“定年世代”の労働組合 結成
この組合は「シニアユニオン」と名付けられ、22日、東京・新宿で行われた結成式には、定年を迎える団塊の世代や定年後も働き続ける60歳を超えた人たちおよそ30人が参加しました。労働組合によりますと、去年4月、法律が改正され、企業に65歳まで働ける制度の導入が義務づけられたにもかかわらず、定年を迎えた人から「理由がないのに継続雇用されない」、「仕事の内容は変わらないのに契約社員にさせられ、賃金が3分の1以下になった」などといった相談が寄せられているということです。「シニアユニオン」では、定年後も働き続ける人たちに加入を呼びかけて、継続雇用を支援したり、賃金など労働条件の改善のために取り組みたいとしています。参加した59歳の男性は「来年、定年を迎えるにあたり、再雇用について会社から示された条件が悪かったが、労働組合ができたので心強い」と話していました。 |
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