東京都練馬区の外環自動車道で24日夜、マイクロバスのドアが開き、転落した男児が後続のトラックにひかれて死亡した事故で、埼玉県警高速隊は25日、バスを運転していた埼玉県川越市今福、会社員引地功一(33)、同県毛呂山町南台、トラック運転手中村光雄(25)両容疑者を自動車運転過失致死容疑で逮捕した。
調べによると、引地容疑者は、ドアをロックするなどの措置を取らず、同県ふじみ野市市沢、会社員吉崎俊昭さん(42)の長男健君(11)(ふじみ野市立東原小5年)を転落させ、死亡させた疑い。中村容疑者は前方に注意を払わずに運転し、健君をはねた疑い。
バスのドアはスライド式で、車体左側の中央付近にあり、開閉を自動と手動に切り替えられるレバーがドアの近くにある。事故当時は手動になっていた。