12/23 17:28 更新

日本舞踊の踊り手たちが、1年間使った扇を奉納し芸の上達を願う「扇納めの神事」が23日、福岡市の愛宕神社で行われました。福岡市西区の愛宕神社では、日本舞踊「登柳会」の踊り手およそ15人が晴れやかな着物姿に身を包み、神前に踊りを奉納しました。扇納めの神事は、扇に感謝するとともに芸能の神様・宇賀魂命に芸の上達を願うもので、登柳会では24年前から行っています。このあと、境内の「御焚き場」で今年1年使った扇を1人ずつ古式に習って御神火に入れました。踊り手らは、新年も稽古に励むことを誓っていました。