キーロガーを作ろう(4)
すこし時間が空いてしまったので、既に完成してしまったと思うが、キーロガーのDLL化は、上手くいっただろうか?
プログラム自体は難しいものではないが、デバッグなどが面倒で、動作させるのには案外苦労したかもしれない。
爺さまが作ったlevel2のサンプルでは、DLLからアプリケーションへの渡しにもWindowsメッセージを使ってみた。
DLLでHookしたメッセージを、メインフォームに、ユーザーメッセージとして送信し、メインフォームは、それを受信する仕組みだ。
(これは手段のうちのひとつなので参考まで)
機能は、何の為のキーロガーを作るかによって異なってくるとは思うが、基本的なものとして、キーが入力されたWindowの情報表示と、キーアップ(2回同じキーが出ないように)のみを表示するようにしてみた。
このようなDLL化した方法だと、level1と違って、キーロガーにフォーカスが無くても、また、最小化の状態で他のアプリケーションを操作した場合でも、そのログが残っていると思う。
まだ完成していない人は、爺さまのlevel2で実験してみてくれ。
このキーロガーlevel2のようなHookの使い方は、キーフックだけでなく、Windowsを深く操作するアプリケーションを開発する時にもよく使うテクニックなので、マスターしておくべきテクだ。
また、オリジナルHookのDLLを一度作って持っていると、以後の開発が楽になるので、未完成の人は、時間がかかってでもオリジナル版を作ってみよう。
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