NaokiTakahashiの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

Takahashi's Web

2007-12-26

論理性のなさを指摘したいなら論理的にやろうぜ? このエントリーを含むブックマーク

http://d.hatena.ne.jp/crow_henmi/20071225#1198593360

具体的に指摘しろとw 思わせぶりは、酔っ払いでも暴れでもないんだろうけどさ。

あえてきちんと説明するというところまでケツを持つつもりはないよ、ぼくは。

へえ、これが論理的で恣意性のない反論なんだー、楽チンでいいなあ。

ぼくらのとザ・ムーンの違いは、まあ両方知ってりゃ分かるだろうけど、ザ・ムーンには、動かす子供が死ぬなんてルールはないし、世界の命運があらかじめ掛かってるわけでもないってことですな。設定的には、ちょっと面倒なマジンガーZでしかない、にも関わらずああいう悲劇的な物語になってるわけだが。

今のガンスリンガー・ガールイキガミがよく似ているということについては俺は否定してない。最初によく似た作品って書いてるでしょ。俺は今のガンスリンガー・ガールには興味を惹かれてるんだけどね。キモチワルイところを語らずに済ませられるような漫画じゃなくなっちゃってるから。最初からオチを考えて作ってるようには見えないから、「どう決着がつくのか」「そもそもこの風呂敷はちゃんとたためるのか?」には興味津々。基本センチメンタル萌え漫画だったはずなんで、イタリアの政情やテロリズム、や、公社の非人道性と公社によって救われるものたちの折り合いをどうつけるか、等本当にきっちり描ききれるとは正直今のところ思ってないのだ。萌え漫画ならオチをつけずに適当に終わらせちゃっても良かったんだろうけどね。もうそれは無理だろうというとこに来てる。ただの書き割りではすまなくなってしまっている。大きくでちゃったもんだなあ、と見守っている。

だから、「もし」きっちり描ききったなら負けを認めるよ。多分すげー感動すると思う。単行本は買ってないし最近はトビトビにしか読んでないけど、完結して、その辺の評判がよければ読んでみるつもり。

イキガミは、明らかに最初からわざとキモチワルく書いてるから、これからどう進めるのかに一定のプランくらいはあるだろう。タイトルからして赤紙のもじりだし(その辺の趣味の悪さは俺好みだな)、社会政治思想についても掘り下げようとはしてるんだろうと思う。そこが興味深い点ではある。