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大阪府内のJR線で置き石? 異音相次ぐ

2007年12月23日23時32分

 大阪府内の2カ所で23日、線路への置き石と見られる異音で電車が止まった。けが人はなかったが、計1万人以上に影響が出た。

 午後0時45分ごろ、高石市取石1丁目のJR阪和線鳳駅―富木(とのき)駅間で、天王寺発日根野行き快速電車(4両編成、乗客約200人)の運転士が走行中異音に気づき、緊急停車。線路上に石が砕けたような跡が1カ所あり、高石署は置き石の可能性もあるとみて調べている。電車は約10分停車後に運転を再開したが、阪和線の上下線18本が運休したほか、26本が最大26分遅れ、約6300人に影響が出た。

 午後1時55分ごろには、高槻市梶原1丁目のJR京都線山崎駅―高槻駅間で、近江塩津発姫路行きの新快速電車(8両編成、乗客約600人)の運転士が異音を感じて緊急停車。線路上に石が砕けたような跡が1カ所あり、高槻署が調べている。電車は約10分後に運転を再開したが、計2本が部分運休したほか計9本が最大17分遅れ、約3900人に影響が出た。

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