このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 社会 > ニュース


社会メニュー

中国で首相の紹介本「福田康夫伝」出版

 福田康夫首相の27日からの訪中を控え、中国でこのほど「福田康夫伝」が出版された。執筆した共産党機関紙、人民日報系の週刊誌元編集者、楊道金氏(48)は「福田氏訪中への関心が高まる中、中日友好に役立つことを願っている」と話している。

 福田首相が2004年に年金保険料未納問題で官房長官を辞任、06年の自民党総裁選にも出馬しなかったことから「以退為進」(後退を手段として前進する)と副題が付けられ、計323ページ。

 福田首相について「(中国に精通した)知中派の代表的人物」と指摘するとともに、日米関係を外交の基軸としつつ、中国や韓国との関係を重視しているなどと紹介している。

 日中国交正常化を果たした田中角栄元首相以降の日本の主な首相も取り上げており、福田首相の父、福田赳夫元首相については「中国を熟知し、日中平和友好条約の締結で両国の交流に堅固な基礎を築いた」と評した。

 楊氏はこれまでも江沢民前国家主席や朱鎔基前首相ら国内の政治指導者のほか、プーチン・ロシア大統領、ムシャラフ・パキスタン大統領らの紹介本も執筆している。

[2007年12月26日9時42分]

【PR】

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

もっと見る



このページの先頭へ