原弘産は25日、中国と韓国で風力発電機を受注したと発表した。中国では既に61基を受注しており、今回新たに25基を受注した。韓国では30基、総額83億円を受注予定だが、このうち2基を正式受注した。

　中国では、同社の中国合弁会社である湖南湘電風能公司（湖南省）が中国大唐集団公司（河北省）グループから約51億円で受注した。発電機は内モンゴル自治区赤峰に設置し、25基の発電量は5万キロワット。

　韓国ではオランダの子会社、原弘産ヨーロッパが韓国のエスシーシーインターナショナル社から2基を約5億7000万円で正式受注した。発電量は4000キロワット。済州島の沖合に設置し、韓国エネルギー技術研究院が使用する。