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NHK次期会長に藤原・元日銀副総裁推薦 菅原経営委員

2007年12月22日00時47分

 NHK会長の後任人事をめぐり、菅原明子経営委員は21日、元時事通信解説委員長で日銀副総裁を務めた藤原作弥氏(70)を次期会長候補として独自に推薦する考えを明らかにした。25日の経営委員会にはかり、他の委員の支持を得たい考え。古森重隆経営委員長は既に福地茂雄・アサヒビール相談役(73)を推す方針を固めている。

 菅原委員は、古森委員長の議事運営が独断的だとして反発、外部から独自の候補を探す意向を示していた。

 放送法の規定で、会長人事の議決には12人の経営委員のうち9人以上の賛成が必要。藤原氏と福地氏のどちらも9人以上の賛成を得られず来年1月24日に橋本元一会長の任期が切れた場合は、新会長が選ばれるまで橋本氏が会長職にとどまる。

 菅原委員は「従来の談合型の会長選びではなく公明正大に議論して決めたい。藤原氏はジャーナリズム精神を持ち、日銀での実績もある。公共放送の改革に適任の人だ」と話している。

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