薬害肝炎訴訟・・一律同条件救済せよ
テーマ:ブログ■というのは物理的に無理です。
こういう時には、日和見首相も役にたつものであります。
感傷でいうなら、なんら過失無き被害者は、
全てにおいて救済されるべき、とか思いますが
ただ、過失無きとはどの範囲なのかという話でありまして
シャブ打ちや刺青背負いまで数に入れている・・・
(と思われても仕方が無い)原告団の姿勢にも問題がある。
というか物理的に範囲特定など出来ようも無く、
一律救済を当該訴訟で求めるならば、
国側推定の多くて数万人・・・に対する根拠対案を示す必要があります。
世の中には不条理であってもいたし方の無い道理がありまして
そこに政治的背景を持ち込むとろくなことがない。
<薬害肝炎>原告団「首相に突き落とされた」…和解交渉決裂
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071220-00000048-mai-soci
(Yahoo毎日)
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悪意の行為者なき薬害係争につき、(隠蔽は本問題の後発的事象)
国家責任の負担範囲をどうするのか・・ということについては
その全体情報の把握が優先されます。
で実際の救済措置というのは、
緊急性を要する被害者、経済的負担においても速やかな対応を必要とする
被害者の現実的救済を一つの基準としなければならないものです。
で本問題の解説については
こちらのご意見に同意
↓
線引きは許されないのか?薬害肝炎訴訟
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20071217
(NATROMの日記さん)
もし、際限のない国家責任を認めるなら
今後、新薬承認関係は、今以上に実態に追いつかない
恐ろしいまでの長期スパンな作業になって
新薬関係行政の混乱を招きそうです。
で薬害肝炎だけの問題ではなく
今後も起こりうる、同種の係争のすべての雛形になってしまいます。
では国家責任の範囲ってなんだろう・・
となると・・・
2CHコピペより
↓
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どうも、現実的な薬事行政の限界からくる問題のようです。
で
↓
薬害肝炎和解案を大阪高裁が提示、原告側は受け入れ拒否
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071213it12.htm
(読売)
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↑
これがこうなったわけですが
↓
薬害肝炎訴訟 和解の展望見えず
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20071221-OYT8T00177.htm
(読売)
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実際の薬害肝炎の問題がどうだとか言うと
「身内が被害者なら、そんな悠長なことはいっていられないだろう」
という意見もあろうかと思いますが、
真に緊急的救済、現実的救済を必要とする被害者には
必要最低限の救済目処を提示している内容ではないかと思います。
自分の身内が被害者且つ、緊急の対応を要し、
経済的にも限界の状態であるとすれば・・ですが
最終的なケアの可能性を残しつつの案であり、現実的です。
裁判所の判断する現実的妥当な和解骨子を超えて
国側は提示しているといえます。
で
「原告団が主張する一律救済」とは
そもそも、裁判における一律の範囲というものを越えてしまっている訳で
薬害感染被害者だけではなく、
弁護・原告団は訴訟運動において
全ウィルス性肝炎患者を救う
と標榜している。
↓
原告団・弁護団の講演
http://www.hcv.jp/1126opinion.html
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こういう運動方針背景を見ますと
政治運動と化していると思ってしまいます。
現実的問題解決の芽を摘み、非現実的な対国家運動に転換していると
判断されても仕方が無い。
現実的に早急な対応を必要とする被害者は
もちろん表には出てこれないわけです。
で、気になるんで、早く某かのフォローをしてあげてください。
放置はまずい。
↓
福田衣里子さん
http://iizukajc.exblog.jp/6664478/
((社)飯塚青年会議所 理事長Blogさん)
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↑
情報が間違っているならいるで、フォローしてあげてください。
ところで川田龍平議員。
カクテル療法というのは、HIVに対してどのような結果を与えたのでしょう?
そのあたりを公報するほうが、被害者の為になります。
まぁ、明らかな過失被害であるHIV薬害と
薬事行政の限界から派生した薬害肝炎問題を
完全に同視しているとは思いませんが。
で原告団は、
二重三重に八方塞になっている最弱被害者というのを
もっと基準に考えた方が良い様に思います。
■無題
福田さんに関するコメント消えてる。
説明ぐらい入れればいいのにな。