私たちのふるさとが大きく羽ばたくため、若者が将来に「希望」を持って、働き、楽しみ、交流し、お年寄りをはじめ市民一人ひとりが「安心」と「安全」を実感でき、家族が「笑顔」で生活できる 「ふくい」を創らなければなりません。
 これまでの行政経験を活かし、私自身が先頭に立って、産業、文化の振興、教育、福祉の充実、災害への備えなどに取り組みます。

 今、長年の願いであった北陸新幹線や中部縦貫自動車道などに 明るい見通しが立ち、「ふくい」にとって追い風が吹いています。 西口再開発や駅前広場も動き出そうとしています。この時を逃さず、走り出した高感度コンパクトシティに継続して取り組み、魅力ある県都の再生を全力で成し遂げます。

 私は、次の4つを市政の柱として、任期中に実現する政策をマニフェスト「希望と安心のふくい新ビジョン」として取りまとめました。ここに掲げた政策を、市民の皆さんと力を合わせて実現し、家族が「笑顔」で暮らせる「ふくい」を創りあげます。

 福井市に生まれ、50年以上暮らしている私の福井市に対する愛情は誰にも負けません。私は、誠実に、ねばり強く、どのような難題にも全力でぶつかっていきます。

       
 
   
   
   
   
 
 
 
 
     
     
           
     
    お年寄りや子ども、学生などが手軽に利用できるよう、郊外の拠点駅・バス停等を中心に南北の軸と東西の線を組み合わせ、人に優しい便利な市内全域の交通ネットワークを整備します。
       
    LRTの導入、福井鉄道の存続や並行在来線問題など公共交通機関のあり方について、市民と共に考えます。
       
    北陸新幹線の敦賀までの一括認可と一日も早い福井駅開業が実現するよう、市民と共に県や沿線市町、経済界と一体となって強力に建設促進運動を展開します。
       
    新幹線の開業や中部縦貫自動車道の整備促進によって、ビジネスや観光で多くの人が福井を訪れ、にぎわいや産業の発展に結びつくよう、まちづくりやおもてなしの心の醸成などを早急に進めます。
       

     
     

     

    高感度コンパクトシティの理念に基づいて、都市計画マスタープランの見直しに市民の皆さんとともに取り組むなど、各地域の良さを活かした個性的で文化とにぎわいにあふれる「まちづくり」を進めます。
       
    若者が集い新しいまちのにぎわいを生み出す、文化、スポーツ、音楽、ボランティアなどの活動拠点となるアクティブスペース(5箇所)を作ります。
       
    チャレンジショップの拡大やショーウィンドウコンテストの実施などにより、商業の活性化を図ります。
       
    住む人、訪れる人が、福井の歴史文化や四季のうつろいを感じられる、まちなか散策ルート(5ルート)を作ります。また、高齢者も負担が軽く、ゆとりを持って安心して暮らせるまちなか居住を進めます。
       
    市野球場用地について、まちなかのにぎわいにつながる有効活用を市民とともに検討します。
       
    福井駅西口広場の整備や西口中央地区の再開発、福井駅東口の活性化、JR・新幹線高架下の利活用など、県都福井市の顔となる福井駅周辺の整備の総仕上げに全力で取り組みます。
       
    全国トップレベルの住みやすさを保つため、ファシリティマネジメントの考え方に基づき、公共施設や道路など既存の社会資本を適切に維持し、管理する計画づくりを進めます。
       


     
     

     

    人口減少・高齢化の中で、福井に今ものこる「人のつながり」、豊かで美しい自然環境、ライフスタイルを活かした、やすらぎのふるさと「21世紀の農山漁村(むら)づくり」を進めます。
       
    市内全域での地域の知恵を活かした住民主体のまちづくりを進めます。「全域交通ネットワーク」を活かした郊外と中心部、地域間の交流がさらに活発になるように取り組みます。
       
    里地、里山、里川、里海を活かした農山漁村の環境づくりを平成21年春に開催される全国植樹祭を契機に進めます。各地区の特色を活かし四季を通じて花や草木を楽しめる環境づくりを進めます。
       
    山間部や海岸部の自然環境を活かし、空き家の提供など都市住民の二地域居住やふるさと回帰などを積極的に受け入れます。そのためのオープンで包容力のある地域づくりに取り組みます。
       
    「よろず茶屋」の整備(全ての小学校区:50箇所)を進めるとともに、地域の三世代が交流できる新しいコンセプトも取り入れ、介護や福祉、子育てなどに地域が協力して取り組む仕組みづくりを進めるなど、地域コミュニティの力を高めます。
       
    高齢化が進む中で地域のコミュニティ機能を保持するため、地区連携による組織作りや応援体制を小学校区(または中学校区)単位で平成21年度中に整備します。
     
       
     
     
    環境・地球温暖化問題に市民の関心が高まっている中、ごみ減量化やカーボンダイエットなどCO2削減に向けた取組みを進めます。休耕地や河川敷などを利用した「菜の花プロジェクト」を推進するなど、自然エネルギー、バイオエネルギーへの関心を高めます。
       
    全域交通ネットワークの整備により公共交通機関の利用を促進し、また、自転車マスタープランに基づいた自転車の利便性向上などを推進することにより、車依存が少しでも減らせるようにします。
       
    平成21年春に開催される「第60回全国植樹祭」を契機とし、市民全員が災害に強い森づくり、川づくりについて考える機会をつくります。
       
    災害時に援護が必要な方への支援体制を確立するなど、地域ぐるみで防災対策に取り組みます。平成20年の福井大震災60周年を機に防災、減災など災害への備えを改めて考える機会を持ちます。
       
    国や県と協力し、足羽川や足羽川ダムの整備を進めます。
       
     
     
     
         
     
     
     
     
     
    世界に羽ばたき福井を支えるたくましい人づくり、やさしさときめ細やかさにあふれる教育環境の整備を目指し、新しい時代の「福井市教育支援プラン」を教育委員会と一体となって平成21年度までに制定します。
       
    子どもたちが能力を最大限に発揮できるよう、学校の教員がすばらしい教育を行うための応援をします。教員の事務負担を軽減し、子どもと向き合う時間をできる限り多くするため、小中学校教員のバックアップ機能の整備を検討します。
       
    家庭、地域、学校が一体となって子どもたちの教育について考え、行動する機運を高めるため、すべての小・中学校で集中的に授業公開や教育講習会、食育の取組みなどを展開する福井市独自の「教育ウィーク」を平成20年度中に設けます。
       
    地域レベルでの小学校、中学校の連携を図るため、地域と一体となって小学生、中学生が交流、連携する事業を平成20年度から展開します。
       
    学校給食を通じた食育を推進するとともに、地場産農林水産物の活用や福祉と連携した学校給食を検討します。食器を一新するなど子どもの好き嫌いをなくす楽しい給食を推進します。
       
    障害のある子どもたち、LD(学習障害)など発達障害のある児童生徒へのきめ細かな支援システムを、教育や医療、福祉と連携して構築します。
       
    学校の耐震化、トイレの整備を着実に実施します。福井市体育館改修など、市民のスポーツ環境の整備を行います。
     
           
     
     
    子どもたちをたくましく、心豊かに育てていくため、家庭、地域、学校、企業などの力を結集し、「未来を担う子どもたちの育成」と「働く女性の応援」の両方の視点から子育てのより良い環境づくりを進めていきます。
       
    放課後児童クラブ・放課後子ども教室を希望する人が確実に利用できるよう市内全49地区で着実に実施します。地域の人材や卒業生、企業などの協力により活動内容を充実し、知、徳、体の成長に役立つ運営となるように努めます。
       
    子どもたちが事件や事故に巻き込まれないための指導をさらに徹底するとともに、地域全体で子どもたちを見守る活動を展開します。
       
    ふくいの祖父母力を活かし、よろず茶屋などを活用してお年寄りと子どもたちが交流し、学び伝える機会をつくります。
       
    子育てのベースである家族の時間を大切にできるよう、働く人たち、特に父親を家庭に帰して、仕事と家庭生活の最適化を図る「ワーク・アンド・ファミリーバランス」を企業と家庭に働きかけます。
       
    働く女性の子育てを支援するため、小学校の空き教室などを活用した「まちなか保育」を実施します。
       
    女性のキャリアアップに向けて、県生活学習館、高等教育機関、団体と連携し、平成20年度から、研修プログラムへの参加の応援、福井駅周辺での女性向け「起業支援オフィス」の提供などにより最大限に応援します。
     
     
     
     
     

     
     
     
         
     
     
    手作りにかけた時間や細部へのこだわりなど、生活者に「感動」「共感」をもたらす「ふくいの感性」を活かした高付加価値産業を育成します。
       
    感性を活かした提案型製品開発を行う中小企業や企業グループの、商品開発や販売促進活動(4年間で5プロジェクト)を応援します。
       
    地域資源・マーケット戦略会議を設置し、国内外へのふくいブランドの情報発信や販路拡大を推進します。
       
    県内各大学と連携して、若者が交流し、新たなビジネス活動の拠点となる「まちなか研究室」を平成20年度中に整備します。ふくいの誇る技術を融合させるふるさと工房、クリエーターハウスなどを応援します。
       
    アジアとのビジネスを担う人材を養成するため、海外勤務経験者などによるアジアにおけるビジネス実務を学べる「アジアビジネスキャンパス」を平成20年度から実施します。
       
    各中学校に卒業生によるスクール応援団を作り、県内外の同級生のネットワークでふるさとを応援する体制を平成21年度までに整備します。卒業生情報を整備してふるさととのつながりを保ち、Uターンを促進します。
       
    中小・零細企業等の経営を支援するため、きめ細かなセーフティーネットの充実に努めます。
     
           
     
     
    福井の安全でおいしい海・山の幸、豊かな田園に育まれたお米や園芸作物を市民が手軽に買えるよう直販所や小売店の地場産コーナーなどの充実を図るとともに福井のブランドとして全国に売り出します。
       
    マーケティングやIT技術を活用し、農林水産物の生産から販売までの一貫戦略に基づいて、農商工連携による6次産業(1×2×3)化(毎年5事例)を促進します。
       
    園芸を中心に、新たな近郊農業の振興プランをつくります。
       
    がんばる農林漁業者の成功事例を紹介、顕彰し、やる気と経営マインドにあふれる農林水産業の拡大を平成20年度から図ります。
       
    本年策定した食育推進計画を着実に推進するとともに、家族で食事(朝食)をとる市民の割合や食育ボランティアの数など同計画に掲げた数値目標(11項目)を達成します。
       
    ふくいのおいしいお米の消費を拡大するため、世代間の交流によるご飯を中心とした伝統的食生活の伝承や学校給食へのごはん食・米パンの導入拡大に取り組みます。
       
    地元産木材の市の公共事業や公共施設への利用を進めるとともに、平成21年春の植樹祭を契機として山に親しみ災害に強い「豊かな森づくり」に取り組みます。
       
    水産物の地元流通を高めるとともに、一人当たりの魚の消費量が多いなど福井の食と長寿を結びつけ全国に発信します。
     
           
     
     
    豊かな海、山のおいしい食べ物、歴史と文化を生かし、食、交通、宿やお土産など、観光を総合産業として位置づけ、アジアに開かれた新しい生活・文化・産業観光として展開します。
       
    一乗谷朝倉氏遺跡の整備を植樹祭を契機に進め、全国的にもまれな特別史跡、特別名勝、重要文化財指定の三重指定を積極的にPRします。
       
    一乗谷朝倉氏遺跡の山城も含めた整備と悠久の風景を活かした観光拠点化に取り組みます。世界に誇れる観光資源を活用した周遊ルートを近隣市町と連携して平成21年度中に整備し、観光誘客(年間宿泊者50万人)を推進します。
       
    足羽山や足羽川界隈の文化・歴史資源を磨き上げ、美しい景観・夜景づくりなどにより、観光客が満足できる「まちなか2時間楽しみルート」を5ルートつくります。
     
     


     
     
     
           
     
     
         
     
     
    健康寿命(日常生活を支障なく元気に暮らせる期間)を長くするため、ウォーキング・サイクリング・ラジオ体操といった日常的な運動などを、健康づくり市民運動として展開します。
       
    がん、生活習慣病対策として、食生活のアドバイスなどによる予防活動を強化します。早期発見・治療のため、平成20年度から保健センターにおいて日曜日に健康診断を実施するなど、受診率の大幅なアップ(50%)を目指します。
       
    お年寄りの知力や体力を維持するため、公民館などにおける文化・踊り・体操などの活動を応援します。
     
           
     
     
    介護が必要なお年寄りが増加する中で、施設や在宅の介護サービスが確実にいきわたるよう細心の体制整備を行います。
       
    元気なお年寄りが地域や施設で行う介護ボランティア活動をポイント化し、お年寄りを支え将来の自らの介護に活用できる介護ポイント制度を平成20年度中に検討するなど、お年寄りがはつらつと元気に暮らせる笑顔の地域コミュニティづくりを進めます。
       
    お年寄りが持つ知恵や技能などを伝承していくための交流の場として「はつらつ伝承塾」(10箇所)を積極的に展開します。
     
           
     
     
    障害のある人が本来発揮できる能力を十分活かせるように手助けし、乳幼児期から就業まで一貫した教育・医療・福祉等の連携をさらに強化します。
       
    障害のある人の社会参加、自立に向けて、せるぷ市の開催やせるぷショップの整備など販路拡大の支援に取り組みます。
     

     

         
           
     
     
    市民や市議会の要望などを含めて情報公開を徹底し、市政の透明性をさらに高めます。
     
     
     
     
     
    あらゆる機会に市民のみなさまから政策提言をいただき、市民の声を常にお聞きします。「できること」と「できないこと」、「判断の時期」などを可能な限り明確にして、市民に安心していただき信頼される市政を目指します。

     
           
     
    公募による市民で構成する「市民まちづくりゼミナール」を設置し、市民自らがふくいの暮らしを楽しむための自主的な活動を応援します。
       
    市長が直接出向いて、市民とまちづくりなどについて語り合う「あじさいトーク」を実施します。(年間50回)
     
       
       
       
           
     
           
     
     
    市民提案に基づいた市民協働事業のさらなる推進
    (市民活動センターによるNPO活動支援、NPOによる業務の拡大)
       
    職員数の削減によるスリムな市政
    (合併時より職員数を4.6%削減)
       
    民の知恵と活力による市政運営
    (公共施設への指定管理者導入の拡大)
       
    SPDサイクルに基づく新しいパブリック・マネジメントの推進
     
     
     
     
    「徹底した事務事業の見直し」により30億円、「人件費の縮減」により15億円、「市税収納率向上、財産売却等」により15億円を生み出し、この60億円をビジョン実現の財源とします。
     
     
     
     
       
    東村新一 後援会事務局
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