次世代のエネルギー源として期待されている核融合の研究について、政府が中国との間で2国間の協力協定を締結する協議を進めていることが24日、明らかになった。27日からの福田康夫首相の訪中時に調印する方向で準備を進めている。
核融合の実現を巡っては、日本や欧州連合(EU)、中国など七つの国や機関が参加する国際熱核融合実験炉(ITER)計画が、2016年の完成を目指して進行中。今回の日中協力はITERとは別の枠組みで、より幅広い核融合研究の促進や研究者の交流などを念頭に置いているという。【西川拓】
毎日新聞 2007年12月24日 19時09分
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