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脚長差について
回答者:藤原 邦康│日時2007/04/08 18:25
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脚の長さの差を「脚長差」と言い、主に2種類あります。
ひとつは「構造的」な脚長差で、生まれつきあるいは骨折など後天的な理由で脚の骨の長さに差がある場合です。
もうひとつのタイプとしては「機能的」な脚長差です。これは骨盤のゆがみなどによって脚の見た目の長さに差が生じる場合です。
脚の長さに差があると、立位で骨盤の高さに差が生じるので、腰に負担がかかりやすく腰痛を生じやすいと私は考えています。
構造的な脚長差には足底板によって、機能的な脚長差についてはカイロプラクティックの矯正によって左右バランスを整えることが第一のアプローチです。
その他にも腰痛には様々な要因がありますので、詳しく原因をさぐって改善させることが可能だと思います。
一般的にいって、日本のお医者さんはカイロプラクティックに偏見を持っていらっしゃることが多いようです。これは必ずしも世界の常識というわけではありません。
私は、アメリカでの臨床時代に整形外科医から腰痛へのアプローチについて個人的にアドバイスを求められたこともありますし、彼らから患者さんを引き継いで改善させた経験もあります。
数々の論文によっても、整形外科的な牽引治療に対するカイロプラクティックの優位性は示されています。また、牽引に比べてカイロプラクティックの矯正はより詳細な関節の動きをみることを得意としています。
流派についてはあまりお気になさらずに、まずはカイロプラクターに相談してみてはいかがでしょうか。
藤原 邦康 【米国公認ドクター・オブ・カイロプラクティック】
カイロプラクティック&ボディケア
オレア成城
Tel. 03-6806-6684