいですね。
実はまだほとんど桜は咲いていないのですが、人出はかなりものので、あちこちにシートを敷いて「飲食」しています。よくよく見るまでもなく、みなさん「アルコール類」を飲んでいました。 入口で「検問」するわけではないし、巡視しているわけでも(たぶん)ないので、こうして飲んでいられるのですが、こうなることわかりきってて、あそこまで言うかなぁ。 看板はともかく、何人もが「禁止で~す」と言うほどのことか。一体誰にする建て前なのかもよくわからない。「あきらめて帰ってしまった人がいたら気の毒」とまでは思わないけど、こっけい、かつ不快でありました。
こんな話ばかりでは申し訳ないので、数少ない「咲いている桜」の写真も。

あと少しだけ、「マイフォト」にもあります。月末には去年に引き続いて「弘前の桜」を見てきます。
April 6, 2005 at 10:50 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.03.30
ハンコは誰のため?
印鑑登録したハンコ(実印)は、「本人が押したものである」ことを、かなり信頼できるものなので、意義はよくわかります。銀行印も同様。これらは、「照合」するために印影が登録されているから、本人ないしは名義人の特定に使えるわけです。
ところが、いわゆる「三文判」の使われ方というのはどうでしょう。
・書留郵便などの受取り時
・アルバイト料をもらった時
・回覧板
・署名運動
などなど、最近は「サインでいいです」ということが増えてきたとはいえ、ハンコを要求されることはまだまだ多い。しかし、「三文判でいい」ということは、「誰にでも買える」ということだから、「本人である」かどうかの証拠にはまるでなりません。そもそも、そのハンコの印影は他のどこにもないかもしれないから、「照合」しようにもやりようがありません。あるのは「高橋さんらしい人が、[高橋]というハンコを押した」ということだけ。
いくら「誰でも買える」とはいっても、自分の名前以外のハンコを持っていることは少ないので、「そのためにわざわざハンコを買う労力」分は、ハンコがない人よりも「本人である率は高い」と言えないこともないけれども、あまり説得力はありません。
こんなどうでもよいことなのに、郵便局で保険の支払いをもらう時など「ハンコがない」と決して許してくれません。 そのために引き返したこともあります。
この「登録されていないハンコ」の意義が、ずーっとわからなかったのですが、ようやくこの頃わかってきました。
実印や、銀行のハンコは「押す人」を「こいつは本当に当人だろうか?」と、いわば「疑っている」わけですが、三文判の場合は、そうではなく、どちらかというと「押させる側」の担当者を「疑っている」のだろうということです。
つまり、[高橋]というハンコを押した人が、実は「山本」であるかどうかを心配しているのではなくて、例えば配達員が「高橋に渡してもいないのに、渡したフリをする」ことを防ぐためのものなのだろう、と。
もちろん、「ハンコは誰でも買える」のですから、配達員が人のハンコを買ってくることもできますが、たくさんのハンコを揃えるのは大変ですから、「大量配達サギ」はやりにくい。
似たような話で、郵便局でお年玉付年賀ハガキで当選したハガキを持っていって賞品と交換する時のことがあります。10年くらい前まで、当選したハガキの下端の番号の部分はハサミで切り取られていました。おかげで、ハガキの裏に書かれた住所や絵などが切られれしまうということで、不満が出ていました。郵便局側は「不正を防止するために仕方ない」というのだけど、「それなら、番号のところにスタンプでも押せばいいだろう」と反論(誰が?)して、結局、今はそうなっています。
この時思ったのですよ。ああ「不正」というのは、われわれのことではなくて郵便局員のことなんだと。われわれ(客)にとっては、番号の上にスタンプを押されれば、もう2度と交換にはいけないから切り取られたのと同じことですが、これだと郵便局側には「交換した証」が残らないんですね。つまり局員か「交換したフリ」をすれば、いくらでも賞品を出せちゃうわけです。(ごめんなさい>郵便局のひと)
今はその状態といえばそうなんですが、交換した人は名前を書かされます。三文判みたいなもんですね。
「ハンコを押してください」と言われると、なんとなく自分が疑われているような気がしていたものですが、実は、目の前にいるかわいそうな担当者が疑われないためなのだ、と思えば少しは気持ちがラクになるかも。
しかしよく考えてみると、この説には無理なとこるがあるのですが、こう考えることによって、「ハンコを押してください」と言われた時に「ああ、この窓口の人が疑われたいなめに仕方ないな」と思えるなら、それもいいかなぁ、思うのでした。
March 30, 2005 at 02:58 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.03.26
「今年の新入社員は○○○型」っていうけど
「今年の新入社員は○○○型」というのが毎年発表されるけど、あれは「社会経済生産性本部」というところが出しているんですね。財団法人だそうです。
で、今年は、
「発光ダイオード型」
電流を通すとよく光るが、熱くならない。
→指導をすればよく働くが、冷めている
ということだそうです。ちなみに去年は
「ネットオークション型」
大学のブランドや売り込みに釣られて「落札」した企業は、
当てがはずれることがあるかも
だと。
ぼくが入社した1980年は
「コインロッカー型」(←これ、覚えてました)
小じんまりと画一的で、外見も反応もすべて同じ。
2002年までは「現代コミュニケーション・センター」ということろで出していたそうで、過去のものはこちらにあります。
http://www.jpc-sed.or.jp/cisi/mailmag/m020_pa6.html
さてさて、本題(そんなもんあるのか?)です。
この標語?は、
1.その年の新入社員の特徴を捕える
2.その年に流行ったものを織り込んでうまい標語にする
3.もっともらしい解説をつける
というステップで作られていそうなんだけど(2と3は一緒みたいなもんか)、よく考えてみると「1」なんかなくて「2と3」たけなんじゃないだろうか?
もともとぼくは「今年の○○は××である」的な「強引一般化」は嫌いなので、新入社員全般を「○○型」と決めること自体ナンセンスだと思っているんだけど、これは、そういうレベルですらなくて「その年の新入社員」はどうでもよくて「その年に流行ったもの」から、いかに面白そうな標語を作るか「だけ」なんじゃないだろうか。
上の「1」と「2」は、実は逆で、
1.その年に流行ったものを捕える
2.無理矢理新入社員(というより若者だな)っぽいことを織り込んで標語にする
なのではないか、と。
去年の「ネットオークション型」は、「ネットで就職情報を調べる」ということと「オークションの当たり外れ」がうまくひっかかっているから、まだまし(しかし、この年に限って「当たり外れ」が多いわけではない)だけど、「発光ダイオード型」の「よく働くけど冷めてる」なんて、今年の特徴でも何でもないだろうがっ。
ところで、この標語自体は面白くてうまいもんだと思うし、(実は新入社員に関係なくても)それを「今年の新入社員は」として見せるテクニックは大したものだけど、これを真に受けたかのように、入社式で「今年の新入社員は、○○型と言われているそうでありますが、たしかに昨今の新人を見ていると、××であり・・・」なんて、しゃべるやつがいると思うとバカって感じ。 はい、25年前に「今年はコインロッカー型でぇ・・・」って言っている人がいました。
March 26, 2005 at 04:40 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.03.16
山形浩生さん 2005-03-15
TBS「サイエンス・サイトーク」今年最後の収録のゲストは、山形浩生さん。アシスタントの有村さんが
「今日のゲストは○○○の×××さんです」といつもいうのだけれども、今日は単に「やまがたひろおさん」だった。日垣さんの話から、「評論家」「翻訳家」「オタク」という肩書きがあることがわかった。さらには本業としての勤め先はシンクタンク。
作品として一番よくみえるのが著書と翻訳書なのだけれども、とにかくその分野は多岐に渡る。とりあえず面白そうなものを挙げると、
ポール・クルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』(日経ビジネス人文庫、2003.11)
ビョルン・ロンボルグ『環境危機をあおってはいけない:地球環境のホントの実態』(文藝春秋、2003.6)
ケン・スミス『だれも教えてくれない聖書の読み方』(晶文社、2001)
ローレンス・レッシグ『CODE』(翔泳社、2001)
など。(全部amazonしちゃったよ、高いのに)
ぼくは今日までまったく知らなかった人なのだけど、いろいろいな意味で興味があり、また、みならいたい人であった。
翻訳する本の7割(正確だな)は、「自分で面白いと思って選んだ本」だそうである。たしかに、これだけいろいろな本が日本語になっている中でも、「翻訳されない本」は、山のようにあって、その中には面白い本がたくさんある。図々しくも、「ぼくもまじめに翻訳しなくては」と思った次第で。
今日も12時をまわって、ふつうであれば寝てしまうところ「今日の感想は上げておこう」と気合いを入れて何とか書いている。
チンダルの翻訳がいつまでたっても進まないのは、間違いなく「やっていないから」であるが、「時間がない」などという言い訳は通用しないからなぁ。
「どうやって、そんなに面白いものを見つけてくるのか」というような質問が出ていて、山形さんはそれなりに答えていたけれども、ぼくから見れば「そんなもの、ふつうにしてりゃ見つかるじゃん」という感じ。それは「誰でもできる」という意味ではなくて、山形さんのように英語が読めて、好奇心の強い人であれば特に苦労もなく見つかるのではないか、ということ。それを、さっさと読んで、企画書作って翻訳に持ち込んで、実際に翻訳するのが大変なんだってば。
というわけで、これまでで一番「影響を受けた」ゲストでした。
(質問はしなかったけどね。共感するところが多いと、かえってそうなること多し)
今日は、今期最終日ということで、飲み会。いつもよく話すOさん、ディレクターの崎山さん、お世話係のMさんらといろいろ話して、最後に日垣さんとも少し話す。「週休3日実践してますか?」という質問を、初めての飲み会(つーことは3年前か)にしたんだけど、実は日垣さん、それが気になって何とか休めるように努力したとかいってたけど、結局聞いている限りはあんまり休んでいるようには見えないな。「休みたいと思わない」のだからいいと思うけどね。明日からはお嬢さんとふたりでタンザニアに16日間の旅行にいくそうです。
March 16, 2005 at 12:21 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.03.04
「脳を鍛える」話 川島隆太さん
2005-02-28TBS「サイエンス・サイトーク」の収録、今日のゲストは「脳の研究」で有名な川島隆太さん(東北大学)
『脳を鍛える大人の計算ドリル』とか『頭よくする本』などを書いている売れっ子でもあるということは後で知りましたが、話は上手でわかりやすくて楽しかったです。
「前頭葉」くらいの言葉は知っていましたが、この日の主役は「前頭前野(ぜんとうぜんや)」。
いわゆる「頭を使う」ということをした時に活発に動いているのは、ここだそうで、また、この「前頭前野」は使うことによって「鍛えられる」のだそうです。
昔はMRI使わないとわからなかったような脳の動きが、今では「近赤外線分光法」という安全安価なやり方でわかるようになったので、「マージャンしている時に脳の動き」なんていうのも測定しているそうです。
前適前野の手軽な「鍛え方」の3原則は
1.読み書き計算(特に「音読」)
2.コミュニケーション
3.手指を使ったものづくり
だそうです。
「音読していると前頭前野が活発に働く」というのは、上記の装置を使えばかなりはっきりわかるのでしょうから、疑問はないのですが、「鍛える」という方は、「鍛えた結果、何かが良くなった」というのがないとわかりません。 この日に出た話としては「計算能力が(有意に)高まる」ということでした。 さすがに計算能力そのものを高めたいと思う人は(大人には)あまりいないと思うので、これは「指標」として言っているのだろうけど、「脳を鍛える」と何がいいのかは、ぼくにはまだわかりません。
「音読」はめったにしないけど、上の3つは、なんだかんだいつもやっていることなので、「運動が足りない」とか言われるほどには切迫感はありません。
会場からの質問から話のでたことですが、老人の「認知症」と呼ばれるものや、うつ病に、「音読」が効果があるらしい、という研究も進んでいるようです。それを教えるためのトレーニングは必要だそうですが、安全かつ手軽にできそうなので良さそう。(無理じいしない限り、まず害はないし)
面白かったので、本を読んでみようかなと思って、書店に寄ったのですが、『脳を鍛える』シリーズのすごさに圧倒されて(今流にいうと「ひいて」)しまって、買いませんでした。
そうそう、「音読するテキストの内容は、脳の動きに関係ない」という話に納得できなかった人の質問が長びいていました。あくまでも「前頭前野の動き」に変わりがないという話であって「何の違いもない」とうわけではないのだけど、質問者は「物理化学の本よりも、彼女からもらったラブレターの方が興奮する」と、しきりに繰り返していました。
March 4, 2005 at 03:10 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.02.27
ゆうパックがダメなところ
クロネコヤマトを脅やかしているはずの「ゆうパック」だけれども、こんなんでよくやっているよ、という話。
「送る側」としては、特に問題はないのかもしれないが、受取る側で「不在」だった時のサービスの悪さは冗談かと思うほどである。
昼間留守がちなわが家には「不在連絡票」が入っていることが多いのだけど、それがクロネコヤマトだった場合は、ほとんどストレスを感じない。書いてある携帯電話番号にかけて、番地を途中まで言うと「あ、高橋さんですね、今からでいいですか?」と言って、ほとんどの場合はその日のうちに届けてくれる。電話は配達員にかけるから話が早い。(コールセンターにかけることも可)
ところが、郵便局の場合は・・・まず、かける先はコールセンターのみ。それ自体は問題ではない、そこから配置指示してくれればいいのだから。しかし・・・
郵◆「はい、○○郵便局再配達受付です」
私◇「再配達お願いします」(に決まっているんだから、こんなこと言わせるなよ)
◆「お電話番号いただいてよろしいでしょうか?」
◇ xxxx-xxxx
◆「03-xxxx-xxxxでよろしいでしょうか」
◇ はい
◆「お名前いただいてよろしいでしょうか」
◇ たかはしのぶお
◆「ご住所、郵便番号からお願いいたします」
《そうら来たぞ、住所くらいわかっているだろうが》
◇ 1xx-xxxx
◆「ご住所は○○区××でよろしいでしょうか」
《おっ、郵便番号聞いたらあとはむこうで言ってくれるのか》
・・・と思ったら
◆「丁目と番地をうかがってよろしいでしょうか」
《!!!えっ? キレる寸前》
◇ 1丁目52番4号・・・
◆「お部屋番号とかございますでしょうか?」
《プチン》
◇ そういうのって、そちらでわかっているんじゃないんですか?
◆(平然と、まるで予期していたかのように)「こちらはコールセンターですので」
◇〈お知らせ番号〉とかを言ったら、あとはそちらでわかってるでしょうが。
◆(引き続き平然と)「こちらはコールセンターですので、お名前とご住所をうかがうことになっております。お知らせ番号をうかがってよろしいでしょうか」
《ふう》
◇1234-5678
・・・以下、配達日を決めてオシマイ。
そう言えば、部屋番号決局言ってなかったが、当然そんなものはわかっているのだから、配達には支障はないのである。
担当のおばさんには罪はないので、申し訳なかったのだが、あの冷静な対応を見ると、しょっちゅう同じような苦情があるのではないかと想像します。
「本人確認」を重視しているのかなんなのかわからないが、一度は届けに来たのと同じところに届けるのだから、そんなに調べなくてもいいじゃないか。
ともあれ、ゆうパックの不在連絡票が入っていると「ぞっ」とする私であります。
February 27, 2005 at 06:07 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.02.08
男の編み物「tea2catは編み物をする」

「tea2catは編み物をする」というブログがある。22才の学生(もうすぐ卒業)が、編み物にハマって、その作品や思いをつづったブログ。
作者のtea2cat(茶2猫)ことTetsuの作品は、このブログ横のフォトアルバム「Tetsu's Knitting」にもあります。
「ただのヒモ(1次元)」が、面(2次元)になり、立体(3次元)になっていく様は魅力的で、私も学生時代にマフラーなど編んだことがあるけれども、tea2catは、オリジナル編みを含めた高いレベルを行っているようである。
今のところ、上記ブログでは、そこまで詳しいことはわからないが、これからに期待したい。
February 8, 2005 at 09:24 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.02.07
《振込み禁止》

新宿西口のみづほ銀行のATMコーナーにあった看板。
電気料金払いに来た人はビックリしただろうなぁ。だから、カッコ内に但し書きをつけているのかもしれないけど、それがまた間抜け度を高めてしまっているのが悲しい。
新宿警察署と、新宿防犯協会が作ったもののようですので、銀行としては痛しかゆしなのではないでしょうか。「但し書き」は銀行の要望で付け加えられた可能性が大ですね。。
February 7, 2005 at 09:03 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.02.04
検索ワードランキング
このブログのアクセス解析というのがあって、
「どんな検索ワードでこのページに飛んできたか」がある程度わかるようになっています。
以下は、先週一週間の「検索ワードベスト20」です。
対象日: 2005年01月24日(月)~ 2005年01月30日(日)
合計数:468
1 空気の組成 21
2 オオグチボヤ 17
3 ヤコフォーム 13
4 電動ペッパーミル 13
5 液漏れ 7
6 ペッパーミル 5
7 区民税 5
8 原子論の歴史 5
9 日本酒会館 5
10 空気 5
11 電池 5
12 おもちゃ 4
13 アルミ 4
14 スマイルガニ 4
15 世田谷区 4
16 組成 4
17 電動 4
18 Sheldon 3
19 Sidney 3
20 Tyndall 3
「空気の組成」のことは、たしかに興味を持って書いたことはあったけど、こんなに(といっても21件)来るような話とは思えないので、ちょっと不思議。どこかにリンクがあるのかもしれません。(「リンク元ランキング」というのもあるのだが、検索ワードとはリンクしていないので、どれがどこからかはわからない、なんて、よく考えてみたら「検索ワードランキング」なんだから、検索ページからにきまっているじゃないか。)
オオグチボヤ、スマイルガニは『おかしないきもの』ブームのせいに違いなのだけれども、「スマイルガニ」で検索する人もいるんですね。って、オレもやったっけ。
Tyndall先生が3件あるのはうれしいが、もしかしたら自分で検索したのかもしれず。
そうそう、上のランキング表を「テーブル」にしたかったのだが、あれこれやってもうまくできなかったので断念しました。
February 4, 2005 at 02:26 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.02.01
ストレスって何?
今日の「サイエンス・サイトーク」収録のゲストは、大阪大学大学院の森本兼曩(かねひさ)さん。テーマは「ストレス」。
ストレスがあるのに感じなくなるアレクサイミアとか、ストレス解消には「笑い」が効果的など、いろいろ楽しい話があったのだが、ぼくにとってのハイライトは収録後の「質問タイム」。
のぶ:「ストレス解消とか、ストレス発散とか、みんなはいうけれども、ぼくはそんなことを思ったことがなくて、全くそういうことがわからないのだけれども、アレクサイミアというわけでもなさそうだし、どういうことでしょうか?」
森本:「ストレスを感じなければそれが一番なので、わざわざ背負いこむことはない。あなたの話し方などを見ていると、生きざまが『ストレスのない』ものだと思う。ご両親はどんな方でしたか?」
これに勝るコメントはない。大変いい気分で帰ることができた、森本さんありがとう。
昔から大きなストレスを感じ続けることはなかったつもりだけれども、特に最近楽になったのは、
「物事に因果関係があると思われているものは、ほとんどはランダムに起きている」
と思えるようになったからかな。うまく説明できないけど。谷岡一郎(ヤスジじゃない)さんの本で読んだのだけど、確率やランダムということを考えればまあ当たり前のことではあるのです。
森本さんは「健康のための『8つの生活習慣』」というのを提唱している。
・運動を定期的に行う
・過度の飲酒をしない
・毎日朝食を食べる
・栄養バランスの良い食事
・喫煙をしない
・毎日7~8時間の睡眠
・毎日の労働は9時間以下
・ストレス量が多くない
おっ、結構守っているかもしれない。運動と睡眠時間は足りないが、あとは良さそう。
February 1, 2005 at 11:29 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.01.27
「煮干し」のページの人気?

友人が「煮干し」に関するホームページを作りました。
といっても、料理の話ではなくて、『★煮干しの解剖資料室』という、理科実験のページです。 さて、その内容も面白いのですが、話題はちょっと別。
今(05-01-27朝)Googleで「煮干し」を検索すると、上のページがトップに出てくるのです。作者は学校の先生であり、煮干しページを大々的に宣伝したわけでもありません。にもかかわらず、上位に来るのはどうしてなんでしょうね。有名なブログにでも紹介されれば、アクセスは増えるかもしれないけど、Googleトップということは「リンクが貼られている」ということなのか?
ちなみに、さいきんページのアクセスカウンターが大きく進んだそうなのですが、Googleで「煮干し」を検索して飛んできた人がたくさんいる、とはあまり考えられません。何故なら、検索結果のトップにでてくるのは、
「煮干しの解剖資料室」 続いて、「煮干しの胃内容物!」
ですからね。「煮干しのだしのとり方は・・・」と思って検索した人は、クリックすらしないと思います。
なお、ページの本題である「煮干しの解剖」は、道具もいらないし誰にでもできるので、学校の先生以外の方も是非チャレンジを。 (煮干しは必要です)
January 27, 2005 at 11:36 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.01.25
ちょっとカラんでしまったかなぁ
今日の「サイエンス・サイトーク」のゲストは、『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』を書いた黒川伊保子さん。言葉を徹底的に「音」の切り口から考えて、マーケティングなどに活用している。
名前では「ナナコ」という名前は好かれやすいが「キリコ」はちょっと違う、みないな話を細かい分析とももに話してくれた。どうしても何か違和感があったので、質問タイムに「そうやって何もかも音で説明できてしまうのはウサン臭い、わからないものもあってもいいのでは?」と聞いたところ「全てが音で説明できるとは思っていない」という答え。うん、まあそうでしょう。その後のコメントが「竹内久美子さんが何でも遺伝子(だったかな?)に結びつけちゃうのがイヤだと思っていたから、今の質問の気持ちはよくわかります」というようなものでなかなか笑えた。 本人は「自分を研究者だとは思っていない」と言っていたけど、それで理解しました。「科学ではない」のだろうと。そこまでいうと反論されるのかもしれないけど。
たまたま『クリティカルシンキング 不思議現象編』を読んでいる最中だったのがいけなかった。だって、ことごとく「科学のやり方」に反した話だったから。
この番組のゲストに反発するような質問をしたのは今日で2度目。どちらも女性ゲストだったのは・・・偶然でしょう。まだ、十分なサンプルがないから。
January 25, 2005 at 10:08 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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ふざけるな!!! JWord
しばらく前から、時々でてきては「更新しますか」とかうるさかったJWord、一太郎のお仲間かと失礼ながら思っていたのだが、「日本語検索」の仕組みと知って、そんなものいらないのでアンインストールしたら、それ以来も、ことあるごとに「インストールしましょうか」みたいなことを言ってくる。
そして、ついに、いまさっき、全く覚えがないのに「インストールしました」だとさ。いやもうアタマに来る。
世間ではあまり話題になっていないのかもしれないが、これって、へたなスパムやポップアップより悪質だと思う。
稲垣吾郎が「クイックドットコム」とか言っているから、競合製品かと思ったら、同じものらしいね。
結城浩さんの日記によると
どこかで間違ってインストールするリンクをクリックしたのかなあ、と思って再度freeml.comにいってみた。なんと、トップページに行くだけでJWordがインストールされてしまう!
3回試して確認し、3回アンインストールした。やれやれ。
ふざけんなぁあああ
こちらにも詳しい話が。
http://homepage3.nifty.com/tef-room/virus/cnsmin2.html
January 25, 2005 at 04:25 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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ひび割れたビル

この写真を別のところで公開したら、何人もの人から「こわい、アブナイ」という声があがりました。つまり「本当にひひ割れているのではないか」ということなんです。 ぼくは何度も現物を見ているし、いくらなんでもそれはないだろうと思ってはいるのですが、写真を見ているうちに段々と心配になってきてしまいました。
「ワールド原宿」というビルで、原宿の東郷神社の向いあたりの明治通り沿いにあります。
検索すると、このビルに入っている焼肉屋の話とかは見つかるのですが「ひびの入ったビル」という話題がないのです。(ホントにしろ、デザインにしろ)いい目印だと思うのですけど。
左下の「木」は、間違いなく木であって、ひび割れではありません。
January 25, 2005 at 10:31 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.01.19
くりこめ詐欺(ネタバレ注意)
日記に項目立てるようなことではないのですが、先方にコメント欄がないのでつい。
「オレオレ詐欺」のことを「振り込め詐欺」と呼びましょう、ということを聞いて、ふと、〈田崎さんが、「オレオレ」ネタを書いていたなぁ、と思いだした。
おれおれ市議: あ、おれ、おれさ、今度、市会議員になるんだ、だからさ・・
折々詐欺:私は朝日新聞の「折々のうた」でも作品を紹介された歌人で、このたび歌集をだすにあたり・・
折れ折れ詐欺:いってえええ、あ、腕が折れちまった、くぉらああ、てめえ(これは古典か)
オレオレ詐欺:カフェオレの「オレ」っていうのは、南仏の地名なんだよ、とてもいいところでね・・・(だましてどうする?)
O0O0詐欺:O(オー)と 0(れい)の活字が似ていることを利用して大金をまぎあげる恐ろしい詐欺。詳細は(考えていないので)略す。
おれおれ参議:あ、おれ、おれさ、今度、参議院議員になるんだ、だからさ・・(しつこい)
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/d/0401.html#05 より
そんなことを思っていたら、最近になってこんなことを書いていました。
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/d/0501.html#14
あまりにもネタがアカデミオタッキーなので、引用はしませんし、解説もできませんが、あえてわかる範囲で言っちゃうと、田崎先生は「くりこみ理論」の大家(「おおや」じゃなくて)なのです。
January 19, 2005 at 10:40 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.01.12
2005-01-12 思いがけない飲み会
年が明けて初めてのTBS収録(なんて言うと、出演するみたいだ)。今日は、「是非行きたい」という知人がふたり参加。いつものように18:20に「ウルトラマン下集合」だったのだけど、ギリギリまで来なくてあせった。工事のためにウルトラマンが見えにくかったらしい。TBSの人に聞けばわかるだろうけど、まだまだ認知度は低いようである。
今日のゲストは小泉武夫さん。発酵に、カビに、食に、酒に、とにかくよくしゃべっていたなぁ。面白かった。
日本酒の話が出たので質問の時に「息子が酒造りを目指しているのだが」と言ったら、「杜氏組合」の講習会や、円山町の店などを紹介してくれた。肝心の息子はどう考えているのやら。
さて、一緒に参加したKさんの奥さんも参加していて、こちらが「お酒大好きで、蔵元回って、利き酒資格もとった」というじゃありませんが。というわけでK夫妻とTさんと4人で飲み屋探し。「いい店見つけておいたのに、紙持ってくるの忘れた」ということで、歩きながら、Tさんが「あ、ちょうちんがある」と見つけた店を見ると、「竹林」という酒ののぼりがあったので、K夫人が即決。 ぬる澗を中心に、いろいろ飲んだなぁ。K夫人はノートにメモしながら、時には放射温度計で温度を測りながら飲む、飲む、飲む。 こんなところでまた人の輪が。酒が繋げる人の輪なんてありふれているかもしれないけどね。
店の名前は「六甲亭」でした。(五反田に同じ名前の店があるけど、関係ないみたい)
January 12, 2005 at 03:25 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2005.01.07
鹿児島に行ってきました
3日~6日に鹿児島に行ってきました。多分初めて。
飛行機で2時間足らずだなんで、8時に乗れば10時には着いてしまうから「遠くに来た」という実感はありません。バスで市内に入っていくと、東京と特に違いのない風景なのでますますそう感じるのですが、ふと「同じ国というのはこういうことなのか」と思ったりしました。 言葉や文化の似ている国同士だと、他の国に行ってもそうなのだろうか。
鹿児島中央という駅が実は前の「西鹿児島」だとわかりました。新幹線開通とともに改名したそうですから、ついこのあいだのこと。県名でも市名でもある「鹿児島駅」よりも、「西鹿児島」の方が栄えているという不思議なことになっていたけれども、名前が「西」では格好がつかないから「中央」にしたのでしょう。この機会に「鹿児島初の駅ビル」ができて、さらにそこには「観覧車」が回っていました。桜島がよく見えるそうです。
鹿児島が桜島を囲むようになっているとは初めて知りました。島のまわりの部分は大きな「カルデラ」だそうです。フェリーも渡っているので「島」だと思っていたら、一ヶ所繋がっていました。
「明治維新ツアー」で半日いろいろ見せてもらって、ようやく西郷隆盛や、島津斉彬などのことをほんの少し知る。「歴史は苦手」とはいっても、こういうところに来ると、英語でいえば「アルファベットを知らない」くらいのレベルであると感じます。
あとで、写真でもアップロードしよう。
January 7, 2005 at 10:15 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.12.24
大道仮説実験ワークショップ in 淡路島に行ってきます + ストローエビ
初めて淡路島に行きます、今日の10:50の「のぞみ」で新神戸まで行ってから高速バス。
目的は「大道仮説実験ワークシヨップ」参加。会期は25土、26日ですが、スタッフのはしくれとして前日から乗り込みます。
(パソコンは持っていかないので、しばらく更新できません。 ←←そうでなくても大して更新してませんが)
この年末最後の週末に淡路島まで時間とお金を使って集まってくる人たちが130人ほどもいるのはなんとも嬉しくなる話です。「豊かな時代」を実感します。
ぼくの出番はあまりないのですが、「ストローエビ」というものを紹介してきます。
ストローエビは、2004年8月の仮説実験授業研究会長浜大会で、愛知県の斉藤裕子さんが紹介してくださったものです。その時の資料「ストローエビ物語 -ストロー1本とはさみのなせる技-」によると、ストローエビの考案者は、豊橋市在住の水谷十三朗さん。水谷さんは73歳で、宮大工さんだったそうです。
(考案者は別にいるとのお話を、この記事へのコメントとしていただきました。2005-01-02)
ストローエビ考案のきっかけは、アフリカ原住民が葉っぱで編んでいた魚やエビだそうだ。タイでも同じものを目にしたとか。材料としてはシュロの葉がいいのだそうだが、今は簡単に手に入らないので、それに変わるものとしてストローを利用したそうだ。このアイデアがすごい。ストローも曲がるストローでなければならない。曲がるストローの蛇腹の部分をとてもうまく利用している。基本はエビ。これをマスターすると、恐竜、バッタ、金魚などいろいろアレンジして楽しめる。
こんな本も出ています。
■当銀美奈子著『キッチンから生まれたプラスチックの宝もの サイエンスクラフト』(日本ヴォーグ社)
ストロー細工だけでなく、キッチンにあるいろいろなプラスチック廃物などを使った工作が紹介されています。ストローエビの作り方はこの本に出ています。
■当銀美奈子著『親子で作る ストロー細工 どうぶつたち』(日本ヴォーグ社)
エビに続く中・上級編ともいえる本です。
当銀さんがかかわっている「オンライン自然科学教育ネットワーク」のホームページの中のWeb版 親子で作るストロー細工 どうぶつたち に解説があります。
December 24, 2004 at 07:58 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.12.02
有益な勧誘はあるのか
書店での勧誘の話を書いていて思いだしたけど、迷惑勧誘の王様といえば「電話勧誘」。
ぼくは100%「悪」と思っているのだけど、娘(当時高校生)は「お父さんは冷たすぎる」と怒ります。
「折角教えてくれているんだから」というのです。
その時の話題は「学習塾の勧誘」だったの思うけど、そんなものはこちらが必要と思った時に探せば十分なのだから、電話で情報をもらう意味はないでしょう、というあたりで考え方が違ってました。今のようにインターネットで調べられればもちろん、その昔だって電話帳ででも何でも探すことはできます。問題なのは、かりに「自分で調べるより楽」だとしても、「むこうから売り込んできたもの」に乗ることの意味があるのか、ということです。
何しろ、ランダムに近い方法で電話をかけてくるのですから、「自分に丁度良いもの」であることを期待するのは無理だし、「あなただけの特典」とか言われても信じられません。友人が「丁度よく余っているから安く買わない?」というのとはわけが違います。(これはこれで危いけど)
飛び込み営業が役に立つことがあるとすれば「思いがけないものの発見」くらいでしょうか。「週末に温泉でもいかがてすか?」とか言ってくれると、「ああ、そんな手もあったか」と思って行動するかもしれないけど、「墓地はいかがですか」と言われてもね(あ、これは人によっては有益かも)。
学習塾のように「必要」かどうかは、こちらでわかるし、情報はいくらでも入手できるものについては勧誘は百害ってことですね。あ、もちろんぼくにとっては、ですよ。
December 2, 2004 at 09:52 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.12.01
紀伊国屋からの返事

先日〈紀伊国屋で苦情を書いてきた話〉を書きましたが、今日返事が来ました。(クリックすると大きくなるので読めると思います)
「勧誘やめろ」と言ったら、
>また私共の実績にもつながっておりますので中止してしまう訳にも行かず、ご理解を賜りたいと思います
という答えというのも正直ですね。そりゃ、ぼくの投書ごときで中止するとも思ってないしね。
ともあれ、丁寧な返事で好感が持てました。もっととんでもないこと書く奴もいるだろうから大変でしょうね。
こうも質問をひとつづつ引用するように書いては回答されるとこちらが恥かしくなってくるね。作戦というわけでもないだろうけど。
投書してから10日間ほどたったところだから、まずは早い対応といえるでしょう。(質問の内容から急ぐものではないから)苦情用紙を投函するところに「回答をさしあげる」とちゃんと書いてあったのだけど、これは有効ですね。レストランなんかにある「お客様の声」とは大違い。 そりゃ回答するのは大変だろうけど、受付けっぱなしだったらやらない方がマシだからね。もしかしたら「返事が来る」と思うと、書く側はかえって無茶を書かなくなるのではないかな。まあ、返事を出さないのならいくら無茶なこと書かれても関係ないけど。
予定外ながら、紀伊国屋のトータルの印象にとってはプラスだったかな。
December 1, 2004 at 12:51 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.11.30
日本酒ビンのフタ
わが家では結構な量の日本酒を消費しますが、その大部分は「四合瓶」(〈しごうびん〉と読むそうです)で買ってきます。一升瓶の方が割安ですが、なかなか飲み切れないし、冷蔵庫に入れるのが大変。
さて、その瓶のフタ、一升瓶はまず間違いなく「打ち込み式」という、コルク栓のような方式のフタですが、四合瓶は、だいたいが「ネジ式」です。ところがたまに、そう5銘柄に1つくらいでしょうか、四合瓶なのに「打ち込み式」のフタがついているものがあります。それはもう明らかにネジ式の方が〈開けやすく閉めやすい〉ので、「何でこんなフタにするんだろう」と思っていました。 ところがどうやら答えが見つかりました。
山口県の旭酒造という蔵元、ここは「獺祭(だっさい)」というお酒を作っているところですが、ここが発行しているメールマガジンにこんなことが書いてありました。一部転載させていただきます。
ある女性のお客様から問い合わせのメールを頂きました。「獺祭の小瓶の
栓が開け難くて爪が割れそうになるんですが、最近変わったこの栓は何か
意味があるんでしょうか?」というものです。
ご存知の方も多いかと思いますが、旭酒造では最近小瓶の栓を良くあるね
じ式の栓から一升瓶と同じ打ち込み栓に変更しました。それについてのお
問い合わせです。早速お答えさせていただきました。大事なお話なので以
下に一部転載させていただきます。
《中略》
理由は、瓶口のねじ山の破損から逃れられないからです。ねじタイプの瓶
詰めは瓶のねじ山に沿ってアルミニウムのキャップを打栓機のローラーで
整形することによって密栓します。このとき、ローラーの圧力や微妙な位
置の問題により瓶口のねじ山が破損する事があります。この破片は通常瓶
の内部には入らないといわれますが、100%そうであるとはいえません
し、破損した瓶口を発見したお客様にとって全く不安の無いものとはいえ
ません。
最近、某大手飲料メーカーがアメリカで破損した瓶口の破片がお客様の口
を切り、14万本のジュースの回収に発展したとの記事がありました。小
瓶のねじ山はこの危険を抱えており、大塚製薬がオロナミンCをプルトッ
プ栓に変えたのもこの理由ではないかと愚考します。
なるほど、「ネジ式」にはそんな「危険」があったのか。「調整で回避できない
わけではないが、費用を考えて〈打ち込み式〉にした」と正直に言っています。
ところが、このために新しい瓶を金型から作ったということですから、お金は
かかっているようです。(フタだけのために瓶を新しく開発したわけではないか
もしれませんが)
獺祭(だっさい)は純米吟醸のおいしいお酒。精米分合23%のいうのまであ
ります。
November 30, 2004 at 01:19 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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プログラムコードは消費するもの
ココログの元開発者であり、現在「はてな」にいる伊藤直也さんが、CNETの連載コラムを書いています。「梅田望夫・英語で読むITトレンド」のゲストライターとしてなのだが、いつもながらキレ味のいい文章で、彼が純粋な技術以外のところでも大きな才能を発揮していることを感じます。
「インターネット時代のエンジニアの価値」という題で、ネットで先人のソースなどを見られるようになったおかげで、技術の差は縮まってくる、ということなど、なかなか面白い。
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001893.html
その中で、「人月計算」の話がちょっとでてきます、
人月計算という計算方法があります。あるシステムを構築するにあたって、「このシステムは10人月だから、1人月100万円として1000万円だね」といった会話がなされます。そのシステムを作るのに10人分の労力がかかるから1000万円ということです。この会話に違和感を覚える人も多いはず。そこには、各個人の能力というものが一切考慮されていません。しかし、IT業界においてはこの人月計算がシステム構築コストを算定するにあたっての標準的な物差しです。
これをさらに細分化したような考え方に「(プログラムの)コード1行につきいくら」というものがあります。
「1ヶ月で1000行プログラムを書く人」のことを、「あの人の〈生産性〉は1000行/月だ」などといいます。
上記の「人月いくら」と合わせると、「1行あたり1000円」などという数字もハジきだされます。(それが取引単位になることはふつうはありませんが)
「生産性」というくらいですから、プログラムの「行」は「生産するもの」と考えられているわけです。
ところが、これに対して「コードは(生産するものではなく)『消費するもの』である」と言った人がいます。最初に言ったのが誰かは確かめていませんが、ぼくが読んだのは Edsger Dijkstra(ダイクストラ)が1989年2月にACMの会議の招待講演で話した"On the Cruelty of Really Teaching Computer Science"(勝手訳「コンピューターサイエンスを本当に教えることの残酷さ」)というスピーチの講義録です。
(プログラムコードの行数を数えること自体に意味があるとは思えないが)、《もし数えるのであれば、「生産された行数」ではなくて「消費された行数」と考えるべきである》
というのです。サラッと書いてあるだけだったので、はじめはよく意味がわからなかったのですが、コードというのはプログラムという生産物を作るために「消費する」ものであって、コード自体が生産物ではない、ということなんですね。
「私は300行のコードを生産した」
ではなくて
「私は(このプログラムを作るために)300行のコードを消費した」
あるいは
「300行のコードを消費して、このプログラムを作った」
というべきだということだと思います。
これは新鮮でした。
同じことをするプログラムを「無駄なコードを書いて行数を多くした方が高く売れる」という不条理は、わかっていたことですが、こうしてはっきり言われてしまうと、バカバカしさが明らかになります。ダイクストラは、
《こうした考え方のバカバカしさは、帳簿の収支の反対側につけているようなもの》
とも言っています。
どこかに同じような話があったなと思ったら、「仕事が遅いほど残業手当が多くなる」という話でした。
November 30, 2004 at 09:50 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.11.29
無線LANルーターを入れた
妻が買ったノートPCが無線LAN内蔵だし、今のルータ(ISDN用の
MN-128Slot-in!!)がそろそろ悲しくなってきたし、家電(カデンじゃなくて、イエデン)が、こうスパム専用になってきてはISDNで2回線使える必要もない、ということで、
・電話をアナログに戻してMN-128を廃止
・新しく無線ルータを入れる
ということにした。
電話はまだ切り替えていないのだけど、日曜の夜、思いたってルーターを買ってた。ヨドバシが夜の10時までやっているので、もう寝ようかという時間にも行けるのがありがたい。
Buffaloの無線ルーターで、通常より少し到達距離が長いというやつ。小さくて軽くて頼りないほどで、これがMN-128と置き換わればかなり場所的にもすっきりする。
ADSLモデムからMN-128のLANカードに繋がっていたケーブルを新しいルーターに繋ぎ替えるだけでとりあえず有線LAN動くはず、と思ったが動かない。ノートPCは動いたので、デスクトップを再起動させたら無事接続。動作中にルーター取り替えるとさすがにビックリしてだめか。 ノートの内蔵無線め無事動作。暗号化もOK。
■Powerbook(OS X)でPC無線LANカードを使う
次には、gomiさんからもらった「Airmacベースから引っこ抜いた無線LANカード」を、哲のPowerbookに差し込んで使おうとする。カードが差さっていることは認識しているようだが、システムパネルに無線LAN関係が見当たらない。Manにカードを差すとどうなるかもわからないので、必死にwebを探す。Lucent Technologiesの WaveLANというカードなのだが、Lucent社って個人相手の商売はしていないようで、サポート情報もなし。あちこち探しているうちに、 「Pantherインストール顛末記」というのが見つかった。
無線LANカード。NCRのWaveLANのカードをWirelessDirever Home Pageで提供されているドライバで、使っていました。Pantherにアップグレート後インストールしてみましたが、自分の環境ではカードを認識せず使えないようです。で、困ったなということで、IOXpertsの802.11b Driver for OS Xが対応しているということで、ゲット。お試し後、問題なく使えるようなので、レジスト。$19.95なり。
まさにここに書かれていたとおり、WirelessDriver(無料)の方はダメだったが IOXpertsので見事に成功! はじめはちょっと戸惑ったけど、WAFの暗号化も使えてOKです。お試し版で$19.95を払わないとどうなるのかなぁ、と思っていたら「30分使うと、再起動しないと使えなくなる」というもの。リーズナブルだなこれは。「30分やったらひと休みしなさい」ということか。 $19.95払ってもいいのだけど、PowerbookからPCカードのアンテナが飛び出しているのは何ともカッコ悪いからなぁ。(しかしAIRMAC無線カードは製造中止でプレミアム付き状態)
■はたしてどこまで届くか
到達距離の長い強力版のルーターにした訳のひとつは、ひょっとしたら3階でも使えないか、というもの。無線で繋がったPowerbookを持ってマンションの廊下に出る。「鉄の扉」を超えられるかがまず第一関門。「おお、ちゃんとネットにアクセスできる」そのまま歩いて階段を上る。設定画面の「電波メーター」を見ていたら・・・2~3段上がったところで、あえなく「切断」残念。あとは、外を経由して届くことを期待するのみか。
November 29, 2004 at 09:40 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.11.21
土曜日に新宿の紀伊国屋書店でいやなこと2件
1.本を探すのに何分かかるんだ
実に親切な店員だったので責めるのは気の毒なんだけど・・・。
新宿南店で、データベース検索したら3Fにあるというので棚を探したけれども見つからないので店員に紙を見せると、すぐに「こちらにはないので別の階を探します」と言って、レジに向かっていった。とにかくその本のことをすぐに認識したという点で合格。(先日のジュンク堂の店員は「ブルーバックス」を知らなかった) が、待てど暮せど戻ってこない。書うつもりで持っていた本があったので立ち読みすること10分以上かかったのか、こういう時は長く感じるというから実際には短かかったとしても5分以上は確実に過ぎていたと思うが、戻ってきた店員は「2Fにも4Fにもなくて、本店に問い合わせたところ在庫があるそうです。お取り置きしましょうか?」といって名前を聞くので、名前を告げて、そのまま本店に行こうとしたら「ちょっと待ってください」というので、レジ近くまでついていってそこて待つ。ここでも何分待ったのだろう、5分だとしても十分な長さだろう。ようやくやってきた店員は「本店の3Fのレジでこの紙を見せてください」と言って去っていった。われながらよく途中で消えなかったものであるが、それなりにその店員が誠実だったからだろうか。しかし時間の観念がなさすぎます。電話で他フロアや他店に問い合わせると、その都度待たされていたんだろうけど、それくらいわかるだろうって。
2.英会話教材の販売員
一体いつ頃からのことなのか、ちょっとした書店の中には必ずといっていいほど英会話教材の販売、というか押し売りセールスが立っている。もちろん無視しているが、慣れない客はその都度立ち止まってしまうのではないだろうか。直接害はないようなものだが、気持ちよく本を買おうとする者にとっては、かなりの障害である。 として、この日はさらに不愉快な光景を見てしまった。上記の件でレジ・エスカレーター近くにしばらく立っていたのであるが、エスカレーターを上ったところには、英語教材売りのおねえさんが立っていて、「よろしかったら~」とか言いながら、パンフレットを渡そうとしていた。そこに客が「○○はどこにありますか?」と聞くのである。そりゃそうだ、店員に見えるから(ユニホームは違うが、そんなことマニアじゃなきゃ気付かない)。するとセールスレディーは、「申し訳ございませんが、レジでお聞きください」と断わるのである。 数分間のうちに少なくとも2回はそういうことがあった。
その後本店に行ったら「お客様の声をお聞かせください」と書かれたスタンドがあって、紙とエンピツが用意されていた。あまりにタイミングが良かったので、次のようなことを書いた。
1.店内での教材の勧誘はやめるべきである。紀伊国屋のブランドイメージが壊れます
2.だめならせめて、店員ではないとわかるようにするか店員なみの知識を持たせるべきである
用紙には住所、電話、名前を書くようになっていて「回答を送る」ということなので、いずれ連絡が来るのだろう。
そういえば、紀伊国屋はつい先日までレジの行列の作り方がメチャメチャ(というか単に何の工夫もしていない)で、いつもいつも非常に腹立たしかったのであるが、この頃は「1列方式」になりつつあるようだ。この苦情受付を知っていたら書いたのになぁ。あまりに腹が立って、その場で店員に文句を言おうかと思ったこともあるほどだったから。
November 21, 2004 at 09:11 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.11.18
Anil Dashさん
先日「404 Hope Not Found」というページの話でちょっと書いたけど Anil Dashという人のブロクがちょっと面白い。
この人のことを知ったきっかけは、SEO Challengeという「検索されやすさコンテスト」でこの人が優勝をさらったという話。naoyaさんが書いてます。
で、それ以来この人のブログをRSS登録して読んでいるのだけど、先日のHope Not Foundとか、時々面白いことを書いています。(毎日書くわけじゃないのでRSSが丁度良く機能して便利)
で、何やっている人なのかを今日初めて調べたらシックスアパートのバイスプレジデントだという。なんだブログのシステム作ってる会社じゃないか。naoyaさんの日記をよくみたらちゃんと書いてあった。
上にある SEO Challengeの話、コンテストの終盤になってからAnilさんが「ぼくの日記にコメント付けてくれ~」と書いたら、アッという間にトップになった、という話なんだけど、Anilさんが「有名な人」という話は聞いていたけど、この業界の人とは思わなかったのだ。
さて、Anil Dashの2004/11/17の日記が面白い。
Windows XPがクラッシュした時に、そのエラーをマイクロソフトに通知するかどうかの画面が出るのだけど、AnilはだいたいいつもYes(情報を「送る」)を押すという。それは彼が「救いようのない楽天家だから」だそうである。
ふつうはこれを押すと感謝のメッセージがでた後、バグのについての情報を見るようになっているだけなのだけれども、この日はなんと、「そのバグを修正する方法」が表示されて、さらにIBMのwebサイトのドライバーをダウンロードするページに導いてくれたそうです。
この話の出だしは、Anilさんが「私の友だちの多くはテクノロジーオタクで、デフォルト設定は無視するし、ソフトの推奨することはやらなくて「どんなことでも知ってるぞ」という態度をとる、という話なのです。後にはこんなことが書いてあります。(無断翻訳)
この(エラーを通知することで問題が解決した)ことについて思うところがたくさんあります。なぜなら、あまりにも多くの人、特に声の大きなブロガーたちは、マイクロソフトにエラーを通知するソフトのことをやたらに疑っていて、「ワッ、"Microshaft Winblows"はよくクラッシュするよ、ハハハ」とからかうのが好きなようですが、ふつうの人にとって、この仕組みは〈とても良い解決法〉なのです、パワーユーザーと称する人たちは決して知ることはないでしょうが。
そして、最後の1行には:
私がここに書いたことは、驚くにはあたらないと思います、「私はClippyを愛する男」だということをご存じであれば。
Clippyというのは、日本名は「クリッパー」だそうで、あのExcelなどを使っている時にしゃしゃりでてきて何か言うイルかなどのことだそうです。1999/10/20(Windows 2000が出た時)に書かれた記事でAnilは《みんな、「MSはWindowsをきれいに見せることなんか考えてないで、クラッシュしないようにしろよ」と言うけれど私は、少々クラッシュしてもいいから美しい方がいい》というようなことを言っていました。
「エラー通知」の話はなるほどと思いましたね。あんなもの疑っても仕方ないから、しっかり活用しましょうよ、というわけです。
November 18, 2004 at 02:27 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004-11-17 ノートン悩沌
母(81才)のパソコンのノートン・アンチウィルスが「更新してください」と言っているというので、見に行ってアップデートしようとシマンテックのHPに行ったら、「ノートンアンチウィルス2003の更新期間は終了しました。新規に購入してください」だと。おいおい、去年買ったばかりじゃないかホントかよ。
そもそもアンチウィルス入れたきっかけは、1年前に新聞をにぎわせたウィルス(メールじゃなくて、ネットから直接入ってくるやつ)にやらてたからなんだけど、当時すでに「インターネットセキュリティー」の方が主流であったにもかかわらず、ファイアーウォールとかうるさいからと思って「アンチウィルス」の方にしたのであった。 なんだかよくわからないが新規購入するハメになったので、この際だからと「インターネットセキュリティー」にする。 (そんなことして大丈夫なの?と言われながらも)母のカード番号など打ち込んでダウンロード版を購入。すぐ落とせるのかと思ったら、結局メールが来たのは月曜だった。日曜はカードの決裁ができないのかな。
さて、いよいよ(というほどの気もなかったのだが)インストールである。まずダウンロードをしたらすぐに完了。setupを起動したら、シマンテックのサイトからダウンロートを始めやがった、なんだそういう仕掛けか。が、それが信じられないほど「 お そ い 」のだ。プログレッシブバーがまるで進まない。ネットが混んでいるのだろうか? よく見るとファイルサイズが20何MBだかだから、たしかにデカイ。しかし、今時ブロードバンドでこの遅さはないだろう。何か特別なプロトコルでも使っているのだろうか。
多分20分くらいかかってダウンロードし終ってから本当のセットアップ。これまた「 お そ い 」。はじめに「ディスクをスキャンする」というので、また1時間かかるかと思ったけど、これは上っ面だけらしくてすぐに終了。その後ファイルのコピーや展開がまた20分くらい続く中、パワーポイントの画面みたいな紙芝居でノートンの宣伝をしている。「次へ」のボタンを押す。そんなもの押させるなよ、と思いつつも押したが反応がない。イヤな感じをしつつもう一度押すがだめ。タスクトレイにはすでにノートンのアイコンがあったのだが、何故か「×」がついている。開こうとすると「すでに別のインスタンスが動いてます」とか言われてしまう。 宣伝画面はいくら押しても進まないし終らせることもできない。
おいおいおい、この間にウィルスに攻められたらどうするんだよ。 実は、よせばいいのに元のアンチウィルスはわざわざアンインストールしたのだ)
タスクマネージャー見たりもしたが、結局「アプリケーションの追加と削除」のノートンを開いてみる。「修正」というのがあったので、別に修正することもなかったがそれを選ぶと「別のインスタンスが」とか文句を言われることもなく進んでいったが、しばらくしてまたあのパワーポイントの宣伝画面が出てきた。おそるおする「次へ」を押したところ、またもや「ノレンに腕押し」状態。実は、さっきからそのまま待機していたんじゃないのか、そのページ。
途方に暮れてシマンテックのページのFAQなどいろいろ探すが「広告画面が出続ける場合の対策」は見つからない。
時刻は0時を回り、母は「しばらく使わなくてもいいよ」と言うが、ウィルスはともかく、この画面が出続けていてはそうもいかない。 半ばやけになって、もう一度「アプリケーションの追加と削除」から、こんどは「完全に削除」を選ぶ。「これまたディスクがカチャカチャいいながら異常に時間がかかる。 「削除したら危険にさらされますよ」とか言われるかと思ったら、驚くほどあっさりと終了、再起動。SP2の起きみやげのセキュリティーセンターからは「晒されてます」メッセージがでた。
もう一度始めからインストールしたら、完了直前に「ディスクの残り容量が少なくなっています」と言われて、「またダメか」と思ったが設定画面などもでて正常に終了した。時間は同じようにかかったけど。
30GBを母が埋められるわけないのにと思ったが、Cドライブが8GBくらいしかなくて、スキャンした絵などを消さずにデスクトップに保管していたので結構使っていたらしい。いろいろ消して2GB添ほど空けて、デフラグ走らせて、寝た。 朝見に行くよと言っていたのだが、行かなかった。まあ、無事であることを祈る。
結局、あのハングは何だったんだろう。ヘンなものはインストールされていないから、心当たりはディスクが残り少なかったことくらいだけど、そのくらいインストーラーが調べてから始めるよねぇ。ファイルのコピーが遅かったのはそのせいかもしれないが。
途中、やり場のない怒りに襲われて、思わず手を振り上げそうになったが、思いとどまった。
November 18, 2004 at 09:39 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.11.14
トイレットペーパーのロール交換問題
「手帳の切り替え」の話が元でトイレットペーパー問題を思いだした。
公共のトイレではトイレットペーパーのホルダーに何かひと工夫してあるものが多い。
A.ひとつのロールがなくなった時、芯を抜くなどすると上から次のロールが落ちてくる
B.Aと同様だが次のロールが横からでてくる
C.ホルダーがふたつ並んでいて、いつでもどちらでも使える
D.直径40センチはあろうかという巨大ロール
いずれも「予備のロール」は、自由には手にとれないようになっていることが前提。
一方、家庭のトイレでは、予備ロールは単に棚などに置いてあるか、ホルダーの下にぶらさがっている。(自友にとれる)
何に苦労しているかといえば「ロール紙の交換のタイミング」である。「もうすぐなくなる」とわかっていても、完全になくなるまでは、(無駄にするのでない限り)次のロールと替えることができない。FAX機てロール紙全盛だった頃は、特に悩みのたねだった。なぜなら、ロールがなくなるタイミングに、必ずしも人がいないから。トイレットペーパーはその点、なくなる時には必ず人がいるので、予備ロールを近くに置いておきさえすれば問題はない。実際、家庭のトイレではそうなっている。FAXの場合、カット紙であれば残リ少なくなってきたら継ぎ足せばよいので、最近の普通紙FAXではこの悩みはない。
さて、公共トイレの悩みは、
「予備のロールをとれるようにしておくと持っていかれてしまう」
ことである。
上記のA,Bは「なくなった時」には、利用者がひと手間かけて次のロールを使えるので、それを使っている間にさらに次のロールを追加すればよい。
Dは、「力ずく」という感じで、とにかく「交換までの間隔を長くする」ことができる。高速道路のサービスエリアのトイレでみかけたが、残り少ない時の交換をどうしているのかわからない。
さて、興味深いのが「C」。ふたつ並んでいるので、片方がなくなったら、他方を使って、その間に補給すればうまくいく。ところがどうもうまくいかないことかあるらしい。「片方がなくなるまで」、他方に手をつけなけれはいいのであるが、どういうわけかそうはならないことが多い。そのためには、ふたつのうち「残りの少ない方を使う」ということをみんながやっていればよいのだが、どういうわけき「たくさん残っている方」を使う人が多い。そうするとどうなるかというと、
・多い方を使う・・・
・減ってきて、少ない方と同じくらいになる
・また片方が減ってくる
・減ってない方を使う
・・・かくして、ふたつが同じように減っていく。そのため交換のタイミングがまたまた難しくなる。
November 14, 2004 at 07:29 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.11.05
404: Hope not found
November 5, 2004 at 08:53 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.10.31
20004-10-31 新宿にジュンク堂とロフト
新宿にジュンク堂が出来たというので行ってみた。三越の7,8階だという。南口の横を通って上を見たら、大きな看板に「Loff新宿店 三越4~6階」と書いてある。おお、ジュンク堂に加えてロフトもか。三越のブランドはどうなってるんだ、ハルク状態だなぁ。「高島屋--ハンズ--紀伊国屋」陣営に対抗して「三越--ジュンク--ロフト」で来たか。
さて、ジュンク堂、2フロアだけだから大したことないかと思ったら、広い広い。ジュンク流の高い棚が続いているので見通しは悪いが、本の数は多い。新書や文庫の棚が広いのだけど、同じ本が2~3冊づつ並んでいるものが多いのが特徴かな。
ショックだったのは、店員に「ブルーバックスはどこですか?」と聞いたら「え、ブルーバックス?」と聞きかえされたこと。この店員はブルーバックスというシリーズのことを知らなかったのであった。別のフロアーだったから仕方ないのか。
売場のスミで「ジュンク堂カードを作ったら、ギフト券1000円とか言っているので、聞いてみたら、クレジットカードだったので、やめようかと思ったか「入会費年会費無料」というので、さらに「保険料かかりませんよね」と確認して申し込んだ。NICOSとMasterだからまあいいでしょう。1000円券もらって、さらにカードと一緒にあと1000円送ってくるそうである。 ありがたく1000円いただいたけど、なんとなくセコさを感じて後味が悪い。せっかくなので、すぐに使って本を買う。(思うツボじゃないか)
この後ロフトに行ったのだが、ジュンク堂疲れで見る元気なし。
その割には、その後ハンズで温度計買ったけど。
October 31, 2004 at 07:25 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.10.28
2004-10-16~25 日記の壁
ココログの書き込みがなんか、壁が高い。ほんの1クリックするだけなんだけどなぁ。
mixiなんぞ始めて、そちらが書きやすかったりするもんでますますそうなるのかも。
ともあれ、忘れないうちに。
10/16 火
サイエンス・サイトーク、ゲストは信州大学の菊池聡さん。Skepticsネタ。名刺交換で透明名刺だしたら、透明名刺が返ってきました。天羽さん以外では初めて。
10/18 木
mixi, uumeに入った。
10/20 土
1年半ぶりの「代々木オフ」。新メンバーは若くて、特技の持ち主。
10/21 日
叔母(父の弟の妻)の葬式に鎌倉へ。ついこの間(3月)に、そこの息子(ぼくのいとこ)が40才でなくなったばかりだというのに。いつものことながら、こういう時に懐しい顔と出会える。そのことを喜ぶのは不謹慎なのではなくて、故人の力というべきだろう。
10/23 火
サイトーク、ゲストは水産ジャーナリストで環境問題研究者の梅崎義人氏。ワシントン条約やクジラ問題、ひどい話が多い。
帰りに原宿のダイソーでイヤホン、さいばし、金網など買う。7点で735円、あたり前か、100円ショップだから。
10/24 水
マンション管理会社との打ち合わせ。アンテナブースター交換の件で、測定値があまりもでたらめなのでついついキツく追究してしまった。
きのう、きょうと敦子の料理がすごい。受験生にやらせて申し訳ないが、ホントに助かる。
October 28, 2004 at 10:42 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.10.15
備前焼き
---nob
梅田駅阪急ガード下の飲み屋で出された徳利。48年間、改装もせずに続けているというお店。
芹澤 銈介(染色工芸家)、金城次郎 (陶芸家:国指定重要無形文化財保持者)などの作品がおいてある。関西風うどん屋の「美々卯」の社長かさっきまでいたとかで、古いだけあっていろんな人が来るらしい。今どき、生ビールもないというところが、ガンコといおうか何といおうか。びんビール、ひや酒(剣菱・黒松)、焼酎(紅乙女)ロックと飲んで、出来あがっていたのに、自慢の徳利で飲みたいばっかりに、カン酒まで飲んでしまったのがやりすぎだった。
酔っぱらって写したからピンボケだったんだなぁ。
October 15, 2004 at 10:45 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.10.07
2004-10-07 ダジャレ一番乗り
ぼくの、つたない熱力学や科学史の話に真摯なコメントをくださっている、田崎晴明さんは、ダジャレを大切にすることでも有名(ウソ)なのですが、今日の「日々の雑感」では、
「一頭身のエリー」
という作品が、世界(WEB)で一番乗りであることを、GOOGLEで検証のうえ公開していました。
感心したぼくは、20秒ほど考えたあとに、「亥年のエリー」で対抗しようとしたが、3件見つかってしまった。
「胃と死のエリー」は初出のようですが、一番乗り宣言をするには値しないので、みさなんご自由にどうぞ。
October 7, 2004 at 10:23 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.10.05
2004-10-05 レシートよこせよ
黙っているとレシートをよこさないコンビニ(店員)が増えて困るよ。それでも大ていは、すぐに気付いて申し訳なさそうにするもんだけど、さっきのセブンイレブン、じゃないやファミリーマート代々木店(仮称)の店員は、私がレジからレシートを取るのを見ているだけだった。
調べたことはないけど、「レシートはむしろ迷惑」という客の方が圧倒的に多いんだろうなぁ。しかし、レシート欲しいのが100人にひとりだとしても、標準は「渡す」べきだと思う。その場で捨てるための袋が置いてあるのは、良い考えで、それで十分「いらない派」も満足するはず。
法的にどうなっているのかなぁ。領収書(証?)は、求められたら発行しなければいけないことは確かだけど、自発的に渡す義務があるのかどうか。何年か前、ローソンは「レシートを渡さなかったら」どうたらこうたらと書いていたっけ。(でも、どんなペナルティだったんだろ。タダにするってわけではなかったと思う)
脱税の方法のひとつが、「売ってもレジを打たない」ことだそうです。単純に考えてもこれはわかる。しかし、大手のコンビニでそんなことしているとは思えないし、あっ、そうか、〈レジ打たない〉わけじゃなくて、出てきたレシートを渡さないだけか。
金を払う方と受取る方がいて、どうして受取った方だけが領収書を書くのか。書くのは受取った方だけど、使う、というかそれを必要とするのは金を払った方である。つまり「領収書」といいながら実際には「払った証明」なのか、なるほど。じゃあ「もらった証明」はいらないのか? いや「領収書」がまさにそれなんだけど、「もらった人」は普通持っていない。それは「もらった」という事実は、本人はあまり証明したいものではなくて、「払った人」が「おまえ、受取ったよな、おい」と言うためのものだから。
もう、コンビニのレシートのことはどうでもいいような感じになってきたけど、無理に話を戻すと、
・レシートは「金を払った人」のためのものである
・レシートは「金を受取った人」にとっては、どちらかというと、存在してほしくないものである
・よって、「レシートを出さない」というのは、悪意を感じる行為である
と、まあ当たり前の結論です。
「出して当たり前」のものをもらうために、「レシート」などと口にしたり、おつりを受取った後もじっと黙って待っていたりしなければならないのは、やっぱりおかしいんだな。
October 5, 2004 at 11:00 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.10.01
著作権、良い方向へ(リモコメ)
このメッセージは、田崎晴明さんの日々の雑感的なもの 9/30版へのコメントです。
先日、田崎さんが書いた論文の著作権がどうなるのか、というような話題を書いたのですが、その後
「本の〈編集著作権〉は学会にあるが、個々の論文の著作権は著者(田崎さんなど)にある」ということがわかったそうです。 まあ、ことば遊びみたいになっちゃうけど、「著作権」というものが「放棄できない」のであれば、当然譲渡もできないし、ましてや、「奪取」もできないのだから、あたり前なのかもしれない。
全世界に広がる「雑感」読者のみなさまの無言のサポートが効いたのかもしれません(←こういうことって、決して冗談ばかりではなくなってきたと思う)。
と田崎さんも書いているけど、ネットで恨まれたら大変ですからね、ホントに。
東芝さん、どうしただろ、そういえば。
October 1, 2004 at 12:00 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.09.29
04-09-29 お天気キャスター 森田正光さん
04-09-28 TBSラジオ「サイエンス・サイトーク」の収録、今夜のゲストはお天気キャスターの森田正光さん。おととし、同じ番組にお天気博士の倉島厚さんが出演した時に、森田さんは聴衆として来ていたのだけど、飛び入りでしばらくしゃべった、ということがあったけど、今回はメインゲスト。
一番大きなお子さんが27才というのでビックリ。若く見えるが1950年生まれの54才だそうです。
気象協会に就職して、それ以来フリーになっても、ず~~っと、お天気専門。ウェザーマップという会社を作ってそこの社長さん。
全編、「ここはカット、カット」という話が出まくりで、はじめは中身が薄い気すらしましたが、段々と森田さんの体験談など面白い話が出てきました。特に興味を引いたのは「週末には雨が多い」ということを調べた話。まずはそんな仮説を立てて、東京の過去一年間の週末の天気を調べたら、実際に雨が多かったそうです。でも、ウサン臭いでしょ、こんなの。そこでさらに5年間さか上って調べたらやっぱり同じ傾向がでた。 一方、週末には雨粒の核になる塵のようなもの(ああ、何といいのか忘れた)が多いということがわかった。このふたつが結びついて、専門家にも協力してもらった結果を、学会発表したということです。 東京以外の都市についても調べたところ、大都市以外では起こっていない、というので確信したそうです。
◆天気予報は使わない
森田さんの話は好きなので、テレビでもよく見ますが、実はぼくは天気予報は全くといっていいほど使いません。
天気予報の的中率(前日夕方時点での翌日の予報)は気象庁の公式見解によると83%だそうですが、ぼく予報はど気にしていません。以前は「どうせ信用できないから」と言っていた気がするけど、ホントのところは「当っても外れても、自分を行動に影響がないから」というべきでしょう。具体的には「折りたたみ傘をいつもカバンに入れている」というだけのことなんだけど、あとは、例えば「明日ひ運動会だ」といって、予報を見たとしても、せいぜい「中止になってもガッカリしないようにしよう」というくらいのことであって、「中止だから、旅行に行っちゃおう」なんてことはしない。
「83%じゃ信用できない」からじゃなくて、「そもそも降ろうが降るまいが生活は変わらない」ということなんですけどね。
森田さんが「予報以外のしゃべり」に力を入れているのは有難いし、良い方向だと思います。
September 29, 2004 at 09:34 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.09.24
これぞ「ドラマチック」か
プロ野球問題(とでも呼ぶしかないか)、これで来季以降12球団、ということになりそうだけど、噂されているように、読売はじめとして、連中が「1リーグ制」を本気で目指していたのだとすると、全く思いもかけない形で、横ヤリが入って予定が狂ったことになる。陳腐ながら「ドラマより面白い」と言ってしまいます。
「たかが選手」発言のひどさはいうまでもないけれども、私にも「選手が口を出す話ではない」という意識はあったのです。しかし、選手会以外に、球団や機構と「交渉する」術をもった人たちはいなかったのですね。これまで「選手会長」が何かをしたという記憶はないのだけど、いい時に古田が会長をやっていてくれたもんだ。
球団やNBLという「悪役」が、ものの見事にやっつけられて、降参する様は気持ちがいい。
大方、いろんなところがうまくいってきただけに、楽天とライブドアの仙台戦争でケチがつかなければいいなぁ、などと心配してしまうけれども、球団のどうしようもない話と比べれば「ぜいたくな悩み」というところか。近鉄の選手たちは、「新球団に行きたい」と言っているそうで、それは面白い。そうなれば結果的には近鉄が買収されたのに近くなるから。ただ、そのあたりから選手のわがままもでてくるだろうなぁ。選手会が一枚岩になっているためには、NBLがいつまでも悪者であってくれた方がいい。
September 24, 2004 at 09:31 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.09.21
ジャーナリズム。 もっと気軽に
日垣隆さんの「サイエンス・サイトーク」の収録、今期2度目の今日のゲストはジャーナリストの武田徹さん。東大の「東京大学先端科学技術研究センター特任教授」という長い肩書きもある。
大学院で「ジャーナリスト養成」のためのコースを持っているということで、いろいろと面白い話を聞けたが、中でも「新しい」と感じたのは、「原稿料や、マスコミの給料で食べていくことだけがジャーナリズムじゃない」という話。つまり「ふだんは別の仕事をしている人が、一生に一度だけ作品を書いた」としても、それも立派なジャーナリズム、というお話。んー、まあ、一般ウケする話ではないかもしれないけど、今のぼくの立場としては、この上もない後押しをされた気分であった。
「ニセ科学批判は、なかなかウケないがどうしたらよいか」という質問には、
・説得する技も重要
・短かい期間で見ないで、本に残すことによって「未来の読者」にも読んでもらえると思えば「気が楽」と。
日垣さんからは「笑い」を活用するとよいのではないか、という助言。笑いをとることは、マジメな話をする以上に難しいとは思うが、これもいいヒント。「と学会」は、完全にその路線で走っているし。ちなみに日垣さんは波田陽区のファンで、この頃のお笑いは「ノンフィクション」の要素が入っているとも。
そして、今日の大収獲は、日垣さんが現在書いている仕事。詳しく書くのは反則だろうが、来月号の月刊誌に、ニセ科学の権化のような人を取り上げるという。たのしみ、たのしみ。
September 21, 2004 at 10:11 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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リモートコメント
本ページからリンクを貼っている田崎晴明さんの『日々の雑感的なもの』というページがあります。内容の「貧富の差」においては、他を圧するものがあります。何しろ専門が理論物理学で、そのあたりのことも容赦なく書きますので、私にとっては「貧」の時が読み時です。このところ、非常に読みやす日が多くなっております。
。
さて、『日々の…』は、いわゆるblogでも、掲示板でもなく、「コメントを付ける」(「ツッコミを入れる」とも言う)機能がありません。風の便りによると、「自分の日記に誰かがコメントを付けるなどという恐ろしいことは、考えたこともない」とのことです。それでも、何かコメントしたい時はどうするか? 本人宛にメールする、というのがひとつの方法です。しかし、忙しい人にそんなものを読ませる手間をとらせることは申し訳ないので、こうして、特に繋がりのないページに書くことにしました
「1円は、タダの次に安いか、高いか」ということで悩んだ話も興味深いのですが、すでに完結しているようであるし、また「生八つ橋を開いて食べるのはケシカラ」件については、ご本人も「ドラ焼きを開いたり」「ポッキーをプリッツ化」したりしているそうなので検討は続かず、というわけで9/16の「著作権について」の話にコメントすることにします。
物理学会主催のセミナーのために書いたブラウン運動に関する論文(*) の著作権が「日本物理学会」にある、という話です。他の学会がどうであるのか、そもそもふつうの小説などの著作権が、作者だけにあるのか出版社にあるのかも知らないのだけれども、ぼくが思ったのは、ほんのささいなことです。
(*) そんなわけで実体へのリンクはなくなってしまった)
セミナー用に書いて提出したものと、同じ、あるいはほぼ同じものを「別途書いて持っていた」という設定はダメだろうか。
「物理学会のセミナーに出した論文」というキャッチフレーズを使うにあたっては、制約を受けることはあるだろうが、田崎さんが「自分で考えて自分で書いたもの」を「こういうのあります」といって公開できないのだろうか?
投稿規則の中に「未発表のものに限る」という条項があると、ちとややこしいかもしれないが、何しろ著作権についての事前の約束などまるでなかったらしいし、当然のことながら契約書なんてあるはずない。
発行、出版された後で、「同じようなもの書きました」というのだと、たとえ本人といえども「マネして作った」と言われかねないけれども、「元からあった」のだから仕方ない。「じゃあ、学会に出したのが二番煎じか」ということになるけど、まあそうかもしれない。「未発表に限る」だったかどうかは、効いてきそうな気配。
ところで、その昔、「パブリックドメインソフトウェア」とか「フリーウェア」とかいう話題がでた時に、「著作権は放棄できない」という話があったな。著作権は「本人が何も宣言しなくても、自動的に発生する」とも、だったら、田崎さんが書いた瞬間に著作権は田崎さんにベったりと塗り込まれて、本人がイヤといおうともはがせないはずじゃん。
日本物理学会が 著 作 権 を 持 つ というのってあり得るの?
(田崎さんが、洗悩されて「学会」(日本物理学会のこと)の手先になって書いたのでもない限り)
「出版権」とか「販売権」なら、わかるが。
何だかよくわからなくなってしまった。間違ってもご本人にメールなどしなくてよかった。
September 21, 2004 at 01:56 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.09.20
プロ野球、変われ変われ!
近鉄・オリックス問題で、はじめて選手会が出てきた時のぼくの印象は、「そりゃ、選手は関係はあるに決まっているけど、立場的には経営者が話し合いする相手ではないでしょう」という感じでした。ところが、こうなってみてわかったことは、「オーナーたちに対して何かするとしたら選手会が動くしかない」ということ。
ファンがどう思おうと、「識者」がどう思おうと、裁判起こすわけにはいかないし、全国の野球ファンが一致団結して「見に行かないスト」をやるという組織力もない。つまりは、選手会はいろんな人を「代弁」する、唯一の団体だったのだろうな、ということ。
プロ野球機構は、別に公共団体ではないのだから、好きなようにやってもいいはずなんだけど、あまりに誰がみてもみっともないことをすると、どうにもならんということが証明されちゃったんでしょう。「好きなように」とはいっても、客にそっぽ向かれちゃ立ち行かないものね。
巨人を中心として「利権、既得権」というものに対する執着心のすごさを感じたわけだけど、郵政や道路も同じようなもの、というか、もっとひどいか。あちらも、国民に見捨てられたら大変のはずなんだけど、現実にはそうはならないんだから困ったもんだ。
そういえば、読売新聞は、どう書いてるんだろ。
September 20, 2004 at 02:44 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.09.16
トラックバックって
blogやってる人でもトラックバックって、よくわからなって人多いですね。もちろんぼくも。
はじめのうち:何のことやらさっぱりわからん
使ってみて:コメントみたいだけど、どっち向きだかわからん
もう少し使ってみて:リンクは貼られないのか
ようやく:「勝手にやられるもの」と知る
ずっと前に「TB(トラックバックのことね)ありがとうございました」と、お礼をすべきか、なんていうことを書いている人がいました。その時は、自由意志でやったこととはいえ、こちらのblogを宣伝してくれるようなもんだから、お礼してもいいか」なんて思ったものですが、実は、リンクが張られるのは、「こちら→アチラ」だけなんだよね。だから、勝手にTBを張りまくる「TBスパム」というのもあるそうだ。「たくさんのみなさまから、参照されております」なんて言えるわけね。
「コメント」書いて[くれた]人に「コメントありがとうございました」という習慣はあるのだから、TBもコメントの一種と考えれば「お礼」するのも不自然ではないが、掲示板なんかに自分のサイトのURLを貼る時はどちらかというと「貼らせていただきます」って感じだよね。
もちろん、ひとくちにTBといっても、書く人次第なんで、コメント的に書いている人もいるし、こちら向きのリンクも貼っている人もいる。が、ひどい、というか素気ないTBは、TB先(TB元??わからん)のことなど何も書かないこともある。
が、が、しかし、TBの本来、あるいはひとつの用途は、「誰かのblogを見ていて、そこから触発されて書き始める」ということだから、別に、元のblogのことを書かなくてもいいんだろうね。
もうひとつは、「せっかく書いたから、同じような興味の人に見てほしい」ということで、関係ありそうなサイトを見つけて、TBするというのもあるのかな。そんなの、その場で検索しろよ、という話もあるかも。
September 16, 2004 at 04:19 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.09.12
「誰かがやってしまわないうちにやる」ということ
「○○に関する研究は、早くやらないと、誰かにやられてしまうから、急がないと!」
というようなことは研究者にはありそうな話である。
が、板倉聖宣さんに言わせれば、
「そんなら、誰かにやってもらえばいいじゃないか」
だそうである。
「誰かがやる前に」やろうとするのは優等生だそうだ。
「誰もやりそうもないか、やっててもぐずぐずしてて出来そうもないこと」
は、「オレがやる」と言っていたけど、板倉さんは「誰もやりそうもない」こと
がほとんどだろうなぁ。
しかし、この「誰かに先んじてやろうとする」というのは、たしかにある。
研究のような大げさな話でなく、日常会話でも、「先に言ってやろう」と
思うことはよくある。ネットの会議室やメーリングリストでもあるなぁ、そういうこと。
考えてみたら、無駄だから、これからは「誰も書かなかったら書く」という
方針でいこう。
September 12, 2004 at 09:33 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.09.08
電動ペッパーミル
ハンズメッセで電動ペッパーミルを買った。
グッチ裕三さんが使っているのがうらやましくて、欲しくて仕方なかったのだが、言い出せなかったところへ末娘が「買おう」と言ってくれた。
webで調べたら、いい奴は7000円くらいするらしいのだが、ハンズのは何と1890円。モノを見たら、「パチ物」感はあるものの、ちゃんと動くし見た目もいいので購入。今のことろ使い勝手も良好です。(それにしてもソックリだな)
(ああ、これも写真くらい入れろよなぁ>>自分)
「電動 ペッパーミル ハンズ」で探したら、いるいる、同じくメッセで買った人が。 やっぱりグッチさんからだった。 ウチでも快調ですよぉ。
September 8, 2004 at 04:15 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.09.07
最後まであきらめない
オリンピックで何度も何度も聞いたなぁ、この言葉。
実際その時言われていた人やチームは最後まであきらめなかったのは確かなんだけど、これってあえて言うことなのかなぁ?
サッカーの残り1分で10対0でリードされているチームがあきらめないのならともかく、ふつうの意味で「勝つ可能性がある」時にあきらめないのってふつうじゃないの? ましてや4年に一度、やっと勝ちとったオリンピック代表選手ですよ。柔道の最後の1秒で逆転の一本や技ありをとったのを見ると、「ひょっとしたら、他の選手なら諦めたのかも」と思わないでもないけど、たいていは、相手が警戒しているから技がかからないのであって「あきらめている」ことはないだろう。残り時間が少なくてリードされていればリスクは気にしなくてよいのだから、捨て身の攻撃はむしろ楽です。
そんなわけで、「最後まで諦めない気持ちがメダルに繋がりました」というような話はきらいです。
ましてや、日本人が特にそうであるかのような表現もね。
あ、そんなことを書きながらも「これはあてはまるかな」というのもあるな。たとえば、
・サッカーのはじめの10分で5-0でリードされた
・バレーボールで2セットとられて3セット目も8対0でリードされた
という状況から逆転するかどうかは、たしかに「最後まで諦めない」気持ちがあるかどうかで差が出てくるかもしれない。
・柔道で技あり、有効×5、有効×3、効果×3
になった、というのは似ているようでちょっと違う。なぜなら「1本勝ち」という、逆転の必殺技があるから。レスリングならフォール勝ち、ボクシングならノックアウト。こういう競技では「諦め」なくてもよい。むしろ、〈まだ、ふつうに戦っても間に合う〉にもかかわらず、「一発狙い」に走ってしまうことの方が問題かもしれない。
サッカーやバスケットボールのような時間制のゲームで得点差がつくと面白くないのは、「1本勝ち」がないからかもしれない。野球は、時間ではなくイニングでやる上に、「1本」ではないが、ホームランというものがあるので、終盤の逆転が起こりやすい、ということでしょう。
最後にちょっと違うけど、「最後まで諦めない」系の話で、きらいなものをひとつ。
バスケットボールの残り30秒、10点差でリードされているチームのコーチが「最後までしっかりやれ」と怒鳴る。相手チームが攻めてくれればまだ格好がつくが、ボールを回しはじめているところに、ガムシャラに向かっていってファールをする。フリースロー……。
バスケットに詳しくない方のために言いますと、残り時間が少なくてリードされている時に「わざとファールする」のはひとつの戦法です。特に相手のフリースローになるケースでは、フリースローを落としてくれればこちらのボールになる可能性が高くなります。そうでなくても、とりあえず時計を止めるだけでも意味があります。 しかし、逆転の可能性のない時にやるのはナンセンスです。
「試合は勝つためだけにやるのではない」ということではありましょうが、そういう時こそ「ファールをしないディフェンス」をするとか「ふだん打ったら叱られるようなシュート」をする、とか、時と場合を考えていただきたい。 まずいことに、この時間帯には「ふだん試合に出ていない」選手たちが出ていることも多いので、ますます事態は悪化するんだよね。
元の話にちょっと戻るけど、サッカーやバスケットのように「点差がつくとつまらなくなる」競技は、そのかわり「最後まで僅差の時は特に面白」という利点がありますね。そう考えると、野球は「大逆転もあれば、0対0の試合も面白い」という、実にエンターテインメントとしてよくできた競技であります。
September 7, 2004 at 09:34 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.09.02
2004-09-01 娘帰る
弘前から帰省していた悦子がきのう帰っていった。「帰る」っていうんだろうなぁ、これは。手狭なわが家にはもはや悦子の部屋はないのだけど、ホントに帰ってくる時には何とかするからね>> etsuko。
愛馬(菊男)のために、頭巾を作っていった。哲に教えてもらいながらミシンでやったがうまくいかず、結局ばあばに仕上げてもらったようである。馬の頭巾はさすがに長い。(ああ、ここで写真くらい載せたいよなぁ)
今回は、行きも帰りも寝台特急「あけぼの」。「ゴロンとシート」という格安の席で、普通のB寝台と違うのは、ゆかた、シーツ、毛布、まくら、スリッパがないこと。料金は、ふつうなら往復で3万円くらいかかるところが1万6千円くらいになるらしい。上野を夜の9:41に出て、翌朝9時すぎに弘前に着く。12時間もかかる、とも思うが、「どうせ寝ている」時間を使うので、実はかなり効率がよい。
親子なんて、いずれは離れるのがあたりまえなんだけど、ちょっと早目にそれが始まっている。
たまに帰ってくれば楽しいし、メールもあるし、電話もIP電話でかけ放題だし、便利なもんです。
卒業したらどうするのかなぁ。
「こうさぎ」が来てから、ここを読むのがイヤになった、という悦子へ。
September 2, 2004 at 11:06 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.09.01
2004-08-31 連日よく食べる
先週金曜に弘前から悦子が帰っててから連日みんな揃ってよく食べている。
金:悠杜比庵で飲み屋メニュー
土:家で魚いろいろ
日:北澤倶楽部で寿司
月:家でスキ焼き
火:shin&fumikoを迎えてひつじやで各国料理
毎日しこたま飲んでいる、ということでもあるなぁ。
普段いない娘が戻ってくると、いつも以上によく集まる。ついこのあいだまでは最大3人で食べていたのに。
◆ひつじや のきのうのメニュー
・仔羊のタタキ オニオンスライスとしょうゆ仕立てのタレと共に。柔らかくて全くクセもなくとてもおいしい
・チュニジアのぎょうざ これはスゴイ。ぎょうざというよりは、う~ん、何だろ。皮の中にはひき肉と卵。その卵が半熟…のはずが、きのうはほとんどナマだったなぁ、でもおいしい! こぼさず食べるには技がいる。
・青菜いため
・韓国風サラダ
・アラビア風シシカバブ
・ギリシァ風シシカバブ
・ラム肉ステーキトマトソース
・シュウマイ
などなど、いろいろ食べたけど8人だと量はそんなに多くないから腹具合もOK。デザートは無理だったけどね。
September 1, 2004 at 09:30 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.08.25
誤植の想像

この文章は、1862年に出版された "Heat considered as A Mode of Motion"という本の一部です。3行目の最初の単語 "she"は、文脈から考えると "the"の間違いと思われます。この本にはここ以外にも誤植はあったので、
格別驚いたわけではありませんが、一番下の行の先頭には"tcrew" 。前後から推察するにこれは "screw"に違いありません。"the"が"she"になったのはともかく、誤植とはいえ"tcrew"などとわけのわからない単語がどうしてまぎれこんだのかと思いましたが、
・the --> she
・screw --> tcrwe
とセットで見てみると……。組んだ活字の中から左の端の s と tだけが落っこちて、あわてて戻す時に取り違えたのではないでしょうか?
August 25, 2004 at 04:15 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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懐しい顔
RSSのセミナー会場で、「どこかで見た顔だなぁ」と思った人たちが、@niftyのSYSOPさんと判明。
FTOKYOの国枝まさみさん、FPDA/FPALMOSの藤田実さん。すっかり忘れかけていたけれども、その昔フォーラム(FFAX)をやっていたのだなぁ、私も。
August 25, 2004 at 10:19 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.08.22
2004-08-21 初等科学史研究会
初等科学史研究会参加のために1泊2日で新潟県湯之谷へ。(今年11月には、合併で「魚沼市」になるそうです)
去年に続いて2度目の参加。今回は宮城教育大学の永田さんに講師になっていただき、たっぷりとワンマンショウ。ちょっと予定が狂って、夜の部が午前2時まで続いてしまったけれども、酒飲みながらあんなまじめな講義を6時間も聞くというのも珍らしいこと。
2日間ほとんど部屋の中だったのだけど、窓から見える山の景色だけでも嬉しい。
都会を捨てる気にはならないけど、年に数回はこういうところに来ないといかんなぁ。
「科学の碑記念会館」の資料室で40年前の授業記録を発見。自分の感想が見つかって、ちょっと感動。
「仮説実験授業を受けた」という明確な記憶はないけれども、無意識のうちに体が覚えていたかもしれない。
August 22, 2004 at 10:56 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.08.19
2004-08-19 オリンピック
オリンピックは大好き。「世界選手権も重視しろよ」とか言ってみることもあるが、自分自身、オリンピックに特別な価値を感じているのはたしか。
北島の金メダル、またまた見逃がしてしまった、TVはついていたにもかかわらず。女子200m平泳ぎ準決勝かなにかが終ったあと、アナウンサーが、きわめて冷静に「今日最初の決勝種目では北島選手がふたつめの金を…」とかいうではないか。アリャ。見られなかったは残念な気はするが、当然ビデオは何度もやるし、勝ったのだかは文句もないし安心。逆に負けたとしたら、「見なくてよかった」ということだから、なんだ、見なくていいじゃん。
国民栄誉賞はどうなるのかな? 4年前、高橋尚子がもらって、ヤワラちゃんがもらえなくて話題になったけど、2連続金メダルだから今年こそ、という話も。しかし、それなら3連続の野村は? 2個同時の北島は? ぼくの意見は「誰にもあげなくてよい」だな。王や衣笠は20年くらいやった結果だし、柔道の山下(もらったよね?)も永年のチャンピオン。ヤワラちゃんもすそうだけど、柔道の強い人が出るたびにあげなくてもよい。その意味では、高橋尚子にあげたのが違うと思うんだけどなぁ。
そうそう、ついでに書いちゃうけど柔道やレスリングみたいに体重で分けた競技って、正直なところ感動は薄い。だって「世界一強い」といっても、1階級上の人とやれば負けちゃうんだから。同じ人間、同じ性別でも。「無差別だと体重の重い方が有利だから」ということでこうなっているのはわかっているけど、「身長別のバレーボール」を想像するだけでつまらなそうでしょ。(その昔に「身長別バスケ」があったとか) 最近は、ボート競技にも「軽量級」というのがあるけど、これを見ると実態が明らかになります。 同じボートの競技で「軽量級」と「通常(無差別)」があったら、みんなほどう思うか? 通常の金メダルと軽量級の金メダルを同じ重みとは考えないでしょう。その点柔道はどうだろう。「重量級の方が強い」という感覚はあるものの、野村や谷の金メダルと井上康正の金メダルの価値に差をつける人は少ないだろう。それだけ「体重別」という考え方が浸透している、ということでこれはこれでよいことだと思う。
ただ、みんなの心の奥のどこかには「体重別」であることへのひっかかりがあるのではないか。だから、無差別のマラソン金メダルの高橋尚子が国民栄誉賞だったのではないか、と秘かに(じゃないか)思うのである。
そうそう、ついでにいうと、水泳の「100と200の2冠」というのもちょっとインチキくさい。「日本人で初めて」と言っていたけど、それもそのはず、東京オリンピックの頃は、オリンピックでは自由型以外、100か200どちらかしかなかったんだから。要するにメダルのインフレ化ということ。50メートル種目なんて、その極致だね。
北島が世界選手権で2冠とった時に「平泳ぎの100と200の違いは、陸上でいえば100と800ほどの違い」なんて言っている人がいたけど、ホントかよ。北島以外にも、2冠はともかく「両方で決勝に残る」ひとはたくさんいたけど、陸上の100と800でそれができた人がいるのかい? 岩崎恭子さんは「陸上の100と400」と言っていたから、まだマシだけど、それだってマイケル・ジョンソンくらいだぞ。 「陸上の200と400」とか「5000と1万」くらいがいいんじゃないかな。
August 19, 2004 at 09:43 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.08.16
2004-08-16 学会事務センターが倒産
「学会事務センター」というのは、「○○学会」など、宗教じゃない方の学会の、会費集めとか会報の送付なんかを代行する団体なんだけど、これがトンデモないやつらで、
金を使い込んで破たんしてしまったそうな。 単なるサラリーマンにとって、ふつうなら人ごとなんだけど、何と、ついこの3月に入会したJapan Skepticsがここを使っていたのですよぉ。で、事務センターが倒れちゃうと、事務が滞るのはまあ仕方ないとして、何と、代行回収してあった金を使い込んじゃってるわけですよ。これには驚いたなぁ。集金している最中はまあ仕方ないとしても、さっさと、学会自身の口座に移しているのかと思ったのに。 何だこどこかで聞いたような話、と思ったら、マンションの管理会社そっくりじゃないですか。区分所有者(要するにオーナーたち)から管理費や、修繕積立金を代行回収するばかりでなく、それを保管しておいて、いろんな支払いも代行してるわけ。で、そこが倒産したら、お金もろともアウト。もちろん、「預かったお金にさ手をつけない」のが当然なんだけど、倒産するようなところは何やるかわからない。 これまた人ごとみたいだけど、去年、ウチのマンションの管理会社かつぶれたのですよ。幸いにして、「使い込み」はほとんどなかったらしくて、何とか金銭的被害はまぬかれたけど、ひどい目にあいました。
しかし、ただの事務代行会社なのだろうけど、「学会」とつくせいか、組織がやたらに大仰。理事だの評議員だのに、あちこちの大学の先生の名前(だけ、だろうが)揃えてる。「評議」なんかしなくていいから、人から預かった金使い込むなよぉ。へぇー「文部科学省所管」なんだ。
August 16, 2004 at 04:46 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.08.13
2004-08-13 とくになし
この週末は久しぶりに「特になし」だな。
JSの原稿の手直しは、すぐにできそう。
20日からの研究会の資料は、どこまでやるかを決めてないのたけど、一応カッコつくところまでは訳さねばならぬ。「水」関係を予定していたけど、今読んでいる「熱」もいいかな。時間かかりそうだなぁ。
August 13, 2004 at 11:59 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.08.12
2004-08-12 お疲れさま
火曜、水曜と仮説実験授業の「たのしい授業体験講座」のウラ方をやってきました。といっても、まさに末席をけがす、という程度の働きしかできなかったのだけど、とにかくうまくいってよかった。
ついこの間長浜で会った人もたくさんいたけど、またまた新しい出会もあって本当によい体験でした。
川崎駅近くの「川崎市産業振興会館」でやったのだけど、川崎というのは意外に近いことがよくわかった。JRの駅でいえば、蒲田の次なんだから、まあ当然なんだけど。東海道新幹線で来る人は、神奈川県ということで新横浜で降りちゃうらしいけど、実は品川まで来た方がずっと近い(何しろひと駅、新横浜からだと乗り替えまでして20分以上!)。もっとも、品川に止まる列車はそう多くはないのだけど。
火曜の夜、帰りに一杯やろうというので店を探して歩き回ったのだけど「川崎の飲み屋」というイメージの店がなかなかなくて、困った。要するにチェーン店ばかり、ということ。巨大なアーケードがずっと続いていて、なんだかどこの町も同じようだなあ、と思ったけど、横道にそれると、またいろいろあるのでしょう。
August 12, 2004 at 01:17 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004-08-11 古い日記
何かの拍子にGoogleの検索結果に自分の昔の日記ページがでてきて、つい読みふけってしまった。ほとんどがバカバカしいことしか書いてないんだけど、今となっては懐しくもあり、ほんの4年前のことなのにまるで覚えていないことが多くてビックリ。 「ほぼ毎日」つけていたんだなぁ。あの頃は、HTML手書きで、FTPでアップロードしていたのだから、それと比べればココログの方がずっと簡単なのに、どうも書くペースが鈍っている。
純粋に日記として書くには、ココログはあまり向いていないのだけど、もう遅いしなぁ。
August 12, 2004 at 12:50 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.08.08
2004-08-07 福島県原ノ町
いつまでもコウサキの書き込みが一番上というのもマズイな。
悦子の馬術の試合を見に金曜の夜から福島県原町へ。いきなりややこしいのだけど、JRの駅名は「原ノ町(はらのまち)」なのだが、地名は「原町」、これも「はらのまち」と読むものだとばかり思っていたら、どうやら「はらまち」らしい。どうして駅名が「原ノ町」になったのかは、不明。
上野から常磐線のスーパーひたち号、仙台行きで直通。常磐線の沿線はなんだか独得。と思ったけど、どこへ行くにも新幹線になっていると、そもそも「沿線」を見ることがないのだな。順子は「きっとヨーカドーが多いに違いない」と予想を立てるが、まあそれほどではなかった。
「スーパーひたち」の何がスーパーなのかわからないが、座席はゆったりしていて快適。しかし新幹線に慣れているといろいろと「アレッ」と思うことがある。出発直後のアナウンスに「当列車は『高速運転』をいたしますので……」ときた。これよりよっぽど高速で送る新幹線でもそんなことは言わないぞ。…と思ったら「ゆれますので、網棚のお荷物が落ちないようにご注意ください」とのこと。なるほど、在来線を高速で走ると、「ゆれる」のだ。
常磐線の話に戻るけど、なんとなく水戸あたりを通ることは想像できたけど、スーパーひたちの終点は仙台。しかし、そこまで4時間以上もかかる。東北新幹線だと1時間40分ほどで着くのに。新幹線より速度が遅いのはわかっていたが、何よりも「停車駅」の多さにはまいりました。上野の次は水戸まで1時間以上ノンストップなのだけれども、いわきから先は10分ちょっと毎に止まるので、そりゃ遅いわけだ。でも、おかげで駅の様子はよくわかるし、久しぶりに「旅」という感じだった。原ノ町の少し手前の駅が「夜の森(よのもり)」といって、なかなかコワイ名前である。水木しげるの作品に出てきそう。その思って見ていると駅の回りの森もなんだかコワイ。隣の駅の看板に「夜の森中央病院」というのがあった。全くの偏見で大変申し訳ないのだけど、あまり入院したくない名前である。
目的地の原町では、馬事公苑で北日本大学馬術大会が行われていて、フレンドシップ競技にでていた悦子を見てきた。森の中に作られたこの馬事公苑、さすが「馬どころ」なのだけど、はたして需要はあるのか心配していたら、案の定、「作ったのはいいけど、維持費が大変」ということであった。それでも、誰も餓死しないんだから、「豊か」であることは有難いことだ。
August 8, 2004 at 07:18 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.08.04
2004-08-03 乗り間違い
琵琶湖畔の長浜での会が終り、長浜城で国友一貫斎の展示などを見てから、MさんTさんと共に米原行の電車に乗る。話がはずむ中、なんだか意外になかなか着かないな、と思っていたら、進行方向がかわっているような気がする。どうも様子がおかしいので車掌に聞いたところ、「(米原とは)全然違うところ」とのこと。琵琶湖を3分の1周ほどしていた。要は長浜で反対方向に乗ったということ。 次の駅で降りようかと思ったら、車掌いわく、「無人駅だから新幹線の変更もできないから、終点まで行った方がいい」とのこと。終点の近江今津で降りて、まずは予約変更。何か駅弁でも買おうと、案内所に聞いたら「コンビニならあります」と、情ない。寿司屋の前に「さば寿司あります」というのぼりを発見。それっと、入って注文。折り返し電車の発車までの15分の間にしっかり作ってくれた。「間にあいますか」とか「3つください」とか3人が、同時にしゃべったため、店のオヤジに「おひとりづつでお願いします」と言われてしまった。 かくして、またまた琵琶湖をぐるっと回って長浜、米原経由で新幹線で帰り着いた。思いがけず、見知らぬ地に行って、さば寿司まで食べられてよかった。
August 4, 2004 at 01:09 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.07.27
2004-07-27 敦子のフライトキャンセルされる
敦子がアメリカから帰る日。順子が迎えに行く前に、webで遅れをチェックしたら・・・なんと CANCELLEDの文字。うーむ。果して他のフライトに替わったのか、どうしたのか、家に戻っていればメールをくれてもいい。日本のアメリカン航空に電話したところ「明日のフライトに替わった」とのこと。ひとまず安心したが、それなら家にいるだろうとMontagna家に電話したら、Anneが出て、「今帰ったところで、敦子からメッセージが残っていた。フライトはキャンセルされたのはわかったが、敦子が今どこにいるのかわからない」というわけで、正直なところ心配はしなかったものの、どこにいったのかが謎。 その後敦子から会社に電話があって、「ホテルに泊っている」と連絡があったそうだ。そうか、むこうの都合でキャンセルになったのだから、ホテルは用意してくれるのだな。 にしても、キャンセルされたのならもっと早く連絡あってもいいし、送っていってくれた人もわかりそうなもんだけど、カウンターまで行かなかったのかな。
などと思いつつDavidからのメールを見たら、乗客の中に心臓発作を起こした人がいたために、引き返したということ。なるほどそれでは乗る前にはわからない。無事ホテルに泊って、明日のフライトで帰ってくるようでこれで本当に安心しました。 しかし、いろんなことがあるもんだ。 今、ホテルに電話して敦子に聞いたところでは、飛びたって3時間くらいたってから、引き返して、サンフランシスコに行ったら受入れてもらえず、それからサンノゼに行って、という具合に時間がかかったそうな。
July 27, 2004 at 10:07 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.07.25
2004-07-24 ガッキィナイト
1月に参加した日垣隆さんの「ライター養成講座」の同窓会的イベントに参加。
プロのライター、編集者他、「モノ書きで食べていこう」とする人々に混じって、医者、大学の先生、などなどとともに広義の「ライター」も結構いる。交流、情報交換の他に日垣さんの「講義」として「松本清張」の話が面白かった。
・47才で初めて専業作家になった
・82才で死ぬ直前まで小説を書き続けた
・新聞、週刊誌、月刊誌あわせて11本の連載を持っていたことがある
などなど、びっくりすることいろいろ。日垣さんが、清張の生き方から元気をもらったというのが笑ましく嬉しい。
本気でライターで生計を立てようとしている人たちとは、かなり立場が違うので申し訳ない気持ちも少々あったけれども、得るところ多かった会だった
飲み会でG大学のIさんと話がはずんだ。田崎さんをご存じとのことでまた輪が広がる。
July 25, 2004 at 01:34 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.07.21
2004-07-21 内視鏡
昨年に続いて胃と大腸の内視鏡検査。ただし、今年は両方一度でやったから楽だった。一度っていったって「同時」じゃあないけどね。内視鏡についてはいろいろと興味深い話はあるのだけど、気味のいいものではないので細かい話はやめとこう。「胃カメラ」というくらいで、最初は棒の先にカメラを付けて写真を撮っていたそうだけど、それがファイバースコープになってカメラは体外に出た。今もそうかと思っていたら、最新のビデオ内視鏡は先端にはビデオカメラがついていて途中は電気信号だけらしい。もうひとつすごいのは「見る」だけでなく、いろんなものを差し込んで手術もしちゃうところ。 そんなわけで、昔と今とではまるでテクノロジーも違うににもかかわらず、ずーっとオリンパスがトップメーカーであること。いつかTVでやっていたけど、最初のモデルはホントに「棒」で、かなら苦しそうだった。モルモットにはオリンパスの部長さんがなっていて、やっとのことで撮り終ってみたらフィルムが入っていなかったとか。
July 21, 2004 at 11:45 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.07.14
ブログペット コウサギ BlogPet cousagi
きょうから、このページ(に限らないけど)の右上にウサギが登場した。ブログペット「コウサギ」という 。 ラビットティッカーというRSSリーダー(わからない方、ごめんなさい)を作ったりしているWork@という会社の製品。少なくとも今は無料。 ペットといえばPostPet、と比べると、いろんな動きはしないかわりに、blogに書いてあることをネタに何かしゃべったり、内容をもとにサイトを検索して、関係ありそうなサイトのリンクを紹介したり、ついにはペット自身がblogに書き込んだりするそうだ。
というわけで、ウサギをクリックしてみてください。背景は4月の弘前のサクラです。
July 14, 2004 at 02:10 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.07.06
2004-07-03 ちょっとビックリ
すっかり筆不精になってしまった。
金曜の夜はちょっとビックリ。夕食後に散歩がてら敦子の携帯を買いに行って、戻ってすこししたら敦子が「胃が痛い」という。しばらく様子を見ていたが、かなり苦しそうなので10時過ぎにタクシーで東京医大病院に連れていった。
救急外来はそんなに混んではいなかったが、うなる敦子とともに待っていたら、さっきドアを開けてくれた警備員さんが来て「言った方がいいですよ、早くみてもらうのには」とアドバイスをくれる。 しかしこういうのは実は一番苦手なのである。他にも待っている人がいて、救急に来るくらいだから理由はあるだろうから、ウチだけ先にしてもらう道理がない。来た時に大騒ぎでもしていればともかく、一旦落ち着いて待っている状態から「ウチの子みてください」と言い出すのがつらいのだ。『おまえ、それでも親か!」と言われそうだけど。 とはいえ、警備員さんの強いおススメもあって、ドアを開けて入っていって「苦しそうなので、とにかくみてください」と言ったら、その甲斐あってか、もしかしたら1人かふたり飛ばして中に入れてくれた。
レントゲンとって、血液検査して、CTまでとったけど「胃にガスがたまっている」ことしかわからず、原因は不明とのこと。朝までかかるというので、ベンチで横になって待つ。 ちょっと冷房が寒かったりはしたが、そこそこ寝られた。寝る時には何かを考えるのだけど、この時は「氷ができる時に、水の中の空気が追い出されて・・・」というのがテーマ。しかし、驚くべきことに、それ以降何も話が進んだことがない。そんなに眠くなる話題でもないのに。
明け方4:30頃になって、「8時頃まで一度帰ってよい」と言われて歩いて帰る。実はタクシーに乗るつもりだったのだけど、拾いそびれて歩いているうちに、だんだん家に近くなってしまったのである。
順子だけ病院に戻ってもらって、申しわけないが一寝入り。
朝から一般外来でみてもらう予定だったが結局、もう大丈夫ということで帰ってきた。
結局原因はわからなかったけど、1年間アメリカにいて、帰った翌々日のことだから、胃になにかあっても驚くまい。
日曜の朝の新幹線で弘前に向かう予定を、昼の電車に変えて、元気にでていった。
July 6, 2004 at 03:52 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.07.01
2004-06-30 Atsko 帰る
AFSという団体の留学プログラムでアメリカのコネティカット州ミドルベリー(Middlebury, Connecticut)というところに行っていた。人口6000人くらいの小さな町で、おそらく日本人は彼女だけ、という環境の良さ。地元の高校に通って、英語、歴史などはESL(English as Second Language)という外国人向けのクラスに入り、他の科目はふつうのクラスで勉強してきた。ふつうなら「授業を受けた」くらいに表現するのだけれども、気合いを入れて本当に「勉強した」らしい。
成田に行くのは、送りに行った1年前以来。到着は17時の予定だったが、調べたら17:39に遅れるとなっていた。webのフライト情報で空港にあるのと同じような表示が見られるので便利。が、そう思って午後になってから見ようとしたら、何度やっても表示されない。台風のせいでみんな気になってアクセスが集中しているのだろうか? 娘の乗っているノースウェストのwebに行ったら、入れたのでそこでチェック。何も全ての便を見なくてもよいのだから。
京成で成田空港着。予定どおり遅れている。帰りの成田エクスプレスのチケット(って、飛行機じゃないんだから乗車券/特急券か)を買ってあったので、到着があまり遅れると一大事である。フライトそのものが遅れたのなら予約変更すればいいのだが、通関が遅いときは、いつ出てくるか予想がつかないから変更した直後に現われるということもあるので悩ましい。 掲示によれば敦子の便は、「到着 ARRIVING」となっている。ARRIVEDじゃなくて。で、他には「通関着 CUSTOMS」というのがあるから、こちらの方が進んでいる。いつまでたってもARRIVINGのままなので、こりゃ遅いなと思っていたところに現われた。髪をのばして(一度も切っていないとか)化粧キツ目の目は、日系人風。一緒に帰ってきた仲間たちと hugする様子は、アメリカン。
成田エクスプレスの座席は、4人向かい合わせ固定、と思っていたら2人がけで、しかも方向転換できず、というわけで4人団らんの予定は変更。 新宿から、北澤倶楽部西参道店に行って母と合流。哲もさらに加わって食べてしゃべって大満足。 一年前まで16年一緒に暮していたことを忘れる新鮮さ。
July 1, 2004 at 03:11 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.06.23
2004-06-23 ブラウン運動と非平衡統計力学
田崎晴明さんの日々の雑感的なものに、
物理学会主催 2004 年科学セミナー
「アインシュタインと 21 世紀の物理学」
のためのテキストとして「ブラウン運動と非平衡統計力学」というのがある。「物理学会が著作権について何を言いだすかわからない」(田崎さんの書いたことをやや曲解)というので、直接リンクはしてないけど、行けばすぐに手に入ります。(ってったって、誰もが読みたがるものではないだろうけど)
さて、田崎さんの雑記コラムが面白いからといって、専門書がシロウト(ぼくね)に読めるだろうなどと思うわけもないのであるが、今回のテキストは「それなりに一般向け」であろうということで意を決して読んでみた。 結論としては「うん、結構わかったかな」である。(これはボクとしては画期的なことである)
理解度を「何%」というのも無意味だけど、読む前よりもこんな進歩があった。(じゃ「%」って言うなよ)
・ブラウン運動について、以前は、「動くのは花粉ではなくて花粉から出るもっと細かい粉である」というトリビアの方に熱心だったが、もう少しわかった気がする
・数式を追っていけた数が増えた
・ぼくにもわかる簡単な式やモデルから出発して、結構難しそうな話にたどり着いた
・アインシュタインがこんなこともやっていたのかと知った
などなど、いろいろと得ることがあった。
「理論物理学って、こういう風に役立つのか」というようなことも思ったのだけど、ちょっとおそれおおくて言えない。
ブラウン運動の実物を見た話が出てくるところがいいな。というか、題名に「ブラウン運動」と入っていたから読んだようなものか。だって、ブラウン運動の話をするからには「実物」の話にならざるを得ないからね。そこに、ぼくでもわかるような式」をあてはめて、適度に簡素化しつつも、外力とか加えはじめて、「ああ、わけわからなくなるぞ」というところで、タテヨコひっくり返して「重力場」の話になって、ちょっと安心する、という展開はよかったなぁ。 アボガドロ数を決めるのに関係あるなんて思わなかったし。
読みながら、田崎さんの顔を思い浮かべるんだけど、作者を知っているからといって理解が深まるわけではない。ただ「むにょむにょ」とかいうのを見た時、ふつうなら「なんじゃこれ」と思うところを、スッと読んでいけるのは人徳を知るが故かもしれない。
そうそう、江沢洋さんの『誰が原子をみたか』という本の題名、面白いと思いつつも深く考えていなかったのだけど、「冗談でもシャレでもない」という田崎さんの脚注を見て、ハタと気付きました。「反語」だったのか。実はまだほとんど読んでないので、今度こそ読み通そう。
それにしても学生時代の勉強しなさ加減は何だったんだろう。物理化学1,2,3とやったのだけど、な~んにもわかっていない。ああ、それでも熱力学の古典的なところは結構面白がっていたから、今でもとっつきやすいのかな。量子力学なんて当時まるでわかっていなくて、微分方程式もわからなくて、でも興味はあるんだよねぇ、くやしいことに。まあしかし、その方面の研究室を優秀な成績で卒業していながら、今では全く覚えていないという例も身近に知っているので気にしないことにしよう。
June 23, 2004 at 11:59 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.06.18
2004-06-18 犯罪と確率
『トンデモ本の世界S』(と学会編)のあとがきに、と学会会長の山本弘氏が、こんな趣旨のことを書いている。
山本氏は「ロリコン」であることを何年か前にカミングアウトしている。しかし、違法行為は一切していない。他の多くのマニアたちも同様である。 幼児に対する犯罪があった時に、容疑者がロリコンだったり、アニメオタクだったりすると、「だから犯罪をおかした」というようなことを言うが、大部分のマニアやオタクは犯罪者ではないのだから、こうした扱いは不当である、と。
「のぞき」容疑の植草氏の裁判の冒頭陳述で、検察側は、植草氏が「のぞきビデオ」を持っていたり、セーラー服を着せた女性の写真を撮ったりしていたことを述べているそうである。 ビデオは合法的なものであり事件とは何の関係もない、ということくらい承知のうえで「心証を悪くする」ために書いているわけである。 上記の本が出たのがつい先日で、山本氏の文章に感心していたところに、今日、この話がでてきてタイミングの良さにビックリ。
植草氏には、不利な証拠がいろいろあるようだし、〈のぞきに興味を持っていたこと〉は間違いないと思うけれども、それと「実行する」こととの間には天と地との開きがある。横浜から後をつけてきて逮捕した、とかいうことがから、十分証拠はあるかと思うのに、ビデオのことなど持ち出すと、かえって「自信がないのではないか」と疑いたくなる。
ところで、あの冒頭陳述が「心証を悪くするため」と書いたけれども、それだけではない可能性もある。つまり、「のぞきビデオを持っていた」ことが「犯人である確率」を高くする、と思う人がいるだろうということ。
ちょっと計算してみよう。まず、以下を仮定する。
日本の全成人男性のうち1%が「のぞきビデオ」を持っている。
「のぞき犯罪」をするのは成人男性の0.01%(10万人にひとり)である。
「のぞき犯」のうち、80%が「のぞきビデオを持っていた」。
この時、「のぞきビデオを持っている人」が「のぞき犯」である確率はどれだけか?
さすがに、こういう聞き方をした時に「80%」と答える人はいないと思うが、
のぞき容疑で捕えられた植草氏を調べたところ、大量の「のぞきビデオ」が見つかった。
というあとに、上の「仮定」を並べて、では「植草氏が犯人である確率は?」と聞いたら
「80%」と思う人が多いのではないだろうか。
どこが間違っているか?
成人男性の数を5千万人とすると、
・のぞきビデオ保有者(0.1%) 5万人
・のぞき犯(0.001%) 500人
犯人のうち ビデオ保有 400人
それ以外 100人
「のぞきビデオを持っている人」が「のぞき犯」である確率は、
400/5万=0.8% である。
ビデオを持っているかどうかわからない段階での確率が0.001%であったのと比べると、「ビデオを持っている」だけで、たしかに確率は高くなるが、それでもまだ「100人にひとり」以下である。
上の話は、「のぞき犯の80%がのぞきビデオをもっていた」ということから、「のぞきビデオ所有者一般」が「それ以外の人」よりも「のぞきをする確率」が高い、ということを前提としている。このことも気に入らないのだけど、こうしないと話が進まないから仕方ないか。
なんだか、あまりうまい話にならなかったけど、備忘録のつもりで書き込み。
June 18, 2004 at 03:38 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.06.11
2004-06-11 麩(ふ)饅頭 前橋の栄光堂
ふた月ほど前に、群馬在住のNさんからいただいた「麩(ふ)饅頭」の味が忘れられない。
京都のあたりが発祥の地とか聞いているけど、わが家にとってはこの群馬の栄光堂をルーツとしたい。
しっかりしたホームページを持っていて("I love wagasi"というキャッチが何ともいえない)、もちろん通販もしているのでこれからは食べたくなったらここで買おう。
「朝生菓子」といって、その日の朝作ったものをその日のうちに売り切るという分類の商品なので、食べる人が揃っている時に届くようにしなければならない。
「栄光堂」という名前は、あちこちにありそうなのだけど "love wagasi" で検索すると、一発で出ます。
June 11, 2004 at 11:31 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.05.31
2004-05-30 足の指を広げられる靴

今、はいている靴3足。
。そんなに丁寧にはく方でもないと思うのだが、ホントに感心する。これで3足交換してはけるぞ。
左上の茶色いのが「ヤコフォーム」。2000年の11月に初めて買った「足の指を広げられる靴」の定番ともいえるもの。まん中が「フィン・コンフォート」、底の凹凸がはっきりしていて、なんとなく自然に歩きだしてしまうような感じがある、というのは言いすぎか。3つの中では一番重くてがっしりしている。買った「ふみや」の店主によると「糖尿病で指先の感覚のなくなった人が、指を痛めないように」つま先がしっかりしているとか。2002年5月購入。
右が「ハイランダー」の「ジム」(らしい)。スタイルはヤコフォームに似ているが、このモデルの特徴は「内張り」がないこと。つまり革がそのまんま使ってあるので、やわらかくて足にピッタリとくる。軽い。 色落ちしやすいので「色の濃い靴下をはいてください」と言われるけど、今のところそんなこともない。2004年5月、「ふみや」で購入。
さて、このヤコフォーム、カタログハウスで買ったのだけど、試着がちょっといい加減だったのか、はいてみたらあちこち痛い。何を思ったか輸入元のアキツ・トレーディングのwebから「足が痛い」とメールしたところ、返事が来て、「がまんしてはくのは絶対によくない。送ってくれたら調整してもよい」とのこと。うーむ、しかしその場に居合わせもしないで調整してもらってもなぁ。伸ばすのであれば、自分でもできる、と以前カタログハウスで買った「シューストレッチャー」で何日かかかって引き伸ばしてはいていたら、いつの間にかしっくりくるようになった。1年近くはいたところで、かなり底が減ってきた。
交換には1万円近くかかるのだが、ここまでよく合った靴なので交換に出す。しばらくして戻ってきた靴は、底だけでなく全体が新品かと思うほどきれいになっていた。思えば1年もしなうちにずいぶん減ったものだが、悦子と毎日歩いていた頃だったのだなぁ。 そのうちフィンコンフォートと交互にはいたりしていたせいか減りは遅くなったのだが、2003年の10月頃に底がバックリと割れてしまった。それでも割れたそれぞれの片はそのまましっかりくっついているので、意外とそのまま歩ける。そんな状態でしばらくはいていたが「そろそろ買い替え」とばかりに、5月にふみやに行った。ヤコフォームを買うつもりだったが、サイズがないというので「ハイランダー」を買う。それだけのつもりだったのだが、「せっかく足にあっているのなら」とヤコフォームの底を交換することになった。ひと月ほどして5/29に届いたのをみてビックリ。またまた新品かと思うほどきれいになっている。イヤ、ホントに見直してしまうほどだったけど、内側をみたらしっかりきたなかったから間違いなく自分の靴だった。 〈底の貼り替えは1回が限度〉ともいわれていたので、ちょっと嬉しい。
May 31, 2004 at 07:57 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.05.27
『製本屋さん』
きのう書いた製本の話、思いがけない展開になりました。
「やっぱり製本機だ」と「ファーストバック」という評判のいい機種をwebでチェック。値段は30万円! 前に20万で買える話も聞いたけど、それにしても高い。よさそうであることはわかるんだけど。 他の製本機を見ると、1万とか3万とかでそれなりによさそうなのがある。表紙をつけなきゃいけないとか(ファーストバックは、背張りだけ)制約はあるかもしれないけど、ひとケタ違うから、まずはこのあたりかなぁ、と思ってカタログ請求。ファーストバックユーザーたちにはコワくて聞けない。
そうしてあれこれさまよっていたら、「製本屋さん」というのが見つかった。 それは「製本機」と呼ぶにはあまりに素朴、しかし、これこそが私の欲しかったものではないか。 実は、手製本で大失敗した、といってもノリつけたりするのは別にイヤではなくて、「紙を揃えて押えておく」のがうまくいかないのがイヤだったのです。杉板とクランプではどうしてもだめ。 ハンズに、それらしいものがあったような気もするな、と思っていたところで製本屋さんが見つかった。 機械としてはまさにこの「揃えて押えておく」だけのためのもの。しかし、もともとシロウトだった人が自分で使いやすいものを目指して設計しただけに、よくできているのです。値段は1万4800円だから、「ふつうなら高い」と思うところだけど,何しろ「30万」とか考えていた矢先だから「タダみたい」に感じる。 そして、何よりも決心させてくれたのは、ここのサポートweb。製本のやり方がちゃんと書いてあって、ユーザーから送られたアイディアも載ったりする。として、「オプション」も面白い。製本機本体以外は、ノリでもなんでも自分で揃えるわけだけど、便利そうなものをケースに入れたものをオプションとして600円とかで売ってくれる。ノリを入れるビンとか、細目のノズルとかヤスリ、金ノコなど、ほとんどが100円ショップで買えるもので、実際製本屋さんも100円ショップで買ってきたそうです。
なんだか、シェアウェアのサポートwebみたいで楽しいし、100円ショップ活用して再販してくれるところは仮説の会の楽市楽座みたいで嬉しくなる。
注文画面のコメント欄に、ちょっと経緯を書いておいたら、早速店主からメールが来て、喜んでもらえました。「ファーストバック断念してここに来た」人は他にもいるそうで。
May 27, 2004 at 11:43 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.05.26
2004-05-27 フロギストン
先日キャベンディッシュの話で「フロジストン」のことを書いたんだけど、これは英文で phlogiston。ふつうなら「フロギストン」だなぁ、と思いつつ、たまたま読んだwebに "pronounced flow-JISS-tunn"などと書いたあったものだから、「おう、フロジストンか」と思ってそう書いていたけど、これで検索するとイマイチ情報が少ない。もしやと思って「フロギストン」にしたら大量に出てきた。そういえば、前に読んだものにはそう書いてあったよなぁ。イカンね、西洋かぶれは。(それに、flow-JISS-tunnを忠実に読めば「フロゥジスタン」じゃないか)。というわけで、これからは「フロギストン」でいきます。
今日のGoogleによれば
「フロギストン」 485件
「フロジストン」 178件
あれ、どちらも少ないんだな。このくらいの差なら変えなくてもいいかな。
ちなみに「phlogiston の検索結果 約 22,600 件」
May 26, 2004 at 11:02 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.05.24
2004-05-23 野球観戦
珍らしく野球の試合を見に行ってきました。縁あって中学生の都大会。順子からは「硬式」と聞いていたけど、音からするとどうみても「軟式」。(そもそも硬式と軟式の違いを理解していたかどうか不明)
当たり前のことながら、TVで見る野球とはいろいろ違う。といってもルールが違うわけではなくて、例えば外野の定位置が異常に浅い。塁間は同じなんだろうから、2塁ランナーは、シングルヒットでホームインするのは大変そう。ピッチャーの球も見るからに遅い。でも、目が慣れてくるとあまり気にならない。ネット裏から見ていたので、変化球もよくわかってなかなか面白かった。
さて、ゲームの行方は、応援していた東久留米市立の下里中学校が、4回の表に1死から、本日投手をやっているK君がレフト線の2塁打。次打者の当たりは投手左へのゴロ。微妙なところだったが、2塁ランナーは3塁に向かってスタート。投手は3塁に送球、アウトかなと思ったがすべり込んでセーフ。フィルダースチョイスになって1死1、3塁。
当然スクイズもあるので次の打者は何度もベンチを見ている。はたして、1球目、ランナースタートしてバントの構え、バッテリーはピッチドアウトしたが、スクイズは構えだけ。1塁ランナーは悠々と2塁へ。これで1死2,3塁。次の球こそスクイズか、とハラハラして見守ったが、なんと暴投であっさり先守点、なおも1死3塁、まだスクイズがある。次の球、ランナーはスタートしなかったのに打者はスクイズ風のバント、スタート遅れたしこりゃダメだと思ったら、投手がボールをはじいて2点目。そのままにしておけばファールだったかも、という声もあり。その後も内野手の動遥したようなプレーでランナーを溜めたが、この回2点どまり。
こうなると、早く終ってほしいのだが相手にはまだ3回も攻撃がある。ようやく最終の7回の裏。いきなりフォアボール。送ってはこない。ここは2点差の強みか。盗塁を許したが2死2塁までこぎつける。そしてレフト前ヒット。守備は浅いのでホーム突入はなく1,3塁。あと1アウトなのだが・・・。そしてまたもレフト前ヒットで「2-1」の1点差。なおも、2死1,2塁。今度は1塁ランナーが還れば逆転サヨナラのピンチ。しかし、最後はK君踏んばって2塁ゴロでゲームセット。 相手の方がチャンスは多かったが、守りの堅さが勝因か。これで東京都ベスト8!すばらさい。次の相手は、新人戦で準優勝した深川二中。
May 24, 2004 at 10:10 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.05.23
2004-05-22 キャベンディシュ
キャベンディッシュの論文が届いた。
"Experiments on Air" Henry Cavendish, F.R.S. (1784-1785)
気体に関する実験の話で、まだ、フロジストン(phlogiston)の概念が生きていた頃。
inflammable air = 水素
dephlogisticated air = 酸素
fixed air = 二酸化炭素
foul air = 窒素
などと呼ばれていた時代。
キャベンディッシュは 「ものが燃えた時に、固定空気(fixed air)ができるのは、空気から分離されるか、生成されている、と言われているが、本当だろうか」と考えていろいろ実験している。
May 23, 2004 at 05:33 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004-05-23 排水管清掃
12月に続いて、拝水管の清掃。前回は、流れなくてどうしようもなくなって、ウチだけ来てもらったのだが、今回は、マンション全体。前回と同じ人が来てくれて「この前やったから大丈夫ですね」というようなことを言って、簡単に終ろうてしていたが、「逆からもやるんですよね」と念をおしてやってもらったら、また、かなりかたまりが出てきた。今回は、こちらもあまり気合がはいっていなくて、デジカメも用意していなかったのが残念。次回は1年後になるだろうから、ちょっと不安ではある。
「こんな話読みたくもない」と言われそうだけど、そもそも、そういう日記なんです。
May 23, 2004 at 05:26 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.05.16
ガンジー君
ココログは携帯からでも書けるんですよ、というデモをしました。
「文章は書けないの?」と聞かれたので、「今は書かなかったけど、書けます。あとで修正もできます」と答えたので、こうして書いています。
ガンジー君へのリンクも貼っておきます。
May 16, 2004 at 12:30 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.05.06
2004-05-06 休み明け
「50年後の夢」を登録して、さて誰に知らせようか、と思い、遅まきながら田崎晴明さんにメールしたところ、たちまち返事が来て、なんて「すでに拝見して、リンクしました」とのこと。あちゃー、ちゃんと「雑感」みてからメールするんだった。日頃は「リンクに依存した記事は避ける」と言っているという田崎さんが、特別にリンクして解説をしてくださっている。って、別にぼくの文章じゃないんだけどね。
あそこにリンクが貼られるとアクセス増えるだろうな、と思ったら案の定スゴイ。まあ、元が元だから、増え方もスゴイのだけど、ふだんなら1日20くらいのところが460とか来ている。「リンク元」毎の集計を見ると、ほとんどがあそこから。あ、でも「ブックマークから」というのも多かったのがちょっとうれしい。
さて、誰か今からの「50年後の夢」を書く人はいないのか。
「元良勇次郎調べ」の方は、いよいよ本家筋の親戚を紹介した。はじめからそうしてれば、どうということないという話もあるが、ずいぶん楽しませていただきました。
佐藤達哉さんにはいずれ血液型のお話を聞かねばなるまい。
May 6, 2004 at 07:51 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.05.02
2004-04-30 靴を買う
この日を休みにしてしめて7連休、か。
はきなれたヤコフォームを買い替えようと、石神井公園の「ふみや」に行く。
3年前にヤコフォームをカタログハウスで買った時、サイズ合わせが甘かったのか、
足が痛くてたまらなくて、販売元のアキツトレーディングにまで電話して相談してた
あと、「靴伸ばし機」で何とか引き伸ばしたところ具合良くはけている。が、「次はシューフィッターのいる店で」と思って、ちょうど2年前に「ふみや」に行って、買ったのが、今、はいている「フィン・コンフォート」。こちらもはき心地はよいのだが、水がしみてくるのが困る。今日は、この水しみ対策と、ヤコフォームの買い替えのつもりだったのだが、ヤコは色とサイズの在庫がなく、かわりに出してきてもらった「ハイランダー」にした。そういえば2年前も、ハイランダーにしようかと迷った末にフィン・コンフォートにしたのであった。 ハイランダーは、「一枚皮」のために、色落ちすることがある、というが、その分当たりが柔らかくて心地よい。
フィン・コンフォートの水漏れの方だが、電話で聞いた時から「防水はしてないから、漏れるのは外れだと思ってくれ。対策は雨の日にはかないこと」と言われていたのだが、まず、どこが漏れているかの調べるために敷物をはがして、薄紙を入れて、靴をバケツにつっこむ。まるでパンク探しのよう。結局、下の方の縫い目が怪しいということになって、そこに塗るためのワックスをもらった。溶かして塗るのが一番だが、固型のまますりこんでもいいかもしれないと。
ヤコフォームは、買って1年ほどで底を貼り替えて、今また底のゴムが割れてしまったので、もう買い替えのつもりだったのだが、「ふみや」のおやじが「交換に出しましょう。もしかしたらクレームでタダになるかも」ということで、修理に出してきた。
May 2, 2004 at 10:13 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.04.23
2004-04-23 サクラサク
今晩の寝台列車で弘前に行きます。もちろん桜を見に。
悦子が行くまで、「弘前の桜」のいう意識もなかったのですが、その気になってみると新聞やポスターやTVでやってますね。 最新情報によると、「昨日からの雨の影響で一部花が散り始めているところもあるが、園内、桜のトンネルともにまだ満開である」とのこと。あと18時間くらい。 桜の話題なのに写真の一枚もないのが悲しいが、明日撮ってきて載せよう!
April 23, 2004 at 02:46 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.04.20
2004-04-20 弘前の桜、あと4日こらえてくれ~
筑紫哲也のイラク人質問題の解説を聞いていて、なんとなくモヤモヤ。あまりにみんながワイワイ言いすぎるから、ということもあるが、「あそこまで言われる筋合いではないか」という気もしてきた。 結局は、家族の言動・行動が気に入らなかったのだけど、それも多分にマスコミのせいだからね。親がいるのにきょうだいが出てくるところが、イヤだったけど、これも引っぱり出されたようなものかもしれない。
ただねぇ、「善意だから」というのはなぁ・・・。解放されたのは「善意の日本人」だったからなのかもしれないけど、別に「金欲しさ」のジャーナリストだったとしても、政府は助けるし、親が悲しむのも一緒だし、勧告無視していくことの迷惑も同じだよね。
パウエルさんの発言は意外ではあったけど、どう考えても派兵を正当化しているんだから、そんなに筑紫さんが喜んじゃっていいのかな。 日垣さんが今朝はまるでおとなしかった気がする。
人間ドックに行ってきた。ドックと呼ぶのは大げさだと思うけとね。2時間もかからないから。
メインエベントともいえる「胃のレントゲン」をパスしたからってこともあるか。保健婦(士?)による「問診」というのがあって、あらかじめマークシートに体の調子などを書いておくのだけど、「イライラする」とか「集中できない」とか、あてはまるといえばそう、ということばかりあるし、チェックすると、「どうですか」とか聞かれるだけで役に立たないので、一切つけず。 最後に「医者による内科診断」というのがある。ぼくは、医者にはそれなりに期待するものがあるので、「さっきは面倒だから聞かなかったけど、ここでは何か話そうかな」などと思っていたが、検査データを見るためのパソコンの画面がYahoo になっているのが気になる。
そして、いきなり、
「血糖値は大丈夫なんですね?」と、わけのわからないことを言う。何かと思ったら、さっきの問診のところで「胃レントゲンのやらない」という旨を書いた略語を読み違えたらしい。「略語使ってたからわからなかったよ」って、あんたたちいつもそんなのばっかり使ってるんじゃないの? FGSだったかな? Fiber GastroScopeかなんかなんだろうけど。
聴診器で胸の音を聞いたあと、何かしゃべるかと思ったら、「お大事に」だって。 まあ、この人にいろいろ相談しようという気にもなれないが、それにしても金もらってんだろアンタ、と言いたい。
悦子から、桜が満開近いとメールが来てアセる。今日はこんな感じ
April 20, 2004 at 04:33 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004-04-19
やっぱりココログは「重い」。ついつい書きそびれてしまう。
日記はつけなくては。
《4/16~4/19の日記》
2004-04-16 金
宴会のあと、古瀬さんのオフへ。2次会からのつもりだったが、何とか1次会の最後にすべりこむ。10年ぶりくらいに会った人もいて、「ノブさんの家に行ったことあります」と言われて、お見それしてしまった。2次会の店では、ビタースウィートサンバが何度もかかっていて、オールナイトニッポン気分。
2004-04-17 土
楽しみにしていたJapan Skepticsの総会。200人以上はいる会員のうち、出席者は20~30人というのが悲しいが、知りあいも増えてよかった。詳しくはこちら
2004-04-18 日
大学の同窓会。「花見の会」のはずなんだが、今年はカケラも見えない。30人足らずのクラスが卒業後30年足らずで6~7人集まるのはオンの字か。2学年下の同様の会もあって、昔に戻る。 ボーイスカウトとバスケ部の会にも顔を出してみたら、何十年ぶりかの人々に。
その足で経堂の農大一高にバスケの試合を見に行く。敦子の学校で今本人はいないのだが見にきてしまう。快勝。敦子がいたらどんなプレーをするのか。
2004-04-19 月
明日が人間ドックということを思いだす。夕食を8時までに食べなくてはならないのだ。どこまで重要なことなのかはわからんが、ただでさえ面倒な集団検診、せめて正確な方がよかろう。 いつもみたいに「じゃ、『ゆうとぴあん』行くか」というわけにはいかないのだ。ヨーグルト食べて、チャーハンの残りでも食べようとチンしている最中に、カレーが作ってあるのを発見。ごはんも炊けていたのだが、チンしたチャーハンが気の毒だったので、カレーをかけて食べる。
ボーイスカウトの名簿作りのためのEXCEL準備。マスターDBがごちゃごちゃになってきたので、今年こそ、と作り直しているのだが、どうにもスッキリしない。年に一度しか使わないのなら、無理してVLOOKUPしなくてもいいのかなぁ、などと思いつつ。
April 20, 2004 at 04:14 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.04.16
2004-04-15 今日も一日
きのう悠杜比庵に行ったことを書かなくちゃ、と思っていたら、また今日も行ってしまった。仮説社で落ち合って、家に帰ったら10時前。さすがに他に行こうと思っていたのだが、代々木で10時に開いている店は少ない、というわけで哲と3人でまたまた行ってしまった。
◆きのうのお酒
■豊盃(青森) 純吟
■菊姫(石川) 山廃純米
◆今日は
■またまた 豊盃
仮説社には、ライトスコープを買いに行ったのだけど、なんと残りが1個だけ。2つ買うつもりだった上に、明日は順子の同僚の先生が買いに来る予定だったのにね。
順子と馬場で待ち合わせて帰ろうかと思って、本を読んでいたら(読書には良い場所)、順子が授業書を買いに今から来るという。仮説社の人たち、締切が近いのか、遅くまで残っているようなので丁度良かった。
April 16, 2004 at 12:18 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.04.11
2004-04-11 ふつうの考え
「勝谷誠彦の××なコラム」が、イラクの3人に激しくかみついている(と思う)。日垣さんもほぼ同じ論調。 哲いわく「(日垣は)そう言われればたいていの人が『なるほど」と思うことを書いているだけだよね」。そうかもしれない。
誘かい事件の行方は気になるのに、ニュースを見ているとすぐに家族がでてくるので耐えられない。気の毒であることには間違いないから、責めるわけにもいかず困るよね。
勝谷さんも日垣さんもイラクに行ったことあるから強気なんだろうなぁ。
そうそう勝谷さんは誘かいが「狂言」だとかなり疑っているのではないだろうか。
April 11, 2004 at 04:47 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.04.10
2004-04-10 仮説社デー
珍らしく順子と仮説社へ。丁度良く海猫屋さんが「百仮店」をやっている。さらには板倉さんもいらしたので、順子を紹介。ライトスコープ×12にミクログラフィア図版などガンガンと買いまくる。圧倒されたわけではないが、ぼくは何も買わず。
Skeptic MagazineとBaloney Detection Kitを板倉さんに見せる。「こういうのを先生に渡しても、なかなかやってくれないんだよね」ということだが、まずは道具だけは用意したいもの。
駅前のキリンシティーで昼を食べて、芳林堂に寄ったら探していた本がズバリ見つかる。
■カルト資本主義 斎藤貴男(文春文庫)
絶版でもないのに、紀伊国屋で品切れだったのだが、しっかりと見つけた。EMの批判が見当てだったが、いろいろ読み手がありそう。 この斎藤貴男という人、どこかで聞いたことあるなぁと思っていたら「源泉徴収と年末調整」を書いた人。税金のことはシロウトだそうだけど、本業ともどもなかなか。
さて、そこにKさんから電話があり、仮説社を再度訪問。Sさんの原子論ソフトの構想を板倉さんと。
良いものができそう。
April 10, 2004 at 09:54 PM in スケプティクス, 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.04.08
2004-04-06 悠杜比庵
順子の帰りが遅くなるときは、外食という選択肢が浮上してくる。この日は「明日が入学式だから」といって、ちょっと乗り気がなく「残り物でも食べていて」と言われが、米も炊いてなかったし、哲とふたりで何も食べずに待ち構えて悠杜比庵に連行。9時頃行ったら、結構な人の入り。繁盛しているなぁ。看板や値札が変わっていたので、値上げしたんだなぁ、と気にも止めずにいたら「消費税(の総額表示)に決まってるでしょ」と哲にたしなめられる。ああ、そりゃそうか。いつものように生ビール(哲はウーロン茶)の後、迷わず「来福」。ここ当分花酵母からは目が離せない、というのは大げさか。次は「奥播磨」のしぼりたて。結局この2杯だけ。チューハイ頼んだんだけど通っていなかったので、焼きうどん食べて帰る。7500円くらい。
11時目指して急いで帰ったのは「はねトビ」のため。しかし、野球で30分遅れだった。
なんか、こういうバカバカしい話が書きにくくなっちゃうんだよね、ココログになると。
って、誰もそんなこと気にしてないか。
April 8, 2004 at 04:52 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.04.06
2004-04-06 ココログ
日記からココログに移ってから、なんとなくハードルが高くなってしまったのが残念。
「世界に公開されている」という意味では、前からそうだったし、それを気にしているつもりもないのだけど、ココログの露出度のスゴサはやっぱりスゴイ。と思ったのは、知人が保育園の入園式で会った人に「ホームページの方ですね」と言われたという話。たしかに、その保育園の名前で検索すると5番目くらいに出てくるからねぇ。
というわけで、なかなか書けないクセに、今度はココログをまた分割しようなどと考えている。
「スケプティック」関係の話題は、別にした方がいいかなと思って、すでに別ココログ(まだカラッポ)を作ってあるのだけど、そんなにちゃんと切り分けられるかなぁ。まぁ、途中で移してもいいけどね。たとえば、「きのう届いたSkeptic Magazineにハマっていて・・・」なんていう話は、日記ネタだろうけど、その先の「Baloney DetectionKitを訳そう」なんてのは、Skepticログだろう。 近日公開。
April 6, 2004 at 11:04 AM in スケプティクス, 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.04.01
2004-04-01 公人
文春事件、(ぼくから見ると)意外な展開になっちゃったのだけど、それとは別に、
「公人ではないから、プライバシーは保護されるべき」
という話がどうにもわからん。
議員や有名人を別扱いすることはまあ理解できる。で、誰も知らないような近所の人のプライバシーを暴いたら、そりゃ迷惑だろうけど、そんなことをする雑誌はありゃしない。それは「報道する価値」がないから。田中の娘を記事にしたのは、それが「価値」があるからでしょう。「国民に伝える必要がある」かどうかは疑問だけど、「国民が飛びつくようなネタ」であることは事実。 ただの人の結婚問題に価値がないのに、この人の場合は価値があるのは、それが「田中の娘」であるからなのだから、「田中の娘である」というだけで、「ただじゃすまない」ということでしょう。 厳密に「娘自身」が困っているのであれば、同情の余地はあるけれど、実際には困って、怒っているのは田中の方なんだから、これは「公人のプライバシー」と考えるべきでしょう。
ところで、間違った報道がされると、訂正記事はロクに出なくて迷惑である、という話は昔からあって、本当に困ったことなんだけど、それは「誤った報道」だからだよね。「プライバシーの侵害」だけでそんなに困ることって少ないんじゃないかな。まあ、このあたりはあまり自信ないけど。
April 1, 2004 at 04:35 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004-04-01 「気の毒」と「悪」とは別でしょ
回転ドア事件の報道について、息子と共にずっと不快であった。特に息子は小倉智昭のコメントに腹を立てていて、「ああ火曜日だったのだから日垣を見ればよかった」と悔んでいた。 はたして、その日垣隆のメルマガが来て、りゅういんを下げることができた。転載禁止なのが残念だが、
・これが「構造的の問題」だから「改善せよ」と大騒ぎするなら、毎年1万人死んでる交通事故はどうなの?
・閉じかけたドアに頭から突っ込んでいく子供(とその親)はどうなの
などなど。
他のビルでも安心が確認されるまで回転ドアを停止させているそうだけど、車や駅のホームも安心が確認されるまで停止するの?どちらが危険?
「被害者を絶対善ととらえるのはやめてほしい」
に同感。
April 1, 2004 at 04:16 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.03.29
2004-03-29 弘前
土曜から順子と弘前にきている。悦子が下宿からアパートに引っ越したのでそこに無理して泊まった。
「ミッキーハウス」という名前が笑えると思っていたが、こんなに大きく表示されていたとは。
March 29, 2004 at 09:28 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.03.23
2004-03-23 「つる瀬」の団子がおいしかった
知人の父上の葬儀に湯島まで行ってきた。小学校の同級生で、つい先日会ったばかりだったので、その時の仲間が再会したかたちになって、ミニクラス会状態。面倒見がよくて、いつも連絡を回してくれるNに「Nが死んだ時は、誰が回すの?」とみんなで言う。きっと、長生きするのだろう。
帰りにYさんが「つる瀬」で、みたらし団子を買うというので、ついていく。先週の「チューボーですよ」で「巨匠」として登場したそうだ。会社に帰って同僚にあげたら大好評。
March 23, 2004 at 05:31 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.03.19
2003-03-19 日記
ココログを始めてから、しばらく日記と二重化していたのを、こちらに一本化したのだけど、どうも前のようには書けていない。システム的にちょっと面倒ということもあるけど、それ以上に「大げさな感じ」がすることが、停滞の原因かもしれない。 あまりにプラーベートなことは書けないかな、とかね。が、実は、前の日記だって、誰でも読めるし、ココログがGoogleにかかりやすい、といったって、そうそう読まれるわけではないんだから、気にすることはないんだよね。
むしろ、日記として連続して読むのに向いていないかもしれない。トップページに表示されているもの以外は、ちょっと読みにくい。
さて、今朝は久しぶりに渋谷まで歩いた。悦子が帰ってきているので、昔(といっても1年前)を思いだして、明治神宮を通ってドトールで朝食。「遊食人種」と「Beau Arts」が揃ってなくなっていてビックリ。改装中だった消防署ができあがっていて、やたらに豪華。5000歩ほど。ふだん何もしなくてもこのくらいは歩いていることを思うと、意外に少ない。
March 19, 2004 at 09:26 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.03.14
2004-03-12 『播磨屋本店』のおかき
去年の9月にマンションの管理会社が倒産した後始末で虎ノ門で打ち合わせ。虎ノ門には「『日本酒会館』みたいなところがあるので行くといい」と哲に言われていたので、場所もわからず歩いていたら「日本一おかき 播磨屋本店」という看板を見つけた。つい先日、会社のもらいもので食べたらすごくおいしかったのだが、丁度よく店にめぐりあうとは。店は、広いスペースに茶房などがあるんだけど、売り場らしい売り場がなくてなんだか展示即売会みたいにして売っていたのがおかしい。800円の「おかきもち」を買う。
本屋で立ち読みして「日本酒造会館」の場所を調べて行ってみたら、3/9~12は休館という、なんと間の悪いこと。
原稿の打ち合わせで仮説社に行ったら、アクロバットおじさんの「LED付き改造版」、「北京オリンピック記念」(ベトナムで入手)版などがあった。このベトナム入手版は、同じ仕組みながら小さくできていて、さらにはスイッチを入れると、チープな音楽が流れるというもの。注油したところすごい勢いで回りはじめた。
March 14, 2004 at 12:48 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.03.11
アテのないコメントはこちらへ
このページでは、どの記事にでもコメントを付けられるのですが、「別に、どの話題にということではなく、ひと言いいたい」という人は、書くところがありません。
よって、この記事を「コメント先専用」として作ってみました。
もっといい方法があるのかもしれませんが、とりあえず。
March 11, 2004 at 09:48 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.03.10
2004-03-10 サイエンス・サイトーク
TBSのサイエンス・サイトークの収録、今期はきのうでおしまい。 最終回のゲストが養老孟司さんというのが豪華。なんて、ミーハー的なことを言ってしまったけど、日垣隆さんの質問もすごかったよ、「320万部というと、印税で2億円以上ですね」って、せめて「売上げ」くないにしてくれればいいのに。養老さんも「ほとんど税金ですよ」と、同レベルの返事をしていたけど、「累進課税」といったって、最高税率、今はたったの37%ですよ。
あ、これは放送ではカットされるかもしれないから、お得情報です。
それはともかく養老さんの話は面白いや。収録に立ち合うというのに『バカの壁』まだ読んでないんだけど、読む気になったよ。『脳化社会』もね。
打ち上げでは、ちょっとした科学小ネタ物を見せて回ってしまった。マッチ箱3つ重ねて持ちあげるのは、かなりウケていた。ブラックウォールも。最後にSPORTSMANを気に入ってくれたIさんにはお譲りした。
日垣さんと話す時間はあまりなかったけど、名前も覚えていてもらったし、TVで見る人を身近で見るのは楽しいものです。
March 10, 2004 at 02:00 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004-03-10 これぞ『理論』物理学者
ここからリンクも張ってる田崎さん0403が、数式に実際の数値をあてはめていくような「単位付きの数値の感覚が貧弱」なのだそうで、「物理学者にあるまじきこと」と書いていたけど、われわれシロウトから見れば「これぞ理論物理学者」かと。 まあ、貧弱とか苦手とかいっている程度がわからないから油断できないんだけどね。
あ、そういえば田崎さんは上のことを「ほんと、これだけは内緒にしておいてほしいんだけど」と書いていました。
March 10, 2004 at 01:45 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.03.09
2004-03-09 あやしい水
先週初めてお会いした天羽さんの講演に触発されて書いている「あやしい水」の初稿が家にFAXされてきた。編集者に「編集」された自分の原稿を読む、というのはなかなかスリルがあってよい。学校の作文を先生に「なおされて」も、ちっともうれしくないが、プロの編集者が手を入れたことで「ああ、自分はこう言いたかったんだ」とわかることもあって面白い。 今回は、編集者が「熱が入った」というだけあって、大幅に手が入っているんだけど、かなり「思い」が入っちゃった分、「オレがこう言ったというのも困るよなぁ」というところがある。もちろんこれから校閲するので、問題はないんだけど。
March 9, 2004 at 08:58 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.03.08
2004-03-05 「オフ」そして水商売
あるメルマガ+メーリングリストのオフ会に行ってきました。オフ、といえばniftyのフォーラムの経験しかなくて、あれはネット上でもかなり話し込んだ人たちとのものだったけど、これはメルマガと、それについての質問や意見を書くためのメーリングリストなので、「コミュニティ」ができているわけではありません。にもかかわらず、すぐに参加しようと思った理由は「懐しい人たち」と〈はじめてだけど是非あいたかった〉水商売ウォッチングの天羽優子さんに会えるから。 天羽さんには、いろいろお話をうかがったほか、「水分子ループタイ」をいたく気に入っていただき、プレゼントしようとしたところ固辞され、有料にてお譲りしました。私の使いかけで心苦しかったのですが、3月10日の講演で正装する時のアクセサリーに使いたい、ということ。 持っていった甲斐がありました。 このところ続けて「水を研究している人」に喜ばれている「水分子グッズ」。
webで見つけたことというのは、いったい何がきっかけだったか思い出せないことが多いのだけど、水商売ウォッチングのことは思いだした。まず、去年の10月頃に滑り台の大永ドリームのリンク集から。後に全く関係ないと思っていたメーリングリストに書き込んでいた天羽さんを発見。そして、Japan Skepticsでの講演記録を見て、詳しくチェックしはじめたのがこの2月。メールで挨拶したとはいえ、会う機会はなかなかないだろうと思っていたところに、このオフ会、というわけ。
March 8, 2004 at 09:17 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.03.04
2004-03-04 ふつう

なんとなく、こちらに引越してきた感じになってきた。もともとAsahi-NetにHP作ってで手書きの日記でやっていたものを、@niftyのサーバー上のtacky noteという日記システムに切換えたのが、ちょうど1年前。特別不満があるわけではないのだけど、ココログとの併用はいかにも不便なので全面的にこちらに来ようとしています。
Tacky Noteの方が、コメントを気軽に書きやすいかなと思ったけど、こちらでもよろしく。
写真は、画像アップロードのテストをしただけです。
March 4, 2004 at 01:41 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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パルヴェーズ・フッドボーイ氏による文章
パルヴェーズ・フッドボーイ氏による文章
このところよく話に出てくる田崎晴明さんの、ぼくの知らなった活動。
パキスタンの物理学者のフッドボーイさんが、9/11や、イラク戦争などについて語った文章を紹介・翻訳している。
これらの問題を深くつっこんだことはないが、少なくともぼくは聞いたことのない見解をみることができた。
ココログのメッセージの「カテゴリー」には「政治・経済・国際」というのもあるのだけど、なんとなく似合わないので「日記・コラム・つぶやき」にしておいた。
March 4, 2004 at 01:18 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.03.02
2004-03-02 ウェブログって
ウェブロク(「ブログ」って、「隠語」っぽすぎて言うのが気恥かしい)というものが何であるか、なかなかよくわからなかった理由は、いままでも書いていた「日記」とあまり変わらないからだった。実際ウェブログの説明にも「日記システムのようなもの」という言い方がされていることはある。 さらには、@niftyには「サクサク作成君」という「ホームページ簡易作成システム」があるので、「HTMLを知らなくてもホームページができる」ということだけだと、新鮮味がない。
結局のところ「HTMLを知らなくても、『日記付きホームページ』が誰にでも作れる」ということなんだけど、その拡張性がスゴクて、初心者は初心者なりに、凝った人は凝りまくって作れるところはスゴイ。
ひとのページを見ると、いろいろぼくの知らないテクニックが使われている感じがするのだが、まだ、そこを追究するには至っていない。
ニフティの「ココログ」という商品名はなかなかいい。10年以上前につけたNIFTY-Serveという名前以来、ここの命名はいい感じのものが多い。(「全部」じゃないからね)
March 2, 2004 at 09:32 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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2004.02.14
バレンタインデー
チョコレートのやりとりがあったことを明確に覚えているのは大学生の時だから、高校の頃はそんなことなかったのだろう。もっとも、男子校なんだから、あっても縁がなかった可能性は大。
幸か不幸か「もらえた、もらえなかった」という悩みはなかったようだ。
February 14, 2004 at 05:11 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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