2007年12月25日 更新

サンドウィッチマンに仕事依頼15件超!“売れっ子生活”開始

M−1制覇から一夜明け、仕事のオファーが殺到したサンドウィッチマン。(左から伊達みきお、富澤たけし)

M−1制覇から一夜明け、仕事のオファーが殺到したサンドウィッチマン。(左から伊達みきお、富澤たけし)

 お笑いコンビ、サンドウィッチマンが若手漫才日本一決定戦「M−1グランプリ2007」決勝大会を制してから一夜明けた24日、2人のもとに15件を超える仕事のオファーが殺到した。テレビ、ラジオ番組出演が決まったのは、30日に生放送される日本テレビ系「ラジかるッ」の年末特番など5番組。そのほか、雑誌各社から取材依頼を受けた。

 月6万8000円の木造アパートの1DKでの同居生活から一転して、賞金1000万円とともに“売れっ子生活”が始まった。メンバーの伊達みきお(33)は「これから引き続き、ネタを強化していきたい」と、本来の姿を取り戻すだけで精いっぱいのようだ。

 前夜、2人は明け方5時まで東京・六本木で仲間たちと祝杯をあげた。いったん自宅へ戻ったものの、仮眠もとらずにテレビ朝日系「ワイドスクランブル」に生出演。さらに、各放送局へあいさつ回りを行った。「家のビデオがぶっ壊れて(決勝の録画を)見ていないので、まだ(優勝を)信じていない」とは富澤たけし(33)。

 サンドウィッチマンといえば、鶴田浩二さんが昭和28年にヒットさせた「街のサンドイッチマン」が有名。2人は54年ぶりにその名を世に知らしめたが、今後は“お笑い”の代名詞にさせる。

サンドウィッチマンの出演決定テレビ&ラジオ番組
放送局番組名
日本テレビ行列のできる法律相談所(1月20日、後9・0)
オジサンズ11(未定、月曜後10・0)
ラジかる×ラジかるッ全国制覇’07年忘れ祭り(30日後、9・0)
フジテレビさんまのまんま(未定、金曜深夜1・50)
ニッポン放送高田文夫のラジオビバリー昼ズ(1月4日、前11・30)

★3位キンコン・西野が謝罪

 お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣(27)が24日、ブログ「西野公論」で、M−1の優勝宣言しながら3位に終わったことを謝罪した。大会後に号泣したことを明かした上で、「うそをついてしまって申し訳ございませんでした。僕自身キングコングよりも、サンドウィッチマンさんの漫才の方が、今の段階では面白いと思った」とコメントした。

 また、相方の梶原雄太(27)が大会前、優勝できなかった場合に「整形する」と宣言していたが、「梶原は120点の仕事をしました。キングコングが負けた原因は僕です」と擁護した。