総務省は24日、08年度の地方財政収支見通しと地方債計画を発表した。地方税収は今年度比0.2%増の40兆4703億円を見込んでおり、地方交付税は1.3%増の15兆4061億円を自治体に配分する。
普通会計分の地方債は0.5%減の9兆6055億円となるが、国が後年度に交付税で元利償還分を手当てする臨時財政対策債は7.7%増の2兆8332億円を計上した。また、病院事業地方債は20.1%増の2865億円とし、このうち、医師不足で経営が悪化した公立病院を対象にした新規特例債には600億円を盛り込んだ。【七井辰男】
毎日新聞 2007年12月24日 21時53分