長野放送局

2007年12月25日 12時20分更新

県が助産師支援研修会実施


県内の産科のうち、「助産師外来」を開設したり今後の開設を検討している医療機関が少なくとも28あることが県の調査でわかり、県では今年度中に大規模な研修会を開いて「助産師外来」の開設を支援していく方針です。

産科医不足に対応するため県は、医師に代わって助産師が妊婦の健康診断などを行う「助産師外来」の開設を積極的に支援していて県の調査ではこれまでに少なくとも28の医療機関が「助産師外来」を開設したり今後の開設を検討したりしているということです。
県では「助産師外来」の開設をさらに積極的に進めてもらおうと来年の1月か2月に、助産師を対象とした大規模な研修会を開く方針を決めました。
研修会では、「助産師外来」の開設と運営などについて学ぶ講義と、医療機関での実習を行うということです。
県は今後、「助産師外来」開設のためのガイドラインもつくる方針で、今後も引き続き「助産師外来」の開設を積極的に支援していく方針です。