秋田放送局

2007年12月24日 12時33分更新

医師確保の特命チーム設置へ


深刻な医師不足に悩む秋田県は、平成20年度、医師確保に専門的に取り組むチームを設けることになりました。

新たに設けられるのは「医師確保対策推進チーム」です。
県によりますとこの「推進チーム」は、県が特定の課題に対して集中的に取り組むセクションの1つとして健康福祉部に設置されるもので、課長級のチームリーダー以下6人体制とする方向で調整が進められています。
秋田県の出身者やゆかりのある医師などの情報を集め、県職員としての医師の採用やドクターバンクといった、県の医師不足対策を広く知らせるなどして県内への医師の確保を強力に推進していく考えです。
県内の人口10万人あたりの医師の数は全国平均よりもおよそ20人少なく医師不足が深刻化していることから県はこの推進チームを中心にして現状の打破につなげたいとしています。