川口の強盗容疑者、強殺容疑で再逮捕へ 「首絞めた」2007年12月26日03時04分 埼玉県川口市のアパートで10月、会社員の渡辺沙織さん(当時26)が殺害された事件で、同じアパートで7月にあった強盗事件で逮捕された配管工清田龍也容疑者(39)が「渡辺さんの首をしめて殺した」などと話し、殺害を認めていることがわかった。県警は、清田容疑者が強盗目的で渡辺さんを殺害したと判断。近く強盗殺人の疑いで再逮捕する方針を固めた。 調べでは、清田容疑者は10月30日夜、渡辺さんの部屋に侵入。渡辺さんの首を絞めて殺害し、キャッシュカードを奪うなどしたとされる。清田容疑者は動機について「金目当てだった」などと話しているという。渡辺さんの部屋から見つかった遺留物と清田容疑者のDNAもほぼ一致している。 県警は11月、現場近くのスーパーの現金自動出入機(ATM)で渡辺さん名義のキャッシュカードを使用したが引き出しに失敗した男の防犯カメラの映像を公開。映像に酷似していた清田容疑者を割り出し、今月4日、別の女性からキャッシュカードを奪うなどした7月の事件で逮捕した。清田容疑者は、7月の事件についても「金がほしかった」と容疑を認めているという。 清田容疑者は26日にも7月の事件で起訴される見通し。県警は、二つの事件はいずれも清田容疑者が金銭目的で犯行に及んだ可能性が高いとみて調べている。 PR情報この記事の関連情報社会
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